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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201811750分に千葉日報から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

1161948分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後2時15分ごろ、市原市大桶の市道(通称うぐいすライン)を通り掛かった人から「土砂崩れで電柱1本が倒れ、埋まっている」などと110番通報があった。

 

警察によると、大桶公民館付近の道路脇の斜面が崩れ、幅約40mにわたり、4~5mの高さに積もった土砂が道路をふさいだ。

 

同日午後9時までに、巻き込まれた人や車両はなかった。

市が付近を通行止めにして土砂の撤去を進め、警察で原因を調べている。

 

千葉県中部林業事務所や市によると、現場斜面から約60m上の場所で、東京・港区の会社が2016年12月から太陽光パネルを設置するため、建設汚泥などを浄化し再生処理した再生土を埋める作業をしており、何らかの原因で再生土が流れ出たとみられる。

 

土砂崩れ発生時には雨が降り、下請けの大網白里市の土木会社の作業員7人が作業していた。

作業員は、「大きな音がして、下を見たら土砂が崩れていた」と話したという。

 

同事務所は今月2日、土砂崩れを防ぐ目的で、作業現場に雨水をためる調整池を造るよう、業者に指導していた。

 

これまでにも同様の指導を行っており、土砂崩れとの因果関係について同事務所は、「施工前に調整池を完成させずに作業していたことが原因の可能性が高い」としている。

 

現場付近では、今年9月にも台風による大雨の影響で道路に泥が流出し、防止策として土のうを積むよう、県が業者に是正命令を出していた。

業者は命令に従い、さらに高さ1mの柵を設置したが、柵越えに再生土が流れ出た。

 

 

【被害者有無確認で緊迫】

 

市原市大桶の市道で6日発生した大規模な土砂崩れは、見上げるほどの高さに積もった再生土が道路をふさぎ、関係者を一様に驚かせた。

 

「静かに」「足音も立てないで」-。

市消防局は地中音響探査機で埋もれた人の有無の確認などに当たり、現場は緊迫した雰囲気に包まれた。

 

土砂崩れは電柱を軽々となぎ倒すほどの規模で、現場対応に当たった警察や消防などは情報収集に追われた。

 

日没後はライトを点灯し、重機を使っての復旧作業。

通行止めが続き、多くの人が迂回を余儀なくされた。

 

現場を訪れた60代男性は、「こんなにひどいとは思わなかった。中に人がいなければいいが…」と不安げな表情。

間一髪で土砂崩れの被害を免れた通行人の男女に話を聞いたという70代女性は、「近くまで行ったが、ものすごい量だった」と、驚きを隠せない様子だった。

 

出典

40メートルにわたり土砂崩れ 斜面から再生土が流出 市原の市道

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/545557 

千葉県市原市で土砂崩れ 道路が長さ約40メートルに渡り高さ4~5メートルの土砂で埋まる

https://www.sankei.com/affairs/news/181106/afr1811060031-n1.html

 

 

117日付で毎日新聞千葉版からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。

 

同市などによると、土砂崩れが起きたのは、道路脇に盛られた再生土の造成地。

東京都港区の会社が太陽光パネルを設置するために、2016年12月から埋め立て工事をしていた。

 

今年9月30日の台風24号の通過後には道路に土砂が流出したとして、県から土砂の撤去と流出防止用の柵を設置するよう指導を受けていた。

 

その後、柵は設けられ、この日は作業員が朝から、雨水を排出する設備の設置工事をしていたとみられる。

 

6日夜、現場では重機による土砂の除去作業が行われた。

地元の消防団員は取材に、「今回のような大規模な土砂崩れは初めて」と話していた。

 

銚子地方気象台によると、市原市では、6日(午後7時現在)に雨が降ったのは午後1~2時の0.5ミリのみ。

県中部林業事務所は、「土砂崩れが起こるほどの降雨ではなかったとみている。事故原因の把握に努めたい」としている。

 

出典

『土砂崩れ 造成地が 集落に被害なく 市原・うぐいすライン /千葉』

https://mainichi.jp/articles/20181107/ddl/k12/040/180000c 

 

 

118日付で毎日新聞千葉版からは、この工事は2年前に調整池完成を条件に許可されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は2016年10月、森林法に基づき、土砂崩れを防ぐため雨水などをためる調整池を完成させてから埋め立てを始めることを条件に、約7haの林地開発を許可した。

 

業者は同12月ごろから造成工事を進めているが、県が今年10月に現地調査をした際に池は完成しておらず、今月2日に行政指導したところだった。

 

・・・・・

 

業者が土砂撤去を進めているものの、通行再開の見通しは立っていないという。

 

同市の担当者は取材に、「なぜ対策を先に講じなかったのか。何ということをしてくれたのか、という思いだ」と憤りを隠さない。

 

業者は「担当者が外出している」として、7日午後8時現在、取材に応じていない。

 

出典

『市原の土砂崩れ 調整池完成せず工事 森林法抵触 県が処分検討』

http://mainichi.jp/articles/20181108/ddl/k12/040/090000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

最近、産経新聞が太陽光発電の負の側面について連載記事を掲載しており、本ブログでも紹介中。

 

今回の土砂崩れも負の側面事例?

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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