本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年9月2日 旧ブログ掲載記事)
以下の記事が、ネットに掲載されていた。
4月13日午後5時10分ごろ、工場2階でシリコンを加工する炉に残ったカスを吸引機で清掃中に1階のゴミ集塵機付近で爆発が起き、清掃していた人がやけどした。
吸引機と集塵機はパイプでつながっており、カスに可燃性のものも含まれているところから、粉じん爆発を起していないか、詳しい原因を調査中。
(ブログ者コメント)
爆発した物質は、シリコンのカス(ケイ素単体?)?しかし、ケイ素は、爆発下限濃度60mg/m3、最小着火エネルギー250mjと、かなり爆発し難い物質。とすれば、カスに含まれていた可燃性物質が爆発したのかも。
一方、着火源は、おそらく静電気。集塵機の濾布は導電性繊維製だったのだろうか?
また、4月14日付の朝日新聞佐賀版(聞蔵)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
同僚と、半導体の材料になるシリコンを溶かす炉の周りで、たまったシリコンのカスを業務用の大型掃除機で吸い取っていた際、同僚が持っていた掃除機のホースから火が噴き出た。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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