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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020720日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

「これは防災業界が猛省すべき事件だ」――。

 

京都市伏見区の「京都アニメーション」で1年前に起きた放火殺人事件は、国内トップクラスの消火器メーカーにも衝撃を与えた。

 

スタジオ内にまかれたガソリンは瞬時に燃え広がり、社員ら36人が死亡、34人が重軽傷を負う平成以降最悪の惨事となった。

 

火災は、なぜ食い止められなかったのか。

今後、同様の事態を防げるのか。

 

事件を機に、新しい防災機器を開発した技術者らの挑戦を追った。

 

事件は2019年7月18日午前10時半ごろに起きた。

 

殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕された青葉容疑者(42)は、鉄骨3階建てのスタジオに侵入。

1階の入り口付近でガソリンをまき、簡易ライターで放火したとされる。

 

揮発性の高いガソリンが充満し、一気に燃え広がる「爆燃現象」が起きたとみられ、多くの社員らは逃げる間もなく犠牲になった。

 

青葉容疑者は「ガソリンを使えば多くの人を殺害できると思った」と供述。

現在は、心理状態などを調べる鑑定留置が行われている。

 

東証1部上場の消火器メーカー「日本ドライケミカル」(本社・東京都)の技術顧問、高橋さん(男性、58歳)は、「事件で、自分たちが手掛ける製品が否定されたように感じた」と打ち明ける。

 

同社は消火器や火災報知機から、石油コンビナートなどの防災設備まで幅広く手がけるが、これまで製品開発で重視してきたのは「発火後にどう対応するか」という視点だった。

 

しかし、ガソリンはひとたび火がつけば爆発的に燃え広がり、なすすべもない。

 

それならガソリンに薬剤を吹き付け、事前に引火を抑える機器を作れないか。

「消火」から「引火抑制」へ――発想の転換だった。

 

おりしも、同社は数年前から、海外で続発していた大型バスの炎上事故に着目。

漏れた燃料に引火するケースが多いことから、薬剤を高速噴射して消火する技術を開発していた。

 

これをさらに広範囲に噴射できるようノズルを改良。

薬剤についても成分の微調整を重ねた。

 

泡と膜でガソリンの気化を抑え、引火を防ぐ新しい防災機器が誕生した。

 

製品名「クイックスプラッシャー(火災抑制剤放射器)」。

重さは約5キロと一般的だが、約10平方メートルの範囲に2・5リットルの薬剤をわずか1・8秒で噴射する。

30~60秒かかる一般的な消火器と比べると差は歴然だ。

 

同社の実験動画では、一般的な消火器は噴射に時間がかかり、ガソリンに火を近づけると瞬時に引火し、炎上してしまう。

 

一方、同社の新製品は、高速噴射した薬剤がガソリンの気化を抑え、燃え広がらなかった。

 

引火したガソリンに吹き付けた場合でも、5秒ほどで火勢が弱まった。

 

過去に消防署長などを務め、実験にも立ち会った公益財団法人「市民防災研究所」(東京都)の坂口事務局長は、「ガソリンは、いったん火がつくと消すのが難しい。引火抑制に成功したのは画期的だ」と評価する。

 

ガソリンによる放火事件は、過去にも多くの犠牲者を出してきた。

 

03年9月、名古屋市東区のビルに男が立てこもった事件では、床にまかれたガソリンが爆発・炎上し、3人が死亡、41人が重軽傷を負った。

 

09年7月に大阪市此花区のパチンコ店で起きた事件では5人が死亡、10人が重軽傷を負った。

 

大阪市消防局によると、ガソリンに特化した装備はなく、消火には通常の泡消火剤を使う。

 

屋内にまかれた場合は、換気して、気化したガソリンを外に出すが、消防隊員にとっては最も危険な現場の一つだ。

 

日本ドライケミカルの新製品は、こうした火災や交通事故現場でのガソリン漏れ、公共交通機関や大規模イベントでのテロ対策などに活用してもらうことを想定しているという。

 

同社は現在、引火抑制や噴射などの技術について特許出願中で、防災週間(8月30日~9月5日)中の発売を目指している。

 

高橋さんは「京アニのような被害を二度と出したくない」と強調した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200720/dde/041/040/027000c

 

 

 

 

 

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2020721835分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前105分ごろ、福島市の日東紡績福島第2工場から出火、工場の屋根部分を焼いた。

火災は約7時間後に鎮火。

 

作業員男性(53)が軽いやけどを負い、別の作業員男性(23)が熱中症の疑いで搬送された。

 

福島署や市消防本部によると、工場の警備員が「屋根の補修工事をしていたら、煙が出た」と119番通報。

作業員男性2人は消火作業をしていた。

 

同社によると、この日は外部業者が屋根の補修工事をしていたという。

 

勤務していた従業員約200人は全員避難。

周囲は一時、騒然となった。

 

火災を受け、同社は工場の操業を停止。

今後は被害状況の確認などを行い、再開を決める。

 

製品出荷への影響は調査中で、「近隣住民、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をお掛けし、心よりおわび申し上げます」としている。

 

同工場はスマートフォンや高機能サーバーに使われるグラスファイバー製品の製造などをしている。

 

https://this.kiji.is/658091858200003681?c=39546741839462401

 

 

723835分に福島民友からは、金属切断時の火花で屋根の防水シートが燃えたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社は22日、外部業者が屋根補修工事で金属を切断している際に火花が発生し、可燃物に引火して出火した可能性があると発表した。

 

市消防本部などが2122日に実況見分を行い、火災の状況や出火原因などを調査した。

 

屋根約4300平方メートルのうち約2200平方メートルが焼失したが、生産設備などへの延焼はなかったという。

 

補修工事は外部業者が行っており、南東の屋根中央付近の防水シートなどに引火したとみられる。

 

工場は20日の火災後から稼働を停止していたが、22日に一部で再開した。

準備が整った製品から出荷を再開していくという。

 

火災は20日午前940分ごろに発生。

7時間後の午後520分ごろに鎮火し、外部業者の男性が軽いやけどをした。

 

https://this.kiji.is/658818083871736929?c=39546741839462401

 

 

 

 

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20207241257分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

愛媛県警は21日夜、松山東署の署長・副署長官舎で、外壁の吹きつけ材に含まれるアスベスト(石綿)の飛散防止対策をとらずに一部を解体したと発表した。

 

本部長官舎の解体を同時に発注した際、石綿の有無を取り違えたことが原因。

 

解体に必要な松山市などへの届け出を怠り、大気汚染防止法などに違反した疑いがある。

 

発表では、署長・副署長官舎は鉄筋コンクリート2階建てで、老朽化した松山東署庁舎の建て替えに伴って解体。

 

事前調査では、石綿が合成樹脂やセメントで固められた状態で、外壁の吹きつけ材に使われていることが確認されていた。

 

解体工事は20日午前8時30分に始まった。

 

同9時50分頃に設計書を見直した県警会計課の職員が発注のミスに気づき、約10分後に工事を中止させた。

 

官舎の一部は取り壊されており、業者が飛散防止対策を実施した。

 

周辺で大気中の石綿濃度を計測したが、飛散は確認されなかった。

 

原因は、石綿を使用していない隣接の本部長官舎の解体工事と一緒に発注した際、署長・副署長官舎ではなく、本部長官舎で石綿の飛散防止対策を実施すると誤った。

その後の確認も不十分だったという。

 

石綿を含む建物の解体は大気汚染防止法や労働安全衛生法などに基づき、届け出が必要とされるが、県警は市などに届け出ていなかった。

 

今後、周辺住民にも説明するとし、会計課は「法令にのっとった手続きを踏まずに工事を進めてしまった。確認が足りず申し訳ない」としている。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200723-OYT1T50158/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

当日9時50分にミスに気付いた職員は、なぜ、着工1時間後の、このタイミングで設計書を見直していたのだろう?

石綿対策は重要なので、最終確認の意味で見直していたのだろうか?

もしそうだったとしたら、それは、その職員の感度がよかったから?

その辺も気になった。

 

 

 

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20207201216分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日朝、滋賀県長浜市でトレーラーが積んでいた20トンあるコンクリートブロックが道路上に落下し、国道が一時、通行止めとなりました。

 

午前5時半ごろ、長浜市西浅井町の国道で、トレーラーが長さ約7m、重さ20トンほどのコンクリートブロックを積んで福井方面に走っていたところ、ブロックが反対車線に落下しました。

 

車への接触はなく、けが人もいませんでした。

 

警察によりますと、トレーラーがカーブを曲がろうとした際に、ブロックにくくりつけていたワイヤーが何らかの原因で切れたということです。

 

撤去作業のため、午前7時半ごろから国道は通行止めになっていましたが、現在は解除されています。

 

警察が事故の原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5787d70d1e0e4c13af22a119f25655a560de0cc

 

 

7201340分に中日新聞からは、落ちたのは北陸新幹線の橋桁だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前5時半ごろ、滋賀県長浜市西浅井町の国道8号で、走行中の大型トレーラーから重さ26トンのコンクリートブロックが落下。

 

道路の舗装が数十メートルにわたって削れ、ガードレールが損傷したが、けが人はなかった。

 

福井県敦賀市で建設中の北陸新幹線の橋桁に使うものだという。

 

滋賀県警木之本署や工事関係者によると、ブロックは長さ8メートル、幅2・7メートル。

 

同県東近江市の製造工場から、敦賀市余座の工事現場に運ぶ途中だった。

 

現場は山中の片側1車線。

緩い上りの左カーブを曲がり切るあたりで、対向車線側に落下した。

 

運転手は「固定していたワイヤが切れた」と話したという。

 

現場は午前7時半から10時16分まで通行止めになった。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/91723

 

 

7201236分にmBS NEWSからは、左にハンドルを切った際にワイヤーが切れたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

橋げたが道路を塞ぎ、現場から福井県敦賀市の疋田交差点までの約15kmが一時通行止めとなりました。

警察は、トレーラーが左にハンドルを切った際に橋げたを固定していたワイヤーが切れたとみて、落下した原因を調べています。

 

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200720/GE00033981.shtml

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、関西テレビ映像の3コマ。

 





 

 

以下は、mBS NEWS映像の1コマ。

 

 

 

 

 

 

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2020720125分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日夜、都城市の製材所で、作業中の男性の腕が機械に巻き込まれる事故があり、男性は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。  

 

事故があったのは、都城市早鈴町の製材所「M木材」で19日午後815分ごろ、男性作業員が機械に挟まれているのを同僚の作業員が見つけ、消防に通報しました。

 

この事故で都城市高城町の飯盛さん(男性、29歳歳)が市内の病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。

 

警察によりますと、事故当時、飯盛さんは1人で作業していて、おがくずを溜めるサイロの下側に設置されている回転式のプロペラがついた「スクリュー」に右腕を巻き込まれたということです。

 

飯盛さんの死因は出血性ショックと見られ、警察が事故の原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0f8755e371951bfca58b33f037c4b8dbc60663

 

 

7201214分にYAHOOニュース(テレビ宮崎)からは、サイロ内で作業していたらしいという、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後8時頃、都城市早鈴町のM木材会社のサイロ内で社員の腕が「スクリューに挟まれている」との119番通報がありました。

 

この事故で、木材会社社員の飯盛さん29歳が心肺停止の状態で都城市内の病院に搬送されましたが、通報からおよそ2時間後に死亡が確認されました。

 

飯盛さんは木くずがたまっているサイロ内で何らかの作業をしていたと見られており、警察で事故の原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c81961021f7bdb38da29ae12e6094f9578a86b8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ宮崎映像の3コマ。

 



 

 

 

 

 

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20207202013分に山梨放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後、JR甲府駅の駅ビルの壁面から懸垂幕を吊るす金属製の部品が外れ、約14メートル下に落下した。

 

けが人はいなかったものの、20日の点検でも新たに複数の不具合が見つかり、応急対策が行われた。


JR甲府駅ビル「セレオ甲府」によると、19日午後3時ごろ、建物の南側の壁に懸垂幕を吊るすために取り付けられていた重さ1.3キロの金属製の部品が、約14m下の歩道に落下した。


付近には複数の人が歩いていたが、けがはなかった。


落下した部品はステンレスでできたリベットと呼ばれる部品。

壁に固定されていたが、確認したところ、7つあるリベットのうち3つが折れ、4つがなくなっていたという。


セレオ甲府は2年ごとに目視で点検しているが、直近の点検の際に異常は確認できておらず、経年劣化が原因だとみられるという。


20日に緊急点検を行なったところ、リベットが外れた場所が他にも複数見つかり、セレオ甲府は応急処置を行ない、対策を検討している。

 

https://www.ybs.jp/tv/wnews/news16504991.html

 

 

7201948分にNHK山梨からは、点検は地上から双眼鏡を使っての目視点検だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後3時ごろ、駅ビルの南側の外壁に取り付けられている、懸垂幕をかけるための枠から縦10センチ、横およそ1.2メートル、重さ1.3キログラムのステンレス製の枠の一部が歩道に落下しました。
これによるけが人はいませんでした。


会社によりますと、落下した枠は地上からおよそ14メートル上の外壁に金属製の留め具で固定されていましたが、落ちた枠を調べたところ、留め具が折れてなくなっていたということで、会社では、経年劣化が原因だとみています。


この枠は、昭和60年の駅ビルの開業時から設置されていて、去年9月に地上から双眼鏡を使い目視で行った定期点検では、異常はみられなかったということです。


会社は、20日夕方から外壁に設置している8つの枠すべての点検を行い、別の1つの枠でも同様に留め具の一部がなくなっているのが見つかったということで、留め具がなかった部分などを針金で補強するとともに、枠の修理や交換の方法などを検討しています。


「セレオ甲府」の野田店長は、「落下事故を未然に防げず申し訳なく思っている。駅前の歩道は通行量が多く、危険性が高いと認識して対応すべきだった。定期点検はこれまでも行っているが、今後は目視だけでなく、点検方法を見直していきたい」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20200720/1040010339.html

 

 

 

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以下は、山梨放送映像の5コマ。

 









 
   
 

 

 

 

 

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20207171524分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前8時40分ごろ、丸亀市中府町にある民間の病院の解体工事現場で解体作業員が転落したと消防に通報がありました。

救急隊員が駆けつけたところ、男性1人が意識がない状態で地面に倒れていたということで、男性は丸亀市内の病院に運ばれて、手当てを受けていましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは善通寺市生野町の解体作業員、大西さん(男性、23歳)で、同じ会社の同僚2人と足場の撤去作業中に、高さおよそ12メートルの足場から地面へ転落したということです。

大西さんは、落下を防ぐためのハーネスやヘルメットを着けていたということで、警察は作業の方法に問題がなかったかについても調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200717/8030007407.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の1コマ。

 

 

 

 

 

 

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20207161835分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後2時半ごろ、堺市北区百舌鳥赤畑町のアルミ加工工場「H軽金属」から、煙が出ていると通行人から消防に通報がありました。


火は近隣の住宅3棟に燃え広がり、2時間半後にほぼ消し止められましたが、消防によりますと、消火活動中の40代の男性消防隊員が崩れてきた建物の下敷きになりました。


隊員は病院に運ばれましたが、消防によりますと意識不明の状態だということです。


ほかに、けが人はいませんでした。


警察によりますと、工場の責任者の男性は「バーナーでアルミを温めて溶かそうとしたところ火が出た」などと説明しているということで、警察と消防で火事の原因を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200716/2000032448.html

 

 

7161853分に産経新聞からは、アルミを熱していたら火を噴いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後2時25分ごろ、堺市北区百舌鳥(もず)赤畑町の金属加工会社の工場で「煙が出ている」と119番があった。

 

堺市消防局によると、消火活動にあたっていた40代の男性消防隊員が崩れてきた建物の下敷きとなり、病院に搬送されたが、意識不明の重体。

 

大阪府警北堺署などによると、火は約2時間半後にほぼ消し止められたが、木造平屋の工場約43平方メートルが全焼。

隣接する民家などにも延焼した。

 

出火当時、工場内で1人で作業していた男性経営者(64)は「アルミをバーナーで熱していたら火を噴いた」と話しているといい、同署などが詳しい出火原因や当時の状況を調べている。

 

男性経営者にけがはなかった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200716/afr2007160024-n1.html

 

 

7161851分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、アルミの炉に火が入って噴出し近くの灯油に引火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後、堺市北区の金属工場で火事がありました。

男性消防士が崩落した屋根の下敷きになり、意識不明の重体です。

 

(視聴者撮影映像)

火災現場付近で午後2時40分ごろに撮影された映像です。

白い煙が高くあがり、周りを飲み込んでいるのがわかります。

 

午後2時半ごろ、堺市北区百舌鳥赤畑町にある金属工場から火が出ているのを、付近を通った人が見つけ消防に通報しました。

 

消防によると工場内のアルミの炉に火が入って噴出し、近くにあった灯油に引火したということです。

 

【目撃した人】

「火が建物をなめるように出ていた。黒煙がものすごくて道路上全部黒煙だらけ」

 

消防隊員合わせて94人が消火活動に当たりましたが、建物の一部が崩落し、男性消防士が下敷きになり、意識不明の重体です。

 

警察によると、金属工場に隣接する住宅3軒にも延焼し、現在火はほぼ消し止められています。

ほかにけがをした人は確認されていません。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/95a27ed2c60d4982f2455314ad84e838a08ad482

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の2コマ。

 



 

 

 

 

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2020718日付で毎日新聞徳島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

徳島市は16日、市立勝占認定こども園で、園児用プールの消毒に台所用漂白剤を誤って使用したと発表した。

 

少量で、プールへ入った園児15人に異状は見られないという。

園が保護者に説明し、謝罪した。

 

市子ども施設課によると、女性保育教諭が16日午前9時45分ごろ、プールの水を消毒する際、消毒液が見当たらず、新型コロナウイルス対策としてトイレに置いてあった台所用漂白剤約20ミリリットルをプールの水約1700リットルに入れた。

 

5歳児15人が約15分間プールで遊び、次の園児が入る前に、保育教諭が再び漂白剤を入れようとしたのを、同僚が気づいて発覚した。

 

市がメーカーに問い合わせると、「使用量から考え、洗浄すれば問題はないとみられる」との回答だった。

 

誤って使った保育教諭は、「消毒液として代用できると勘違いしていた」と説明しているという。

 

市子ども施設課は、「プール用薬品の取り扱いについて、再度全職員に周知し、使用時の確認を複数人で実施するなど再発防止に努めたい」としている。

 

https://mainichi.jp/articles/20200718/ddl/k36/040/388000c

 

 

7162030分にNHK徳島からは、成分が同じだと勘違いしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前、徳島市内の認定こども園で、40代の女性職員が子供用のプールの塩素濃度を調整するため、誤って台所用の塩素系漂白剤を入れました。

園児15人がプール遊びをしたあとに誤りに気付いて直ちにシャワーなどで洗い流し、今のところ園児に健康被害はないということです。

使用した漂白剤はキャップ5分の4程度で、市がメーカーに問い合わせたところ、よく洗えば人体に影響が出る量ではないという回答がありました。

市によりますと、女性職員は本来使用するはずの消毒液が見つからず、成分が同じだと勘違いして漂白剤を入れてしまったということです。

市は、プール用の薬品の取り扱いについて改めて職員全員に周知するほか、使用する際は複数の職員で確認することにしています。

徳島市子ども施設課は、「子どもの安心・安全の保育の場であるはずが、こうした間違いが起きて申し訳ない。再発防止に努めていく」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200716/8020008224.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

使おうとして見つからなかったプールの消毒液は、おそらくは次亜塩素酸ナトリウム。


台所用漂白剤については報道されていないが、ブログ者でも知っているのはキッチンハイター。


仮にそうだったとして、その成分を花王のHPで調べてみると、以下のように表示されている。
これは他社製品でも似たり寄ったりではなかろうか。

次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤) 

 

主成分はプール消毒剤と同じ。
濃度管理さえしておけば問題ない・・・そう考えても不思議ではない。

となると、副成分として含まれている水酸化ナトリウムが人体に悪影響を及ぼす恐れがあるので、代用品として使ってはいけなかった、ということなのだろうか?

 

その辺、メディア各社には、もう少し突っ込んで取材してほしかった。

 

 

 

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2020717194分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日、千歳の公園で、遊具から2歳の女の子が転落し、頭の骨を折る重傷を負いました。

 

この遊具では、先月も3歳の男の子が落ちてけがをしたことがわかりました。  

 

「女の子は、はしごから落ちて、こちらの骨組みに頭を打ちつけたということです」(記者リポート)  

 

事故があったのは、千歳の防災学習施設「防災の森」です。

 

16日午後5時ごろ、近くに住む2歳の女の子が、「展望台」という遊具から落ちて、頭の骨を折る重傷を負いました。

 

警察によりますと、女の子は、はしごを登っている途中3メートルほどの高さから落ちたということです。  

 

消防によりますと、この遊具では、先月1日も、同じはしごから降りようとした3歳の男の子が転落し、軽いけがをしました。  

 

千歳市は当面の間、この遊具の使用を禁止し、安全対策が十分だったか確認しています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/961b0bc805b76769ceef91ffb92bb39029aa9dfc

 

 

7171145分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、手すりがないことも事故の一因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道千歳市で716日、2歳の女の子が遊具から転落した事故で、この遊具では61日にも同様の事故が起きていた事がわかりました。  

 

この事故は716日、北海道千歳市北信濃にある防災学習交流施設「防災の森」で、2歳の女の子が遊具から転落し搬送されたもので、女の子は現在頭部骨折の疑いで治療を受けています。

 

女の子が転落した遊具は高さ3メートルあり、この施設がオープンした61日にも、4歳の男の子が落下する事故があったということです。  

 

千歳市は当分の間、施設を使用禁止にするとともに、手すりがないことが事故につながった可能性もあるとみて調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b05eab89628966d3f65e85063a27ead19a08f51

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

別報道によれば、女児は母親の目の前で転落した由。

 

以下は、北海道放送映像の2コマ。

ハシゴの下に木製の骨組みが剥き出しになっている。

 



 

 

以下は、北海道文化放送映像の1コマ。

ハシゴは垂直ではなく、斜めにかかっている。

 

 

 

 

 

 

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2020717827分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時10分ごろ、高知県須崎市浜町2丁目の須崎魚市場で無人のフォークリフトが動きだし、岸壁から接岸中の漁船に転落した。

 

船上にいた須崎市山手町の漁業の男性(24)が下敷きになり、病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。

須崎署によると、漁船は須崎市の九石大敷組合所属の第二九石丸(10トン)。

漁から戻り、男性ら10人ほどが船上で魚の選別や荷揚げをしていた。

フォークリフトは須崎市内の鮮魚卸売業者の所有。

鍵が差し込まれた状態で、何らかの原因で海側へとゆっくり前進し、岸壁から約1メートル下の漁船に転落したという。

 

須崎署は、事故前にフォークリフトを運転していた男性に話を聞くなどして、事故原因を調べている。

 

https://www.kochinews.co.jp/article/382473/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の1コマ。(記事は同じ内容につき割愛)

 

716186分 NHK高知)

 

 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200716/8010008847.html

 

 

 

(2020年8月21日 修正1 ;追記)

 

2020820178分にNHK高知からは、エンジンを止めずブレーキもかけていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

先月、須崎市の魚市場で無人のフォークリフトが海に転落し、岸壁に接岸していた漁船で作業をしていた男性が死亡した事故で、須崎労働基準監督署は、フォークリフトを運転していた鮮魚卸売会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで、20日、高知地方検察庁に書類送検しました。

書類送検されたのは、須崎市の鮮魚卸売会社と、この会社の56歳の社長です。

この事故は、先月16日、須崎市の魚市場近くの岸壁に接岸していた漁船に無人のフォークリフトが転落し、船の上で魚の選別作業をしていた須崎市山手町の漁業、梅原さん(24)が、下敷きになって死亡しました。

須崎労働基準監督署によりますと、社長は当時、漁船から水揚げされた鮮魚をフォークリフトで岸壁から魚市場に運搬していましたが、運転席を離れる際にエンジンを止めず、ブレーキもかけていなかったということです。

須崎労働基準監督署は、安全管理に問題があったとして、法人としての会社と社長をきょう、労働安全衛生法違反の疑いで高知地方検察庁に書類送検しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200820/8010009135.html

 

 

 

 

 

 

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20207151755分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伊方原子力発電所の1号機と2号機の廃炉作業で活用してもらおうと、コンクリートの切断などに使う高圧の水が当たってもやぶれにくい新たな防護服を西条市のメーカーなどが開発し、15日、県庁で紹介されました。


開発したのは、西条市にある防護服メーカー「トーヨ」と愛媛大学で、代表者が四国電力の長井社長とともに県庁を訪れ、中村知事に報告しました。

 

四国電力が進める伊方原発の1号機と2号機の廃炉作業では、高圧の水を使って建物の解体や除染などを行う可能性があるということですが、新たな防護服は、ナイロンや数種類の「高強力ポリエチレン」などを重ねて強度を増し、生地の表面に凹凸を作って水圧を分散させることで、高圧の水が当たってもやぶれにくくなっているということです。

 

メーカーなどによりますと、新たな防護服は金属が素材だったこれまでの防護服より、20パーセントほど軽く、作業性も向上しているということです。

 

トーヨの渡邊社長は、「2年間試験を重ねてきました。どのような素材を組み合わせれば強度が高まるかという点で苦労しました」と話していました。

 

四国電力では、長井社長は「廃炉作業のどの場面で活用していくか検証していきたい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200715/8000007098.html

 

 

716日付で愛媛新聞からは、四国電力主催の廃炉に向けた技術検討会が企業や大学の協力を得て開発したという、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

原発廃炉に向けた技術的な研究を行う四国電力の「廃止措置研究に係る検討会」は、このほど、県内企業や愛媛大と協力し、高圧ジェット水対応の防護服を開発・商品化した。

 

四電の長井社長らが15日、県庁を訪れ、中村時広知事に報告した。

 

産業用防護服製造のトーヨ(西条市)が愛媛大の流体・材料力学研究者の協力を受けて製造

 

原発の解体、除染などで高圧ジェット水を使う作業が想定される中、高強力のポリエチレン不織布、透湿防水ナイロンなど多層構造の生地を採用し、作業に耐える強度と軽さ、動きやすさを実現させたという。

 

同検討会による商品化は、通気性に優れた防護服に続き2例目。

 

試着した中村知事は、「先行事例のない原発の廃炉において、地元企業の技術を取り入れた対応に感謝する」と述べた。

 

長井社長は、「今後も継続して成果を追求していく。伊方原発1、2号機の廃止措置については安全を大前提に着実に進めていきたい」と話した。

 

四電によると、まずは3着の納入を受け、火力や水力の発電所も含めて用途を検討する。

 

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202007160017?utm_medium=social&utm_content=%2Farticle%2Fnews202007160017

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の2コマ。

最初の1コマは、試験布にジェット水を噴射している実験映像の一部。

ジェット水をモロに受けても布は破れなかったようだが、その布で作った防護服を着用した場合、どの程度、人体へのダメージが軽減されるのだろうか?

 








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20207151812分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

<桑原アナウンサー>

「I合金の工場前です。屋根がふっ飛んでしまったと。トタン屋根が吹き飛んでしまった様子が確認できます。爆発の勢いが見て取れます」  

 

715日午前9時過ぎ、伊豆市下白岩にあるI合金の工場で、「爆発音がした」と近所の人から消防に通報がありました。

 

<近所の人>

「すごい音だったね、ドーンと」

「音と同時に白煙が上がった。地響きがしたくらい」

 

<桑原アナウンサー>

「側面は窓が割れています。側面も吹き飛んでしまっています」  

 

警察や消防などによりますと、工場内で爆発が起きたとみられ、建物の一部が大破したほか、中にいた従業員2人がやけどなどの軽傷を負いました。

 

<杉村カメラマン>

「また工場から白い煙が出ました」  

 

爆発事故が起きたI合金は、アルミダイカスト製品を手がけていました。  

 

アルミダイカストとは、アルミ合金などを溶かして金型に注入し、成形することで製品を作る技術です。

寸法の精度が高いアルミ製品を、短時間で大量生産することができます。

 

爆発が起きた工場では、モーターの部品などさまざまなアルミ製品を製造していて、SBSの取材に対し会社側は、アルミを溶かして製品を作る機械が内側から爆発のような現象を起こしたと説明しています。

 

当時、この爆発した機械は動いていたということです。  

 

県内の工場を巡っては75日、吉田町で大規模な火災により警察官と消防隊員ら合わせて4人が死亡する事故が起きたばかりです。

 

不幸な事故を起こさないために、さらなる注意が必要と専門家は指摘します。

 

<十朱寧教授>

「直近で(県内で)火災が2回起きてしまったことは残念に思う。火災に関する管理の部分と作業者への教育が必要。火災は一定の条件がそろえば必ず発生するので、その要素を未然に防ぐことが火災への対策になる。」  

 

機械はどのような理由で爆発してしまったのか。

警察と消防が詳しい原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c180b4a5ae78482619a9a70ee9a15925989012bb

 

 

7151459分に産経新聞からは、火はほとんど出なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大仁署によると、火はほとんど出ておらず、午前11時すぎに鎮火したという。

 

工場から200メートルほど離れた自宅にいた自営業の佐藤さん(67)は、「『ドーン』という地響きのような音が聞こえて外に出ると、工場の屋根から白い煙がもうもうと上がっていた」と不安そうな表情を浮かべていた。

 

工場は伊豆箱根鉄道修善寺駅から東に約2キロの田畑に住宅が点在する地域にある。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200715/afr2007150013-n1.html

 

 

716759分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、機械の一部が破裂したことで爆発が発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伊豆市下白岩の金属加工業「I合金」の工場で15日午前にあった爆発事故で、稼働中だった工場内の機械の一部が破裂したことで爆発が発生したとみられることが同日、関係者への取材で分かった。  

 

工場の男性従業員は同日、静岡新聞社の取材に対し、「いつも通りの作業をしていたら機械が突然爆発した」と証言した。

 

大仁署と駿東伊豆消防本部は、機械が破裂した事実の確認や爆発との関連など原因の特定を進めている。

 

男性従業員によると、当時、工場内には35人ほどの従業員がいたという。  

 

同工場はアルミニウムの溶解や形成などの加工作業を行っている。

爆発が発生した建物は鉄骨平屋建てで壁はトタン製。

爆発によって屋根と壁約130平方メートルが損壊した。  

 

同署によると、破裂した機械のそばで作業をしていたとみられる男性従業員2人が爆発による飛散物で軽いやけどを負って病院に搬送された。

 

周辺の住宅などへの被害は確認されていない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/586da62004aa44de14b89c4feebfc8f6f9c893e1

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、静岡放送映像の3コマ。 

 





 

 

 

 

 

 

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【バルブ誤操作から火災炎上まで】

 

バルブ切り替え後、計器室に戻ってみると、ボード上の警報が多数発報し、そこにいる皆がテンヤワンヤ状態になっていた。

 

聞けば、装置が原因不明で緊急停止したとのこと。

 

その時は、バルブ誤操作が原因で緊急停止したとはツユほども思わず、すぐさまボードマンの指示に従い、現場作業に従事した。 

 

そして、緊急停止した原因を皆が知らないまま、装置は再び運転可能な状態になったため、運転再開に向けた作業に入った。

 

緊急停止直後とはいえ、運転再開作業は通常のスタートアップ作業と似たようなもの。


さしたるトラブルもなく順調に進み、遅めの夕食を食べたりして気持ちも落ち着いてきた時のこと。

 

もしかして、あの違和感を覚えたバルブ操作がやはり間違っていたのでは?・・・との疑念が頭をもたげ、IM氏が閉めたバルブを、閉まったままでありますようにと念じつつ、こっそりと見に行った。

 

すると、ゲートバルブのステムが、バルブが閉まっていれば見えないはずなのに、半分ほど見えている状態。

 

ああ・・・やっぱりか・・・。

 

「これは、すぐ直長に報告しなければ・・・」

「いや、まだ少しバタバタしているので、もうちょっと落ち着いてからのほうがよいかもしれない」

「後刻、IM氏と一緒に報告することにしようか・・・」

 

そういった、さまざまな考えが頭の中を交錯したことまでは覚えているが、肝心の、直長に報告したかどうかについては記憶に薄い。

 

そして、いよいよ運命の時。

7月7日22時13分ごろ。

 

ブログ者は計器室に背を向け、道路の側溝付近で作業の後片付けをしていたところ、急に眼の前が明るくなった。

 

時々、フレアーが大きくなった時に明るくなることはあるが、フレアーの炎にしては明るすぎる。

 

なんだろう?と思い、振り返ると、計器室の左手、コンプレッサー建屋の向こう側に、大きな炎の塊がモクモクと上がっているのが目に入った。

 

音がした記憶はない。

 

思えば、それは開口したフランジから噴き出した大量のガスに着火した炎であり、爆発ではなかったからだろう。

 

その、モクモクと上がる炎を見た瞬間に感じたこと。

「これは大変だ。装置が爆発する。いや工場全体が跡形もなく吹き飛ぶかも・・・」

 

今となっては噴飯ものだが、当時、火災爆発現象のイロハも知らなかったブログ者は、本当にそう思ったのだ。

 

そして、自分の担当する分解炉部門の近くにいたため、計器室に行くことなく、現場で分解部門の緊急停止操作を行った。

後になって振り返れば、それは全く意味のない操作だったのだが・・・。

 

その操作を現場で終えた後、近くに新入社員のO氏がいたので、そのまま一緒に逃げ出し、工場敷地境界のグリーンベルトに座って、なすすべもなく炎を見つめていた。

 

余談になるが、そのO氏、逃げる途中で植木を支えるため斜めに張られていた針金に激突し、当分の間、顔面に線条痕が残っていた。

それほど慌てて、必死に逃げたということだ。

 

逃げた2人はさておき、後で聞けば、先輩方は皆、爆発の後、計器室に集まり、直長の指示の下、

・火災発生場所を孤立させるため、大きなバルブを閉める

・系内の液化ガスを抜き出すため、ホースを仮配管する

などの作業をしていたとのことだった。

 

現在では、緊急事態発生時には一旦、全員が計器室に集合し、直長の指示のもと対応する・・・といったようなことがマニュアルに記されていることだろう。

 

当時も、そのように決められ、教育も受けていたかもしれない。

 

ただ、間近に大きな炎が見える恐怖心ハンパなく、計器室に戻るという考えはツユほども頭に浮かばずに、一目散に逃げ出してしまった。

まこと、お恥ずかしい限り。

 

事故後、何の場だったか、自分たちが行った作業内容を話し合ったことがある。

 

そこで、逃げたことをありのまま話したところ、思いのほか、皆から責められることはなく、先輩のIT氏からは、「そりゃー、仕方ないわ」的なことを言われた覚えがある。

その後も、軽口を含め、非難めいたことを言われたことは一度もなかった。

 

懐の深い上司先輩に感謝感謝だ。

 

この現場からの逃避行、事故後50年近く経った今でも、しばしば思い出すことがあるが、そのたびに恥かしさ、やるせなさがこみあげてくる。

 

 

【記憶に残るマスコミ取材1;装置炎上直後に構内で】

 

その後、系の孤立などを行っていた先輩たちもグリーンベルトに集合し、たしか、各課毎にまとまって座るよう指示があった。

 

そして、なすすべもなくグリーンベルトに座り込んでいると、どこの局だったか、テレビクルーが近くに来て、避難している社員たちをライトで照らしつつ、ゆっくりと歩きながら映し始めた。

 

事故に打ちひしがれている顔を映されたくないこと、また、煌々と照らされるライトがまぶしくて、皆、顔を伏せる。


しかし、そんなことにはおかまいなしに、テレビクルーはゆっくりと近づいてくる。

 

なんたる無神経。

人の不幸が、そんなに面白いのか!

 

そう感じたのはブログ者だけではなかったようで、先輩のM氏などは憤って、近づいてきたカメラの前で、被っていたヘルメットを地面に叩きつけていた。

当然、ライトとカメラはM氏のほうに向けられたが、M氏はそれ以上、何もしなかったので、カメラはそのままスルーしていった。

 

今では、どこの会社でも、事故が起きた場合、マスコミを現場に入れることはないだろうが、当時は入れていた。

(無理やり入ってきたのかもしれないが)

 

このこと一つとっても、安全管理、危機管理という点で、隔世の感がある。

 

 

 

【誤操作したIM氏のその後】

 

そして、時間的にいつだったのか?

場所的には、グリーンベルト上だったような気がするのだが・・・。

その辺、ほとんど記憶がないのだが、ともかく人員確認が始まった。

 

しかし、どうもIM氏だけが見当たらない模様。

 

「誰か、IM氏を知らないか?」という呼びかけがあったので、ひょっとして、あのことで?と思い、先に書いたようないきさつを説明した。

 

そのIM氏だが、責任を痛感して工場外に出ていたとのこと。

 

出た後の足取りなど詳細は覚えていないが、とにもかくにも、その後、IM氏は無事に見つかった。

 

後日、IM氏との雑談時、事故当時の状況に話しが及んだことがあるが、なぜ、あのバルブを閉めたのか、自分でもわからないと言っていた。

また、工場から出た後、死のうかと思っていたとも言っていた。

 

一方、これも後日談になるが、事故の後始末に最後まで関わっていたIS氏から聞いた話では、当時ご存命だった佐三店主、「逃げた社員がいたようだが、処罰してはいかん」と言った由。

氏の面目躍如といったところだ。

 

その言葉通り、IM氏はクビになることも左遷されることもなく、その後は普通の社員と同じように遇されていた。

(人事考課でどのように記されていたかは不明だが)

 

 

(次回最終稿は7月28日 予定)

 

 

 

 

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2020714033分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

走行中のトラックから落下したモノは...

 

直撃の瞬間を、ドライブレコーダーがとらえていた。

 

トラックの荷台から落下した1枚の畳は、次の瞬間、めくれあがるようにして、後続車のフロントガラスを直撃した。

 

68日、埼玉県の東京外環自動車道で起きた、落下物による事故の様子をとらえた映像。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「気が付いたら目の前に畳があった。正直、飛んできた当時の記憶ってそんなにない。(事故後)子ども抱きかかえて『生きてて良かった』というのはあった」

 

この男性は、事故から1カ月以上たった今でも、現場を通ると恐怖を感じるという。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「ハンドルを持つと手が震えて。現場行くとアクセル踏めなかったりとか、無意識の中にある恐怖感に縛られている」

 

この男性側は、警察に被害相談をしたが、いまだに畳を落としたトラックは特定されていない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3cdd2b40353866d250695901b48874b79560c8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の4コマ。

何枚かの畳を何かに立てかけるように縦に積んでいて、しかも若干、斜めになっているように見える。

いかにも不安定。

危なっかしい状態で荷物を積んでいる車の後は走らないにこしたことはなさそうだ。

 







 

 

 

 

 

 

 

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2020713530分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海の安全「見守り人」引退 毎日夕暮れに灯火チェック 無事故に誇り「肩の荷が下りた」

 

灯台やブイ(灯浮標)などの航路標識の光を確認する「灯火監視協力者」の交代式が7日、うるま市津堅島の離島振興総合センターであった。

 

2006年9月から協力者を務めた新屋さん(男性、79歳)に中城海上保安部の東城部長から感謝状が贈られた。

海の安全を守る重責を担ってきた新屋さんは誇らしい表情で受け取った。

 

灯火監視協力者は、航路標識の光の色や点滅の間隔などを監視し、異常があれば海上保安庁に通報するボランティアで、特に台風後など海保が即座に確認できない時に重要な役割を担っている。

 

県内では現在、約70の個人と団体が協力している。

 

新屋さんは農業を営む傍ら、毎日、夕暮れに合わせて津堅島灯台や中城湾口灯浮標など7基の航路標識について歩いて目視した。

 

「長く続けられるとは思わなかった」と話すが、責任を持って監視に取り組み、異常を発見して海保に報告したことも数回あったという。

灯台周辺の草刈りなどもした。

 

「最初はできるか心配だったが、やがて見守るのが楽しくなった。務めている間、灯台や船舶に関わる大きな事故がなかったのがうれしい。今は肩の荷が下りた感じ」と日々を振り返った。

 

東城部長は、「毎日暗くなってからチェックするのは大変な苦労があったはず。頭が下がる思い」と感謝した。

 

新屋さんは4月に後任と交代。

新型コロナウイルス感染症対策のため、交代式の実施は延期されていた。

 

協力者の役割は島内の緑間さん(42)と新里さん(45)に引き継がれた。

交代式で協力依頼状を受け取った緑間さんは、「海の安全のため、新屋さんのようにできるだけ長く続けたい」と意気込んだ。

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/599170 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報調査結果、この表彰は全国的に灯台記念日(11月1日)に行われていた。

 

以下は、おそらくはどこかの県で表彰された記事に用語解説として掲載されていた表彰制度の概要。

 

『灯台記念日と灯火監視協力者』

20081101日 朝日新聞朝刊)

 

1868(明治元)年11月1日に神奈川県横須賀市の観音埼で日本初の洋式灯台が着工されたことを記念し、1949(昭和24)年に定められた。

 

各地の灯台が無料公開される。

 

51年に始まった灯火監視協力者制度は、灯台の近くの住民や企業、漁協などに海上保安庁が委嘱している。

 

県内の灯台147基のうち、機器で故障などを判断するのは約2割程度。

残りは肉眼で確かめている。

 

https://www.asahi.com/topics/word/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%BA%81.html

 

 

 

 

 

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20207121130分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【エンジンかけっぱなしでクルマを離れるのはNG行為】

 

時々、コンビニの駐車場などでエンジンをかけたまま店内に入っていく人をみかけることがあります。

 

駐車場でのアイドリングを禁止する施設が多いため、マナー的にNG行為といえますが、それ以外にもやってはいけない理由があるといいます。

 

いったい、どのような理由なのでしょうか。

 

エンジンをかけっぱなしのままクルマを離れる人のなかには、「(お店の)トイレに行くだけだから」「飲み物を買うだけだから」など、利用時間が短いことを理由に、エンジンを付けたままにする人が存在するようです。  

 

また、夏は車内の気温が上がりやすいことから、エアコンの停止時間を少しでも短くする目的で、エンジンを停止しない人もいるかもしれません。  

 

しかし、エンジンをかけたままクルマを離れる行為は、マナー違反となるだけでなく、道路交通法の「停止措置義務違反」に違反する行為です。  

 

道路交通法 第七十一条 五では以下のように記載されています。

 

「車両等を離れるときは、その原動機を止め、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること。」  

 

つまり、クルマを離れるときはエンジンを止め、サイドブレーキをかけて、ギアをパーキングレンジに入れて、しっかりと停車を維持することが法律で定められているのです。  

 

このように、短時間であっても違反となる可能性があるため、必ずエンジンを止める必要があります。  

 

また、カギをかけないでクルマから離れること自体も、道路交通法で禁止されています。

 

実際に、道路交通法 第七十一条 五の二にも以下のように記載されています。

 

「自動車又は原動機付自転車を離れるときは、その車両の装置に応じ、その車両が他人に無断で運転されることがないようにするため必要な措置を講ずること。」  

 

なお、駐車場をはじめ公道ではない場所であっても、不特定多数の車両や人々が行き交うことを根拠に道路とみなされた判例もあります。  

 

どのような場所であれ、短時間の利用でも必ずエンジンを止め、ロックすることが大切です。

 

 

【エンジンのかけっぱなしはバッテリー上がりの原因にも
  なる!?

 

エンジンをかけっぱなしでクルマを離れることは、マナー違反や道路交通法違反であるだけでなく、バッテリー上がりをはじめとしたトラブルの原因にもなり得ます。  

 

バッテリーは、おもに車内の電子部品を動かす役割を果たします。

 

しかし、バッテリー自体が蓄えている電気だけで、エアコンやライトなどの電装品を動かし続けると、短時間で電池切れを起こすことがあります。  

 

そこで、エンジンに「オルタネーター」という交流発電機を装着することにより、エンジンが稼働している走行中はバッテリーを充電しながら電気を使えるようにしています。

 

では、エンジンが稼働した状態では充電されるはずのバッテリーは、なぜ上がってしまうのでしょうか。  

 

その原因は、アイドリング状態でクルマを停車し長時間放置すると、オルタネーターの発電量よりも使用量が上回ってしまう場合があるからです。  

 

この発電量は、エンジンの回転数によって大きく変わります。

 

一般的に回転数が高いと発電量も多くなるため、使用量を上回ることはほとんどありませんが、回転数が低くなると使用量の方が上回ってしまうため、バッテリーが上がる原因になります。

 

実際に、走行中はエンジンの回転数も平均して高いため、高い発電量を得られます。  

 

一方、エンジンを付けたままアイドリングしている状態では回転数も低くなるため、この状態でエアコンを使い続けたり、ヘッドライトを付けたままにしたり、ワイパーを使ったりするとバッテリーが上がってしまう可能性があります。  

 

とくに、夏場は車内で冷房を付けたままコンビニで買い物をする人が目立ちます。

 

このような停車時のエアコン稼働は、頻繁におこなうことでバッテリーが上がりやすくなる原因になりかねません。  

 

前述のように、マナー違反であることや道路交通法違反であることも含め、エンジンをかけっぱなしでクルマを離れるのは、たとえ短時間であっても絶対に避けるべきでしょう。  

 

また、ロックせずにクルマから離れると、車上荒らしや車両盗難だけでなく、子どもが誤って車内に入り込み、とじ込みなどの事故となる場合も想定されます。  

 

家の庭や車庫だからといって盗難は大丈夫というだけではなく、さまざまなリスクが考えられます。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ca7834340dcd67104bd0c4690d681b42ae518d7 

 

 

 

 

 

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20207121951分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後9時前、富山市婦中町西本郷にある産業廃棄物の収集などを行う会社で、「高所作業車と建物との間に人が挟まれた」と警察に通報がありました。


天井との間に体が挟まれたのは、東京・江戸川区の会社員で、ブラジル国籍とみられるイデヤマさん(男性、38歳)で、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。


警察によりますと、イデヤマさんは、事故が起きた現場の会社からの委託を受けて作業にあたっていたとみられ、高所作業車のアームの先のかごに乗って産業廃棄物などを保管する建物の天井や壁の清掃作業をしていたということです。


警察によりますと、高所作業車の周辺では当時、イデヤマさんのほか10人ほどが清掃作業をしていたということです。


アームの先のかごは、車体に取り付けられたボタンのほか、かごの中からも操作できるということで、警察は、何らかの原因で高所作業車のかごが動いたとみて当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200712/3060004963.html 

 

 

714231分にYAHOOニュース(北日本新聞)からは、自分でバケットを操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後8時45分ごろ、富山市婦中町西本郷の廃棄物運搬・処理業「C産業」の工場で、東京の会社から派遣され清掃作業をしていたブラジル国籍、東京都江戸川区南葛西、会社員、イデヤマさん(38)が、高所作業車と天井の間に体を挟まれた。

 

富山赤十字病院に運ばれたが、上半身を強く圧迫されたショックのため、間もなく死亡した。

 

富山西署などによると、イデヤマさんは産業汚染除去などのサービスを展開する「BJ」(東京)から2週間ほど前に派遣された。

 

高所作業車のバケット(かご)に乗り、自身で操作しながら高さ約8メートルの天井や壁の清掃をしていた。  

 

事故当時は同社の約10人が近くにおり、工場の関係者を通じて110番した。

 

同署が原因を調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/66427aac666189da44b8a08a895c2e19d0e6d408

 

 

 

 

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2020711217分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口県消防学校のプールで水難救助の訓練を行っていた21歳の男子学生がおぼれる事故がありました。


男子学生は、心肺停止の状態で病院で手当てを受けていましたが、11日朝早く死亡しました。


男子学生の死亡を受け、山口県消防学校の大下国忠校長は県庁で会見を開き、「亡くなった学生に心からご冥福をお祈り申し上げるとともにご家族に深くお詫びします」と謝罪しました。


消防学校によりますと、事故当時、55人の学生が立ち泳ぎを10分間続ける訓練をしていて、男子学生は泳ぎが得意ではないため手も使ってゆっくりと泳いでいました。


しかし訓練の終了間際、教官が目を離した2、3秒の間に水中に沈んで姿が見えなくなり、すぐに助け出し応急措置を行いましたが意識が戻らなかったということです。


プールサイドでは、6人の教官が監視を行っていたということで、事故当時の状況を検証するとともに、再発防止に努めることにしています。


一方、警察は、男子学生の司法解剖を行って死因を調べるとともに、教官や学生に話を聞くなどして、訓練の管理が適切だったかどうか、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200711/4060006378.html

 

 

711185分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、プールの深さは約2mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口市にある県消防学校の屋外プールで、水難救助の訓練をしていた男子学生が溺れました。

 

気づいた教官や学生がすぐに引き上げ、心臓マッサージをして病院に搬送しましたが、11日朝、死亡したということです。

 

プールの深さはおよそ2メートルで、学生は水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていました。

 

当時、プールではおよそ50人の学生が訓練に参加していて、6人の教官がプールサイドで指導・監視していました。

 

学生の体調に異常はなかったということで、警察は死因の特定を進めると共に、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因などを詳しく調べています。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/196d7bb2edc77aae5c65e95a2105d01ff2f57973

 

 

7101937分にNHK山口からは、最大深さは約4mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県によりますと、プールの深さは最大およそ4メートルで、水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていたということです。


学校では、訓練を行う前に体調の確認を行っていて、その時点では学生に異常はなかったということで、警察と消防が事故の詳しい状況を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200710/4060006375.html

 

 

(ブログ者コメント)

救助のプロが大勢いたうえに、すぐに救助したということで、助かってしかるべきケースのような気がするのだが・・・。

 

(2021年2月6日 修正1 ;追記)

20212560分に山口新聞からは、報告書が公表された、泳ぎが不得手だったという説明は誤りだった、他に1名が溺れて一時意識不明となり4人が嘔吐していた、8年ほど前から毎年溺れかける訓練生が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因を検証する県の第三者委員会は4日、男性以外にも1人が意識不明となり、4人が体調不良を訴えたとする報告書を公表した。

8年前ごろから溺れかける事例が繰り返されたにもかかわらず、一度も検証されなかったことも判明。

委員長で山口大教育学部の杉浦崇夫教授は、「根性論のような旧態依然の指導法。安全管理が不十分と言わざるを得ない」と強く非難した。

報告書によると、訓練は昨年7月10日に実施。

初任総合教育課程の55人全員がプール(深さ2・1~3・8メートル)で10分間浮き続け、一人でも休めば最初からやり直す。

溺れた2人のうち1人が死亡。

もう1人は人工呼吸で意識が戻り、4人が嘔吐するなどした。

同日はプールでの訓練初日で、大雨や強風、雷注意報が出ていた。

第三者委は、事前に泳力を確認せず実施に踏み切ったことを問題視。

教官6人がそばにいたが、「安全な監視は困難。直ちに中止すべきだった」と結論付け、基礎的な泳力を身に付ける訓練に改めるよう提言した。

県消防保安課などによると、この訓練は一体感を高める狙いで独自のカリキュラムで実施。

2012年ごろから毎年数人が溺れかけ、19年も初日に1件発生した。

しかし、現場レベルで対応を済ませ、要綱で定める検証はしなかった。

報告書を県の内海総務部長に提出した杉浦委員長は県庁で会見し、「前例踏襲の訓練で課題が議論されず、閉鎖的になっていた」と組織体制の問題点を指摘した。

学校は事故直後の会見で、死亡した男性以外の状況を公表しなかった。

大下校長は、「状況把握に精いっぱいだった」と釈明。

この男性を「泳ぎは不得意」とした説明も誤りだとし、「(男性に)落ち度はなく、重く受け止め、遺族は「次の教育に生かしてほしい」と話したという。

報告書を踏まえ、学校は4月までに安全管理規定を改定し、プールでの訓練は参加者を減らして、浮く時間も定めない方針。

県内の各消防本部と協議して、教育体制も見直す。

村岡嗣政知事は、「訓練中の事故で深くおわびする。再発防止に全力で取り組む」とのコメントを出した。

https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/e-yama/articles/21648

 

241726分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

杉浦委員長は記者会見で、「立ち泳ぎを1人ができなかったら、連帯責任として最初からやり直させるなど、根性論を用いた指導があったのではないか」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210204/4060008627.html 

 

241953分にYAHOOニュース(山口放送)からは、水中に沈んでいた時間は5秒程度だったという説明も訂正されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、立ち泳ぎの訓練では毎年、溺れかける学生がいたとして、学生の泳力が十分に把握されていない中、訓練初日に足の届かないプールで一斉に立ち泳ぎをさせていたことは問題だと指摘した。

委員会は、水難救助訓練について、泳力別に段階を踏んで実施する必要があるとして、プールに足の届く安全区域を設置すること、訓練当初に学生の泳力の確認を十分に行うことなど、5項目の安全確保対策を提言。

さらに山口県消防学校に対しては、安全管理マニュアルなどの運用が不十分とし、組織体制の見直しや外部からのアドバイスを定期的に受け学校を開かれたものに変えていくことなど、4項目の改善を提言した。

山口県消防学校などは、この日の会見で、死亡した学生が水中に沈んでいた時間も「わからなかった」とし、これまで「5秒程度」としていた説明を訂正した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5951d88c6ec30e11e360f0bd5fb8e0551f07025 

 

(2021年12月24日 修正2 ;追記)

202112231055分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、県の職員2人が必要な措置を講じていなかったとして在宅起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口地検は22日までに、いずれも山口県職員で同校教務課の鍛冶・元課長(54)=山口市=と助石・元主査(49)=防府市=を業務上過失致死罪で在宅起訴した。  

起訴状などによると、両被告は20710日、同校プールでの水泳訓練について、事故が予見できたにもかかわらず、必要な措置を講じないまま、消防士全員を一斉に入水させるなどの計画を策定。

同日午後255分ごろ、男性消防士を溺れさせ、蘇生後脳症で死亡させた疑い。  

事故の第三者委員会が212月にまとめた報告書によると、訓練開始から約10分後に、亡くなった男性を含めて2人が溺れていた。

89年前から毎年溺れかける事例が出ていたにもかかわらず、事後検証をしていなかった。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/a45d2136414ab48fff4cb2b3599127295b6eb4ec 

 

12231158分に産経新聞からは、泳力が十分でない消防士が溺れる恐れを予見できたにもかかわらず未然防止しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

起訴状によると、昨年7月10日午後2時40分ごろ、同校のプールで訓練を実施する際、泳力が十分ではない消防士が溺れる恐れがあるのを予見できたにもかかわらず、未然に防ぐべき注意義務を怠った。

全員を一斉にプールに入れ、大村さんを溺れさせて死亡させたとしている。

https://www.sankei.com/article/20211223-CCBA67QFQRNA7CPDIBDKLNW3KA/

 

 

(2022年3月15日 修正3 ;追記)

20223141511分にNHK山口からは、前年にも意識喪失事故があったのに訓練内容を見直さなかったなどと検察が裁判で指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故では、当時の訓練の安全管理者の鍛冶被告(男性、55歳)と担当者の助石被告(男性、49歳)の2人が、業務上過失致死の罪に問われています。

山口地方裁判所で開かれた14日の裁判で、検察は「県消防学校では、前年にも訓練中に消防士が溺れて意識を失う事態が生じて、安全確保の必要性が高まっていた。にも関わらず、2人は消防士が溺れても救助が可能で大事には至らないだろうと安易に考え、訓練の内容を見直さなかった」などと述べ、2人に罰金50万円を求刑しました。

一方、鍛冶被告の弁護側は、「消防士を短期間で育てることを強く期待され、厳しい訓練を実施する使命があった。安全対策のすべての責任を現場に求めることはいきすぎで、罰金刑に処するのが相当だ」と述べました。

また、助石被告の弁護側は「検察官の論告については異論はありません」と述べ、速やかな判決を求めました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220314/4060012868.html 

 

(2022年4月20日 修正4 ;追記)

20224191651分にNHK山口からは、被告に罰金50万円が言い渡された、被告はプールに足場を設置する予算を要求したのに却下されていたことから被告に全責任を負わせるのは相当でないと裁判長が述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日の判決で、山口地方裁判所の小松本卓裁判長は、「消防学校の訓練が、生命に大きな危険を生じさせることを容易に想像できるなかで、安全配慮の措置を十分にとらなかった」と指摘しました。

そのうえで、「鍛冶被告が、プールに足場を設置する予算を要求したものの却下されるなど、予算措置の権限がない2人にすべての責任を負わせるのは相当ではない」などとして、罰金50万円の判決を言い渡しました。

2人の弁護士によりますと、それぞれ控訴しない方針だということです。

県消防保安課は、「殉職された消防士とご家族に深くおわび申し上げます。2度とこのような事故を起こさないように、安全管理を万全に行い再発防止に努めます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220419/4060013203.html 

 

 

 

 

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202079日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

梅雨前線の影響による今月上旬の大雨で、県や関西電力などが管理する県内13カ所のダムが降雨のピーク前に放流し、水位をあらかじめ下げる「事前放流」を行ったことが8日、信濃毎日新聞の取材で分かった。

 

昨年10月の台風19号災害を受け、ダム管理者や国、自治体が5月に結んだ治水協定に基づく対応で、実施は初めて。

 

国土交通省によると、木曽川水系では8カ所のダムが計約4200万トンの容量を確保。

 

放流量を抑えることで、氾濫の危険があった木曽川の水量を2割ほど減らす効果があったとみている。

事前放流は、台風19号災害を受けて全国で検討が進み、県内では5月に千曲川、木曽川、天竜川水系の計37のダムを対象に、管理者と国、地元自治体が実施に向けた協定を締結。

 

今回は、木曽川水系の他、千曲川水系4カ所、天竜川水系1カ所で実施された。

国交省木曽川上流河川事務所(岐阜市)によると、木曽川水系の8ダムは5日午後2時半ごろ、国交省が分析した9日未明までの予測降雨量が基準を上回ったため、地元市町村に連絡するなどした上で事前放流を開始。

 

独立行政法人「水資源機構」(さいたま市)管理の牧尾ダム(木曽郡木曽町・王滝村)が約1500万トン、関西電力三浦ダム(王滝村)が約2500万トン、他のダムは3万〜100万トン余の容量を確保した。

 

8ダムは6日午後から8日朝にかけ、上流からの流入量が一定量を超えるなどしたため事前放流を中止し、放流量の抑制に切り替えた。

同事務所によると、木曽川の桃山水位観測所(木曽郡上松町)が氾濫危険水位だった8日午前10時ごろ、木曽川の流量は毎秒約2千トン。

 

8ダムの洪水調節機能により、下流への流量を同約400トン分減らす効果があったと推定する。

県営ダムでは、千曲川水系の裾花ダム(長野市)や奈良井ダム(塩尻市)など4ダムと、天竜川水系の片桐ダム(下伊那郡松川町)が事前放流を実施。

 

県河川課によると、今回は木曽川流域と比べ予測降雨量が少なく、ダムの容量確保も少なかったが、今後、効果を検証するという。

 

同課は、「国交省やダム管理者と事前放流の効果について情報を共有し、県内の河川防災に生かしたい」としている。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200709/KT200708ATI090020000.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

事前放流によって、豪雨ピーク時、放流量の2割を減らせた、と読める報道だ。

もしそうだったとすれば、効果はあったような気がする。

 

以下は、木曽川流域では今回の豪雨で大きな被害は出ていないという報道例。

 

781032分 FNN PRIME(長野放送))

 

長野県の中南部に発令された「大雨特別警報」は、午前1140分ころ「警報」に切り替えられました。

ただ、土砂災害や河川の氾濫には今後も警戒が必要です。

 

「特別警報」は、けさ640分ころ、松本地域と乗鞍上高地、南部の15市町村に出され、気象庁が最大級の警戒を呼びかけました。

 

現在も、長野や松本など39の地域に「土砂災害警戒情報」が出されていて、引き続き警戒が必要です。

 

梅雨前線の停滞は続くため、今後も局地的な激しい雨に警戒してください。

 

降り始めからけさ7時までの降水量は御嶽山839ミリ。阿智村浪合451.5ミリ。

上高地446.5ミリなど、すでに平年の7月ひと月分の量を超えています。

 

川の氾濫も心配されます。

 

犀川は安曇野市の陸郷と長野市の弘崎、木曽川は南木曽町で氾濫の恐れがある「氾濫危険水位」を超えています。

 

県によりますと、大きな被害は報告されていませんが、国道の土砂崩落などで上高地で観光客ら30人余りが孤立状態になっているということです。

 

梅雨前線の停滞はあすまで続く見込みで、あす朝6時までの24時間に南部で180ミリ、北部中部で120ミリ。さらに、その先の24時間で全県で150ミリが予想されます。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/60625

 

 

79855分 岐阜新聞)

 

8日午前、岐阜県内の広い範囲で大雨に見舞われた。

中濃地域でも各地で大きな爪痕を残し、住民が影響を受けた。

 

美濃加茂市と可児市を隔てる木曽川は、前日に引き続いて増水し濁流が海のように広がり、右岸側の美濃加茂市にある木曽川緑地ライン公園(古井町)や化石林公園(御門町)などは水没した。

 

二つの公園は河川区域内にあり、飛騨川の合流部から2キロほど下流にある。

 

木曽川上流河川事務所木曽川第一出張所によると、今渡水位観測所では8日午前11時10分、氾濫危険水位の11・50メートルに迫る9・51メートルを記録した。

 

美濃加茂市内では、側溝の水による床下浸水が2件あったほか、ピーク時には生涯学習センターの避難所に13世帯20人が避難した。

 

https://www.gifu-np.co.jp/news/20200709/20200709-254751.html

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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