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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013222132分に毎日新聞から、2303分に北海道新聞から、221917分と251811分にNHK札幌から、23948分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


札幌市消防局は2日、火災現場から心肺停止状態の男性(58)を救急搬送する際、人工呼吸の酸素ボンベのバルブを開け忘れるミスがあったと発表した。
男性は搬送先の病院で約9時間後に死亡が確認された。死因は一酸化炭素中毒で、ミスとの関連を調べている。

市消防局などによると、火災は2日午前1時50分ごろ、同市南区のマンションで発生。
南消防署の救急隊が、煙を吸い心肺停止状態の男性を救急車に収容し、手動式の人工呼吸器を使用する際、30代の隊長が酸素ボンベの元栓は開けたものの、酸素量を調整する装置のバルブを開け忘れた
ため、通常の空気は送られるが、脳の損傷を抑える効果があるとされる高濃度酸素は送られなかった。
19分後に合流した医師が気づき、酸素投与を開始した。

同局によると、救急隊長は「バルブを回したと思いこんだ」と話しており、同乗の救急隊員2人も酸素の流入量を示すメーターを確認していなかった。

同局では昨年4月にも、同様に酸素ボンベのバルブを開け忘れるミスがあり、70代の男性が死亡。
その後、酸素ボンベを扱う際は複数の隊員が作業を確認するとしていたが、今回、再びミスが起きた。

これを受けて、市消防局は、バルブを開けなくても自動的に酸素を送る装置を2月中に救急車に導入することを決めた。
7日から3日間、すべての救急隊長を集めて新たに導入する装置の使用の習熟をはかり、再発防止を徹底するための研修を開くという。

出典URL  

http://mainichi.jp/select/news/20130203k0000m040080000c.html  

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/438562.html  

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130202/e16c1aa19af9083ff761768105c0d7bc.html  

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130205/723e2993a0ef6c6e24fbb20d738e208a.html  

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130203-OYT1T00200.htm



(ブログ者コメント)

 

2月中に新装置を導入する件、ソフト対応では限界があると考えて、ハード対応に変えたということだろうか?




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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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