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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2025472217分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後、長崎県の対馬空港から患者を乗せて福岡市の病院に向かっていた医療搬送用のヘリコプターが消息不明になり、その後、壱岐沖の海上で機体が転覆した状態で見つかりました。

海上保安部によりますと、乗っていた6人のうち、患者の本石さん(女性、86歳)と、搬送に付き添っていた息子(68歳)、それに病院の医師、荒川さん(34)の、あわせて3人が死亡しました。

機長や整備士など3人は意識があるということです。

機体は海に不時着したとみられ、緊急時に使用するエマージェンシーフロートと呼ばれる浮きが膨らんでいた状態で見つかっていますが、機長が7日、入院中の病院で行われた海上保安部の聞き取りに対し、「海面に着く前に手動でフロートを出した」などと説明していることが、捜査関係者への取材で分かりました。

不時着を前に何らかのトラブルが起きていたとみて、海上保安部が当時の状況をさらに詳しく調べています。

・・・

7日の調査の後、国の運輸安全委員会の奥山航空事故調査官が報道陣の取材に応じ、「エマージェンシーフロート」が膨らんでいたことについて、「マニュアル操作しない限りフロートが広がらないので、機長に着水する意思があったと考えられる」と述べ、現時点では不時着水の可能性が高いとみていることを明らかにしました。

また、ヘリコプターを運航していた会社の別の機体が去年7月に墜落し、2人が死亡した事故が起きていたことについては、「機種が違うこともあり別の事故として調査するが、管理体制などで気づく点があれば検討する」と述べました。

・・・

会社によりますと、この機体は2013年に製造され、これまでに事故を起こしたことはなく、修理の履歴もないということです。

さらに、当日、飛行の前に行われた点検でも異常は無かったということです。

また、66歳の機長は、ヘリコプターでの総飛行時間が3692時間と経験豊かで、今回の機体での飛行も643時間行い、当日の健康状態にも問題は無かったということです。

午後1時30分に離陸の連絡があってから17分後、ヘリコプターの航跡をモニターしている画面上で機体が動かなくなったといいます。

・・・

現役のヘリコプターの機長によりますと、「エマージェンシーフロート」は機体の下側に取り付けられ、水を検知するなどした場合に膨らむということです。

機体を浮かせる機能を果たし、救助を待つまでの間、通常は24時間ほど機体を浮かせることができるということです。
・・・

事故を起こした医療搬送用のヘリコプターは「ホワイトバード」の愛称で知られ、福岡市のF病院が2008年に導入しました。

6人乗りのヘリとして運航され、離島や遠隔地に医師や看護師を派遣し、患者を福岡市などの病院に救急搬送してきました。

病院などによりますと、国や自治体が整備を進めてきた「ドクターヘリ」とは異なる、民間病院の事業として運航され、これにより、より柔軟な搬送が可能になってきたということです。

医療物資の輸送などにも対応し、医療の過疎地域で救急医療の拡充に取り組んできました。

・・・

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20250407/5010027715.html 

 

48175分に産経新聞からは、搭乗していた6人は救命胴衣を着用していなかった、医療上困難な場合は着用不要など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

搭乗していた6人が発見時に救命胴衣を着用していなかったことが8日、捜査関係者への取材で分かった。

国土交通省によると、航空法に基づく細則は、洋上を運航するヘリの乗員に救命胴衣の着用を一部義務付けている。

ただ救急搬送など医療上の理由で着用が困難な場合は対象外だ。

S航空によると、ヘリ機内に救命胴衣を配備。

細則に基づく社内規定では、片方のエンジンが止まった場合に着用するよう定めている。

https://www.sankei.com/article/20250408-LR6SDUJPNNOARDIHZNCKS7V3E4/  

 

481736分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、緊急時自動発信の救難信号が海保などに届いていなかった、機長からの緊急コールも管制基地では確認されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

病院などによりますと、ヘリが、F病院を離陸したのは6日午後0時半でした。

目的地の対馬空港に到着後、患者らを乗せ、午後1時半に離陸しました。

この間、病院内にいる「S航空」の担当者がヘリと連絡を取っていましたが、離陸から13分後の午後143分、ヘリからの連絡が途絶えたということです。

ただ、海上保安庁の捜索が始まったのは、そのおよそ1時間後の午後250分ごろでした。

捜索活動の開始はなぜ遅れたのでしょうか。

国土交通省などへの取材で、ヘリに搭載され緊急時に自動で発信される航空機用救命無線機の救難信号は、国土交通省や海上保安庁に届いていなかったことが新たに分かりました。

無線機が壊れていたことなどが要因として考えられていて、国土交通省は、救命無線機が正常に動かなかったことで捜索活動が遅れた可能性があるとみています。

また、管制基地では緊急事態を知らせる機長からのコールが確認されていないことも分かっていて、国土交通省では、生存者3人に話を聞くなどして当時の状況について調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf4d4de5e82292638e0b81dfdf4e9f44e64b26f

 

410227分に読売新聞からは、機長らは着水後に全員を救出しようとしたが波が高くて難しかったと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ヘリの運航会社「S空」の中山社長は10日、読売新聞などの取材に応じ、機長が「フロート(浮き)を出して着水するしかなかった。できる限りのことはやった」と説明していることを明らかにした。

中山社長は事故後、入院中の機長と面会した。

着水時の状況について、整備士と機体から脱出し、「全員を救出しようとしたが、波が高くて難しかった。手前にいる人からシートベルトを外して助け出し、フロートに上げるのが精いっぱいだった」と話したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250410-OYT1T50178/ 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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