2015年2月12日付で札幌テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月12日11時6分に産経新聞から、2月12日12時21分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大雪に見舞われた留萌市で、痛ましい事故があった。
車庫の中でバーナーを使って雪を溶かす作業をしていた男性が、服に引火した状態で発見され、死亡した。
住宅に組み込まれた車庫。留萌の事故は、この中で起きた。
12日午前4時5分ごろ、半田さん(51)が、服に火がついた状態で倒れていたところを発見された。
半田さんは病院に搬送されたが、死亡した。
(樋口記者)
「半田さんが発見された際、車庫のシャッターは閉まった状態だったということです」
警察によると、半田さんは深夜0時半頃から除雪をしていて、独自の方法で雪を溶かしていたという。
車庫の中にシンクのようなモノを用意し、そこに雪を入れる。これをキャンプ用のバーナーなどを使ってあたためていたという。半田さん自作の融雪槽だった。
警察によると、車庫の中は煙が充満していたという。
警察が半田さんの妻に話を聞いたところ、半田さんは、ふだんから車庫の周辺の雪をとかすためにバーナーを使っていて、12日も午前0時半ごろに「除雪をしてくる」と言って外に出ていったという。
留萌市は昨夜から再び大雪に見舞われた。
午前2時の時点で積雪は132cmに達し、留萌市平均の倍を記録していた。
死亡した半田さんの家の前にも、高い雪山ができていた。
(留萌市民)
「ひどい雪だ…」「きのうは寝る前に除雪した。きょうになってまた積もった」
大雪で市民が雪捨て場に困る中で起きた今回の事故。
警察は、半田さんが一酸化炭素中毒になったあとバーナーの火が服に引火した可能性も含め、あす遺体を司法解剖し、事故の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150212/afr1502120010-n1.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150212/5392131.html
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月12日付の北海道新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
半田さんは午前0時半ごろから自宅周辺の除雪をしており、就寝中の妻がきな臭いにおいに気付いて車庫を確認したところ、シャッターが下りた車庫内に煙が充満していたという。
半田さんが倒れていた近くにはキャンプ用の複数のバーナーがあった。
半田さんの衣服は腰や背中付近が焼けており、作業中に火が燃え移った可能性もあるとみて、詳しい状況や死因を調べている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。