2013年12月3日19時38分にNHK静岡から、12月4日14時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前9時半ごろ、静岡市葵区の羽高公園で地元の町内会が防災訓練の一環として、公園に設置されたかまどとして利用できるベンチで炊き出しをしていたところ、突然、燃料の薪に接しているコンクリートの一部が破裂した。
静岡市によると、2基のベンチにある4つのかまど全ての床面コンクリートが、直径8cmから40cm、厚さ1cmから3cmほど剥がれたという。
訓練には、地元の住民およそ120人が参加していたが、けがをした人はいなかった。
静岡市によると、このベンチは災害時に座面を外すとかまどとして利用でき、2012年10月に設置され、炊き出しに使うのは今回が初めてだったという。
事故を受けて静岡市では、詳しい原因が明らかになるまで、市内の19の公園にあわせて35ある同じようなベンチを、かまどとしての使用を禁止する措置をとった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033544131.html?t=1386108713592
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131203-OYT1T01485.htm
また、12月5日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、かまどベンチは東京のメーカー製で、市内の会社が施工した。施工費を含めて1基あたり40万円ほど。
市は、コンクリを使った設計や施工不良を否定し、「原因は不明だが、熱でコンクリが膨張した可能性がある」と言う。
施工会社は「品質確保に配慮している。施工に問題はない」と話す。
市は「製品や施工に問題はないとみており、施工終了時に耐火性の実験をしていない」と説明。
「当面の対策として、コンクリ製の床面に土を敷くなど、再発防止に努める」と話す。
(ブログ者コメント)
設計と施工に問題がないとすれば、原因はどこにあったというのだろう?
市が見解を出すには、ちょっと早いような気がする。
素人目には、コンクリート内部に空洞があったのでは?などといったことが、まず頭に浮かんだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。