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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019330日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

経済産業省、総務省消防庁、厚生労働省は、石油化学コンビナートなどのプラント設備の点検に小型無人機(ドローン)を活用する場合のガイドラインを取りまとめ、29日に公表した。

 

保守点検でのドローンの積極的な活用が想定され、石油化学コンビナートが多く立地する四日市市でも導入に向けた動きが進むとみられる。

 

さまざまな業界でドローンの活用が進む中、化学メーカーの事業者も導入を模索してきた。

 

しかし、プラントでドローンを飛行させる際の手順などルールが整っておらず、プラント事業者を監督する側の消防は、爆発や火災を防ぐ観点から飛行に慎重姿勢を取らざるを得ない状況だった。

 

ガイドラインでは、背景や目的、航空法や電波法の適用などの項目のほか、ドローン活用の流れを明示。

通常運転や災害時などのドローン活用の手順、リスク対策の留意事項を整理してある。

使用する機体や操縦者の要件、飛行計画書の作成と提出などについても触れている。

 

公表に先立ち、四日市市消防本部は28日、消防のドローンを使った飛行実験訓練を実施。

同市の化学メーカーJSR四日市工場内で、稼働中の動力プラント付近からドローンを上空に飛ばし、配管の様子をモニターに映し出した。

 

近隣の同業者数社の担当者も、訓練やモニターの映像を確認。

「結構、きれいに映る」などの声が上がった。

 

経産省産業保安グループ高圧ガス保安室の担当者は、「プラントの保安力を向上させていく上で、ドローンは重要なツール」と言う。

 

ドローンが保守点検に活用できるようになれば、高所点検の容易化や作業費用のコストカットに直結し、目視では見つけることができないサビや補修箇所の発見など、プラントの安全性の向上にもつながる。

 

JSR四日市工場の橋本保安防災部長は、「ドローンの活用で、より安定して、より安全な操業ができる。点検のほか、敷地内のパトロールへの利用など、さまざまな可能性がある」と力を込めた。

 

ドローンを活用した写真や映像を蓄積させてデータ化することで、人工知能(AI)で修理が必要な箇所の洗い出しなど、一層効率化が図られる期待もある。

 

出典

コンビナートでドローン 四日市消防が飛行実験訓練

https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190330/CK2019033002000046.html 

 

 

329日付で日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

経産省は、ドローンの利用に関する規制を緩和する。

 

電子機器を搭載するドローンは、コンビナート内での使用が発火の恐れから難しかったが、5月から施設の点検など、より広範囲に使えるようにする。

 

厚労省、消防庁と共同で、29日に「プラントにおけるドローンの安全な運用方法に関するガイドライン」を公表する。

 

コンビナートで電子機器利用が制限されている区域を見直し、ドローンを持ち込める範囲を広げる。

 

プラント内でもIT(情報技術)を使い、作業の効率化を進める狙いだ。

 

コンビナートで作られる石油製品の需要は鈍化が避けられない。

経産省によると、17年度から22年度までに国内のガソリンや軽油などの需要は8.4%減る。

 

こうした産業の設備は高度成長期に整備を進め、老朽化が進んでいる。

ドローンを使い、より頻繁に設備の状態を確かめられれば、重大な事故につながる不備を見つけやすくなる。

 

ドローンの関連企業からは、「詳細な点検まで可能になれば、100mの塔で1回1億円程度かかっていた点検コストが数100万円まで下がる可能性がある」との声が聞こえる。

 

災害時に設備に異常がないかを確かめる際に、作業員を危険にさらすことなく点検できる。

 

出典

コンビナート点検、ドローンで可能に 経産省が規制緩和

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43032600Y9A320C1EE8000/

 

 

※以下は経産省HP329日付の記事。

 

経済産業省は、プラント保安分野におけるドローンの安全な活用の促進に向け、平成31313日、消防庁、厚生労働省と連携し、プラント内でドローンを安全に運用するための「ガイドライン」と、国内外企業の先行事例を盛り込んだ「活用事例集」をとりまとめました。

 

これにより、プラントにおけるドローンの活用が加速し、保安力の更なる向上が期待されます。

 

・・・・・

 

プラント保安分野におけるドローンの安全な活用の促進に向け、「ガイドライン」と「活用事例集」をとりまとめました

https://www.meti.go.jp/press/2018/03/20190329008/20190329008.html 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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