2018年11月7日19時50分にgooニュース(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後7時半ごろ、鹿児島市広木2丁目の県道を走行していた鹿児島交通の路線バスで、中央付近の1人掛けの座席の下から高温の水蒸気が吹き出した。
水蒸気は、この席に座っていた鹿児島市の46歳の会社員の男性の足にかかり、男性は右足に軽いやけどをした。
当時、バスには男性を含めて乗客12人と53歳の運転手の男性が乗っていて、男性のほかに、けがをした人はいなかった。
鹿児島交通によると、やけどをした男性の座席の下には、およそ70℃の熱湯が流れる暖房用の温水管があり、何らかの原因で熱湯が漏れた可能性があるという。
出典
『鹿児島市 路線バス内で高温の水蒸気 乗客1人やけど』
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2018110700033021.html
11月8日11時20付分に読売新聞からは、蒸気ではなく熱湯が噴き出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後7時30分頃、鹿児島市広木2の県道で、鹿児島交通の路線バスの男性運転手(53)から「車内で男性客に熱湯がかかった」と110番があった。
警察や鹿児島交通によると、中央付近にある一人掛けの席の下から熱湯が噴き出し、この席に座っていた同市の会社員男性(46)が右足に軽いやけどを負った。
車内では暖房のため、エンジンで温めた湯を鉄管で循環させている。
鉄管はゴムで覆われているが、このときはむき出しになっていたという。
出典
『バス車内むき出し鉄管、熱湯噴き出し乗客やけど』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181108-OYT1T50068.html
11月8日20時33分にNHK鹿児島からは、配管が破損していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が7日、バスの車内を詳しく調べたところ、暖房などに使うため車内に熱水を循環させる配管が破損しているのが分かった。
配管には、ねじ曲げられたり外から圧力を加えられたりした形跡がみられないことなどから、警察は、配管の劣化の可能性があるとしている。
一方、鹿児島交通によると、使用している配管の耐用年数は特に定められていないということだが、毎年、暖房を使い始める時期に設備の点検を行っているという。
事故があったバスは平成8年に製造され、同型の路線バスは鹿児島交通でおよそ30台運行しているということで、緊急点検を行ったところ、問題は見つからなかったという。
警察は、蒸気が噴き出した詳しい原因を、引き続き調べることにしている。
出典
『バス内の蒸気 配管劣化の可能性』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181108/5050004858.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。