本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月22日付で鹿児島テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2010年、川内原発1号機で作業員7人が死傷した事故で、労安法違反の疑いで捜査していた川内労基署が立件を断念したことがわかった。
この事故は2010年1月、定期検査中の川内原発1号機のタービン建屋内で、男性作業員1人が死亡し、6人が重軽傷を負ったもので、放電用のアース線が誤って電源の入った端子に接触し、火花や高温のガスが噴き出したことが原因とみられている。
同署は、事故を防ぐ措置に不備がなかったかどうか数十人の作業員や関係者から事情を聴き、捜査を進めていたが、現場監督者が死亡したため十分な事情聴取ができず、刑事責任の追及が難しいと判断して立件を断念したという。
そのうえで同署は作業の手順が危険と判断し、作業を行ったNプラント工業と九州電力に作業手順の改善を求める是正勧告を出した。
出典URL
http://news.ktstv.net/e33733.html
事故時の状況については、2010年2月23日に朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
九電は22日、原因や再発防止策をまとめた報告書を経産省に提出した。
原因は、配電設備にたまった電気を放出するアース線の取り付けを誤ったため火花が発生、高温ガスの噴出を引き起こした、としている。
報告書によると、事故が起きたのは、配電盤がある受電遮断器室。
配電盤の停電させている側の端子にアースを取り付けて放電させる予定だったが、電気が流れている側の端子に接続させたためショート。
火花で空気が一瞬のうちに熱せられ、遮断器室から数1000℃のガスが噴出し、火災になったと推定している。
2つの端子間の距離は5.3cmしかなかったが、端子にカバーを付けるなど、誤接続防止のための安全対策はとっていなかったという。
(ブログ者コメント)
九州電力HPには、上記記事のベースとなったであろう写真や図解付のかなり詳しいプレスリリース資料が掲載されているが、そこでは「アークが発生し、アークガスが噴出」という表現が使われている。
http://www.kyuden.co.jp/press_100222-1.html
(2012年11月18日 修正1 ;追記)
2012年11月14日3時0分に朝日新聞から、警察は業務上過失致死傷容疑で書類送検したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県警は13日、九電社員7人を業務上過失致死傷の疑いで、死亡した関連会社の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、現場にいた社員、作業手順書の作成に関わった社員・管理職、死亡した男性の計8人。
発表によると、8人は危険防止の配慮を怠り、感電事故の危険がある状態でアースの取り付け作業をした疑いがある。
県警は、現場の社員が作業の危険性を把握していながら安全配慮義務を怠ったことに加え、点検中に配電設備全体の電源を切ることを手順書に明記していなかったことも問題視した。
認否は明らかにしていない。
九電は、「改めて深くおわび申し上げます。当社としては引き続き捜査への協力を行って参ります」との談話を出した。
九電が国に出した事故報告書では、電源を切った端子と、電源を入れた端子が約5cmしか離れていない状態で作業しており、関係者の間でそうした認識が「不十分だった」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211130080.html?id1=2&id2=cabcbbbe
2010年、川内原発1号機で作業員7人が死傷した事故で、労安法違反の疑いで捜査していた川内労基署が立件を断念したことがわかった。
この事故は2010年1月、定期検査中の川内原発1号機のタービン建屋内で、男性作業員1人が死亡し、6人が重軽傷を負ったもので、放電用のアース線が誤って電源の入った端子に接触し、火花や高温のガスが噴き出したことが原因とみられている。
同署は、事故を防ぐ措置に不備がなかったかどうか数十人の作業員や関係者から事情を聴き、捜査を進めていたが、現場監督者が死亡したため十分な事情聴取ができず、刑事責任の追及が難しいと判断して立件を断念したという。
そのうえで同署は作業の手順が危険と判断し、作業を行ったNプラント工業と九州電力に作業手順の改善を求める是正勧告を出した。
出典URL
http://news.ktstv.net/e33733.html
事故時の状況については、2010年2月23日に朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
九電は22日、原因や再発防止策をまとめた報告書を経産省に提出した。
原因は、配電設備にたまった電気を放出するアース線の取り付けを誤ったため火花が発生、高温ガスの噴出を引き起こした、としている。
報告書によると、事故が起きたのは、配電盤がある受電遮断器室。
配電盤の停電させている側の端子にアースを取り付けて放電させる予定だったが、電気が流れている側の端子に接続させたためショート。
火花で空気が一瞬のうちに熱せられ、遮断器室から数1000℃のガスが噴出し、火災になったと推定している。
2つの端子間の距離は5.3cmしかなかったが、端子にカバーを付けるなど、誤接続防止のための安全対策はとっていなかったという。
(ブログ者コメント)
九州電力HPには、上記記事のベースとなったであろう写真や図解付のかなり詳しいプレスリリース資料が掲載されているが、そこでは「アークが発生し、アークガスが噴出」という表現が使われている。
http://www.kyuden.co.jp/press_100222-1.html
(2012年11月18日 修正1 ;追記)
2012年11月14日3時0分に朝日新聞から、警察は業務上過失致死傷容疑で書類送検したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県警は13日、九電社員7人を業務上過失致死傷の疑いで、死亡した関連会社の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、現場にいた社員、作業手順書の作成に関わった社員・管理職、死亡した男性の計8人。
発表によると、8人は危険防止の配慮を怠り、感電事故の危険がある状態でアースの取り付け作業をした疑いがある。
県警は、現場の社員が作業の危険性を把握していながら安全配慮義務を怠ったことに加え、点検中に配電設備全体の電源を切ることを手順書に明記していなかったことも問題視した。
認否は明らかにしていない。
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九電が国に出した事故報告書では、電源を切った端子と、電源を入れた端子が約5cmしか離れていない状態で作業しており、関係者の間でそうした認識が「不十分だった」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211130080.html?id1=2&id2=cabcbbbe
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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