2018年11月5日18時20分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時ごろ、神戸市中央区下山手通の路上でガス管の工事中に、突然、大きな音がして炎が上がった。
警察によると、この事故で作業員3人がけがをして、このうち、大阪・箕面市の福島さん(男性、53歳)が意識不明の重体になっている。
また、34歳の男性が全身にやけどを、54歳の男性が足にやけどをした。
警察や大阪ガスによると、現場では古いガス管を新しいガス管に取り替える工事が行われていて、配管にガスが通っているか確認するためキャップ状の栓を外したところ、炎が上がったという。
近くでは、別の配管を電動のこぎりで切断する作業が行われていたということで、警察は、切断作業で飛び散った火花がガスに引火したとみて、詳しい状況を調べている。
現場は、兵庫県庁に近い、マンションやスーパーなどが建ち並んだ地域。
出典
『ガス管工事中に炎 3人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181105/2020002262.html
11月5日12時8分に産経新聞westからは、現場写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時5分ごろ、神戸市中央区下山手通のガス管の敷設工事現場で爆発があり、作業中だった男性作業員3人が負傷した。
50代男性が意識不明の重体で、30代男性は全身やけどで重傷。
別の50代男性は左足をやけどしたが、軽傷とみられる。
警察が詳しい原因を調べている。
警察によると、当時現場では、路面に穴を掘り、ガス管の取り換え作業が行われていた。
ガス管を切断するために使用した電動のこぎりの火花が、別のガス管から漏れ出したガスに引火したとみられる。
現場は兵庫県庁の西約500mの住宅街。
作業員の服に火が燃え移り、配管から火柱が上がるなど、周辺は一時騒然となった。
爆発音を聞いた付近の男性(29)は、「『熱い』という男性の叫び声と同時に、配管から2~3mの火柱が上がった。近くでこんなことが起きるなんて」と驚いていた。
出典
『ガス管工事現場で爆発 作業員3人重軽傷、神戸』
https://www.sankei.com/west/news/181105/wst1811050021-n1.html
11月5日12時30分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
近くの自動車用品店店長(29)は開店準備中に「熱い、熱い」という叫び声で気付いた。
「青っぽい3mくらいの火柱が上がり、近くでやけどした男性がうつぶせで倒れていた。他の作業員が服をバタバタはたいていた」と驚いていた。
出典
『「3mの火柱と叫び声」ガス工事中に引火し作業員に燃え移る 1人が意識不明、神戸』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201811/0011793084.shtml
(2019年2月28日 修正1 ;追記)
2019年2月25日16時43分にNHK兵庫から、労安法違反で社長が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸東労基署によると、当時、現場ではガス管を取り替える事前準備として、古い配管の栓を緩めてガスが通っているか確認する作業をしていた。
一方、そのすぐ近くで別の配管を電動のこぎりで切断する作業も行っていたため、飛び散った火花で漏れ出たガスに引火したという。
このため同署は、現場で作業をしていた西宮市の「G建設」の55歳の社長が、必要な危険防止の対策を怠ったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。
調べに対し、社長は容疑を認め、「危険性はわかっていたが、作業員が経験豊富なので大丈夫だと思った」と話しているという。
出典
『ガス管工事事故で社長を書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190225/2020003187.html
2月25日21時30分にYAHOOニュース(産経新聞)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸東労基署は25日、労安法違反の疑いで、工事を請け負った兵庫県西宮市のガス工事会社「G建設」と男性社長(55)を書類送検した。
社長は容疑を認めている。
同署によると、当時現場にいた社長を含む作業員3人のうち、社長以外の2人は重度のやけどを負った。
現在も職場復帰できていないという。
出典
『ガス管工事で爆発、業者社長を書類送検 神戸東労基署』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000619-san-soci
2月25日17時17分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
書類送検された男は、作業にあたる労働者を直接指揮監督し、安全管理を統括する立場だった。
出典
『3人重軽傷のガス管事故 西宮の会社など書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201902/0012096574.shtml
(2019年6月6日 修正2 ;追記)
2019年6月5日10時57分にNHK兵庫から、個別作業の確認を怠っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場で作業を指示していた工事会社の社長が、安全確認を怠っていたとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検された。
当時、現場ではガスが通っているか確認するためガス管の栓を緩める作業と、電動のこぎりで配管を切断する作業が同時に行われ、切断作業で飛び散った火花が引火したという。
警察は、現場にいた社長が安全確認を怠った結果、2人の作業員に大けがをさせたとして、5日、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
警察によると、調べに対し、「それぞれの作業員が、どの作業をしているかの確認を怠ってしまった」などと供述しているという。
出典
『ガス管炎上事故で社長を書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190605/2020004009.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。