







2025年4月15日6時2分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災ではやけど、煙の吸い込みで命を落とすこともある。
そんな危険から、人々を守る「防火戸」を知っているだろうか。
実は、避難方向に迷ったときの“助け”にもなるという。
詳しい役割や作動したらするべき行動を、東京消防庁の担当者に教えてもらった。
■避難までの“時間稼ぎ”をする
そもそも、防火戸は「防火扉(ドア)」や「防火シャッター」をまとめた呼称だ。
通常の扉やシャッターより、素材や構造で耐火性能などを強化していて、最低でも20分、製品によっては1時間、炎や煙を遮るそう。
火災が広がることを防ぎつつ、安全な場所に避難するまでの“時間稼ぎ”もするのだ。
マンションや商業施設など、人々の出入りが多い場所に設置されていることが多いという。
「なぜ扉とシャッターがあるのかというと、広い通路を扉でふさごうとすると、大きくて重くなるんですね。
広い場所は防火シャッターがある。
階段の近くなど、狭い場所は防火扉があるとイメージしてもらえればと思います」
防火扉や防火シャッターは、熱や煙を感知すると自動で作動するものが多い。
一般の人が動かすことは少ないが、作動したら知っておいてほしいポイントもあるという。
まず、防火扉は「閉まっていても開けられる」こと。
基本的に鍵はついていないので、作動後も動かせることを、知らない人が多いそうだ。
大きな防火扉だと重そうに見えるが、一部が「くぐり戸」という小さな扉になっていて、そこから出入りできる。
自動的に閉まるので、閉め忘れの心配もないという。
「大きな鉄の扉が出現したような感じに見えてしまうことがありますが、焦らずに通って避難してもらえればと思います」
■防火シャッターが作動しても慌てない
一方、防火シャッターは「作動中に下をくぐらない」ことを徹底してほしい。
最近の製品には、シャッターが人や物に接触すると停止する「危害防止装置」が搭載されているが、古い製品では挟まれたりして事故につながる可能性もあるという。
「防火シャッターは閉鎖すると開けることは困難になります。
ただ、基本的には近くに通れる扉が併設されているので、避難経路に進みたいなら周りを探してみてください」
防火シャッターの近くには、防火扉も併設されていることが多いので、慌てずに。
見当たらない場合は、近くに緑色の「誘導灯」があるので、そちらに向かってほしいという。
■迷ったら防火戸を目指そう
そして防火戸は「避難方向のヒントになる」ことも覚えておきたい。
防火扉や防火シャッターの近くにある扉は、基本的に「押して開いた方向」に移動すると、避難経路のルートに通じるようになっているという。
「避難経路のルートにつながる防火戸には、上部などに緑色の誘導灯も設置されています。
迷った場合は『誘導灯を目指して防火戸の先へ逃げる』と考えていただければ」
しかし、火災時には思わぬ状況でパニックを起こしてしまうことがある。
例えば、防火戸はあまり目立たないので、平常時は「そこに扉などがある」と認識しにくい。
いざ火災があって作動すると「閉じ込められた」と混乱する人も多いそうだ。
「職場や住宅など、普段過ごしている建物がどうなっているか。防火戸はどこにあって、作動するとどこが閉まるのかを、イメージされるといいかもしれません」
ちょっとした意識で予防できるので、心当たりがあるなら気を付けてほしい。
火災時は避難経路がふさがれてしまったりすることも考えられる。
防火扉や防火シャッターがあるからといって油断はせず、身の安全を最優先に避難することも忘れないでおきたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/832674af0d4f52ac61d86988b19031748b39aae2


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。