本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013年7月1日23時18分に山陽新聞から写真付きで、また7月2日付で毎日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
酸素工場は1975年ごろから操業。鋼材の品質を高めることに使う酸素を取り出すため、空気を液体状にし、酸素と窒素などに分離する装置などを備えている。
当時は氷点下200℃近くまで空気を冷やす作業を行っていた。
2013年7月1日20時17分にmsn産経ニュースwestからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、建屋には液体酸素や液体窒素などが保管されており、保温のために「パーライト」と呼ばれる断熱保冷剤があったが、フタから約200m3飛び散ったという。
屋内には人はおらず、作業員は外から機械を操作していた。
フタを止めている部分の腐食が原因ではないかとみられる。
1日午後3時半ごろ、倉敷市水島のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区構内にある酸素工場の壁の一部が剥がれ、内部にあった粉末状の断熱保冷剤(パーライト)が飛散した。
屋外にいた同社の関連会社や取引先の男性作業員3人(30代2人、20代1人)に降りかかり、目に粉が入るなどして病院に搬送されたが、軽傷のもよう。
建物内で爆発はなく、火災も発生していないといい、警察は、設備が老朽化していた可能性もあるとみて、原因を調べている。
同社によると、プラントの高さ約40mの壁面上部が長さ約10m、幅約5mにわたって外れて垂れ下がり、プラントと鉄板の壁の間に充てんされていたパーライトの白い粉が数100mにわたって飛び散った。
パーライトは、人体への影響はほとんどないとされる。
酸素工場は1975年ごろから操業。鋼材の品質を高めることに使う酸素を取り出すため、空気を液体状にし、酸素と窒素などに分離する装置などを備えている。
当時は氷点下200℃近くまで空気を冷やす作業を行っていた。
出典URL
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013070122391248/
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20130702ddlk33040465000c.html2013年7月1日20時17分にmsn産経ニュースwestからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半ごろ、酸素工場で建屋の外壁のフタが開いて中の断熱保冷材が飛散したと119番があった。
断熱材は粉末状で、作業員3人が吸い込んだり目に入ったりしたため、病院に運ばれたが、いずれも軽傷。
警察などによると、建屋には液体酸素や液体窒素などが保管されており、保温のために「パーライト」と呼ばれる断熱保冷剤があったが、フタから約200m3飛び散ったという。
屋内には人はおらず、作業員は外から機械を操作していた。
フタを止めている部分の腐食が原因ではないかとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130701/waf13070120190028-n1.htm
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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