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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20237281241分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

727日午後、沖縄県うるま市にある沖縄電力の火力発電所で船に積んだ石炭を荷揚げする重機が倒壊する事故があり、30代の男性作業員が軽傷です。  

沖縄電力や警察によりますと、727日午後2時ごろに、うるま市にある沖縄電力の具志川火力発電所で発電の燃料として使う石炭を船から荷揚げしてベルトコンベヤーに乗せていた時に、「揚炭機」と呼ばれる重機のシャベルを支えるアームの部分が根元から折れて倒壊しました。

倒壊によって運転席が落下し、操作をしていた30代の男性作業員が首を打つなど軽傷です。  

「揚炭機」は高さ30m・幅70m・重さ1100tで具志川火力発電所には2基設置されていて、そのうち1基が倒壊しました。

残る1基は原因がわかるまで動かさないことになっていて、電力の供給に支障はないということです。  

具志川火力発電所の揚炭機は1994年に設置されたもので、メンテナンスは定期的に行われていたこともあり、沖縄電力は「原因究明に務めていきます。ご心配をおかけして申し訳ありません」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b04e684c162e5f8d2b3390caab5dfe0724565f3

 

728520分に琉球新報からは、事故当時、シーソーのように上下する運転席はたまたま低い位置にあったため作業員は軽傷で済んだらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

運転室で揚炭機を操作していた委託先の30代男性作業員が全治日数不詳の頸椎(けいつい)症を負った。

・・・

揚炭機の稼働は月1回程度で、今回の事故は稼働中に起きたという。

揚炭機は中心部を軸にシーソーのように上下して石炭をすくい取る仕組みで、石炭を掻かき取るシャベル部分の上方に運転席がある。

事故発生時は石炭をすくい取るため、シャベルが設置されている部分が降下していた。

そのため運転席も低い位置にあり、落下幅も小さく、作業員も軽傷だったとみられるという。

うるま署によると、作業員は自力で脱出した。

沖縄電力は「過去に同様の事例はないため、対応を慎重に検討していきたい。ご心配をおかけして申し訳ございません」としている。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1754852.html 

 

7281821分にNHK沖縄からは、揚炭機は年に1回定期メンテナンスしていた、揚炭機の倒壊事故は全国で少なくても2件起きているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

NHKのヘリコプターが28日午前10時半すぎに撮影した映像では、揚炭機が土台部分から崩れていて、アームの反対側にあったバランスを取るためのおもりがなくなっていたほか、桟橋に横付けされた石炭を積んだ運搬船に折れたアームが落ちている様子が確認できました。

また、運搬船の甲板には石炭のようなものが散乱していました。

・・・

沖縄電力によりますと、具志川火力発電所は、石炭火力発電所として1994年3月に運転を開始し、今回、倒壊した揚炭機は、運転を開始したときから使用され続けています。

石炭の荷揚げは月に1回程度行われ、揚炭機は日々の点検や年に1回のペースで定期的にメンテナンスを行っているということです。

腐食具合によって塗装や補修を行っていて、2014年には、腐食の激しかった石炭をかき上げる先端のバケット部分を交換していたということです。

経済産業省によりますと、発電所に設置された石炭を船から陸揚げする揚炭機が倒壊する事故は、これまでに全国で少なくとも2件起きているということです。

おととし4月には、長崎県松浦市の九州電力松浦発電所と電源開発松浦火力発電所が共有する港で倒壊しました。
強風による風化で破損が進んだことが原因と推定されるということです。

去年3月には、福島県新地町で相馬共同火力発電の新地発電所に隣接する相馬港で2機が倒壊しました。
原因は、震度6弱の揺れを観測した地震だということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230728/5090024157.html

 

(ブログ者コメント)

松浦市の事例は本ブログでも紹介スミ。

今回の報道をもとにさらに原因を調査したところ、台風19号通過時の強風でギャロッピング現象が発生し、応力集中部である溶接部付近に亀裂が入ったらしいということだった。

その旨、当該記事に追記スミ。

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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