本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年2月20日22時5分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は20日、石油火力の豊前発電所1号機(出力50万KW、福岡県豊前市)で、ボイラーに水を送るポンプ3台のうち1台が自動停止するトラブルが起きたと発表した。
ポンプや周辺設備に不具合があったとみられ、原因を調べている。
トラブルは同日午前8時ごろ発生。1号機は出力37.5万KWで運転中だったが、自動停止で出力が一時25万KWまで低下した。
残るポンプ2台が正常に作動したことから、その後出力は37.5万KWまで回復したという。
九電によると、このトラブルによる電力需給上の影響はないという。
豊前発電所は1977年に運転を開始。九電がもつ古い火力発電所の一つで、昨年6月に定期点検を終えたばかりだった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140221k0000m020121000c.html
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年2月24日付で九州電力HPに、原因に関する下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
ボイラー給水ポンプの駆動装置に連結する油配管に損傷が確認されたため、新管への取替えを行った。
出典URL
http://www.kyuden.co.jp/press_h140224-1.html
(ブログ者コメント)
プレスリリースに掲載されている図を見ると、タービン駆動用蒸気配管の弁を作動させる油圧配管に損傷が生じていた模様。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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