本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015年4月9日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県警HPにも、4月8日のニュースとして、同趣旨の記事が掲載されていた。
8日午前9時20分ごろ、広島市中区羽衣町の設備設計施工業「E社」の作業場で、社員の安川さん(男性、47歳)の胸に、使っていた工具が直撃し、約2時間後に外傷性血気胸で死亡した。
警察によると、安川さんは、溶接した配管の空気漏れを点検するため、配管の片側からコンプレッサーで空気を送っていたところ、配管の反対側から一気に空気が噴出し、持っていた工具が吹き飛んだという。
出典URL
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/kensu0408.html
(ブログ者コメント)
今回事例の詳細は不明だが、なぜか、過去に起きた、熱交換器のホットボルティング中に蓋が吹き飛んで、正面にいた大勢の人が死傷した事故を思い出した。
「重油間接脱硫装置の熱交換器ふた板の離脱による爆発・火災」(失敗知識データベース)
http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CB0011018.html
機器や配管の内部に圧力をかける等の作業を行う場合には、万一の事態を想定し、圧力が開放されるかもしれない方向にはいないほうがよい、という教訓的事例だったのかもしれない。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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