2013年11月30日14時32分にNHK盛岡から、また12月1日付で毎日新聞岩手版と岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時半ごろ、釜石市港町のRホテルの本館でガス管の交換作業中に爆発があり、作業員4人がやけどをした。
警察によると、59歳の男性が顔や両腕などにやけどを負ったほか、20代から40代の男性3人が軽いやけどをしたが、いずれも意識はしっかりしているという。
ホテルなどによると、29日本館でガスのにおいがしたため調べたところ、厨房の床下にある配管からガスが漏れていることが分かり、30日は宿泊客を別館に移して作業員が配管の交換をしていたという。元栓は閉めていたという。
現場では、ガス管の表面を覆っているビニール製の膜を溶かすためにバーナーを使っていたということで、警察では、バーナーの火が漏れたガスに引火したとみて、詳しい原因を調べている。
このホテルは、おととしの東日本大震災で津波の被害を受け、去年11月に営業を再開する前にガス管の復旧工事を行ったが、ガス会社によると、今回ガス漏れがあったのは、震災前から使っていた配管のつなぎ目部分だという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043467821.html?t=1385853971952
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20131201ddlk03040014000c.html
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131201_1
(2014年3月21日 修正1 ;追記)
2014年3月20日付で岩手日報から、ガスが残留していたのにバーナーを使用した疑いで現場代理人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釜石労基署は19日、労安法違反容疑で,作業を請け負っていたTエンジニアリング(東京都文京区)と現場代理人だった同社の男性社員(48)を書類送検した。
送検容疑は、現場にプロパンガスが残留していたのに、作業に携帯用ガスバーナーを使用した疑い。
同署によると、ホテル調理場倉庫の地下でガス漏れが確認され、同社の協力会社の男性作業員(59)が床下で配管のつなぎ目の被覆材をはがすためガスバーナーを使ったところ、残留していたガスに引火し爆発した。
作業時、現場では送風機を稼働させていたが、ガス検知は行っていなかったという。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140320_4
(2014年4月13日 修正2 ;追記)
2014年4月9日11時6分にmsn産経ニュースから、起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
盛岡地検遠野支部は9日までに、労安法違反容疑で書類送検されていた東京都の工事会社と現場代理人だった男性社員(48)を起訴猶予処分とした。3月28日付。
地検は、処分理由を明らかにしていない。
釜石労基署は、ホテルでガス管を切断して交換する作業中、ガスが漏れているのにバーナーを使ったとして、書類送検していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140409/crm14040911070008-n1.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。