2014年2月19日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月19日11時18分にYAHOOニュース(福島民友新聞)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時20分ごろ、相馬市光陽3丁目の相馬光陽サッカー場で、照明設備の土台工事をしていた建設作業員の男性(63)が、土台の周囲に掘られた穴の中で生埋めになった。
駆けつけた消防隊員らが約30分後に救出したが、搬送先の病院で間もなく死亡した。
警察によると、男性は縦約6.5m、横5.5m、深さ約2mに掘られた穴の中に1人で入り、土台工事をしていた。
現場には作業員4人がいたが、穴の中にいたのは男性だけだったという。
警察が、事故原因を調べている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140219-00010002-minyu-l07
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月19日付の福島民報紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、現場で高さ約15mの照明を立てるため、コンクリート製の土台造りが進められていた。
事故当時、男性1人が穴の中におり、壁面が崩れて生埋めになったという。
警察などによると、現場では、コート脇に縦約5m、横約7mの穴を掘って作業していた。深さは2mほどだったとみられる。
同サッカー場は、火力発電で生じた石炭灰の埋立地を利用している。
照明設置工事は、市の発注。
(2015年2月22日 修正2 ;追記)
2015年2月18日21時54分にNHK福島から、危険防止措置を講じなかったとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相馬労基署は、事故の3日前の大雨の影響で土砂崩れするおそれがあったにも関わらず、掘っていた穴ののり面の勾配を緩やかにしたり、崩れるのを防ぐ壁を設けたりするなど、危険を防止する措置を講じなかったとして、工事を請け負っていた相馬市の建設会社「K工業」と40歳の社長を、労安法違反の疑いで18日、書類送検した。
建設会社の社長は、「私たちの会社にも責任はあるが、工事を発注した元請け会社や相馬市にも責任の一端はある」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055564231.html?t=1424297826511
(ブログ者コメント)
元請けなどの責任を追及する声が被災者側から上がることはしばしばあるが、事故を起こした会社が元請けなどの責任に言及したケースは、ブログ者の記憶にはない。
報道されない事情でもあるのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。