







2024年11月22日20時35分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県日置市東市来町湯田の市湯田地区公民館で10日、別棟2階のガラスのサッシ窓1枚が4メートル下に落下し、屋外にいた2歳と6歳の男児2人がけがを負う事故が起きていたことが22日分かった。
いずれも軽傷。
市によると、窓は縦約130センチ、横約85センチ、重さ約10キロ。
住民が換気のため窓を開けようと鍵を触ったところ、窓枠ごと外れて2歳男児の頭を直撃。
弾みで隣にいた6歳男児の手に当たった。
詳しい原因は調査中。
別棟は2015年の完成後、業者による点検はしていなかった。
事故を受けて市の施設を担当者が一斉に確認したところ、37カ所で落下などの危険性があり、周辺を立ち入り禁止にした。
男児2人はそれぞれ家族と周辺で開かれたイベントを訪れていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74e46519dfeaeb7a1a8fd260c61cee87558e9b7
2024年11月22日18時34分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月10日、大阪メトロ谷町線の都島駅付近で電車内のシートに座った乗客の50代の男性が尻に軽いやけどを負いました。
男性が座った場所には透明な液体がかかり、ぬれていたということです。
捜査関係者によりますと、警察が鑑定した結果、この液体は台所などで強い汚れを落とすのに使われるアルカリ性の洗浄剤とみられることが分かりました。
洗浄剤はホームセンターなどで販売されていて、含まれる成分にはたんぱく質などを溶かす性質があるということです。
このため、皮膚に付着すると化学反応を起こして発熱することがあるということで、警察は液体がシートに付着したいきさつを詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241122/2000089402.html
11月22日17時49分に産経新聞からは、座席に座ってしばらくして尻に痛みを感じたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪メトロ谷町線の電車内で液体が付着したシートに座っていた50代男性が軽いやけどを負った事案で、大阪府警が液体を鑑定した結果、アルカリ性洗浄剤の成分が検出されたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
アルカリ性洗浄剤は、皮膚に付着するとやけどのような炎症を引き起こすことがあるといい、府警都島署が詳しい経緯を調べている。
捜査関係者によると、検出されたアルカリ性洗浄剤は、水酸化ナトリウムと水酸化カリウム、界面活性剤を含んでおり、市販されている台所用洗剤とみられる。
府警によると、男性は10月10日午後、大阪メトロ谷町線天満橋駅で乗車。
座席についてしばらくして尻に痛みを感じたため、都島駅で下車して駅員に異変を訴えた。
男性は尻に化学熱傷の軽傷。
シートに座った際、ズボンを通じて液体が皮膚についたとみられ、府警が液体を採取し、成分を調べていた。
https://www.sankei.com/article/20241122-LIMUE4DGG5JFVPBDS5MSR36Z2Y/
2024年11月22日20時6分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前、愛知県豊田市にある車のシートなどを作る工場で、従業員の男性が重さ300キロのロールの下敷きになり、意識不明の重体です。
事故があったのは、豊田市吉原町にある自動車の内装部品メーカーの工場で、警察によりますと、22日午前11時過ぎ、パート従業員の男性(74)が車のシートに使う素材を束ねた、重さおよそ300キロのロールの下敷きになりました。
男性はロールがトラックから落ちそうになっていたため、手で押さえようとしたところ下敷きになったということです。
男性は病院に搬送される際は意識がありましたが、その後に容体が急変し、意識不明の重体だということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c423cf593c9b0dbd5fa5357e8219d792c5ff6d7
2024年11月22日16時12分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時ごろ、宇部市小串の化学メーカー、UBE宇部ケミカル工場から、「アンモニアが漏れ出た」という通報が消防にありました。
警察などによりますと、この事故で2人がアンモニアを含むガスを吸い込み、気分が悪いと訴えたことから病院で検査を受けましたが、いずれもけがはなかったということです。
会社などによりますと、当時、高純度のアンモニア水の製造が行われていましたが、このなかでアンモニアを含むガスを流した際に配管から漏れ出し、製造作業とは別の場所にいた関連会社の社員5人のうち2人がガスを吸い込んだということです。
すでに流出を止める作業は終わっていて、周辺に漏れ出た危険性もないということで、警察などは事故の詳しい原因について調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20241122/4060021781.html
11月22日13時54分にYAHOOニュース(山口放送)からは、漏れたガスが近くの部屋に入り、部屋の中にいた5人が吸い込んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
UBEによりますと、敷地内の高純度安水設備からアンモニアを含んだ排ガスが漏れたということです。
ガス漏れはすぐに収まりましたが、漏れたガスが近くの部屋に入り、部屋の中にいた関連会社の社員5人のうち4名が搬送され、2名が体調不良を訴えているものの、搬送時意識はあり、命に別状はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ddd29e374d0cc115fb4456ca4ea11ffd1aa1a57
11月22日13時46分にYAHOOニュース(テレビ山口)からは、アンモニアガスを含む排気ガスが漏れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
UBE宇部ケミカルによりますと22日午前10時半ごろ、山口県宇部市小串の同社工場敷地内で、アンモニアガスを含む排気ガスが漏れる事故がありました。
作業員4人が気分不良を訴えて病院に運ばれましたが、病院の診察で異常はなかったということです。
会社によりますと、排気ガスを処理する設備に向かう配管の途中で、ガスが漏れたとみられます。
ガスはすぐに止められ、環境や設備への影響はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d123bc3b6b3d0bc00f82e78ea2d152d25e833113
2024年11月22日16時49分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県千曲市でトラックのタンクから塩酸が漏れているのが見つかりました。
有毒なガスの発生の恐れがあったため、中和作業が行われ、周辺の道路は3時間半にわたって通行止めとなりました。
道路の端に白いラインができています。
塩酸を中和するためにまかれた石灰です。
午前10時過ぎ、千曲市でトラックの運転手から「塩酸が漏れた」と消防に通報がありました。
積んでいた800リットルのうち半分の400リットルが周辺の国道などに漏れたということです。
近くの住民:
「煙がもくもく出ていた感じ、蒸気みたいなのが。逃げようと思って孫を連れて車で少し離れたほうがいいなと」
塩酸は濃度25%以上で有毒な塩化水素ガスが発生します。
積んでいたのは濃度35%の塩酸だったため、警察が周辺の道路500メートルを通行止めにし、消防や県が中和作業を行いました。
約3時間半後の午後1時45分に作業が終わり、通行止めは解除されました。
けが人や体調不良を訴える人はいなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e64a915ee71b3408e63f08da092c2d19eefb21c
11月22日17時30分にNHK長野からは、プラ製のタンクに10cmほどの亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時ごろ、化学薬品などを取り扱う千曲市の「M化成」の敷地内でトラックに積まれていたタンクから塩酸が漏れ出したと通報がありました。
トラックは茅野市にある工業用の薬品を製造販売するメーカーのもので、タンクからおよそ400リットルの塩酸が漏れ出したということです。
塩酸の一部は、周辺の国道にもおよそ600メートルに渡って漏れ出し、消防などが中和剤をまく作業などを行いましたが、けが人はいませんでした。
トラックを所有するメーカーによりますと、荷台にあるプラスチック製のタンクに10センチほどの亀裂が入っていて、塩酸は走行中に漏れ出たとみられるということです。
この影響で、周辺の国道403号は3時間余りにわたって一時通行止めになりました。
トラックを所有するメーカーは「近隣の皆様にご迷惑をおかけしました。原因を調査して再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20241122/1010032886.html
11月22日18時46分にYAHOOニュース(長野朝日放送)からは、トラックは化学薬品などを扱う会社に向かう途中で、その会社の700m手前から漏れ出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
塩酸が漏れ出したのは国道403号千曲市雨宮の「雨宮の渡し入口」の交差点付近です。
午前10時前、中型トラックから塩酸が道路に漏れ、ガスが発生したとみられています
警察や消防によりますと、トラックは化学薬品などを扱う会社に向かう途中で、会社のおよそ700m手前から漏れ出したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c66831a1d3c026a8a8ce211b9c249581abacc137
2024年11月21日10時38分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県の川口労働基準監督署は19日、労働安全衛生法違反の疑いで、戸田市の産業廃棄物処理業「Nサービス」と同社取締役工場長の60代男性をさいたま地検に書類送検した。
書類送検容疑は2月27日、同社工場内で男性作業員=当時(44)=にドラム缶を運搬する用途のフォークリフトで荷のつり上げを伴う作業を行わせた疑い。
同労基署によると、男性はフォークリフトに装着されたドラム缶をつかんで運搬するための付属装置に袋状のコンテナをつり下げ、トラックの荷台から降ろして運ぶ作業を行っていた。
運搬中のコンテナが振り子のように揺れ、バランスを崩したフォークリフトが横転。
男性は運転席から身を投げ出され、フォークリフトの下敷きになり死亡した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d678b66df86e57e7ec4f83bd2dcd6607c8f2f336
袋状コンテナとはフレコンのことだと思われる。
2024年11月21日6時40分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市は20日、ごみ出しのルール違反が深刻化しているとして、悪質な違反には、ごみ袋を開封して出した家庭などを特定できるよう市条例を改正する方針を明らかにした。
開封調査の条例化は県内初といい、来年3月の施行を目指す。
同市では、分別ルールや収集日を守らない、事業ごみを家庭ごみとして出すといった違反報告が相次いでおり、2023年度は約9000件に上った。
ごみ袋に違反シールを貼って回収しない対応にとどめてきたが、効果が乏しく、条例で対策を強化することにした。
廃棄物処理に関する条例の改正案には、適正なごみ出しを市民の責務として明記。
悪質な違反に対し、市職員がごみ袋を開封して排出者を調査する規定を設ける。
特定できれば改善勧告を行い、従わない場合には違反者の氏名や事業所名などを公表する。
木幡市長は、同日の記者会見で「マナーに基づかない排出、違法な排出をしている人に、きっちりと是正をしていただくための仕組みが必要だ」と説明。
分別の徹底でごみの減量につなげる狙いも強調した。
条例改正案は来月2日に開会する市議会12月定例会に提出する。
可決されれば来年1~2月に住民説明会を開く。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241121-OYT1T50005/
(ブログ者コメント)
同様の条例を他に制定している自治体がないか調べたところ、京都市や千葉市などで制定している模様。
ただ、制定後に改善されたかどうかや、日本語が理解できない外国人への周知方法などの情報は見つからなかった。
(2024年12月1日 修正1 ;追記)
2024年11月29日6時50分にNHK福島からは、改善を求めるシールを貼っても1週間放置され続けたゴミ袋を一般の人がいない市の施設で開封するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市では、適切に分別せずに出された家庭ごみや、家庭用の集積所に出された飲食店の生ごみなど、ルールを守っていない違反ゴミが昨年度9240件確認されました。
ほとんどのケースで排出者がわからず、対応にかかるコストや衛生環境の悪化が課題になっているということです。
このため、市は、違反ゴミの調査を行い、排出者に直接指導するための条例を制定する方針を決め、28日開かれた有識者会議で条例案が了承されました。
条例案では、改善を求めるシールを貼っても一週間放置され続けたゴミ袋は開封して調査を行い、排出者を特定して直接指導を行うこと、同一人物による違反が繰り返し確認された場合は勧告や氏名の公表も行うことなどを盛り込んでいます。
また、袋の開封は一般の人がいない市の施設内で行うとしています。
市は来月開かれる議会に条例案を提出し、可決されれば来年3月の施行を目指すとしています。
福島市は「開封調査の制度化により市民の意識を高め、ゴミの減量につなげたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20241129/6050028090.html
2024年11月20日20時30分に朝日新聞から下記趣旨の記事が救助用渡り板の写真付きでネット配信されていた。
JR瀬戸大橋線で架線が断線し、快速マリンライナーが瀬戸大橋上で約6時間立ち往生した10日のトラブルについて、JR四国が20日、記者会見を開き、乗客が救援列車に乗り換える際に用いる非常用渡り板がマニュアルに定めていた場所で見つからず、救出が約2時間も遅れたことを明らかにした。
JR四国の説明によると、金属製の渡り板は長さ2.8~4.3メートル。
岡山側の児島駅と、香川側の坂出駅、宇多津駅の3カ所に保管していた。
当日は、児島駅から救援列車を横付けし、渡り板を使って乗客150人を救出した。
この検討段階で、児島駅の渡り板がマニュアルに定めた保管場所のポンプ室にないことが判明。
児島駅にいた同社社員が急きょトラックで坂出駅に向かい、渡り板を持ち帰るまでに約2時間かかったという。
渡り板はその後、児島駅のホーム下から見つかった。
2013年に移動させた記録も見つかったが、マニュアルに反映されていなかったという。
渡り板を使った救助訓練はしてきたが、児島駅で保管していた渡り板は1988年の瀬戸大橋線開業以来、一度も使われたことがなかった。
同社安全推進室の坂中副室長は「この2時間を重く受け止め、お客様が不安だっただろうと反省している。渡り板が発見できなかったことは非常に申し訳ない」と陳謝した。
四之宮社長は、渡り板の準備に時間を要したことと飲食物をいち早く乗客に届けることができなかったことについて「オペレーションに問題があったと考えており、マニュアルの改善や非常用設備の適切な管理などを進める」とコメントを出した。
一方、トラブルの原因については、何らかの要因で架線が切れた結果、パンタグラフなどが破損した可能性があるとの見方を示した。
詳しい原因はわからず、鉄道総合技術研究所に調査を依頼したことを明らかにした。
https://www.asahi.com/articles/ASSCN3H57SCNPLXB00BM.html?iref=comtop_National_03
11月27日16時52分に読売新聞からは、2つの救援方法が不可だったため渡り板救援方法になった、救出用列車の行き先についてJR西とJR四国の間で意見の相違があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
JR四国は列車が自走できないことから、当初、同じ上り線で別の列車を連結し、運ぶ方法を検討。
過去にあった車両故障による橋上での立ち往生は、この方法で対応した。
しかし、今回は架線が切れて、同じ上り線が使えないことが約1時間30分後に判明し、断念した。
次に、乗客に車両から降りて橋上を歩いてもらい、最寄りの島でバスに乗り換える方法を考えたが、バスの手配などができなかった。
そこで、児島駅から走行可能な下り線で列車を向かわせ、快速に横付けして渡り板を通って乗客が乗り換え、運ぶ方法に決めた。
・・・
◆「訓練不足」
・・・
最終的な救出方法が決まるまで3時間かかったことについて、四之宮社長は記者会見で「お客様も救出できるため、列車の駅への収容を優先させたが、お客様の救済だけを優先すべきだったのではというのは後から思えば反省点だ」とした。
そのうえで、「いろいろな事例に対し、優先順位を判断する訓練が不足していた」とした。
また、同社は、立ち往生中に乗客へ食料、飲料を届けることができなかったことも課題としている。
◆行き先変更
現場はJR西日本管内との境目近くで両社が連携して救出にあたったが、救出した列車の行き先を巡っては意見の相違があった。
両社は3年に1度、合同で非常時対応訓練を実施。
13年には乗客の救出作業や現地確認作業を迅速に行うとする覚書を締結している。
児島駅からの救出用の列車に関してJR四国は元々、乗客の乗り換え後、香川へ向かう計画で準備をしていた。
これに対し、JR西は快速の行き先だった岡山側に向かうよう主張。
行き先は1時間後、岡山側に変更された。
JR西岡山支社の林支社長は11日の記者会見で、「運行管理権はJR四国にあるが、もっと早いタイミングでもう少し強く提言することができたというのは、反省点があったんじゃないかと捉えている。非常時のコミュニケーションの仕組み作りはJR四国と一緒にやり、訓練も拡大したい」と述べた。
四之宮社長も「今回のことを踏まえ、JR西とも改善点を協議したい」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241126-OYT1T50198/
※以下は事故当時の報道。
(2024年11月11日21時20分 山陽新聞)
10日午前7時35分ごろ、JR瀬戸大橋線児島―宇多津間で、高松発岡山行き快速マリンライナー(7両編成、乗客約150人)が緊急停止した。
列車は児島から南へ約4キロの下津井瀬戸大橋上で立ち往生。
乗客は約6時間後に救援のための別列車に乗り換え、岡山方面に向かった。
けがや体調不良を訴える人はいないとしている。
JR四国によると、列車に電力を供給する架線が切れて垂れ下がっていた。
列車上部のパンタグラフ3基が全て損傷し、自力走行できない状態だった。
電圧がゼロになっている表示に運転士が気付き、車掌は異音を聞いて、ほぼ同時に緊急停止させた。
前日に四国で発生した大規模停電とは関係がないといい、原因を調べている。
瀬戸大橋上での架線切断は初めてという。
救援に向かった列車は下り線を使って停止した列車に横付け。
車両間に板を渡して午後1時半ごろまでに乗り換えてもらい、児島に向けて下り線を逆走した上で岡山まで運転した。
児島―宇多津間の上下線で運転を見合わせた。
架線の復旧を行った後に損傷した列車を児島に待避させ、午後8時ごろに運転を再開した。
特急を含む107本が運休・部分運休し、約1万5千人に影響した。
10日夜に記者会見した長戸鉄道事業本部長は「(乗客らの救助に)多くの時間がかかり、反省している」と謝罪した。損傷車両の一部を所有するJR西日本の林秀樹岡山支社長も11日の定例記者会見で陳謝し、「JR四国と一緒に原因調査に努める」と述べた。
JR瀬戸大橋線は11日始発から通常運行。
事故の影響で一部の列車は車両の編成数を減らしており、12日も続く見込み。
https://www.sanyonews.jp/article/1636268
(2025年3月29日 修正1 ;追記)
2025年3月28日19時10分に日本経済新聞からは、電線と金具間で原因不明だが異常発熱があり電線が切れた、電線と金具は電気抵抗を少なくするためそれぞれ磨くことになっていたが金具側を磨いたことの確認はしていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR四国は28日、2024年11月に起きた瀬戸大橋での列車立ち往生トラブルに関する調査結果を発表した。
電線と金具の間で異常な発熱があり、電線が切れたと判明した。
発熱の要因は特定できなかった。
別の列車に乗り換えるために必要な「渡り板」の紛失で乗客の救出が遅れたことが判明しており、作業時の確認リストを改めるなど再発防止策を示した。
トラブルは11月10日に発生し、列車が約6時間立ち往生した。
外部機関に依頼した調査によると、電線のうちパンタグラフを通じて列車に電気を送る「トロリ線」と、電気を供給するための電線・金具(フィードイヤー)の間で発熱があり、線が溶けて切れた。
トロリ線とフィードイヤーについて、同社は電気抵抗を少なくするためそれぞれ磨くこととしていた。
トロリ線側の作業確認はしていたものの、フィードイヤーの確認はしていなかった。
再発防止策ではこれらの確認リストを改めた。
トラブルを巡っては、JR西日本管内の児島駅(岡山県倉敷市)でJR四国が管理する「渡り板」が見つからず、乗客の救出が約2時間遅れた。
渡り板の取り扱いを含め、JR西との協力体制を見直すなどの対策も示した。
キーワード;変更管理
2024年11月20日付で伊賀タウン情報ユーから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県名張市教育委員会は11月20日、記者会見を開き、同日朝に市立名張小学校(丸之内)で小学6年生の男子児童が校庭のシーソーなどに催涙スプレーを噴射し、近くにいた他の児童7人が救急搬送された事案について説明した。
同市教委によると、男子児童はこの日、父親が1年前にインターネットで購入し、かばんに入れていた催涙スプレーを無断で自宅から学校に持参。
午前8時ごろに友人の5年生児童に見せて話をする中で「におってみな」などと言いながらシーソーや教室の引き戸などに噴射した。
男子児童や友人の5年生児童には症状が出なかったが、その後、知らずにシーソーで遊んだり、教室の引き戸に触ったりした他の児童9人が目の痛みなどを訴え、うち4年生の男女3人と6年の女児1人が救急搬送された。
同校の廣岡校長によると、男子児童が使った催涙スプレーのボトルは「USA」や「PEPPAR」などと全て英語で書かれていた。
男子児童が催涙スプレーだと認識していなかった可能性もあるという。
救急搬送された7人は全員、軽傷と診断された。
6人は治療後に授業に復帰し、1人はアレルギーがあるため大事を取って自宅で静養したという。
今後の対応について、西山教育長は「人権があるので持ち物検査は差し控えたいが、児童が不要物を持ってこないよう保護者へ啓発したい」と話した。
市教委は同日夜に学校で緊急保護者説明会を開き、保護者へ経緯を説明する。
スクールカウンセラーの派遣も県教委に要請しており、21日以降に子どもたちの心のケアを進める。
https://www.iga-younet.co.jp/2024/11/20/97206/
11月21日16時32分にメーテレからは、催涙スプレーは非殺傷武器だが関税法上は武器など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日、三重県名張市の小学校で、6年生の男子児童が遊具などに催涙スプレーを吹き付け、児童7人が救急搬送された事故。
販売の実態や所持する際に気をつけなければいけないことは――。
「校庭のシーソーのまわりにはコーンが置かれていて利用が制限されています」(記者)
「びっくりしました。小学校で起きると予想していなかった」(名張小学校の保護者)
20日、三重県名張市の名張小学校で6年生の男児が催涙スプレーをシーソーや教室のドアに吹き付け、近くにいた4年生と6年生の児童7人が目の痛みを訴え、救急搬送される事故がおきました。
防犯対策として学校など常備されることもある催涙スプレー。
いわゆる“護身用品”の正しい使い方などを普及・推進する日本護身用品協会の寺田会長に聞きました。
「日本に輸入されている催涙スプレーの99%はOCスプレー。
トウガラシの刺激成分を抽出して、それを水で薄めて使っているスプレーが大半。
スタンガンとか催涙スプレーも含めて、全部自分でテストします。
催涙スプレーはもうたまんない、のたうち回るよ。
刺激は水で洗うと取れるんですよ。
そのヒリヒリ感とかそういうのは、1時間から2時間すると引いてくる」
■催涙スプレーなど護身用品の販売・所持に関する明確な規制はない
本来、犯罪の危険から身を守るための催涙スプレー。
現在、日本では、催涙スプレーなど護身用品の販売・所持に関する明確な規制はなく、インターネット通販でも手に入れることが可能です。
寺田さんはその状況に警鐘を鳴らし、協会が認定する販売店では「譲渡の禁止」や「管理の徹底など」の誓約書とあわせ免許証の提示を独自に義務付けているといいます。
「催涙スプレーは非殺傷武器だけど、基本的に関税法上も武器です。
ちゃんと覚悟と決心がないと買ってはいけない道具。
子どもが簡単に触れるようなところに置いておくこと自体が間違っている」(寺田会長)
今回の名張市の児童は父親が購入し、かばんに入れていたものを勝手に持ち出し使っていました。
■持ち歩きは違法?
使い方や持ち歩き方次第では犯罪に触れる可能性もあると、『ドデスカ+』のコメンテーター、三輪弁護士は指摘します。
「催涙スプレーは人の体に、害を加えることができるものであると言えるので、催涙スプレーを隠して携帯すると、正当な理由がない場合は、軽犯罪法に抵触する可能性がある程度になります。
今回(名張市)のケースでいうと、器具に吹き付けてその器具を触ったり、近くにいた児童が目の痛みを訴えたということで、暴行の故意はないと思う。
そもそも小学生は刑事責任能力がないので、当然犯罪は成立しません」(三輪記子弁護士)
ただ、刑事責任にならなくても、重症で治療日数がかかる場合などは、慰謝料や治療費の負担が生じる可能性もあると言います。
そのうえで、三輪弁護士は催涙スプレーそのものではなく使い方の問題だと主張します。
「例えば包丁の方がやっぱり危険だが、包丁を売るなという話にはならない。
取り扱いの注意を家族内でしっかりすることが大事かと思います」(三輪弁護士)
https://www.nagoyatv.com/news/?id=027472
2024年11月18日17時56分にYAHOOニュース(山梨放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北杜市の乗馬施設で18日、4歳の女の子が餌やりをしていた馬に指を噛み切られました。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
【写真を見る】4歳の女の子が馬に右手中指の先端をかみ切られる 乗馬施設でエサやり体験中
事故が起きたのは北杜市小淵沢町の乗馬施設「Y」です。
警察によりますと、18日午後2時10分ごろ、神奈川県藤沢市から家族3人で訪れていた4歳の女の子が馬に餌やり体験をしていたところ、右手中指の先端を噛み切られました。
施設スタッフが近くで指導をしていましたが、他の業務で現場を離れた十数秒の間に指をかまれたということです。
この施設では小さな子どもが餌やりをする時はスコップの使用を推奨していましたが、女の子は手で直接、餌やりをしていました。
事故を受け、施設は「ご心配とご迷惑をおかけした。再発防止に努めていきたい」とし、当面の間は餌やり体験を中止するということです。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae35b2bc1f646ab9e70b259429c89dca849cb91f
11月19日28時14分にTBS NEWS ;UTY)からは、馬は咀嚼力が強いので噛みちぎることは可能だが故意に嚙むような危険な一面をもっているわけではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日、山梨県北杜市の乗馬施設で馬にえさやりをしていた4歳の女の子が指先を馬にかみ切られる事故がありました。
馬の診療も行う獣医師に馬のアゴの力の強さなど聞きました。
事故に遭ったのは神奈川県の4歳の女の子で、北杜市にある乗馬施設「Y」で馬のエサやり中に右手中指の先端を噛みきられました。
馬の噛み切る力はどれほど強いものなのでしょうか。
馬の診療も行う甲府市の野村獣医科の野村努獣医師に話を聞きました。
Q.馬の噛む力はどれぐらいあるのでしょうか?
野村獣医師:
「草をちぎって飲み込むための押し潰す力はかなりあると思います」
「昔から“牛飲馬食”っていうくらい馬はよく食べる。大体馬の体重の2%ぐらいは1日に普通に食べます。それだけ食べなきゃいけないから、消化器官として咀嚼(噛み砕く)力がすごく重要になってくる」
「(植物の繊維の主成分となる)セルロースは、本来であれば消化分解はなかなか難しい。だから咀嚼して砕かなきゃいけない。何度も咀嚼して飲み込むので、その分、アゴも発達して、強くなっている」
野村獣医師によれば、人間の指ほどの硬さのものであれば、馬のあごの力で噛みちぎることは可能ですが、普通の馬が故意に人の指を噛むような危険な一面を持っているわけではないといいます
野村努獣医師:
「(今回の事故に関しては)馬の状況と性格がわかりませんが、本来であればおとなしいはず。それに(人間に)慣れてるし。通常ではそういう事故は滅多にないとは思いますけどね」
「例えば小さいお子さんが指を食べ物をそのつまんだ状態であげてれば、食べ物と一緒にパクッてやる可能性はありますよね」
「手を広げて、手の上に(エサを)乗せて、馬の口に持っていく。小さい子どもの小さな手でも広げていれば大丈夫だと思います」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1563123?display=1
2024年11月16日13時30分にYAHOOニュース(ファイナンシャルフィールド)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路を運転していて、何気なく右車線を走っていただけで突然、警察に止められ取り締まりを受けたと聞くと、驚く人もいるのではないでしょうか。
「速度は守っていたし、合流が怖いから右車線を走っていただけなのに、なぜ?」という疑問を持つ人も多いかもしれません。
実は、最も右の車線を走り続ける行為は交通違反にあたります。
なぜ右車線走行が取り締まりの対象になるか、詳しく見ていきましょう。
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
■高速道路で右車線を走ってはいけない理由
道路交通法第20条には「車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。 ただし自動車は、当該道路の左側部分に三以上の車両通行帯が設けられているときは、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。」と定められています。
2車線道路の場合は左車線を、3車線以上は最も右側の車線以外を走行しなければなりません。
2車線以上ある道路において、最も右の車線は追い越し車線とされており、追い越しを行うために一時的に使用するものです。
右車線を長時間走行すると、「車両通行帯違反」として取り締まりの対象になります。
多くの高速道路では左車線側に合流車線があるため、合流してくる車を恐れて右車線を走り続ける人もいるようですが、交通違反であり渋滞の原因にもなり得るため避けなければなりません。
■取り締まりを受けると反則金6000円と反則点数1点
追い越し車線を理由もなく走り続けていると、通行帯違反として取り締まりの対象となります。
令和6年版交通安全白書によると、通行帯違反は高速道路における取り締まりの約13.0%を占めており、決して珍しい違反ではないのです。
取り締まりを受けると、反則金6000円と反則点数1点の罰則が科せられます(普通車の場合)。
比較的軽微な罰則ではありますが、ゴールド免許だった人は次回の更新でブルー免許となってしまうため、取り締まりは避けたいところでしょう。
俗に「追い越し車線を2キロメートル以上走り続けていると取り締まりを受ける」と言われることはありますが、具体的な基準はありません。
法律上は追い越しが終わったらすぐに走行車線に戻ることを求めているため、2キロメートル未満でも取り締まりの対象です。
無意味に追越し車線に残り続けることは避けましょう。
■高速道路で守りたいそのほかのルールは?
高速道路では取り締まりを受けないためにはもちろん、安全のためにも守りたいルールがあります。
1つ目は十分な車間距離をとることです。
一般的には高速道路では時速80キロメートルなら80メートル、時速100キロメートルで走るなら100メートルといった具合に、時速◯キロメートルと同じ数字をメートルにした距離だけ車間距離を空けるべきと言われています。
前の車との距離を詰めすぎると高速自動車国道等車間距離保持義務違反として反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
もう1つやりがちなのは左からの追い越しです。
道路交通法でも追い越しは右側からと定められています。例えば、3車線の真ん中の車線を走っていて、前を走る車を追い越すために左に車線変更し、そのまま追い越して真ん中の車線に戻るのは違反です。
こちらも追越し違反として取り締まられることがあり、反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
■自動車のルールを再確認しよう
高速道路で右車線を走り続けるのは交通違反であり、取り締まりを受けることは珍しくありません。
免許取得時に必ず習っているはずですし、「知らなかった」で見逃してくれるものではないのです。
右車線を走り続けることは後続車の流れを妨げてしまうため、渋滞や事故の発生につながります。
正しいルールを理解し、安全運転を心がけることで、交通事故を防ぎましょう。
出典 e-Gov法令検索 道路交通法 内閣府 令和6年版交通安全白書 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表
執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8dac78500aed31e9ad73add588954d56324f5b
(ブログ者コメント)
ブログ者も高速道路を走る都度、かなりの確率で追い越し車線を悠々と走っている車を見かけたことがある。
てっきり野放し状態かと思っていたのだが、その取り締まり検挙率が13%を占めるとは、ちょっと驚いた。
2024年11月17日8時18分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後4時ごろ、厚木市にある自動車メーカーの関連施設で高所作業車のかごに乗って作業員2人がビルの外壁の補修工事をしていたところ、1人が転落して命綱で宙づりになりました。
また、もう1人もかごの中で倒れていて、近くにいた警備員が見つけて消防などに通報しました。
2人は病院に搬送されましたが、このうち、宙づりになった東京・杉並区の自営業木戸さん(男性、63歳)がその後、死亡し、倒れていた50代の男性作業員も大けがをしているということです。
これまでの調べによりますと、2人は高所作業車のかごに乗り、アームを伸ばして地上から高さおよそ25メートルの地点で作業していて、何らかの原因でアーム部分が突然、縮んだためかごが急降下し、弾みで外に投げ出されたり中で倒れたりしたとみられるということです。
当時、周辺にほかに作業員はいなかったということで、警察は安全管理に問題がなかったか当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20241117/1050022456.html
11月17日21時11分にNHK神奈川新聞からは、アームは約8m縮んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後4時5分ごろ、厚木市岡津古久の自動車の技術開発会社敷地内で、外壁の補修作業をしていた東京都杉並区、自営業の男性(63)が、高所作業車のゴンドラから転落した。
男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
伊勢原署によると、男性は男性作業員と2人でゴンドラに乗り、一般的なビルの12~13階相当の高さで建物外壁の漏水補修工事を行っていた。
何らかの理由で高所作業車のアームが約8メートル縮み、男性はゴンドラの外に投げ出されて命綱で宙づり状態になったという。
一緒に作業していた男性もゴンドラ内で転倒して足に重傷を負った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a02ccb56469dfbd5ec15f1fecff940d12847b7b
2024年11月19日6時41分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡島管内森町のJR函館線で16日未明に起きた貨物列車の脱線事故は、著しく腐食したレールが引き起こした可能性が高まった。
JR北海道は18日の記者会見で、通常15ミリの厚さがあるレールの「腹部」が腐食で5分の1まで減少していたと発表した。
運行の安全性が懸念される状態まで劣化していたが、JR北海道は事故2カ月前の点検で見逃していた。
なぜ事故は防げなかったのか。
「腐食がここまでひどい状況は会社発足以来初めて。今まで見たこともない」。
JR北海道の島村・鉄道事業本部長は18日の記者会見で脱線事故の原因の一つとなったとみられるレールの腐食についてそう説明した。
JRによると、腐食したレールは脱線した貨物列車から590メートル後方にある鷲ノ木道路踏切(渡島管内森町)内に敷設され、側面が敷板に覆われていた。
敷板は少なくとも14年間はがされたことはなく、何らかの原因でレールの腐食が進んだとみられる。
腐食によって細ったレールの腹部の厚さはわずか3ミリ。
「垂直方向の加重を受け止めることはかなり難しい」(島村本部長)状況だった。
JRは9月12日に事故現場付近で超音波によるレール検査を実施した際、異常を覚知していたが、敷板をはがしてレールの状態を確認することまではしなかった。
敷板に覆われた状態で見えるのは、列車の車輪と接触するレールの「頭部」のみで、目の届かない腹部の腐食は見つけられなかったという。
なぜ検査は徹底されなかったのか。
国土交通省は省令で鉄道各社にレールの定期検査を行うよう求めているが、具体的な検査周期や手法は各社の判断に委ねている。
JR北海道は1~4年に1回の頻度で探傷車を使ったレールの検査を行うと内規で定めているが、敷板を取り除いてレールを調べることまではルール化していなかった。
JR東海は過去の検査などで腐食が疑われた踏切のレールについて、5年に1度の頻度で敷板をはがして検査を行っているという。
レールの深刻な劣化が見逃されていた事態に専門家らは危機感を強める。
日本大の綱島均特任教授(鉄道工学)はレールの腐食について、塩害によって進んだと推測。鷲ノ木道路踏切は海岸沿いにあり、魚などを載せた漁業関係者の車両の通行も多いため「塩水が敷板の下にたまるなどし、長期間にわたってレールの腐食が進んだ可能性がある」という。
JRに対し「検査が表面的だったのではないか。これでは安全運行は絶対にできず、相当な責任が問われる」と早急な検査態勢の見直しを求める。
1996~2000年までJR北海道で保線などを担当した北見工大の白川龍生准教授(鉄道工学)は、塩害に加え、多くの大型車両や貨物列車の通行によって踏切内のレールに過重な負担が掛かり、劣化が進んだとみる。
「同様の条件がそろえば、レールの著しい腐食は他の場所でも起こり得る」と指摘し、海岸が近いなど類似の条件下にある踏切の点検を早期に実施すべきだと訴える。
今後、レール管理や点検に関する社内ルールの見直しを進めるJR北海道に対し、工学院大の高木亮教授(鉄道システム論)は注文する。
「今回の脱線事故は複合的な要因で起きたと考えるべきだ。ここまで劣化したレールを放置していたことは問題で、保線態勢の検証が急務だ」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1089798/
11月18日付の同社HPには、超音波検査結果の概要図など付きで説明資料が掲載されている。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20241118_KO_3087lecture.pdf
11月21日20時36分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、本来は15mmあるレール腹部厚みが3mmにまで減肉していた、これは塩害被害に関する過去の論文と符合するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先週、北海道森町で発生した貨物列車の脱線事故は、私たちの身近に隠れていた危険を浮かび上がらせました。
・・・
脱線現場から見つかった鉄の塊。
腐食して、ボロボロ、バラバラになったレールです。
これは、レールの断面を表わしたもの。
上から順番に「頭部」、「腹部」、「底部」と呼ばれます。
そして本来「腹部」は15ミリの厚さがありますが、事故現場のレールは薄いところで3ミリにまでなっていました。
・・・
実はレールの塩害については、JR東日本新潟支社が調査した論文を発表しています。
今から12年前=2012年のことです。
日本大学(鉄道工学) 綱島均特任教授 ;
「その論文によれば10年間で4ミリ(レールの)腐食が進むと言われてるので、今回(事故が起きた踏切では)30年レールを使っているわけなんですけども、単純計算で言えば、12ミリ以上の腐食があってもおかしくはないということになると、今回の腐食量とも、かなり符合する」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/4acc2262e80211fe232517909d155bdf931d686c
11月21日21時53分にYAHOOニュース(鉄道ライターの寄稿文)からは、事故の背景の一つとして大量の離職者が出続けていることも考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
事故現場となった鷲ノ木道路踏切では9月12日に超音波検査を実施したところ異常が検知されていたものの、目視により線路頭部の確認しか行われず、踏切の敷板を外してレール腹部の確認までは行っていなかったことから、レールの腐食を発見することができなかった。
JR北海道の内規でも確認は求めていなかった。
こうした状況に対して、「検査体制の不備がある」ことや「内規があいまいで作業員が未熟だった可能性がある」という有識者からの厳しい指摘も報道されていた。
有識者が指摘する「作業員が未熟だった可能性」の背景のひとつの要素としてあるのは、止まらない大量の離職者だ。
JR北海道が11月13日に発表した2024年第2四半期の報告書では4月から9月の自己都合退職者が89名になると公表されていた。
この数字は昨年度の同時期と比較して2名減少しているものの、昨年2023年度の自己都合退職者は236名で初めて200名を超えた。
ここ数年、JR北海道では例年200名近い自己都合退職者を出し続けており、その人数はこの5年間で約1000名にのぼる。JR北海道では、2024年10月入社の社会人採用と2025年4月の新卒・社会人採用で250名を確保するというが、採用した人数とほぼ同数の人数が自己都合退職していくという現実だ。
JR北海道の離職者が止まらない理由の一つには、給料の低さがあるようだ。
転職サイトに書き込まれたJR北海道の退職理由を見ると「独身だと結婚する気が起きないほど給料が低く、仕事に対するモチベーションが湧かない」といったものや、「30代から40代の働き盛りのベテランが少ないので技術継承が難しく、仕事を覚えるには根気がいる」、さらに「国鉄時代の悪しき風土が抜けきれておらず、社内の雰囲気がよくない」といった趣旨の書き込みも見受けられた。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/21eaa68075dd33a00410a48154ed02179f601615
(2024年12月1日 修正1 ;追記)
2024年11月30日8時15分にYAHOOニュース(STV)からは、漁港近くの踏切ゆえ通過する車の荷台から海水がこぼれていた、線路が曲線ゆえ踏切内に凹凸ができ、そこに水がたまりやすかった、緊急点検結果、海沿いの30年超踏切24か所では異常なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
レール腐食の原因はわかっていませんが、脱線が起きたとされる踏切のすぐ近くには漁港があり、地元の人からは「塩害」の可能性が指摘されていました。
(地元の漁師):
「漁師だから塩水積んだ荷物を運んだら常に塩水がかかる。だから普通の踏切とはわけが違う」
踏切では、漁業関係者が荷台に積んだ荷物から海水がこぼれる様子も見られました。
さらにー
(宇佐美記者):
「列車が踏切を通過します。車両が大きく右に傾いています」
JRは塩害のほかにも、線路が曲線で傾いていたことがレールの腐食につながった可能性があると説明しました。
(JR北海道鉄道事業本部 進藤工務部長):
「傾きがついた線路になっていて、踏切内が凹凸がついた道路面になっているので、凹凸のくぼみに水がたまりやすかったのでは。
環境要因など、どれが鷲ノ木道路踏切(現場)で強く働いたか現段階では特定できていない」
JR北海道は事故をうけて、海沿いにあり敷設30年以上経過するなどした道内24の踏切を22日までに緊急点検し、異常がないことを確認しました。
さらに今後は点検範囲を拡大するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d8112d88ab564cf6834a68efe1686b1ce70e44
11月30日8時15分に同じYAHOOニュース(STV)からは、ほとんどの漁業関係者がこの踏切を利用していてトラックが段差を通るたびに海水がこぼれているなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真など付きでネット配信されていた。
現場の踏切で何が起きたのか、検証しました。
・・・
■踏切を起点に脱線か 物流の大動脈で事故
・・・
■JRも「初めて見た」 踏切のレールが腐食
・・・
■漁港近くの踏切 トラックが通ると海水が…
問題の踏切を通り抜けると…
(宇佐美記者)
「目の前に港が見えます。たくさん船がとまっているのがわかります」
鷲ノ木踏切と目と鼻の先にある、森町の「鷲ノ木漁港」です。
地元の漁師に話を聞いてみると…
(宇佐美記者):
「どういう踏切?」
(地元の漁師):
「(利用するのは)主に浜の人」
「(漁師は)全員使っている」
さらに話を聞いてみると、多くの人が懸念していたことが浮かび上がってきました。
(地元の漁師):
「4トン車とか結構通るから、だんだんすれば(揺れると)水がこぼれる」
「漁師だから塩水を積んだ荷物を積んだら常に塩水がかかる。だから普通の踏切とはわけが違う。そういうのをJRは丹念にしていない。だからこういう事故になったんだ」
(宇佐美記者):
「海水でしょうか。漁港から来た軽トラックから少し水がこぼれているのが見えます」
ほとんどの漁業関係者がこの踏切を利用していて、段差で車が大きく揺れているのがわかります。
別のトラックも荷台に積んだ海水が線路に・・・。
普通の踏切とは、明らかに状況が違っていました。
(日本大学 綱島均特任教授):
「海風の影響によって塩分がレール腹部に付着し、それに加えて日常的に漁業関係者が通っていて、塩分がさらに付着しやすい影響があれば、腐食が進む可能性は当然考えられる」
■レールはわずか3ミリに…敷設から32年経過
・・・
■地元の漁師「なるべくしてなった」
(地元の漁師):
「1回も(レールを)取り替えているのを見たことない。これだけ塩水がかかるところでたったそれだけの点検で。なるべくしてなった」
・・・
(JR北海道 綿貫社長(20日)):
「現場の責任ではなく、そういうルールにしていたので、腹部の腐食に思い至らなかったルールの設定の問題と認識」
■「塩害の影響」踏切の特異的な構造も
・・・
■繰り返される脱線事故 修繕費は4割増加
・・・
■厳しい経営状況「国全体で考えるべき」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/732f663c9e2983c53a3272604cbeec3a4297e3de
2024年11月15日19時35分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時20分ごろ、加茂市の運送会社の倉庫で、作業中の男性がトラックの荷台から転落しました。
男性は病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
事故があったのは加茂市後須田にある運送会社の倉庫敷地内で、トラックの荷台に米袋を載せる作業をしていた男性が、荷台(高さ約2メートル)から、何らかの理由で転落したということです。
男性はトラックの荷台の上でフォークリフトで運ばれてくる米袋を荷台に乗せる作業をしていました。
運送会社の社員から消防に「荷下ろし中に転落した。意識がないらしい」などと通報があり、事故が発覚。
男性は新潟市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
警察が事故の経緯などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef554f53e204d1dd665ba717c54de7f7a2ff3ba
2024年11月14日19時33分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県立K病院(神戸市中央区)は14日、生後6カ月の女児に9月、通常濃度の5倍の抗菌薬(抗生物質)を投与する医療ミスがあったと発表した。
女児は容体が悪化し、投薬開始から約2時間半後に死亡した。
病院は「医療ミスと死亡との因果関係は現時点で明らかではない」とし、病院内外の医師らによる医療事故調査委員会を設置して原因を調べる。
同病院によると、死亡した女児は今年3月に同病院で生まれ、先天性疾患のため入院。7人の医師による専門チームが処置に当たっていた。
うち総合診療科の担当医は9月上旬、女児に肺炎の症状があり、エックス線や血液検査、感染症の流行状況から「マイコプラズマ肺炎」の可能性があると診断。
治療薬として抗生物質のアジスロマイシン水和物(販売名ジスロマック)を計45ミリグラム投与しようとした。
その際、医師は本来投与するべき濃度の5倍を看護師に伝え、結果的に計225ミリグラムを投与した。
また、本来2時間かけなくてはならない点滴を1時間で投与するよう指示していた。
経過観察していた看護師が、女児の心拍数が低下していることを確認。心肺蘇生を施したが、約1時間半後に死亡した。
その後の病理解剖で、女児からは新型コロナウイルスの陽性反応があったという。
院内のヒアリングに対して、医師は「思い込みで(投与の注意点などを記した)資料を見誤ってしまった」と説明しているという。
飯島院長は会見で「患者やご家族に深くおわび申し上げる」と謝罪。
その上で「過量投与や投与時間の検証に限らず、抗菌薬を投与する決定過程など幅広い分析を行う」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe52605b9352c4530f5f4f5914d61edc8e94c660
11月14日20時30分に朝日新聞からは、看護師も指示された内容を添付文書などで確認しなかった、投与終了直前に心拍数が低下した、病院は確認システムを整備したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
病院によると、女児は先天性疾患で入院中だった9月上旬、肺炎の症状が出た。
担当医師の一人が、治療のため抗菌薬のジスロマックを処方。
点滴を担当する看護師に対し、誤って通常の5倍濃度になるよう、かつ投与時間も本来2時間のところを1時間で投与するよう指示した。
看護師も指示内容を改めて添付文書などで確認せず、5倍の濃度の薬剤を短時間で投与した。
女児は投与終了直前に心拍数が低下。
心肺蘇生をしたが、投与開始から2時間半後に死亡が確認された。
死亡後に新型コロナウイルス陽性と確認され、敗血症の所見もあった。
過剰投与が死亡に影響したかどうかは現時点ではわからないとしている。
病院は事故を受け、正しい希釈方法を看護師らが共通のシステムで確認できるようにしたとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASSCG3JYCSCGPIHB00BM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
11月14日23時0分に読売新聞からは、抗菌薬1mlを希釈すべきところ5 mlと伝えた、病理解剖したところ抗菌薬の副作用に多い不整脈などは確認されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女児に肺炎の症状が出たため、医師が看護師に抗菌薬を点滴するよう指示した。
その際、抗菌薬の溶解液1ミリ・リットルを希釈すべきところ、誤って5ミリ・リットルを希釈するよう伝え、看護師も規定の量と違うことに気づかないまま投与したという。
さらに、医師は投与する時間についても、本来、2時間のところ「1時間」と指示し、2倍の速度で投与していた。
医師は「なぜ初歩的なことを間違ったのかわからない」と話しているという。
女児の遺体を病理解剖したところ、新型コロナウイルス感染や敗血症などの疑いもみられたが、抗菌薬の副作用に多い不整脈などは確認されなかったという。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20241114-OYT1T50150/
2024年11月14日19時36分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう14日午前10時ごろ、I造船の従業員から「男性がワイヤーで手を挟んでいる」と消防に通報がありました。
消防や警察によりますと、完成した船に乗り込むための階段をクレーンでつり上げて作業していた際、作業員の男性がワイヤーロープと金属製の柵の間に頭や腕などを挟まれたということです。
男性は病院に搬送されましたが、およそ30分後に頭などを強く打っていて死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのはフィリピン国籍のケベドさん(44)で、I造船の協力会社の造船工だということです。
警察が詳しい状況を調べています。
I造船は「現在、事故の状況について詳しく調べています」と話しています。
I造船をめぐっては、先月10月22日、クレーンでつるしたデッキのバランスが崩れて作業員2人が転落し、骨を折るなどの大けがをする事故が起きています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20241114/8000019849.html
11月14日22時4分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、進水した船に乗り込むための昇降機を吊り上げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時ごろ、市内小浦町の造船会社の敷地内で進水した船舶に乗り込むため昇降機をクレーンで吊り上げる作業をしていたところ、男性が昇降機を吊るワイヤーロープと金属製の柵の間にはさまれました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、約30分後に死亡が確認されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8be826662ffc33e26a55994d6c83df298dcd44dd
(ブログ者コメント)
10月22日の事故は本ブログでも紹介スミ。
2024年11月13日7時57分に読売新聞から下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
時間帯によってセンターラインの位置が切り替わる静岡市内の国道1号に設置された「中央線変移システム」が、来年1月に廃止されることになった。
県警が発表した。
分かりにくさに起因した逆走事故が起きていたほか、老朽化による誤表示もあった。
システムは1978年、渋滞解消のため、同市葵区南安倍―同市駿河区手越原の約2キロの区間に、県内で唯一設置された。
朝の通勤時間帯を含む午前0時から正午までは静岡市方面に向かう道路が2車線、夕方の帰宅時間を含む正午から午前0時まで藤枝市方面が2車線となる。
県警交通規制課によると、国道1号バイパス開通や静岡大橋の供用開始などにより、交通量は2020年にはピークだった85年の57%まで減少していた。
一方で、時間帯により走行車線が異なる分かりにくさから、事故の要因となっている可能性も指摘されていた。
23年には区間内で20件の交通事故が起きたほか、過去には正面衝突による死亡事故も発生。
12日も正午を境に中央の車線の進行方向は逆向きになり、誤って反対車線にはみ出しそうになる車があった。
老朽化により誤表示などのトラブルもあり、11日朝には静岡市方面が2車線になっているはずの午前中も、1車線と表示されるトラブルがあった。
県警は来年1月中旬に廃止し、右折レーンにする一部区間を除き、時間帯に関係なく静岡市方面に向かう車線を2車線とする。
工事は1月中旬~2月末に行われる予定。
県警は「工事中は車線規制で混雑が予想されるので余裕を持って通行してほしい」と呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241112-OYT1T50212/
2024年11月15日20時1分にYAHOOニュース(新潟テレビ21)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐渡市の一般住宅の解体現場で、トラックの荷台で廃材の積み荷作業をしていた65歳の男性が転落しました。
男性は病院に搬送され治療を受けていましたが、15日死亡しました。
警察によりますと、佐渡市市野沢のアルバイト従業員の男性(65)は、12日午前8時ごろから佐渡市岩首の一般住宅で5人で解体作業をしていましたが、2tトラックにたんすを積み込もうとして、高さ約1mの荷台から転落しました。
現場にいた作業員が「男性が車の荷台から転落して意識がないようだ」と119番通報。
男性は病院に搬送されましたが、外傷性くも膜下出血のため15日朝に死亡しました。
警察は事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e1e02254846398455b788f9ebb69df51c193b7
2024年11月11日14時38分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年2月14日、岡山県笠岡市の化学製品の製造工場で、30代の男性社員が地下のピット内にたまった有機溶剤などを含んだ水をくみ取る作業を行っていたところピット内に転落し、有機溶剤中毒によって死亡しました。
この事故で、ピット内への転落防止措置を講じていなかったとして、岡山労働局・笠岡労働基準監督署は、JFEケミカル(本社 東京)とJFEケミカル笠岡工場の工場長の男性(38)を、労働安全衛生法違反の疑いで11月11日に岡山地検倉敷支部に書類送検しました。
笠岡労基署は、会社と工場長の認否について明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f66b83af1eaa2a00a52834d92c75c09db6ca93c1
2024年11月12日6時45分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県村山市の金属加工メーカーの工場で11日午後、従業員の56歳の男性が機械の点検中、顔に金属加工用の刃が直撃し、 搬送先の病院で死亡しました。
亡くなったのは山形県大石田町豊田の会社員・斎藤さん(56)です。
警察の調べによりますと、斎藤さんは11日午後3時40分ごろ、勤務先で、山形県村山市金谷にある金属加工メーカー・S製作所山形工場で、 歯車を研磨する機械を1人で点検整備していました。
その際、機械に取り付けられているグラインダーと呼ばれる円盤状の金属加工用の刃が砕けて斎藤さんの顔を直撃し、倒れ込みました。
近くで作業していた従業員が倒れる状況を目撃し、ほかの従業員が119番通報したものです。
斎藤さんは病院に運ばれましたが、午後5時51分に死亡が確認されました。
警察で事故の原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4188281d43ac011d7980d730997daf5ecbd27588
11月12日5時10分にNHK山形からは、電源を入れた状態で点検整備していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後3時半すぎ、村山市金谷にある工具を製造する会社の工場で、この会社に勤める齋藤さん(56)が、加工用機械の点検整備にあたっていたところ、何らかの原因で機械の刃の一部がかけて、齋藤さんの顔にあたりました。
作業をしていた齋藤さんが倒れ込む様子を見ていた同僚が消防に通報し、齋藤さんは、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、齋藤さんは機械の電源を入れた状態で点検整備をしていたとみられるということで、警察は労災事故として詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241112/6020022381.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。