







(ブログ者コメント)
〇昨年8月に本ブログで撃墜説を紹介したが、今回、その説を否定する動きが国会であったので紹介する。
〇「慰霊碑には自衛隊が意図的に殺害したと記されている」と報じられた件、慰霊碑文をネットで確認したが、確認した範囲では、そのような記述を見つけることはできなかった。
以下は今回情報。
2025年4月10日16時9分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自民党の佐藤正久参院議員は10日の参院外交防衛委員会で、日本航空機の御巣鷹山墜落事故を巡り「自衛隊が撃墜した」との言説が書籍などで流布されているとして、「自衛隊員の名誉に関わる問題だ。多くの人命救助に当たった隊員に対する侮辱だ」と問題視した。
中谷元防衛相は「自衛隊が墜落に関与したことは断じてない。しっかり対応したい」と語った。
■火炎放射器で証拠隠滅
事故は昭和60年8月12日夜に発生。
群馬県・御巣鷹山に日航123便が墜落し520人が死亡した。
事故原因について航空事故調査委員会は62年6月、報告書を公表し、後部圧力隔壁の不適切な修理に起因するとしている。
佐藤氏によれば、問題の書籍は駿河湾で対空ミサイル訓練を行っていた護衛艦が日航123便を誤射し、撃墜の痕跡を隠すため、墜落地点の特定を遅らせた上、墜落現場で自衛隊が火炎放射器で証拠を隠滅したと指摘しているという。
佐藤氏は書籍について「ベストセラーになり、ユーチューブで拡散されている」と述べ、「墜落の後、徹夜で尾根を踏破して危険を顧みず現場で多くの人命救助に当たった隊員に対する侮辱である」と対応を訴えた。
■推薦図書に…場内ざわめく
この書籍が全国学校図書館協議会の推薦図書に選ばれていると指摘されると、委員会室がどよめく場面もあった。
佐藤氏は文部科学省にも対応を求め、野中厚文科副大臣は「懸念を当該団体にしっかり伝えていく」と応じた。
さらに、御巣鷹山の登山道に建立された慰霊碑には「自衛隊が意図的に殺害した乗客・犠牲者」と記されているという。
佐藤氏は碑の写真を示して「放置したままでいいのか。慰霊碑を作った人にアプローチして事実誤認だと言わないと(いけない)」と訴え、中谷氏も「しっかりと対応していきたい」と語った。
https://www.sankei.com/article/20250410-YVB6ML6KJVAG7K6M6GPSYM47DM/
(2025年5月4日 修正1 ;追記)
2025年5月2日12時10分に産経新聞からは、問題視されている書籍の著者が「作品は数多くの証言から帰納法で事実を積み上げた仮設であり、未だ非公開のボイスレコーダーを開示してこそ真実がわかる」というコメントを産経新聞に寄せたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昭和60年の日本航空機墜落事故を巡り、自衛隊の関与を指摘する作家、青山氏は2日までに産経新聞にコメントを寄せ、事故原因を究明するためには日航が拒否している事故機のボイスレコーダー(操縦室音声記録装置)などデータ開示の必要性を強調した。
青山氏の著書は全国学校図書館協議会の選定図書に指定されるなど社会的反響は大きい。
国会で「多くの人命救助に当たった隊員に対する侮辱だ」(自民党の佐藤正久参院議員)と問題視され、中谷元・防衛相が「自衛隊が墜落に関与したことは断じてない」と言及するに至っている。
◇
私の作品は、膨大な日米公文書や250名以上の子どもたちの証言集の分析、当時の現役自衛官の証言、日航 OB、米軍、横田基地の証言、元自衛官と遺族のもつ長年の疑問や出来事の裏付けとなる科学的調査分析を行い、帰納法として事実を積み重ねた結果、一つの仮説を提示している。
反論は、単なる感傷論や意見であってはならず、それを裏付ける科学的データが不可欠であり、それがないものは質問にも反論にもなっていない。
私の7冊の著作には巻末資料も掲載しており、それを帰納法で読み解けば、誰もが恣意(しい)的ではないとわかる。
その結果、一つの事実が浮き出されたとしても、OBであればこそ身を正し、冷静にならなければならない。
最大の証拠物である生のボイスレコーダー等を開示してこそ真実がわかる。
しかし、40年間も日本航空はそれを開示しようとしない。
文字記録ではない生の音声データを開示することこそが、不毛な議論に終止符を打つのである。
https://www.sankei.com/article/20250502-F5KCNYMQCBCCVMEPCKZACSIK3A/
5月4日14時0分に産経新聞からは、登山道入り口から20分ほど登った場所に「日航機墜落事故 真実の仮説」と記された慰霊碑があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
乗員・乗客520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故から、今年8月で40年を迎える。
国会審議で先日、自衛隊が加害者であるかのような言説が流布されていると知り、驚いた。
墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」への登山道には、自衛隊撃墜説を「仮説」として伝える慰霊碑もあるという。
本当にそのような碑があるのか。
登山道が冬の閉鎖期間を終えたGW前半、慰霊登山をしてきた。
記者は上野村の中心部から車で林道のような山道を30分ほど進み、午前中に登山道入り口にたどり着いた。
そこから約20分登った山小屋近くに、「日航機墜落事故 真実の仮説」と記された慰霊碑はあった。
一部に、次のように書かれていた。
・・・
(以下は有料)
https://www.sankei.com/article/20250504-U5K7OD4BNNP2DE7DTSUDDQUIVY/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。