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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年4月24日9時37分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年12月、小田原市の小学校のプールから水道料金にしておよそ300万円分の水がむだに排水されていた問題で、校長ら教職員3人が、およそ半分にあたる150万円を私費で支払うことになった。
この問題は去年12月、小田原市にある市立三の丸小学校で、10日間にわたり水道料金にしておよそ300万円分の水がむだに排水されていたもの。


小田原市教育委員会によると、このプールは水位が下がると給水管から自動的に水が供給されるシステムになっており、プールの管理を担当していた30代の男性教諭が給水管が閉まっているのを確認しないまま、排水作業を行ったために、むだに水が漏れ出し続けたという。

これについて教育委員会では、小学校に対してむだになった水道料金の半分にあたる150万円を負担するよう求め、小学校側では、男性教諭のほか、校長と当時の教頭の3人が私費で支払うことを決めたという。

残るおよそ150万円については小田原市が負担するということで、教育委員会は「公費での負担は申し訳なく思っており、市民感情を考慮すれば学校側に負担を求めるのは仕方がないことだ」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1054660561.html
 
 
当時の様子は、2012年1月14日付で神奈川新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。
 
小田原市教育委員会は13日、市立三の丸小学校の屋内プールで10日間にわたり水を出しっぱなしにするミスがあり、約300万円の損失が起きたと発表した。

市教委によると、出しっぱなしにしたのは昨年12月12日から同21日まで。
使用期間を終え、12日に閉鎖作業のために排水管を開きプールの水を抜いたが、担当教職員が給水管を閉め忘れた。
翌13日、この職員が作業の終了をプール内で確認ぜずに放置。21日に巡回した別の教職員が見つけた。


地下1階にあるプールは、縦25m、横13mで容量325m3。
今回、約6千m3が使われないまま流れ出た。


プール室は施錠されたドアがあり、給排水弁の操作は室内の機械室で行う。
水が減ると自動給水される仕組みで、通常は弁が開放になっている。


原因について市教委は、シーズン末の昨年9月下旬に低学年の児童が使用するため水量を減らした際、担当教職員が給水管を閉鎖、この状態が続いていたと思い込み、確認を怠ったなどとしている。

一方、発見した教職員は教務主任に報告したが、教務主任は校長に1月6日まで伝えなかった。
同日、水道検針に訪れた担当者が大量漏水を指摘したために教務主任が校長に報告、初めて調査に動いた。


出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1201130016/
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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