2021年8月1日7時5分にYAHOOニュース(NEWSポストSEVEN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
夏休みにキャンプなどに出かけ、そこで危険な生物に出くわすこともあるだろう。
しかし、熊も、毒をもつハチや蛇も、人間にやみくもに襲いかかるわけではない。
遭わないようにするのが原則だが、それでも出遭ってしまったら、どうすればいいのだろうか。
専門家に教えてもらった。
◆ハチが大群で攻撃してきた!
「日本における有毒生物による死亡件数の1位はハチ。
毎年20人ほどが亡くなっています」。
そう語るのは、危険生物対策を専門とする西海太介さん。
「ハチの毒には、仲間を引き寄せるフェロモンが入っているので、巣に近い場所は危険です。
万が一、ハチが集団で攻撃してきたら、刺されないように、追ってこなくなるまで逃げましょう。
距離は、最低でも10~20m以上は離れてください」
(西海さん・以下同)
◆ハチが一匹部屋に入ってきた
ハチは明るい方に向かう習性があるので、迷い込んできた場合は部屋を暗くし、窓を開け、明るい外に逃げるように誘導しよう。
◆ハチに刺された!
「ハチの毒は水溶性なので、傷口を絞るようにして流水で5分以上かけて洗い流すのが効果的。
強い痛みは冷やすことで緩和され、通常は1~2週間ほどで改善します」
水道がなければ、ペットボトルの水を使ってもよい。
刺されたところの局所的な症状は誰にでも起こる毒の症状だが、息苦しい、めまい、刺されたところ以外にじんましんや腫れ、かゆみなどの全身症状が出てきたら、速やかに病院へ。
◆蛇を見つけたら
ハチに続いて死亡事故が多い蛇。
「蛇の攻撃範囲は体長の3分の2程度で、ジャンプもしません。
日本に棲む毒蛇のマムシの体長は40~60㎝、ヤマカガシは70~120cm、沖縄のハブは1~2mなので、計算上、1.5m以上離れていればかまれません。
◆毒蛇にかまれたら
毒蛇にかまれると、基本的に入院が必要になる。
「蛇から離れた後、時計や指輪などの身体を締め付けるものを外すこと。
大きく腫れて取れなくなって締めつけられ、組織障害を起こす可能性があるからです。
その後、すぐに救急車を呼んで病院に行きましょう。
毒蛇の種類や体質ですぐには症状が出ないケースもある。
安易な自己判断はせず、一刻も早く病院へ」
◆熊と目が合ったら
6月に北海道・札幌市の住宅街で熊が4人を襲うなど、目撃情報や事件が絶えないが、もし熊に遭遇したら、慌てて逃げるなど俊敏な動きはNG。
目をそらさず、後ずさりしながら離れること。
「近づいて来るようであれば、食べ物や荷物を落とすなどして興味をそらし、そのすきに逃げましょう。
その際も、背中を見せずに後ずさりし、視界に入らなくなったら、急いでその場を離れて」
◆海でクラゲに刺されたら
海水浴シーズンになると被害が増えるクラゲ。
触手に毒を発射する小さな針のようなものを持ち、これに触れると刺されてしまう。
「刺されたらすぐに陸に上がり、基本的には海水を患部にかけながらやさしく洗う。
肌に触手の一部が残っている場合、抜こうとして手を刺さないように注意が必要です」
クラゲの毒もアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるので、心配な場合は病院へ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/794280f97388bbcae1a38f5dea0a1e0204704fba
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。