







2019年9月30日11時39分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警鉄道警察隊は30日、鉄警隊の女性巡査長(27)が、JR相生駅(兵庫県相生市)構内にあるトイレに実弾入りの拳銃と手錠を置き忘れたと発表した。
巡査長がトイレを出た約1時間半後、駅の利用客が見つけ、駅員が110番通報。
県警が回収した。
拳銃を使った形跡や、実弾の紛失はないという。
鉄警隊によると、巡査長は山陽新幹線での警戒活動を終えた29日午後4時ごろ、新幹線改札口内のトイレの個室で拳銃と手錠を装着したベルトをフックに掛け、着け忘れたまま在来線に乗り込んだ。
午後5時20分ごろ、利用者がフックに掛かった状態で拳銃などを見つけた。
巡査長は「失念していた」と話しているという。
鉄警隊の川崎副隊長は「今後、このようなことがないよう、拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントした。
https://mainichi.jp/articles/20190930/k00/00m/040/065000c
9月30日8時50分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄道警察隊によると、29日午後4時ごろ、巡査長は駅構内のトイレを利用。
その際、「帯革(たいかく)」と呼ばれるベルトを外し、実弾入り拳銃と手錠を取り付けたままの状態で置き忘れた。
約1時間半後、トイレに入った女性客が「忘れ物がある」と駅員に知らせたところ、拳銃と判明し駅員が110番。
巡査長は当時、列車内の警戒活動のため、駅で乗り継ぎ待ちをしていた。
その後、警戒活動に戻ったが、置き忘れには気づかなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/190930/afr1909300006-n1.html
(ブログ者コメント)
警察官によるトイレ拳銃置き忘れ事例は、何件か紹介した後、原則、紹介を割愛することにしたが、今回は鉄道警備隊でも起きたということで、参考までに紹介する。
(2019年10月19日 修正1 ;追記)
2019年10月18日17時2分にNHK兵庫から、この女性警察官はデリヘルで副業していたこともあって懲戒処分を受け依願退職したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、相生市のJR相生駅構内のトイレに拳銃を置き忘れた兵庫県警察本部の27歳の女性巡査長が、風俗店で働いて収入を得ていたことが分かり、兵庫県警は停職1か月の懲戒処分にしました。
巡査長は18日、辞職しました。
懲戒処分を受けたのは、兵庫県警察本部鉄道警察隊の27歳の女性巡査長です。
女性巡査長は先月29日の夕方、JR相生駅の新幹線乗り場の構内にあるトイレを利用した際、個室の中に拳銃と手錠のついた革製のベルトを置き忘れていました。
拳銃には弾が入っていましたが、使われた形跡はありませんでした。
巡査長に事情を聞くなどしていたところ、ことし5月から9月の間、勤務時間外に大阪市内の風俗店で働いて、およそ30万円の収入を得ていたことが分かったということです。
聞き取りに対して、巡査長は「得た収入は外食など遊興費に使った。警察への信頼を裏切り反省している」などと話しているということです。
このため、兵庫県警は「警察官の信用を失墜させた」などとして、拳銃を置き忘れた問題とあわせて巡査長を停職1か月の懲戒処分にしました。
巡査長は18日、依願退職しました。
兵庫県警の北山監察官室長は、「調査結果に基づき厳正に処分した。今後、同じような事案の再発防止に努める」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20191018/2020005242.html
10月18日14時0分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、女性警察官は今年5~9月、宿直明けで早く勤務が終わる日や公休を利用し、デリバリーヘルスなどの風俗業に従事。
20回程度で計約30万円を得ていたといい、稼いだ金は外食などの遊興費に充てていた。
地方公務員法が定める兼業禁止に違反し、同法の信用失墜行為にも当たるという。
県警が内部からの情報で調査していたところ、9月29日、女性警察官が相生市のJR相生駅構内のトイレの個室に、実弾入りの拳銃と手錠の付いた革製のベルトを置き忘れる不祥事を起こした。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201910/0012799785.shtml
2019年9月29日18時57分にFNN PRIME(さくらんぼテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県鶴岡市のダムで29日、点検作業をしていた男性が溺れたとの情報があり、現在、救出活動が行われている。
29日午前11時半ごろ、鶴岡市の八久和ダムで、ダムに潜って点検作業をしていた男性から「同僚が溺れたかもしれない」と消防に通報があった。
男性が捜索したところ水深約20メートルの取水口に腕を巻き込まれ、意識を失っている同僚を発見したという。
意識不明となっているのは40代の男性作業員で、通報から5時間以上が経った今も引き上げられていない。
男性作業員らは東北電力から委託されて、3年に1度の点検をしていたという。
https://www.fnn.jp/posts/6023SAY
10月3日12時23分にFNN PRIME(さくらんぼテレビ)からは、導水管の中を水で満たした後、10月3日に心肺停止状態で救出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県鶴岡市のダムで潜水作業中に取水口にはさまれた男性は、3日午前、警察と消防に心肺停止の状態で救出された。
(記者)
「時刻は午前5時半。警察や消防による斎藤さんの救出作業が間もなく始まろうとしている」
心肺停止のまま救出されたのは、酒田市大宮町の会社員・斎藤さん(男性、44歳)。
斎藤さんは9月29日、鶴岡市上田沢の八久和ダムで水力発電施設を点検するため、水深20メートルにある取水口のすき間をふさぐ作業をしていた際、導水管に右腕を引き込まれ水中に取り残されていた。
救出にあたっては、二次災害の恐れがあったため導水管の水圧を下げる必要があり、ダムを管理する東北電力は長さ5.7キロの導水管の中を水で満たす作業を続けてきた。
そして3日の朝早く、導水管が水で満たされたとして、消防の潜水士などが救出活動を開始し、午前10時ごろ、斎藤さんを心肺停止のまま陸上へと救出した。
警察は関係者から話を聞き、詳しい事故の原因を調べることにしている。
https://www.fnn.jp/posts/6087SAY
10月3日15時48分にNHK山形からは、水漏れする水門の隙間に毛布を詰めていたなど、下記趣旨の記事が作業のイメージ図付きでネット配信されていた。
先月29日、鶴岡市のダムで、潜水しながら修理の作業をしていた男性作業員が、ダムの水門に腕をはさまれ、浮かび上がれなくなりました。
男性は、発生から5日目の3日朝、消防や警察によって救出されましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、酒田市の潜水士齋藤さん(44)です。
警察などによりますと、齋藤さんは、先月29日、鶴岡市郊外の八久和ダムで、水深20メートルのダム底にある水門にできた隙間を埋める修理のため、潜水しながら作業をしていたところ、水門の隙間に右腕を挟まれ、浮かび上がれなくなりました。
その後、通報を受けた消防と警察は救助の準備を進め、救助に向かった人が水門の隙間に吸い込まれないための措置が終わったことから、発生から5日目の3日朝6時半ごろからダイバーによる救助作業を始めました。
そして、およそ3時間後の午前9時半ごろ、心肺停止の状態の齋藤さんを救出したものの、その後、死亡が確認されました。
警察は引き続き、事故の詳しい状況を調べることにしています。
(以下は音声のみの情報)
しかし2次災害の恐れがあったため、救助作業が始まったのは発生から5日目だった。
【救助作業がすぐにできなかった理由】
事故時、定期点検のため、画面右側の導水路の水を抜こうとしていた。
そのため、画面中央の水門を閉めたが、水が漏れ続けていたため、潜水士は毛布を詰めて水門の隙間を塞ぐ作業を行っていた。
しかし、水が少なくなっていた導水管側とダム側には大きな水圧差が発生し、右腕を挟まれてしまったとみられている。
救助作業を行うにも、この水圧差が壁となった。
水圧の差をなくすには、別の場所から再び導水路に水を入れて満たす必要があり、その作業に時間がかかったという。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20191003/6020004961.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK放映の2コマ。
2019年9月28日11時56分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月上旬に関東地方を直撃した台風15号による暴風で、瓦が飛ばされるなどの被害を広範囲に受けた千葉県の住民を支援しようと、札幌国際情報高の生徒有志が27日、段ボール製の応急屋根瓦「アシスト瓦」の製作に取り組んだ。
アシスト瓦は30センチ四方に切った段ボールを紫外線(UV)を防ぐシートで包むもので、飛ばされた瓦の代用になる。
作った瓦は民間ボランティア団体を通し、千葉県木更津市に送る。
損壊した瓦屋根の応急処置にはブルーシートが用いられることが多いが、ブルーシートは日光で傷みやすく、こまめな張り替えが必要。
一方、アシスト瓦は1年以上使用でき、本州のボランティア団体の間で1年ほど前から使われ始めたという。
今回の製作は、同高2年の山本さん(17)らが、道内外の被災地支援を行っている札幌市内の知人からアシスト瓦を教えてもらったことがきっかけ。
山本さんらは学校周辺の自動車整備工場やスーパーを回って不要の段ボールを集め、ホームセンターなどでUV遮断シートや防水テープを用意した。
昼休みと放課後に行った製作には1、2年生十数人が集まり、21枚の瓦を作った。
瓦の表面には被災した人に心を和ませたいとアニメキャラクターなどのイラストを描いた。
製作に加わった横山さん(17)=2年=は「胆振東部地震で2日半の停電を経験して被災のつらさを知った。瓦を送り、『もう少しだけ踏ん張って』との思いを伝えたい」と話した。山本さんは「遠方の被災地のために手軽にできる支援です」と笑顔を見せた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/349289/
9月28日17時18分に毎日新聞からは、入間市から鴨川市にアシスト瓦を送る活動内容がネット配信されていた。
全国的に、この活動は広がっている模様
台風15号で大きな被害を受けた千葉県鴨川市の被災者を支援しようと、埼玉県入間市立藤沢中の1年生が27日、屋根の応急措置に使う「アシスト瓦」づくりに取り組んだ。
できあがった約100枚は、29日ごろまでに現地に届ける。
きっかけは24日、池亀さん(12)、吉家さん(12)ら同級生4人が、池亀さんの父(41)と一緒に鴨川市へボランティアに行ったこと。
現地で、30センチ四方の段ボールに銀色のビニールシートを巻いたアシスト瓦を知った。
瓦が落ちた部分に差し込んだりかぶせたりして使う。
宮崎さん(12)は「瓦が1枚ないだけで雨漏りし、家の中に入れない状況だった。もっと助けになりたい」と考えたという。
・・・・・
https://mainichi.jp/articles/20190928/k00/00m/040/168000c
(ブログ者コメント)
台風15号時に自宅の瓦が割れたブログ者の家。
職人さんが何時きてくれるのか?そもそも順番に入っているかどうかも不明な現状、このアシスト瓦を応急処置として差し込むべく、早速材料を購入し、手作りした。
体力気力充実時に、また屋根に上がる予定。
参考にしたのは、下記のユーチュ-ブ映像。
工務店の社長らしき人が27分にわたり作り方を解説していて、「アシスト瓦を作ってくれる人募集」というテロップも表示されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=Y_Tlctq12jQ
その後、9月30日夕方に放映されたNHK首都圏ネットワークでも、同じ男性(南房総市にある建築会社の取締役だった)がアシスト瓦を紹介する映像が流されていた。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20190930.html
2019年9月28日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年9月の胆振東部地震で道内全域が停電した「ブラックアウト」を受け、自動車を非常時の「電源」として活用する停電対策が注目を集めている。
道内の自治体では、大容量のバッテリーを備えるハイブリッド車(HV)を公用車に導入したり、災害時にHVや電気自動車(EV)を提供してもらう災害協定を自動車メーカーと結ぶ動きも出てきた。
家庭でも自家用車を電源として活用することは可能だが、事前準備や使用時に注意すべき点がある。
停電対策に詳しいコンサルティング会社「あかりみらい」(札幌市北区)の越智社長(61)に聞いた。
――自動車を非常用電源にする停電対策に注目が集まったきっかけは。
昨年9月の全道のブラックアウトで、コンビニ道内最大手のセコマ(札幌)が、自動車から電源を取って営業を続けたことで注目を集めるようになりました。
セコマは、自動車から電気を取るための機器を各店に配備していたほか、レジを動かすためのマニュアルも整備しており、消費者から『神対応』と呼ばれる営業につながりました。
――札幌市が今月、自動車メーカーらと災害時に避難所向けにHVなどを貸し出してもらう協定を締結するなど、道内の各自治体も注目し始めています。
小樽市は8月末の防災訓練で、車から避難所の電気を取るプログラムを実施しました。
道も、10月に開かれる総合防災訓練で、同じようにHVなどから避難所に電気を引くプログラムを行う予定です。
ただ、こうした動きは、まだ一般的になっているとは言えません。
9月上旬の台風15号では千葉県を中心に長期間、停電が続いたことで、冷房が使えずに熱中症での搬送が相次ぎました。
避難所や各家庭で車から電源が取れれば、発症が抑えられた可能性があります。
行政による『公助』だけではなく、『自助』として家庭で車から電気を取る停電対策を進めるべきです。
――家庭で自家用車を電源として活用する際、どのような準備が必要ですか。
まず注意が必要なのは、車種によって使用できる電力が違います。
一般的にガソリン車やHVは100~150ワット程度が上限で、これを超えると車や家電が故障したり、安全装置が働いて電気が使えなくなることがあります。
最近のHVなどでは、1500ワット程度まで取れるものも出てきています。
車に付属しているマニュアルを読んだり、メーカーに確認して、事前に使用できる電力を把握してください。
――事前に購入しておくものはありますか。
家庭用のコンセントが付いていないガソリン車や一部のHVなどから電気を取る場合、車で使用している電圧を家電で使用できる100ボルトに変換する『インバーター』が必要になります。
車のシガーソケットに挿して使うもので、カー用品店などで数千円で手に入ります。
自家用車に常備しておけば、災害時にすぐに使えるほか、キャンプなどのアウトドアでも活用できます。
また、車から家の中に電気を引きこむ時も注意が必要。
短い延長コードを何本かつないで電気を引くと、雨でぬれて漏電したり、窓やドアに挟まって断線したり、コードで使用できる電力を超えて熱を持つ危険性があり、最悪の場合、発火することもあります。
数千円で購入できるドラムに巻き取る形のものなど、電線が太くて長い延長コードを準備してください。
弊社が開発した、より安全性が高いものとして、使用できる電力の上限を超えると自動的に電気を遮断するブレーカー付きの延長コードもあります。
――車から電気を引いて家電をつなぐ場合の注意点はありますか。
先ほども言いましたが、車種によって使用できる電力に上限があります。
事前準備を終えたら、車や機器の使い方や、一度に使用できる家電の数を確認するため、実際に家にある家電をつなぐ練習をしてみてください。
家電にはそれぞれ消費電力=表=があります。
合計がそれぞれの車の上限の100ワットや1500ワット以内になるように計算してつなぎましょう。
特に暖房機器は多くの電力を消費するので注意が必要です。
各家電の説明書に消費電力が書かれていますが、起動時により多くの電力を消費する場合もあるので、練習で使用可能な電力の上限を超えて、車を故障させないように注意してください。
――その他の注意点はありますか。
車から電気を取る際、エンジンを付けたままにする必要があります。
車庫のように密閉された場所では、排ガスがたまって一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。
風通しの良い場所か外に車を置くようにしてください。
ガソリンがあれば、半永久的に電気を供給できますが、災害時はガソリンが手に入りにくくなることが予想されます。
普段からガソリンタンクが半分以下になったら給油するなど、空にならないよう心がけてください。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/349155/
2019年9月28日20時39分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後4時10分ごろ、栃木県那須塩原市関谷の渓谷にかかる「回顧(みかえり)の吊(つり)橋」から「蜂に刺された」と119番があった。
那須地区消防本部は7~60歳の男女12人を搬送。
全員意識はあり、命に別条はないとみられる。
県警那須塩原署によると、12人は午後3時40分ごろ、つり橋の中央付近を渡っている最中に相次いで蜂に刺された。
市のホームページによると橋は全長約100メートル、高さ約30メートル。
同署は現場に残っていた蜂の様子などから、橋の下にスズメバチの巣のようなものがあったとみて調べている。
同消防本部によると、12人のうち未成年は4人。
埼玉県から約30人で社員旅行に訪れていたという。
現場は同市近郊の景勝地で、紅葉狩りのスポットとしても知られる。
https://mainichi.jp/articles/20190928/k00/00m/040/238000c
(ブログ者コメント)
橋の下にハチの巣があって、橋を渡っていた人が刺された事例は、本ブログでも何件か紹介している。
今回の吊り橋をネットで見たところ、川の上方、結構高いところに架けられた橋だ。
今後、ハチの巣の有無を定期点検することになるのだろうか?
2019年10月1日7時31分にNHK沖縄から、八重山地方では台風の影響で30日夜から通信障害が起きており、台風による被害状況の把握に手間取っているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風18号は八重山地方から遠ざかりましたが、地盤が緩んでいるおそれがあるとして、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
一方、台風の影響で30日夜から石垣市と竹富町では、固定電話やスマートフォンなどが使えない状態が続いていて復旧のめどは立っていません。
NTT西日本沖縄支店によりますと、台風の影響で、30日夜9時45分ごろから、石垣市と竹富町の全域で固定電話やスマートフォンなどが使えない状態が続いています。
与那国町にあるケーブルと、石垣市の設備が故障しているのが原因だと見られ、今後、専門の作業員を現場に向かわせ復旧作業を行う方針ですが、めどは立っていません。
県は、被害の状況を確認するため石垣市と無線で連絡を取ったところ、これまでに目立った被害の情報は確認されていないということです。
一方、竹富町については、石垣市にある町役場が町内の離島と連絡が取れず、状況はわかっていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20191001/5090007971.html
10月1日9時43分に沖縄タイムスからは、通信障害は1日に復旧したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石垣市や竹富町で固定電話やスマートフォンなどが使えない通信障害は1日午前8時30分ごろから復旧した。
通信障害は石垣市や竹富町で9月30日午後9時50分ごろからLINEなどのSNSやインターネットも使用できない状況が続いていた。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/478037
10月4日7時51分に沖縄タイムスからは、通信障害は除草作業中のケーブル切断が原因の1つだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石垣市と竹富町などで起きた大規模通信障害の原因となった海底ケーブル陸上部2カ所の損傷のうち、与那国町のケーブルが県道の除草作業中に誤って切断された可能性があることが3日、分かった。
NTT西日本は本紙の取材に対し、「重機などによる作業で引きちぎられた痕跡があり、関連性があると想定し県に報告した」と説明。
今後の対応について「除草作業を委託した県の調査を待つ」としている。
通信障害は9月30日夜から約11時間にわたって発生。
NTTによると28日に与那国町の通信障害を覚知し、29日午後にケーブルの破断を確認していた。
近くで重機による除草作業を見掛けていたことや、台風による暴風で破断した状態ではなかったため同日、県に関連性を報告したという。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/479639
10月3日19時31分に琉球新報からは、通信障害発生イメージ図付きで、除草作業に使用していたバックホーによってケーブルが切断されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
通信回線を所管する県総合情報政策課と県道を管理する道路管理課の話を総合すると、9月28日に与那国町の陸上部で通信回線が断線したという情報は、同30日までに県に伝わった。
その後、NTT西日本沖縄支店から断線箇所で何らかの作業が行われているとの情報が県に入り、2日に八重山土木事務所を通じて与那国町に確認したところ、県が委託した除草作業で切断された可能性が高いことが分かったという。
通信回線は主に地中や電柱上に整備されているが、経路の都合上、一部地面に表出している部分があり、今回断線したのは路上の箇所だった。
人力などでは簡単に切れない強度があるが、除草作業は「バックホー」という油圧シャベル付きの工事用重機で実施していたため、切断できる出力があった。
NTT西日本沖縄支店は29日、与那国町の通信回線を復旧する作業をする予定だったが航空便の確保ができず、30日は台風18号で便が欠航となり、作業ができなかった。
10月1日に海上保安庁のヘリで与那国入りし、2日までに復旧作業を完了させた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1000971.html
(ブログ者コメント)
琉球新報掲載のイメージ図によれば、通信ケーブルは沖縄本島と各島の間をループ状に敷設されており、28日に与那国島でケーブルが切断されても、もう1つの回線で通信が確保されていた。
それが30日に台風の影響で、もう1つの回線ケーブルも損傷を受けたため、石垣島と竹富島への通信が遮断された模様。
2019年9月27日付で山口新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県教育委員会が本年度始めたスクールカウンセラーによる「心理教育プログラム」を巡り、岩国市内の市立小中学校2校で、「5人が死ぬか」「1人を死なせるか」を選ばせる心理テストを行っていたことが26日、岩国市教育委員会などへの取材で分かった。
一部の子どもに心理的不安を与えたとして両校は文書で保護者に謝罪した。
一方、市教委は「心理テストの目的はなかった」と釈明する。
問題となったのは、左右に分かれた線路上に、それぞれ5人と1人が横たわり、トロッコが5人いる線路に向かって走るイラストの教材を使った授業。
トロッコはブレーキが利かず、レバーを引けば1人だけの線路に方向転換する設定で、レバーを引くかどうかを選ばせる内容だった。
市教委青少年課によると、心理テストを行ったのは同じカウンセラーで、5月下旬に東小学校の5、6年生計140人と東中学校2、3年生計191人が受けた。
6月上旬に教材を問題視した保護者から東小に苦情が寄せられた。
両校が児童・生徒にアンケートをしたところ、一部が不安を覚えたと回答したという。
両校は文書で謝罪し、子どもたちの心のケアを図るため不安を覚えた際はカウンセラーに相談するよう呼び掛けたという。
同課の福屋課長は二者択一を求める問題の教材について「児童・生徒が選択に困り、周囲へのSOS相談を促すため」と心理テストの意図を否定。
東小の折出校長は取材に「心理テストを実施した人とは別のカウンセラーを配置し、児童の心のケアを第一に行ってきた。不安な心の動きの察知に今後とも気を配る」と話した。
この問題は、26日の県議会一般質問でも井原議員(草の根)が取り上げた。
県教委による「心理教育プログラム」は、心の専門家であるカウンセラーが授業をすることで心の教育の充実を図るのが狙い。
県教委の繁吉副教育長は、学校とカウンセラー間で事前の確認協議が不十分だったとの認識を示し「授業内容の事前の確認の徹底を図る。県教委や市町教委への相談体制もつくり、情報共有に努めたい」と述べた。
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2019/0927/4.html
9月29日15時13分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
授業は、選択に困ったり、不安を感じたりした場合に、周りに助けを求めることの大切さを知ってもらうのが狙いで、トロッコ問題で回答は求めなかったという。
しかし、児童の保護者が6月、「授業で不安を感じている」と東小と市教委に説明を求めた。
両校で児童・生徒に緊急アンケートをしたところ、東小で数人の児童が不安を訴えた。
市教委によると、授業は、県が今年度始めた心理教育プログラムの一環。
スクールカウンセラーによる授業については資料や内容を学校側と協議して、学校側も確認してから授業するとされていたが協議、確認していなかった。
東小の折出校長は「心の専門家による授業なので任せて、確認を怠った」と確認不足を認めた。
https://mainichi.jp/articles/20190929/k00/00m/040/044000c
9月27日12時45分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岩国市教育委員会は「ひとりでは解決できない問題を抱え込まずにSOSを出し、心を軽くするよう指導するのが目的だった」と釈明する一方で「授業内容や教材の事前確認を徹底し、今後、子どもに不安を与えることのないようにしたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190927/4060003895.html
※少し昔、2019年5月16日に毎日新聞からは、「坂村健の目 社会のトロッコ問題」という記事で、下記趣旨の内容がネット配信されていた。
・・・・・
大津の事故では直進車はブレーキをかけずハンドルを左に切ったらしい。
途中衝突もしているようで、回避が園児の列に突っ込んだ原因ともいえないし、一義的な責任は前方不注意の右折車だろう。
とはいえ、助かるためにとっさにハンドルを切った状況は「トロッコ問題」を思い起こさせる。
どうしても命を天秤(てんびん)にかけざるをえない状況を単純化したのが「トロッコ問題」だ。
「無人トロッコが暴走し直進だと5人死にますが、あなたがポイントを切り替えれば、死ぬのは1人です。どうしますか?」という倫理の思考実験だ。
この問題が明らかにするのは実は命の天秤があること自体ではない。
助かる命の重さを比べれば当然ポイントを切り替えそうなのに、少なくない人が「なにもしない」。
逆に「切り替えると5人死ぬ」なら全ての人が「なにもしない」を選ぶ。
命の天秤の2択は同じでも、自分の手で状況を変えるかどうかが人の決断に大きくかかわるのだ。
ここからわかるのは「自分が変えた状況による死を、変えないときの死より過剰に捉える」という人の認知的なゆがみだ。
最近問題になっている反ワクチン運動も「接種したことによる被害より何もしない--自然に任せたときの被害を軽く捉える」というゆがみが見え隠れする。
日本は特に「変えることを恐れる」傾向が強い。
それは責任感が強くて不安に弱い国民性から、変えたことの心理的負担を取りたくないということなのかもしれない。
しかし技術が世界を大きく変えている現在、自動運転のように「変える勇気」が必要な社会的「トロッコ問題」はますます増えていく。
未来の世代のために、変えることによるリスクを引き受けても、先に進むべきときが来ているのだ。
https://mainichi.jp/articles/20190516/ddm/016/070/002000c
※少し前、2019年4月15日17時0分にITmediaからは、ギアを中立にするという解決策があるといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
制御不能になったトロッコをどう扱うべきか。
有名な思考実験「トロッコ問題(トロリー問題)」について、全員の命を救える最適解が明らかにされ、Twitter上で大きな注目を集めています。
トロッコ問題とは、2010年に亡くなった哲学者フィリッパ・ルース・フットが提唱した「人間が道徳心から生まれるジレンマにどう対処するのか」を見るための倫理学の思考実験。
・・・・・
何もせずに5人を見殺しにして1人を救うか、1人を犠牲にして5人を救うか。
どちらを選んでも後味の悪い結果になるため、世間ではよく「第3の回答」が求められています。
そんなトロッコ問題の第3の回答「誰も死なせずに解決する」を実現できる最適解が、Twitterユーザー・ナローの泉(@hornby32mm)さんによって明らかにされました。
その方法とは2本の線路に分岐するポイントレールを「中立」にするという、言われてみれば納得の単純なものでした。
・・・・・
この「ポイントを中立にする」という方法は、以前から鉄道ファンにはよく知られていたそうですが、初めて知ったという人からは「目から鱗」「そんな手が!」「救世主」などと驚きの声が上がっていました。
・・・・・
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/15/news114.html
2019年9月27日17時48分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時40分ごろ、札幌市中央区北1条西9丁目のNHKの新しい札幌放送会館の建設現場で、作業員の60代と40代の男性2人が倒れているという通報がありました。
警察などによりますと、2人は1階のポンプ室で漏水を防ぐための溶剤を塗る作業をしていて気分が悪くなったということです。
いずれも意識はあり、すでに退院したということです。
現場は、札幌市中心部のマンションや量販店などが建ち並ぶ地域で、警察は当時の詳しい状況を調べています。
NHKは、「再発防止に向け建設会社に工事の安全確保を改めて求めてまいります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190927/7000013960.html
9月27日16時23分にFNN PRIME(北海道文化放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時40分ごろ、建設中の建物の1階で作業をしていた2人の男性作業員が倒れているのをほかの作業員が見つけ、119番通報しました。
警察などによりますと、当時、2人は密閉された空間で、シンナー性の材料を使った塗装作業中だったということで、消防が原因を詳しく調べています。
https://www.fnn.jp/posts/2019092700000006UHB/201909271623_UHB_UHB
2019年10月2日付で毎日新聞山梨版から、下記趣旨の記事が落下物の写真付きでネット配信されていた。
国土交通省甲府河川国道事務所は9月30日、中部横断自動車道の下部温泉早川インターチェンジ(IC)―六郷IC間の醍醐山トンネル(身延町、2409メートル)内で長さ約13センチのコンクリート片が落下していたと発表した。
同区間は今年3月に開通したばかり。
30日夜から下部温泉早川IC―中富IC間を通行止めにし、緊急点検を実施した結果、246カ所のコンクリート継ぎ目のうち約6割の144カ所で異常が確認された。
同事務所によると、9月27日午前9時25分ごろ、定時パトロール中の巡回員がトンネル内上り車線側の管理用通路にコンクリート片(縦約1センチ、横約13センチ、厚さ約1センチ、約50グラム)が落ちているのを発見した。
その後、目視などの調査で計22カ所のコンクリート継ぎ目部分に異常が見つかった。
さらに30日夜から緊急点検を実施した結果、同トンネル内のコンクリートの継ぎ目246カ所のうち、約6割に当たる144カ所でコンクリートがはがれやすい状態となっている「浮き」が確認された。
浮きはトンネル上部にも多数あり、通行している車両に落下する危険性もあった。
これまでに車両に落下したなどの通報は寄せられていない。
検査結果を受け、同事務所は、下部温泉早川IC―中富IC間の通行止めを決定した。
解除の見通しは立っていない。
同事務所の松沢副所長は「多くの異常がみられ、非常に驚いている。多角的に原因を調べ、安全性が確認された時点で早期に開通できるようしたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20191002/ddl/k19/040/126000c
10月2日11時31分に読売新聞からは、同時に開通した他の3つのトンネルでも点検するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンクリート片は、トンネルの側壁の継ぎ目から剥がれ落ちていた。
落下による車への衝突など事故はなかった。
同事務所で30日夜から緊急点検したところ、計22か所でコンクリートの浮きを発見。
高所作業車を使って詳しく調べたところ、トンネル内壁の継ぎ目246か所のうち約6割の計144か所でコンクリート片が落ちる恐れがあることが分かった。
通行止めの区間を含む六郷IC―下部温泉早川ICは、今年3月10日に開通したばかり。
同区間には他にも三つのトンネルがあり、通行止めにした区間以外の六郷IC―中富IC間でも夜間通行止めにし、トンネルの点検を行うという。
同事務所の松沢副所長は1日、「供用開始直後のトンネルで落下の恐れがある場所がこれほど多く見つかることは経験がない。利用者に迷惑をかけて申し訳ないが、原因を究明し、一日も早い再開を目指したい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191002-OYT1T50162/
10月2日21時17分にNHK山梨からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日、国土交通省が2人の専門家とともに現地を確認したところ、専門家からトンネルの構造の安定性に影響を与えるような変形は確認されず、同じようなはく落が起こる可能性は低いなどとする意見がだされたということです。
このため国土交通省は、今後、もろくなったコンクリートを取り除くなど対策を講じるということです。
ただ、コンクリートがなぜ落下したかなど詳しい原因は分かっていないため、原因の究明を急ぐことにしています。
一方、2日は、醍醐山トンネルと同じ時期に開通した3つのトンネルのうち隣の「一色トンネル」でも点検を行いましたが、特に異常はなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20191002/1040007895.html
2019年9月26日17時4分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪電気通信大(大阪府寝屋川市)は26日、劇物の四塩化炭素と二硫化炭素の液体が入った瓶、合わせて37本、計18・5リットルを紛失したと発表した。
薬品庫の鍵は壊されていなかった。
発見時は施錠されており、何らかの方法で解錠されたとみられる。
寝屋川署が被害届を受理し、窃盗容疑で調べている。
大学によると、2種類の劇物は500ミリリットルの瓶入りで、なくなったのは四塩化炭素19本、二硫化炭素18本。
体重80キロの人が摂取した場合、四塩化炭素は117ミリリットル、二硫化炭素は202ミリリットルで半数が死ぬとされている。
他にアセトンなど6種類の薬品もなくなり、計8種類の総重量は液体と粉末を合わせて計約180キロ。
寝屋川市のキャンパスにある薬品庫で保管されていたが、19日夕に紛失が判明した。
薬品庫の鍵は大学の施設課や守衛、関係する教員が持っていた。
8月25日の時点では異常はなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260037-n1.html
9月26日19時15分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪電気通信大学のキャンパスから人体に有害な薬品などおよそ180キログラムがなくなったことがわかった。
警察は、窃盗事件として調べている。
大学によると今月19日、大学関係者が薬品庫に保管されていた8種類の薬品あわせて180キログラムがなくなっていることに気づいた。
劇物に指定されている四塩化炭素19本と二硫化炭素18本あわせて18.5リットルもなくなっていた。
この劇物は、においをかいだり触れたりすると神経障害の恐れなどがあるという。
先月25日の時点では薬品はそろっていて、発覚した時も薬品庫の鍵は壊されておらず施錠されていた。
大学は、「通常、鍵は、教授や保安室などが管理している。学生が鍵を使うことができたかは、捜査中で言えない」としている。
警察は、窃盗の疑いで調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190926-00000344-nnn-soci
※以下は大学HPに掲載されていた記事。
紛失した薬品は下記の通りです。
ヘキサン、アセトン、ジクロロメタン、活性アルミナ、炭酸ナトリウム、石油エーテル、四塩化炭素、二硫化炭素
https://www.osakac.ac.jp/news/2019/1903
2019年9月26日22時7分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時15分ごろ、千葉県市原市八幡海岸通の鋼板加工工場から「屋根から建設作業員が転落した」と119番通報があった。
50代ぐらいの男性が頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
男性は当時台風15号で壊れた建物の修理中だった。
千葉県警市原署や地元消防によると、屋根はスレートぶきで、男性が乗った足元に穴が開き約10メートル下のコンクリートの床に落下したとみられる。
同署が詳しい状況を調べている。
千葉県では、台風で壊れた屋根の修理やブルーシートを張る作業中に転落する事故が相次いでいる。
https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260068-n1.html
9月27日11時25分にdmenuニュース(千葉日報)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時20分ごろ、千葉県市原市八幡海岸通の「Kブランキング工業」で、工場の屋根を修理していた50代ぐらいの男性がスレートの屋根を踏み抜いて、約10メートル下のコンクリートの地面に落下した。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
市原署は男性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。
同署によると、男性は24日から、台風15号で損壊した屋根を、複数人で補修していた。
事故を目撃した同僚の作業員が119番通報した。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20190927112553
(ブログ者コメント)
最近、鋸南町に住む知人が台風15号で傷んだ外壁を補修中、脚立から落ちて頭や腕を骨折し、入院して手術したとの連絡を受けた。
個別に報道されないだけで、この程度の事故は多発しているのだろう。
2019年9月26日11時29分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前7時5分ごろ、大阪(伊丹)空港の全日空の保安検査場の係員から「利用客の手荷物からナイフのようなものが見つかったが、誤って返却してしまった」と申告があった。
航空法などで刃物の機内への持ち込みは禁じられており、全日空は保安検査場を通過していた全利用者に対し、再び検査を実施している。
大阪府警によると、負傷者などは出ていない。
再検査に伴い、航空便の出発に遅れが生じ、空港内で混乱が起きているという。
全日空は、午前9時25分以降、南ターミナルを出発する全便の運航を見合わせている。
全日空などは、係員が利用客に刃物を返却した経緯を調べる。
https://www.sankei.com/west/news/190926/wst1909260020-n1.html
9月26日13時51分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪(伊丹)空港の全日空の保安検査場で26日朝、係員が乗客の手荷物の中にあった刃物を見逃し、機内に持ち込まれた可能性がある問題で、刃物は折りたたみナイフとみられることが分かった。
府警などによると、刃物を持ち込んだ利用者は40~50代ぐらいの男性。
かばんの中に折りたたみナイフ1本を入れていたとみられる。
係員に指摘されたところ、男性は「小さいから持ち込んでも大丈夫」という趣旨の話をし、本来は刃物の持ち込みが禁止されているにもかかわらず、係員が誤って返却してしまったという。
全日空は午前9時25分以降、南ターミナルを出発する全便の運航を見合わせていたが、午後1時ごろに再開、国内線11便は欠航とした。
https://www.sankei.com/west/news/190926/wst1909260028-n1.html
10月2日23時41分に読売新聞からは、この乗客は羽田空港で海外便に乗り換えたが、羽田ではナイフを発見できなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は羽田空港行きに搭乗しており、羽田から同社の国際線で出国する際も別の検査員がナイフを見落としていたことがわかった。
全日空が2日発表した。
二重のミスを犯していたことになり、同社は「多大な迷惑をかけおわびしたい。再発防止を徹底する」と陳謝した。
男性は同7時55分発の便で羽田に向かっており、到着後の同9時35分頃、ジャカルタ行きの同社便に乗るため国際線ターミナルビルで再び検査を受けた。
今度は20歳代の男性検査員がX線検査で見落とした。
男性については、全日空などが伊丹の防犯カメラ映像などで特定し、帰国時に事情を聞いたという。
両空港の保安検査は全日空が委託した警備会社の検査員が実施。
伊丹の女性検査員は入社1年未満で、ナイフ発見時、上司から受けた「通常の措置を取るように」との指示を、返却することだと勘違いしたという。
羽田の男性検査員は5年ほどの経験があった。
全日空は「モニターにはナイフらしきものが映っており、気付くことができたはずだ」としている。
今回のミスを受け、国土交通省は航空各社や全国の空港管理者に保安検査の手順の徹底を指示した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191002-OYT1T50277/
(ブログ者コメント)
伊丹空港での見逃しミスは、当初、自分に確たる自信がないなどの場合、間違っていることでも説得力ある相手の話しに納得してしまうことがある・・・そんなヒューマンエラーの一つかちと思っていた。
それが、どうやら、上司が具体的指示をしていなかったことが原因だったようだ。
それにしても、この係員、黙っている選択肢もあっただろうに、よくぞ勇気を出して申告したものだ。
未然防止には失敗したが、一種、拡大防止には成功した事例。
羽田空港では拡大防止に失敗したが・・・。
2019年9月25日16時32分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風15号が首都圏を直撃した9日朝、神奈川県平塚市立中の3階建て校舎付近で、50代の男性教頭が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡していたことが25日、県警平塚署や市教育委員会への取材で分かった。
教頭は当時、校舎の屋上で安全確認をしており、フェンスの外に出た形跡があった。
誤って転落した可能性がある。
市教委によると、教職員らは9日、台風の通過に伴い、生徒の登校前に校舎や通学路の安全確認を行っていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/190925/afr1909250011-n1.html
2019年9月25日12時53分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市の事業所で、清掃作業にあたっていた51歳の作業員が、右手の指の骨を折る大けがをしたにもかかわらず、およそ7か月にわたって労災の報告をしなかったとして、下関労働基準監督署は会社と当時の担当者を、25日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、福岡県北九州市に本社のあるプラント運転管理の請負などを行う「I興業」と、下関市彦島迫町にある下関支店の46歳の元課長です。
下関労働基準監督署や会社側によりますと、ことし1月、下関市内の事業所で51歳の男性作業員が、機械の清掃作業中、機械に手を挟まれて、右手の指2本の骨を折る大けがをしたにも関わらず、会社は労災について必要な報告をしなかった疑いが持たれています。
ことし8月に行われた社内調査で本社が事故を把握し、労働基準監督署に届けたことで発覚したもので、下関労働基準監督署は、「I興業」と下関支店の46歳の元課長を25日、労働安全衛生法違反の疑いで、山口地方検察庁下関支部に書類送検しました。
会社側によりますと、元課長は、けがをした作業員が治療で欠勤していた間も出勤していたように記録を偽っていたほか、他の作業員に口止めをしていたということです。
元課長は、調べに対して「会社などの調査に時間を割きたくなかった」と容疑を認めているということです。
I興業下関支店の総務課長は「あってはならないことで、けがをされた方には謝罪した。2度と同じことを起こさないよう研修などを行い、再発防止に努めたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190925/4060003873.html
(ブログ者コメント)
「8月の社内調査で本社が事故を把握した」とあるが、定期的に行われる内部監査のようなもので発覚したのだろうか?
それとも、内部通報などがあったため調査したのだろうか?
委細不明。
2019年9月24日12時19分に山形新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
夕暮れ以降のお出掛けは、少しの距離でも用心を―。
県警が高齢歩行者の道路横断中の事故を分析した結果、夕方から夜にかけての重大事故が多く、さらにその約6割が自宅から500メートル以内で発生していることが分かった。
秋に入り、日に日に夕暮れが早くなるため、近所へ買い物などに行く場合でも夜光反射材の着用といった防衛策が必要だ。
県警交通企画課が過去5年間の9~12月に発生した高齢歩行者の道路横断中の事故を分析したところ、死者・重傷者は午後4~同7時に計52人(43%)が集中した。
日没前後から夜にかけての薄暮時は急に暗さが増し、帰宅などの通勤車両で交通量も増える。
同時間帯において、事故現場までの距離も調べたところ、死者・重傷者は50メートル以内が6人、50~100メートル以内が6人、100~500メートル以内は20人だった。
重大事故に遭った52人のうち32人(61.5%)は自宅近くを歩いており、死亡ケースに限定すると比率は約8割に上る。
今年も同様の事故は相次いで発生している。
今月6日には寒河江市寒河江で、県道を歩いて渡っていた80代女性が乗用車にはねられて亡くなった。
同課によると、現場は女性の自宅から30メートルほどの距離だったという。
1月には山形市、3月には南陽市でも、高齢女性が横断中にはねられて犠牲となっている。
過去5年間に午後4~同7時に発生した事故では、亡くなった12人のうち夜光反射材を着用している人はいなかった。
事故直前の車の走行速度は死亡事故の場合が時速44.2キロ、重傷事故の場合は同35.3キロで、歩行者に気付かないまま速度を落とさず走行した結果、死亡事故につながっている傾向が浮かび上がっている。
同課は「夜光反射材は車に対し、自分の存在を早い段階でアピールできる。ドライバーが早く気付けば、最悪の事態は防げる可能性もある」と指摘する。
日常的に使用する靴やかばんに反射材を張り付け、歩き慣れた自宅周辺への道であっても油断は禁物だ。
https://www.yamagata-np.jp/news/201909/24/kj_2019092400444.php
(ブログ者コメント)
山形県警による事故分析結果だが、全国的に同じ傾向にあるのでは?と感じたので紹介する。
2019年9月27日20時51分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
旭山動物園(北海道旭川市)は25日、昨年10月に生まれたアミメキリンの永友(エイト)が死んだと発表した。
キリン舎の金網に角が挟まり、抜け出そうとして暴れた際に、エサ台で頸椎(けいつい)を損傷したことが原因とみられるという。
園によると、飼育担当者が24日午前9時ごろ、キリン舎の寝室で意識がない永友を発見、獣医師が死んでいるのを確認した。
寝室には金網の前にエサ台(高さ約2メートル)があり、エサ台と金網の間には約20センチの隙間があった。
永友は隙間に落ちたエサを食べようとして角が網の目に挟まり、角を抜こうとして足を滑らせ、エサ台で頸椎を脱臼したと考えられるという。
永友は昨年10月8日、旭山動物園で生まれたオスで、父親のゲンキと母親の結(ユイ)に囲まれ順調に育っていた。
坂東園長は「繁殖に力を入れてきたのでこんな形で亡くなってしまい、まさかという思い。事前に想定できなかったか反省がある。対策をしっかりしたい」と話している。
https://www.asahi.com/articles/ASM9T4RBTM9TIIPE00Y.html
9月25日10時49分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同園によると、24日朝、飼育員が「きりん舎」の寝室で、約2メートルの高さにある餌台後方の金網(網目は5センチ四方)に左の角を絡ませたまま動かなくなっているのを発見し、その後、死んでいるのが確認された。
死因は頸椎(けいつい)損傷。
24日未明、えさを食べようとした際に金網に角が引っかかり、頸椎を脱臼したとみられる。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/348117/
9月25日13時47分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
動物園によると、24日午前9時10分ごろ、飼育員がきりん舎の寝室で倒れている永友を発見。
夜間に餌台近くに落ちた餌を食べようとした際、金網に角が絡まり、暴れた際に転倒して台の角に首をぶつけたとみられる。
https://mainichi.jp/articles/20190925/k00/00m/040/133000c
2019年9月23日12時5分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前3時半ごろ佐賀市川副町の住宅に住む44歳の女性から「室内で発電機を使っていたところ家族が倒れた」と119番通報がありました。
消防が駆けつけたところ気分が悪いと訴えた女性のほか、48歳の夫と20歳の息子の3人を救急搬送しました。
搬送時、3人とも意識があったということです。
その後、消防がガス検知器で調査したところ、一酸化炭素の濃度があがっていたということで、3人は発電機の燃料の不完全燃焼による一酸化炭素中毒とみられています。
消防によりますと、この住宅では、台風17号による停電で冷蔵庫などを動かすために発電機を使っていたということです。
佐賀県では、室内で、屋外用発電機を使わないよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190923/5080004158.html
9月23日10時34分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前3時半ごろ、佐賀市川副町の民家で「夫と息子が倒れている」と女性(44)から119番通報があった。
佐賀県や佐賀広域消防局などによると、この家に住む男性(48)と息子(20)が意識がもうろうとした状態になっており、通報した女性も含め3人が病院に運ばれた。
台風17号の影響で停電し、22日午後11時ごろから窓を閉め切った室内で発電機を使っていて一酸化炭素中毒になったとみられる。
命に別条はないという。
九州電力によると、22日午後11時のピーク時で、佐賀県内内で約2万4千戸、九州全体では約14万8千戸が停電した。
23日午前9時現在、九州全体で約4万1千戸で停電が続いている。
https://www.asahi.com/articles/ASM9R3336M9RTIPE002.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
気密性が高そうな住宅に見える。
2019年9月22日22時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府警は22日、機動捜査隊に所属する男性警部補(41)が、拳銃の点検中に誤って実弾1発を発射したと発表した。
けが人はなかった。
点検前に弾を抜き忘れていたとみられる。
機捜隊によると、警部補は22日午前、府警本部(大阪市中央区)にある同隊会議室で、別の隊員3人とともに拳銃をいったん分解して各部品を点検する「精密手入れ」をしていた。
警部補は再び組み立て、作動確認のため床に向けて引き金を引いたところ、弾が発射された。
弾ははねて室内の棚に当たって床に落ちたという。
分解して点検する際は、事前に弾が入っていないことを確認する必要があったという。
機捜隊の山下副隊長は「指導教養により基本を徹底させ、再発防止に努める」とのコメントを出した。
https://www.asahi.com/articles/ASM9Q65X2M9QPTIL00L.html
9月22日20時28分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時40分ごろ、大阪市中央区の大阪府警本部4階の機動捜査隊執務室で、男性警部補(41)が拳銃を点検中、誤って床に1発発射した。
弾は跳ね返って近くのキャビネットに当たった後に床に落ちた。
けが人はいなかった。
機捜隊によると、警部補は「弾が入っていないと思い込んだまま、点検の一環で引き金を引いた」という趣旨の話をしている。
当時、警部補ら4人が室内にいた。
撃ったのは別の隊員の拳銃で、専門の講習を受けた警部補が点検していた。
府警の内規では、点検前に弾の有無を確認するように定めている。
上司の男性警部(47)が点検の責任者だった。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50104450S9A920C1000000/
9月23日8時2分にmBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、9月22日午前10時半過ぎ、大阪府警本部の機動捜査隊の拳銃保管庫で男性警部補(:(41):)が拳銃の手入れをしていたところ誤って実弾一発を発砲したということです。
弾は床に向かって発射され跳ね返って書棚に当たるなどしましたが、けが人はいませんでした。
当時、保管庫ではこの警部補を含む4人で約10丁の拳銃を一旦分解して再度組み立てる作業を行っていましたが作業前に実弾が入っているかの確認を怠り、拳銃を組み立てた後に試しに引き金をひいたところ誤って発砲してしまったということです。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190923/GE00029694.shtml
2019年9月23日13時4分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日、台風17号の接近に伴い造船所に避難していた北九州市の市営渡船で燃料タンクから軽油が漏れ出す事故があり、北九州市や海上保安部が詳しい状況を調べています。
この渡船では、平成29年にも2度、燃料が漏れ出す事故が起きています。
北九州市や若松海上保安部によりますと、22日午前10時すぎ、若松区の造船所に停泊していた小倉と藍島や馬島を結ぶ航路で運航されている市営渡船「こくら丸」から、燃料の軽油が海に漏れ出しました。
この渡船は、台風17号の接近に伴い造船所に避難していて、事故当時、船の前の方にある予備の燃料タンクから後の方の主要タンクに軽油を移す作業が行われていましたが、船員が持ち場を一時離れた間に海に漏れ出したということです。
海上保安部に対し、この船員は「軽油をおよそ50リットル流出させてしまった」と話しているということで、最大で、幅およそ20メートル、長さ500メートルほどの範囲で海上に広がったということです。
市や海上保安部は、吸着マットを使った回収やオイルフェンスで拡散を防ぐなどの作業を進めているほか、船員から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べています。
「こくら丸」では平成29年の3月と9月にも燃料が漏れ出す事故が起きていて、市は、当時の船員らを懲戒処分にしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190923/5020004061.html
9月24日18時6分にNHK北九州からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。
22日、北九州市の市営の渡船で船員が燃料の軽油をタンクに入れる作業をしていたところ一部が海に漏れ出しました。
北九州市によりますと船員は2年前に同様の事故を受け定めた作業マニュアルの手順を守っていなかったということです。
軽油の流出があったのは小倉と藍島や馬島を結ぶ北九州市の市営の渡船「こくら丸」です。
海上保安部や北九州市によりますと「こくら丸」は22日午前10時すぎ、台風17号の接近に伴い若松区の造船所に避難して停泊していたところ、燃料の軽油の一部が海に漏れ出し、最大で長さおよそ500メートル、幅およそ20メートルの範囲で海上に広がったということです。
「こくら丸」では当時、船員が予備の燃料タンクから主要タンクに軽油を移す作業を行っていましたが事故の時は持ち場を一時離れていたということです。
さらに、北九州市によりますとこの船員は2年前に「こくら丸」で起きた油の流出事故を受けて定めた作業マニュアルの手順を守っていなかったということです。
海上保安部は、船員の人為的なミスが油の流出につながったとみて当時の詳しい状況を調べています。
北九州市は「同じような事故で市民のみなさまにご迷惑をおかけし申し訳ありません。信頼回復と再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190924/5020004068.html
(2020年9月3日 修正1 ;追記)
2020年9月2日17時40分にNHK北九州からは、海には1ℓ流出していた、損害額は100万円だった、機関士は3年前にも同様の事故を起こしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市は去年9月、市営渡船「こくら丸」で燃料の軽油が海に流出した事故で、油の回収や船を洗浄する費用として100万円余りの損害を市に与えたなどとして、職員3人を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
北九州市によりますと、去年9月、小倉と藍島や馬島を結ぶ市営渡船「こくら丸」から燃料の軽油1リットル余りが海に流出した事故では、油の回収や船を洗浄する費用として100万円余りがかかりました。
この軽油の流出事故は、「こくら丸」の62歳の機関士が、一時的に持ち場を離れたときに起きており、この機関士は3年前にも同様の事故を起こしていました。
市は、市に損害を与えたなどとして、2日付けで、62歳の機関士を減給10分の1、7か月の懲戒処分にしたほか、船の運航管理者の53歳の主査と、当時、渡船事業所の所長だった61歳の課長級職員を戒告の懲戒処分にしました。
渡船事業所を所管する北九州市産業経済局総務政策部は、「設備も改修したので、2度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200902/5020006899.html
9月3日付で毎日新聞北九州版からは、機関士は罰金命令を受けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、男性主任は2019年9月22日、船の燃料油を移す作業でマニュアルに沿った対応を怠り、軽油約1リットルを海に流出させた。
7月、小倉簡裁から海洋汚染防止法違反の罪で罰金40万円の略式命令を受けた。
男性主任は17年にも同様の事故を起こし、減給処分となっていた。
https://mainichi.jp/articles/20200903/ddl/k40/040/341000c
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
2019年9月21日付で中日新聞から下記趣旨の記事が、当該器具を使った訓練風景の写真付きでネット配信されていた。
延焼による大火を防ぐため、金沢市消防局中央消防署は今夏、迅速に大量の消火用水を注げる「補水支援器具」を開発した。
市の要請を受けて消防現場に水を運ぶコンクリートミキサー車に補水する器具で、従来の方法よりも満水までの時間が五分の一に短縮され、消火用水をピストン輸送できる。
中央消防署によると、全国初の器具という。
器具は重さ十八キロ、長さ四メートルで、排水用の塩化ビニールパイプで製作。
六月末に完成し、全国消防長会東近畿支部消防研究会奨励賞を受けた。
性能を確認する消防訓練が二十日、市消防局(泉本町)であった。
木造住宅が密集する「特別消防対策区域」で火災が発生し、強風による延焼が危ぶまれ、民間業者に補水を要請したとの想定で実施した。
二〇一六年十二月の新潟県糸魚川市であった大火を受け、一七年に消火用水の供給に関する協定を市と結んだ金沢地区生コンクリート協同組合が参加。
開発した器具を使い、高さ三・五メートルのミキサー車二台に五トンずつ補水した。
消防士ら約四十人は仮設の防火水槽組み立てや放水の流れも確認した。
従来、ミキサー車への補水は消防士一人がホースを担ぎ、計四人態勢で行っていた。
安全性のため毎分二百リットルが限界だったが、開発した器具を使えば毎分千リットルの補水を二人で行える。
中央消防署の担当者は「大量に、安全に、速く、補水できる。ミキサー車の高所から消防士が転落する危険性もない」と強調した。
https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190921/CK2019092102000048.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。