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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

今回、mBSニュースや産経新聞から同種事例が報じられているが、本ブログでも過去に、その中の一部の事例やその他の事例を紹介している。

以下は今回事例の情報。

 

20254102344分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後550分ごろ、奈良市学園中1丁目の帝塚山中学・高校グラウンドで「落雷により、男子3人が倒れて意識がない」と奈良市消防本部に119番通報があった。

奈良県警奈良西署によると、14歳の男子中学生5人と16歳の女子高校生1人が救急搬送された。

中学生の1人が心肺停止、2人が意識混濁の状況で、他の中学生2人と高校生は手足にしびれなどがあったという。

当時、現場では雨が降っていた。サッカー部が練習しており、部員や教員ら20人ほどがいたという。

気象庁によると、奈良県には10日午前から雷注意報が出ていた。

現場付近の上空では同日午後6時前、急速に雨雲が発達し、局地的な雨と落雷が観測されていた。

気象庁の担当者は「急に風が強まるのは雷のサイン。遠くでも光が見えたり雷鳴が聞こえたりしたら、屋外での活動は控えたほうが良い」と、注意を呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/AST4B3DY7T4BPOMB00YM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

410232分にYAHOOニュース(mBSニュース)からは、3人が倒れ、それ以外の生徒はすぐに立ち上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中学の男子生徒3人は倒れましたが、それ以外の生徒に関してはすぐ立ち上がっていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a43b1334f58098297bfe4864d2bea3a0d92abe 

 

4111630分にYAHOOニュース(mBSニュース)からは、グラウンドではサッカー部や野球部など114人が練習していた、一瞬にして雨が降ってきて、そのあと一瞬にして雷が落ちた、去年の宮崎市高校グラウンド落雷事故でも前触れなく落雷したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時、グラウンドではサッカー部や野球部など生徒114人が練習をしていたということです。

現場近くにいた人は当時の天候について…

「一瞬にして雨が降ってきて、そのあと一瞬にして雷だったので、逃げる時間はなかったと思います」  

学校のグラウンドでの落雷事故は去年も起きていました。

去年4月、宮崎市にある高校のグラウンドに雷が落ち、当時、練習試合を行っていたサッカー部の部員ら18人が病院に搬送されました。

(現場近くにいた人※去年4月・宮崎市):
「前触れもなくいきなりピカっと光った瞬間に『ドーン』と(雷が)落ちた感じです」  

当時、高校の関係者も「突然雷が来て防ぎようがなかった」と話していました。  

帝塚山学園の顧問の教諭らも警察の聞き取りに対し「雨脚が強くなって練習を中断しようか検討していたところ、いきなりドンと大きな音が鳴って落雷があった」と話しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/774b0b493e49a461f31effcf48a9641d799db324  

 

4111638分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、専門家は重体になっている生徒に雷が落ちた可能性を指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

雷による事故やその対策などを研究する、中部大学の山本教授は、今回の落雷は現場で予測することが難しかったのではないかと話します。

中部大学 雷研究室 山本和男教授 :
「近くに雷が落ちていて、雷が鳴っていたなどの状況にあったら、すぐに避難できたと思うが、恐らくそれまでにあまり雷が落ちてなくて、あの学校に落ちた雷が最初の雷であれば、判断が難しい状況だったんじゃないかなというふうに思います」

複数の生徒が搬送される事態になったことについては…

山本教授 :
「重体の状態になっている生徒に雷が落ちたんだと思います。
雨でぬかるんでいると大地に落ちた雷の電流が、地表面を流れやすくなる。
雷の電流の一部が人体に流れて負傷をした可能性はあります」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf423fcfb76d7087741600974bb3bfd776221db0  

 

411150分に読売新聞からは、専門家の解析では事故の5分ほど前に奈良市の上空で積乱雲が発達していた、ゴロゴロ音もなくドーンという音で落雷したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

通報があった直前に同市上空で積乱雲が発達していたことが、専門家による気象レーダーの分析でわかった。

真っ黒い積乱雲が近づくなどの前触れなしに落雷が起こるケースもあり、文部科学省や専門家は、部活動の指導者らに対し、雷注意報などの発表状況を確認するよう求めている。

分析を行ったのは、日本大気電気学会顧問を務める牛尾知雄・大阪大教授(電磁波工学)。

「落雷があった」と119番があった5分前の10日午後5時45分頃から6時15分頃の間に積乱雲が発達していた。

「上空の空気が冷えて大気の状態が不安定になったことが原因で積乱雲が発生し、落雷につながった」と指摘した。

グラウンドの近くに住む男性(81)は落雷直前の様子について、「パラパラと雨が降る中、『ドーン』と大きな音が1回した。ゴロゴロという音もなかった」と証言した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250411-OYT1T50073/ 

 

4122135分に朝日新聞からは、校長らは記者会見でグラウンドに落ちたのは1発目の雷だった、雷対策としては2010年にグラウンドに避雷針付きのスタンドを設置している、強い雨が降り始めたので雨雲レーダーを確認しようとした矢先の雷だったなどと述べたという、趣旨の記事がネット配信されていた。

同校が12日に開いた記者会見。小林健校長らは事故の状況や生徒の様子などを説明した。

・・・

Q.雷注意報が出た際の部活動の対応は。

A. (サッカー部では)JFAのサッカー活動中における落雷事故防止対策のガイドラインで、気象庁提供情報の雷注意報の発表状況などで情報収集を行い、また事前に危険が予想される場合、日程時間を調整するなどの対策を講じるとなっている。気象情報を目視や音で確認することにもなっている。

Q.現場にいた顧問教諭らは雷注意報が出ていたことを把握していたか。

A.野球部の顧問教諭1人は認識していたが、(他の部の)顧問は把握していなかったと聞いている。

Q.強い雨が降り始めた直後の落雷。顧問らは異変などを感じたのか。

A.雷鳴は全く聞こえず、まさに1発目がこの雷だった。

Q.見可能性については

A.困難であったのではないか。

Q.学校として雷に備えたルールはあるのか。

A.各競技団体において(ルールが)あるので、学校として一律、雷の時にどうするというものがあるわけではない。

Q.グラウンドの安全対策はしていたのか。

A.平成222010)年に、緊急の避難所として、避雷針2基をつけた屋根付きのスタンドを設置した。
落雷の危険がある場合などにはそこに避難ができるようにした。

Q.今回は。

A.雨が降り始めてすぐに落雷があったので、避難する余裕もなかったと聞いている。
(サッカー部の)顧問によると、雨が降り始めたものの、サッカー競技としては(練習を)継続する程度のものだった。
念のため、ベンチに戻って、雨雲レーダーを確認しようとした矢先に落雷が発生したと聞いている。

・・・

https://www.asahi.com/articles/AST4D42RST4DPOMB00BM.html  

  

4101940分に産経新聞からは、広い場所での落雷事故は過去にも多数起きているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

雷による事故は過去にも相次いでおり、死亡したケースもある。

ライブ会場やゴルフ場といった広い場所で複数人が被害に遭うことが多い。

平成24818日午後、大阪市東住吉区の長居公園で2回落雷があり、10人が搬送されたが、2人が死亡した。

公園内の陸上競技場ではこの日、「EXILE」ら人気アーティストが出演する野外コンサートが予定され、当時は多くの人が集まっていた。

茨城県桜川村(当時)のゴルフ場では998日、プレー中の4人と女性キャディー1人が倒れているのが見つかった。

5人は病院に運ばれたが雷に打たれており、3人が死亡した。

ゴルフのプレー中や登山中など山での落雷はよく知られるが、海で起きることも。

昭和628月には高知県の海岸で、沖合にいたサーファーに雷が落ち、高校生ら6人が死亡、6人が負傷した。

学校のグラウンドで生徒らが雷に打たれた例もある。

令和643日午後、宮崎市古城町の宮崎産業経営大に隣接するグラウンドに、雷が落ちた。

大学と同じ学校法人が運営する私立鵬翔高(宮崎市)と、熊本県立鹿本高(山鹿市)がサッカーの練習試合のためにグラウンドを使っており、宮崎市消防局によると18人が病院に搬送され、意識不明となる生徒もいた。

https://www.sankei.com/article/20250410-572YYHI42BIUVLD2PDY6YA4R5Q/

 

41180分に産経新聞からは、学校での落雷事故防止に関し、文科省は過去に注意喚起したり危機管理マニュアル作成の手引きの中に注意事項を記載するなどの対応をしてきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

文部科学省は令和64月、同月3日に発生した宮崎市でのグラウンドへの落雷事故を受け、各都道府県の教育委員会や私立学校を主管する担当課に対して、「指導者は落雷の危険性を認識し、天候の急変などの場合にはためらうことなく適切な措置を講ずること」と注意喚起していた。

文科省は平成302月に「学校の危機管理マニュアル作成の手引」を作成。

そのなかで、落雷について「海面、平野、山岳など場所を選ばず落ちる。グラウンドなどの周囲の開けた場所にいると、積乱雲から直接人体に落雷することがあり、その場合、約8割の人が命を落とす」と説明。

そのうえで、部活動などの屋外活動を中断し、速やかに屋内に避難するよう呼びかけていた。

https://www.sankei.com/article/20250411-3TFURR5FLVNQLESVTFSUN6BCUQ/

 

4121030分に朝日新聞からは、雷ナウキャストの黄色表示地域は広いので、黄色ゾーンに入ったからといって屋外活動を中止するのは現実的に難しい、中部大学では民間気象会社と契約しグラウンドに落雷危険がある場合は赤色灯を光らせるようにしているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

奈良市の学校グラウンドで10日に起きた落雷事故は、指導者が天候を見極めながら、スポーツ活動の変更や中止を判断する難しさを浮き彫りにした。

どのような対応が適切なのか。

雷の研究者で、大学サッカー部の顧問を務める中部大学の山本和男教授(電力工学)に聞いた。

Q.屋外での部活動、体育活動中の雷にはどう対応したらよいのでしょうか。

A.鉄筋コンクリート造りの建物や車の中に避難するのが最善です。
だから、活動が可能かどうかの判断基準が大事になる。
雷の発生エリアを予測する気象庁のサイト「雷ナウキャスト」は一つの基準になります。
しかし、警戒度がさほど高くはない、画面に黄色で表示される地域で活動を禁止にしてしまうと、結構な時間、外で動くことができなくなってしまいます。

Q.現実的には難しいですね。

A.近くで雷の音がしたら決断しやすいんです。
中止にして避難すればいい。
安全を重視して考えるとなると、「雷ナウキャスト」を見て黄色で表示されている時はやめるというのは一つの方策ではあります。

Q.中部大学ではどのような対策をしていますか。

A.民間の気象会社と契約をしており、グラウンド周辺に雷が落ちる危険性がある時は、グラウンドの赤色灯が光ります。
そうすると、すぐにグラウンドから避難します。
学生の数が多いので、お金をかけることができますが、一般の公立学校での導入は費用面で難しいでしょう。

・・・

https://www.asahi.com/articles/AST4C4HLJT4COXIE04MM.html?iref=comtop_Edu_01 


 
414日付で奈良新聞からは、6人が救急搬送され、うち2人は意識不明の重体だったが1人は意識を回復したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

意識不明の重体となっていた男子中学生2人のうち1人の意識が回復したことが14日、県警への取材でわかった。 

落雷事故は10日午後550分ごろ発生し、同学園の中学・高校の生徒男女6人が救急搬送され、男子中学生2人が意識不明の重体、残る4人は意識があり、命に別条はなかった。

https://www.nara-np.co.jp/news/20250414212144.html 

 

4141750分にYAHOOニュース(mBSニュース)からは、今も3人が入院中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

サッカー部の男子中学生2人が意識不明の重体になるなど、計3人が今も入院中です。

入院先の病院によりますと、意識不明だった2人のうち1人の意識が回復したことがわかりました。

すでに意識のあった1人も体を動かせる状態まで回復しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d96632994eeaa4f3dfa81b1b5ac914326ddcec1  

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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