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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015420日付の毎日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

419156分に毎日新聞から、4191548分に共同通信から、4191834分に読売新聞から、42012分に山陽新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後10時35分ごろ、岡山県倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区から、「精錬炉の底が抜けて溶けた鉄が漏れ出し、工場内で火災が発生した」と119番があった。

 

警察などによると、製鉄所の第1製鋼工場にある不純物除去設備の精錬炉から溶けた鉄が漏れ出し、周囲の資材などに引火した。

同工場の自衛消防団と市消防局が、約2時間後に消し止めた。

 

また、熱風などを浴び、炉から約5m離れたオペレーター室で作業していた同社の男性作業員(26)が全身やけどなどで重傷、下請け会社の22~43歳の社員4人が軽傷を負ったが、いずれも命に別条はないという。

 

事故で工場壁面に穴が開き、建物が倒壊するおそれがあり、また高温の蒸気が充満するなど、二次災害の恐れがあるため、警察は19日の現場検証を中止した。

 

同製鉄所によると、精錬炉は、直径約4m、高さ約4.8mの鍋形で、1回に鉄約200トンの不純物を除去する。

事故当時の鉄の温度は約1500℃で、中身の鉄約200トンのほとんどが漏れた。

 

現場は、JR倉敷駅の南西約11kmにある臨海工業地帯の一角で、水島港に面している。

 

この製鉄所では2014年2月、工場内の電気炉で溶けた鉄がはじけて飛び散り、男性作業員1人が重体、別の1人が軽傷を負う事故が起きた。

12年4月には、作業を請け負った会社の男性社員が感電死する事故があり、JFEの関連会社や現場責任者が労安法違反容疑で書類送検されるなど、事故が相次いでいる。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150419k0000m040109000c.htm

http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041901001217.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150419-OYT1T50018.html

http://www.sanyonews.jp/article/162787/1/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

2014年2月の電気炉での事故は下記参照。

2014215日掲載

201427日 岡山県倉敷市のJFEで電気炉の横の専用穴からスラグを取り除く作業中、穴の隙間から飛び散った熔鉄を浴びて1人重体、1人軽傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3655/

 

2012年4月の感電事故は下記参照。

2012415日掲載

2012410日 倉敷市のJFE製鉄所の変電室で変圧器補修工事中に作業員が死亡、感電か?

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1660/

 

 

 

(2015年12月10日 修正1)

 

20151231226分に山陽新聞から、水蒸気爆発が起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区で4月、精錬炉から溶けた鉄が漏れ、水蒸気爆発が発生し、作業員5人が重軽傷を負った事故で、倉敷労基署は3日、同社(東京)と倉敷地区の管理責任者男性2人(57、51歳)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
 送検容疑は、高温の溶鋼などを扱う際、水蒸気爆発が起きないよう設備周辺に水がないことを確認する義務を怠った疑い。


同署は、炉のふたの変形を防ぐために使った冷却水が付近にたまっていたため、炉の底の部品が抜け落ちて漏れ出た溶鋼と触れ、水蒸気爆発が起きたとみている。


この事故では、同社の男性社員(27)が全身に熱風を浴びて重傷、協力会社の男性4人も頭や首のやけどなど軽傷を負った。

いずれも回復し職場に復帰している。

 

出典URL

http://www.sanyonews.jp/article/267109

 

 

半年ほど前の2015630日付で毎日新聞岡山版からも、やや詳しい、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区で4月18日、5人が重軽傷となった爆発火災事故で、同市消防局は、溶鋼を入れた鍋の底が外れ、漏れた溶鋼の高熱で水蒸気爆発が起きたとする調査結果をまとめた。

 

同局によると、同地区第1製鋼工場で、溶鋼に専用のガスを吹き込んで硫黄分を除去し、精製する工程で発生。

溶鋼運搬用の鍋の底に取り付けたレンガ(直径約20cm)が外れ、約1500℃の溶鋼が鍋の下のピットに漏れ落ち、たまっていた水と反応して水蒸気爆発を引き起こした。

 

ピットは、レンガが外れることも想定して設置されているが、水がたまっていたのに気付かなかったという。

 

同製鉄所は既に、水漏れ状況を監視するカメラを設置するなどの対策を取ったという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20150630/ddl/k33/040/565000c

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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