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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019410530分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

不特定多数の人々が利用するのに防火設備に重大な不備がある施設について、兵庫県三田市消防本部は4月からホームページで公表する制度を始めた。

 

現時点で違法な建物は確認されていないが、設置状況が把握できていないケースもあり、立ち入り検査を進めている。

 

2012年に宿泊客7人が死亡した広島県福山市のホテル火災、13年に5人が亡くなった長崎市の高齢者福祉施設火災は、消防法で設置が義務付けられる屋内消火栓やスプリンクラーを付けていなかったことが被害を拡大させたとされる。

 

これらを教訓に、総務省消防庁は14年4月に公表制度を設け、各自治体や地域の消防本部に呼びかけた。

 

対象となるのは商業施設のほか、1人で避難が難しい利用者がいる病院や福祉施設など。

 

屋内消火栓やスプリンクラー、自動火災報知器を取り付けていないことが判明し、「重大な違反」と認めた場合は公表する。

 

同本部は制度導入に向けて昨年、市内の108件に立ち入り検査したが、大きな違反は見られなかった。

 

今後も検査を続ける予定で「重大な火災を未然に防げるよう防火設備の適正な設置を呼びかけたい」としている。

 

県内では、神戸市や西宮市の消防局なども同様の公表制度を導入している。

 

出典

『三田市消防 防火設備の重大な不備公表 商業施設や病院など』

https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201904/0012227455.shtml

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この公表制度、本ブログで紹介していなかったので、この記事を機に紹介する。

 

制度の概要は、以下の東京消防庁資料参照。

 

「違反対象物の公表制度」制度創設の背景と概要

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/kk/ihan/ihan_00.html#02

 

 

 

 

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2019411658分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後2時40分ごろ、柏崎刈羽原発の3号機で非常用ディーゼル発電機の月に1回の定期的な試験運転をしていたところ、出力が下がってゼロになるトラブルが起き、手動で発電機を停止させた。


このトラブルによる外部への放射能の影響はないという。


非常用ディーゼル発電機は、事故や地震などで外部からの電源が供給できなくなったときに自動的に起動し、炉心の冷却などに必要な電力を供給する設備だ。


東京電力によると3号機にはほかにも2つあり、安全上、問題はないとしている。


一方、柏崎刈羽原発では、去年8月にも1号機で非常用ディーゼル発電機の出力が急激に下がるトラブルが起きていて、東京電力は今回のトラブルの原因を詳しく調べることにしている。

 

出典

柏崎刈羽で非常用発電機トラブル

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190411/1030007414.html 

 

 

4122034分にNHK新潟からは、発電機とつながっていた電気系統で周波数が大きく変動したことが原因だったらしいという、、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は12日、トラブルが起きた発電機を再び動かす試験を行ったが、今回、出力が低下することはなかったという。


また、発電機の部品に壊れたり傷ついたりしたところは見つかっていないという。


このため東京電力は、試験運転をしたときに発電機とつながっていた電気系統で周波数が大きく変動し、発電機が周波数を一定に保とうと自動的に出力を下げたことがトラブルの原因だったという見方を示した。


東京電力によると、実際に非常用ディーゼル発電機を使用する際は、外部電源が失われているため、周波数の変動は小さく、出力の低下が起きることはないという。


こうしたことから東京電力は、今回トラブルが起きた発電機については、分解して詳しく検査する予定はないとしている。

 

出典

原発発電機トラブル周波数原因か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190412/1030007436.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、非常用発電機が映っている映像の1コマ。


  





 

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201949日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事が計測器の写真付きでネット配信されていた。

 

測量会社の共栄測量設計社(長野市)は信州大工学部(同)と共同で、地中の水道管の位置を正確に割り出す計測器を開発した。

 

水道管を補修する際に管の位置を把握するための試掘の手間を省き、作業を効率化できる。

 

高度経済成長期に整備された上下水道管は全国的に老朽化が進んでおり、自治体などの計測需要は拡大する見通し。

コストを抑えて競争力を高め、受注の取り込みを狙う。

同社によると、水道管の埋設から数10年が経過すると、宅地開発などで地上の環境が大きく変わり、管の正確な位置や地表からの深さが分からなくなる場合がある。

 

地表から地中に超音波を出す装置を使って管の位置を調べる方法もあるが、深さが2mを超えると正確な検知が難しい。

 

このため試掘が必要なケースが多く、その分、時間や費用がかかるという。

開発した計測器は長さ約3mで、一定の長さのアルミ材を関節で連結し、各関節に角度センサーを組み込んだ。

 

内径15〜25cmの管を調べる小型器は10cmおき、同25〜80cmの管を調べる大型器は40cmおきに関節が曲がる。

 

計測器を管に通し、上下や左右に曲がった角度を解析することで、管の位置や深さが検出できる。

計測する際は、まずワイヤを取り付けた自走式カメラを水道管の中に走らせ、撮影しながら管内にワイヤを張る。

 

このワイヤを計測器に取り付け、反対側からワイヤを巻き取りながら管の中を通す。

 

計測器は防水仕様で、管の内径に合わせて常に中心部を通るように、タイヤ付きの特殊な固定具も開発した。

共栄測量設計社は県の相談を受けて、2010年にこの計測技術の開発に着手。

 

11年から千葉工業大(千葉県習志野市)、16年から信大工学部の高山潤也准教授と共同で研究を進めてきた。

 

地下を通る農業用水路の管についても、補修に伴う計測の需要があると見込んでいる。

同社の18年6月期の売上高は約2億3000万円。

レーザーやソナー(音波探知機)を使った特殊な測量を得意とし、営業エリアは全国に及ぶ。

 

山本社長は、「カメラの画像と計測器の位置情報を組み合わせれば、補修が必要な場所がピンポイントで分かる。埋設管の老朽化に直面している自治体や企業に技術をアピールしたい」としている。 

 

出典

『地中の水道管 掘らず位置把握 共栄測量設計社と信大』

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190409/KT190408BSI090002000.php 

 

 

 

 

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20194111935分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

津市新東町塔世などの約100世帯の住宅では、9日夕方から10日夕方にかけての丸一日、都市ガスの供給が止まり、夕食の支度や風呂をわかすことができなくなった。


供給を行っていた東邦ガスは、ガス管の近くに埋まっていた水道管で水漏れが発生し、砂混じりの水流がガス管に穴を開けるいわゆる「サンドブラスト現象」が起き、ガスが止まったとみて詳しく調べている。


東邦ガスや津市水道局によると、今回穴が開いたガス管は平成14年に、水漏れがあった水道管は昭和40年に、それぞれ埋設されたものだが、その間隔は10cmほどしかなく、近くに埋設されていたことがわかった。


関係機関がサンドブラスト現象を防ぐため示している指針では、30cm以上の間隔を保つことが求められているが、今回はそれより近くに埋設されていたという。


東邦ガスと津市水道局は、2つの管が近くに埋設された経緯を調べている。


東邦ガスによると、停止が続いていた世帯へのガスの供給は、今日中にすべての世帯で再開できる見通しだという。

 

出典

ガス管と水道管が近接し埋設か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190411/3070001322.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の1コマ。

 

 

 

 

 

 

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2019年4月9日18時8分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後4時40分ごろ、五條市野原西2丁目の「O診療所」から火が出ていると消防に通報があった。


消防車など10台が出て、火はほぼ消し止められたが、警察によると、燃えたのは診療所の敷地内にある住居部分の建物だという。


また出火当時、診療所は診察時間外で患者はおらず、けが人などはいないという。


警察によると、診療所の医師は「車のバッテリーを業者が修理したあと、アクセルを踏んだら火が出て、建物に燃え移った」と話しているという。


現場は五條市役所から南に500mほど離れた国道168号線沿いの商店や住宅が密集する地域で、あたりには黒い煙が立ちこめ、一時、騒然となった。

 

出典

五條市の診療所の敷地内で火事

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20190409/2050002145.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

9日18時の奈良県の風速は、日本気象協会によると4m/s。

そう強くはなかった模様だ。

それでいて、車から住居への延焼。

 

車と住居はどれぐらい離れていたのだろうか?

 

以下は消火作業中の映像の1コマ。

画面左上に、焼け焦げた感じの車が見えるが、あの車から火が出た?

もしそうだとすると、燃えた住居からは、かなり離れている。

燃えた車を移動した?

 

 

 

 

 

 

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2019491830分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前6時半すぎ、岩国市玖珂町にある「I山賊玖珂店」で敷地内にある看板の取り替え作業をしていた従業員の徳本さん(男性、64歳)が高さおよそ8mの支柱から転落した。


徳本さんは病院に搬送されたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。


店や警察によると看板は縦およそ7mで、裏側にある木の支柱にはしごが取り付けられていて、当時、徳本さんを含む従業員など8人が、はしごにのぼるなどして看板を取り替える作業をしていたという。


警察は、従業員から話を聴くなどして、当時の詳しい状況を調べている。

 

出典

『I山賊 従業員が転落死

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190409/4060002465.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇この店はテレビで何回も取り上げられたことがある、地元の
 有名店。

2017年にはNHKの「ドキュメント72時間」でも取り上げられ、ブログ者も視聴した。

 

〇以下は映像の1コマ。

 正面やや左側の武者絵看板の裏側に上っていた模様。

 

 

 

 ハシゴに背もたれはついていなかった。

 

 

 

 

 

 

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2019317日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9452/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9463/

 

 

(2019年4月14日 修正2 ;追記)

 

2019482030分に新潟日報から、衝突した可能性のあるクジラの死骸が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新潟県佐渡市片野尾沖約40mの浅瀬で8日までに、クジラとみられる生物の死骸が見つかった。

 

現場から約5km離れた海域では3月に佐渡汽船のジェットフォイルが水中浮遊物と衝突する事故を起こしており、この生物とぶつかった可能性もある。

 

佐渡海保は、今後、死骸が海岸に漂着すれば調査するとしている。

同海保によると、6日昼ごろ、住民から「白っぽい物が浮いている」と通報を受け、約3~4mの死骸を発見。

引き揚げを試みたが岩が多く、船が接近できずに断念した。

新潟市水族館マリンピア日本海によると、写真から死骸は小型のクジラとみられる。

同館の野村展示課長は、「腐敗の状況から、死んだのは事故があった3月上旬の可能性もあるが、調べてみないと分からない」と話す。

発見現場近くに住む漁師の男性(68)は、「この辺ではイルカはいるが、クジラはまず見ない。潮の流れからすると、事故に遭った死骸が流れ着いてもおかしくない」と話した。

 

出典

佐渡で海洋生物の死骸漂着 ジェットフォイルと衝突の個体か

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190408462068.html 

 

 

491157分にNHK新潟からは、安全対策の一つとしてクッション性の高いシートに順次取り換えていくなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先月9日、新潟港から佐渡の両津港に向かっていたジェット高速船「ぎんが」は海洋生物とみられる物体と衝突して、80人が重軽傷を負った。


衝突事故から1か月の9日、運営会社の佐渡汽船の尾崎社長らは県庁を訪れ、花角知事に「多数の負傷者を出して申しわけございません」と陳謝した。


このあと、花角知事がけが人の状況などをたずねたのに対し、入院している人は当初の29人から10人となり、回復に向かっているなどと答えた。


また、安全対策について、会社で独自の調査委員会を立ちあげたほか、船の減速する区間を拡大して海上の監視を強化したことなどを報告した。


これに対し花角知事は、「できることから少しでも安全性の向上につながるような対策を講じて頂きたい」と話していた。


面会のあと尾崎社長は、安全対策として、今後、高速船の座席シートを、より衝撃を吸収しやすいクッション性の高いシートに順次取り替えていくことを明らかにした。


尾崎社長は、「事故からちょうど1か月経ちますが、ジェット高速船が1隻体制になって、去年に比べて4000人ほど乗客が減っています。最盛期の夏場のダイヤには影響はないと思っています」と話していた。

 

出典

佐渡汽船社長が安全対策など報告

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190409/1030007392.html 

 

 

4111955分に新潟日報からは、見つかったクジラと衝突事故との関連は不明だったという下記趣旨の記事が、写真付きでネット配信されていた。

 

佐渡海保は11日、新潟県佐渡市片野尾の浅瀬で6日に見つかった海洋生物の死骸を引き揚げて調査し、クジラと特定した。

 

頭部の欠損や体の傷が確認されたが、3月に付近で起きた佐渡汽船のジェットフォイル衝突事故との関連は明らかにならなかった。

この日は、朝からクレーン車を使って波打ち際から死骸を引き揚げ、同海保署員が傷口の大きさを計測したり、佐渡市が体の一部を採取したりした。

同海保によると、死骸は頭部を除き、長さ約4.2m。

複数箇所に外傷があったが腐敗が進み、ジェットフォイルの衝突によるものかは分からないという。

新潟市水族館マリンピア日本海などによると、死骸は日本海に生息するオウギハクジラと推測される。

 

頭部の欠損について野村展示課長は、「自然に死んで頭だけがきれいになくなるのは考えにくい。何らかの外傷があったのではないか」と話した。

 

出典

海洋生物の死骸はクジラと特定 佐渡海保が引き揚げ、Jフォイル事故との関連は不明

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190411462679.html 

 

 

 

(2019年4月20日 修正3 ;追記)

 

20194182216分に産経新聞から、衝撃軽減用新型クッションが公開されたという下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

佐渡汽船は18日、新潟市中央区の自社ドックで、事故があった船「ぎんが」の外観と、衝撃軽減のために座席に取り付ける新型クッションを公開した。

 

海保は海洋生物とみられる物体と衝突する事故が起きた際、船体の下から上に強い力が加わったとみている。

 

佐渡汽船によると、新型クッションは従来の製品と比べ、垂直方向の衝撃を約25%軽減できるという。

 

ぎんがを含む同社の高速船3隻の全席で交換を進め、シートベルトの改良も検討する。

 

出典

衝突事故の高速船で安全対策を公開 佐渡汽船

https://www.sankei.com/affairs/news/190418/afr1904180035-n1.html

 

 

 

(2019年12月15日 修正4 ;追記)

 

20191214117分に新潟日報から、過失は認められないとの意見付きで船長らが書類送検された、3点式ベルトの取り付けは船体の強度上困難など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐渡海上保安署は13日、同船の男性船長(41)と運航管理責任者の男性(54)について、「業務上の過失は認められない」と意見を付して新潟地検に書類送付した。

同保安署は、3月9日の事故後、乗客からの聴取や、船に設置したカメラの映像をもとに、船長らについて業務上過失往来危険と業務上過失傷害を視野に捜査した。

その結果、船は時速71キロで航行し、船長が船の約10メートル先に白っぽい物体を発見したのは衝突の1・7秒前だったことが判明した。

 

船は即座にかじを切ったが、衝突。

 

これに対し、「人間の反射速度と船の運動性能から、到底回避できるものではない」(永田署長)と判断した。

乗客にシートベルトの着用を促すアナウンスをしたり、クジラなどに船の接近を知らせる水中スピーカーが作動したりしていたことから、運航管理責任者の男性にも過失はないとした。

佐渡汽船の土屋総務部長は、「まだ通院している方もいるので、誠意を持って対応したい。再発防止と安全運航に努める」と話した。

同保安署は、最終的に事故の負傷者は85人、うち重傷者は51人だったと発表した。「

精密検査の結果、骨折などが新たに判明した乗客がいた」という。

 

【予防の切り札なく、安全対策を模索】

佐渡汽船のジェットフォイルの衝突事故を巡り、佐渡海上保安署の阿保次長は、推測としながら、「ぎりぎりの速度まで減速していても、避けられなかったと思う」と説明した。

 

海洋生物との衝突事故を防ぐ難しさを踏まえ、佐渡汽船には、乗客の被害軽減策など継続的な安全対策が求められる。

3月の事故では、浮遊物は直前まで海面上に確認できなかった。

水中スピーカーは作動していたが、「研究中の段階の技術」で、現段階では事故予防の切り札にはなり得ないという。

同社は事故以降、通常の時速74キロより6キロ遅く航行する減速区間を拡大。

2020年の新ダイヤは、その前提で運航時間を以前より2分長い設定とした。

航行中の見張りも強化した。

被害を抑える対策も進めている。

 

衝撃吸収性の高い座席への交換作業などは、3隻のジェットフォイル全てで終えた。

 

ただ、腰だけでなく肩まで押さえる、より安全な3点式シートベルトの導入は、船体を含めた補強が必要という。

 

同社の土屋総務部長は、「船の更新時など、長期的に検討する」と説明。

「事故の可能性をゼロにはできない前提で、考えられる限りの対応をしていきたい」としている。

 

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20191214513269.html

 

 

 

(2020年7月1日 修正5 ;追記)

 

20206301753分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、船長らは不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐渡海上保安署は当時の船長と運航管理責任者について、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで捜査を進めてきましたが、「業務上の過失は認められなかった」と去年12月に書類送検していました。

 

これを受けて新潟地検も捜査を続けてきましたが、30日付で不起訴処分としました。

「理由は回答しない」としています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d295815807e86c9268b3013f83ae955bb48830eb 

 

 

 

 

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2019481835分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前10時ごろ、熊本市東区画図町所島で、下水管の工事中に積み上げられた土砂が崩れ、作業員、中村さん(男性、23歳)が生き埋めになった。

中村さんは病院で死亡が確認された。窒息死とみられる。

 

助けようとした20代の男性作業員も軽傷を負った。

 

警察によると、中村さんは重機で掘られた穴に入り、手作業で土をかき出していた。

安全管理に問題がなかったかを調べる。

 

出典

工事現場で作業員2人死傷 熊本、土砂が崩れ生き埋め

https://www.sankei.com/west/news/190408/wst1904080026-n1.html 

 

 

481649分に熊本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前10時過ぎ、東区画図町の高齢者施設の建設現場で下水管工事のため掘られ積まれていた土の山が崩れて、会社員の中村さん(23)が埋もれた。

中村さんは消防に救出され、病院に運ばれたが、その後、死亡した。
窒息死とみられている。

また、中村さんを助けようとした20代の男性も軽いけがをした。

出典

工事現場で土に埋もれて、作業員が死亡

http://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003201904081649190111 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は熊本放送映像の1コマ。

 

 

 

 

 

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2019482115分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都江東区の豊洲市場で8日午前0時過ぎ、市場内を走る小型運搬車、ターレット(ターレ)に乗った運送業の男性(50)が、荷物搬送用のエレベーターの扉に頭や首などを挟まれ、搬送先の病院で死亡した。

 

警察によると、豊洲市場では昨年10月の開場以降、エレベーターの扉にぶつかる事故がほかに3件起きており、都は業界団体と連携して安全対策の強化を検討するという。

 

都や警察によると、事故があったのは水産仲卸売場棟の1階。

 

エレベーターは高さ3.15m、幅3.75m、奥行き4.5mで、扉は上下に開閉する仕組み。

魚介や青果を荷台に積んだターレを運転したまま乗り込める。

 

近くのカメラには、エレベーターの扉が下がりつつあるところに男性が乗り込む様子が映っていたという。

 

移転前の築地市場は主に平面構造だったが、豊洲市場では3、4階の積み込み場に魚介などを運ぶため、エレベーターを使う機会が増えている。

 

これまでのエレベーターの事故も扉が下りる途中に起きており、負傷したケースもあったという。

 

都はエレベーターの脇に一時停止を知らせる貼り紙を掲げ、「乗り降りは慎重に」と呼びかけていた。

 

 

豊洲市場では昨年11月にも女性がターレの荷台から転落し、その後、亡くなる事故があった。

死亡事故は今回で2件目。

 

石畳で道路の幅も狭かった築地市場と異なり、豊洲は道が平らで幅が広く、スピードが出やすいとも指摘されている。

 

都の担当者は「重大事故が起きたことを重く受け止めている。再発防止に向けて安全管理を徹底したい」と話している。

 

出典

豊洲市場、過去にもターレで死亡事故 都が再発防止検討

https://www.asahi.com/articles/ASM484S3YM48UTIL02C.html 

 

 

81517分にTBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故の後、エレベーターは安全装置が作動して止まったが、男性は病院に運ばれ、およそ5時間後に死亡した。

 

出典

『エレベーターの扉に挟まれ、豊洲市場でターレ運転の男性死亡』

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3642627.html 

 

 

482020分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男性は上から下りてきた扉とターレの背もたれの間に挟まれたとみられる。

1人で作業をしており、約5分後に市場関係者が見つけて119番した。

 

豊洲市場での死亡事故は、開場翌月の昨年11月にターレの荷台から女性が転落したのに次いで2件目。

 

市場を運営する都によると、2月にもターレの運転手が扉とぶつかってけがをしており、その事故以降、乗り込む前に一時停止するよう張り紙などで求めていた。

 

都は、何かに接触すると扉を開くセンサーは今回も作動したとして、「改修は検討しない」としている。

 

出典

『豊洲市場で相次ぐターレ事故』

https://mainichi.jp/articles/20190408/k00/00m/040/230000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年11月の女性死亡事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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201947日、8日の2日にわたり、東京新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
以下は7日の記事。

 

世界初の炉心溶融(メルトダウン)事故とされ、大気中に放射性物質をまき散らした米東部ペンシルベニア州のスリーマイル島(TMI)原発事故から40年がたった。

 

米政府は「死傷者ゼロ」を強調するが、住民らは現在も健康被害を訴え、事故とのつながりを示唆する研究結果は絶えない。

 

一方、州議会ではTMI原発の延命策が議論され、事故機の廃炉が先送りされる可能性も出ている。

 

米史上最悪の原発事故は、今も終わっていない。

 

母、めい、同級生、そして自分・・・。

TMIの南約10kmに住む当時高校生だったペギー・パーキンスさん(54)は、身近な人々が次々と脳腫瘍などのがんを患い、自身も31歳から皮膚がんや甲状腺異常症と闘ってきた。

 

もともと、家族や親戚にがん患者は「一人もいなかった」。

長女(33)には背骨の先天異常や腎臓病がある。

全てが偶然とは思えない。

 

心配なのは、孫やまだ見ぬひ孫に、放射線被ばくの影響が受け継がれること。

「もっと早く放射能漏れを教えてくれていたら・・・」

 

州都ハリスバーグ近郊のミドルタウンにあるTMIは、米東海岸で最も長いサスケハナ川の中州の名前だ。

川岸には住宅地が広がる。

 

1979年3月28日午前4時。原子炉2基のうち、3カ月前に営業運転が始まったばかりの2号機で、設備の不備や誤操作が重なり、核燃料が溶け落ちる炉心溶融が発生。

放射能が外部に漏れ出した。

 

当時の州知事が妊婦と未就学児を対象に半径5km圏からの退避を勧告したのは30日の昼。

事故発生から56時間がたっていた。

 

「放射性物質の放出量は少なく、健康や環境への影響は無視できるほどだった」。

米原子力規制委員会(NRC)や業界団体の見解だ。

 

がん患者や死亡率の増加を指摘した著名大学の研究ですら、放射線被ばくとの関係を否定し、原因は「事故による精神的ストレス」と結論づけた。

 

一方で、実際の被ばく量が政府側の説明より相当多くなければ、がん患者の増加は「考えづらい」と疑問視する研究結果もある。

 

直近では2017年、地元ペンシルベニア州立大の研究チームが甲状腺がんを患った周辺住民の検体を調べ、「事故と甲状腺がんの相関性の可能性が示された」と発表。

 

がんの原因そのものが放射線かどうかは判断を避けつつ、事故後の一定期間に発症した集団で、放射線被ばく特有の遺伝子変異が多かったという。

 

米疾病対策センター(CDC)の統計では、ペンシルベニア州は直近11~15年の甲状腺がん発症率が全米2位、がん全体では3位。

それ以前も、全米平均より高い状態が続いていた。

 

メアリー・ステイモスさん(75)は事故以来、頭が2つある乳牛など動植物の奇形を1000例以上集め、NRCに放射能の影響を訴え続けている。

「政府は『事故は終わった』と言うけれど、私たちはそれが真実ではないと学んできた」と語る。

 

一方、事故当時ミドルタウン市長だったロバート・リードさん(86)も、友人や近隣住民、きょうだいをがんで失った。

事故の影響だと思っているが、「専門家ではないから」と断言はしない。

 

もはや因果関係の解明そのものに悲観的だ。

「これから医者や科学者が明らかにしてくれるのか。そうは思えない」

 

40年前の真相がはっきりしないまま、TMI原発は今も稼働している。

 

出典

<スリーマイル島原発事故40年 終わらぬ悪夢> (上)癒えぬ傷

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201904/CK2019040702000128.html 

 

 

以下は8日の記事。

 

夜空を蒸気で染める巨大な冷却塔を背に、約30人の住民らが並んだ。

吐く息が白い。

 

米ペンシルベニア州ミドルタウンのスリーマイル島(TMI)原発事故から40年となった3月28日未明、事故を次世代に伝えようと毎年続く抗議集会。

参加者が掲げるプラカードには、今年、こんな文言が目立った。

「TMIを救済するな」

 

米国は世界随一の原発大国だが、事故以降、2013年まで新規着工が止まった。

 

米エネルギー情報局(EIA)によると、ピーク時の1990年には112基が稼働していたが、いまは98基。

 

シェールガス革命に加えて、太陽光、風力などの再生可能エネルギーの普及で競争力が衰え、運転許可期限を待たずに退役を迫られる例も相次ぐ。

 

TMIもそう。

事故を起こした2号機が閉鎖され、1号機だけが85年に再稼働したが、6年前から不採算に陥っている。

 

「2019年9月末にTMI原発を閉鎖する」。

経営を受け継いだ米電力・ガス大手エクセロンが17年5月に発表した。

しかし、「必要な政策変更がなければ」との条件付き。

 

クレーン最高経営責任者(CEO)は「きれいで信頼できるエネルギーと高収入の雇用の維持」を求め、州政府に事実上の救済を迫った。

 

これを受けて州議会では今年3月、TMIの地元選出のメハフィー議員が、州内の原発9基を「無公害な発電源」として、年5億ドル(550億円)かけて延命させる法案を提出。

 

地元フランクリン&マーシャル大の世論調査では、再エネと同様に原子力を支援することに州内の50%が賛成し、反対の37%を上回った。

廃炉に向けた風向きが変わりつつある。

 

背景には、原発依存度の高さもある。

 

全米の総発電量のうち、原発は2割だが、同州は4割。

メハフィー氏は、「原発による雇用や経済、環境への恩恵に感謝するときだ」と主張する。

 

一方で、米原子力規制委員会(NRC)によると、事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)は1993年までに99%を除去したが、1%は解体しないと取れないため、現場に残ったまま。

 

解体は1号機の廃止を待って行われる予定で、延命は事故処理の先延ばしにもつながる。

 

40周年の抗議集会に母親(87)と参加したマリア・フリスビーさん(55)は、TMIの訓練のサイレンを聞くたび、避難勧告後に高校で迎えを待ちわびた当時の恐怖がよみがえる。

「二度と事故が起きないなんて、誰も約束できない」。

延命策への嫌悪感をあらわにする。

 

原発を動かし続れば、行き場のない使用済み核燃料もため込むことになる。

原発が「トイレなきマンション」といわれるゆえんだ。

 

TMIの監視を続ける市民団体「TMIアラート」のエリック・エプスタイン代表(59)は、道義的な面からも「原発の悪夢」に終止符を打つべきだと訴える。

「重ねた失敗のツケを次世代に先送りする。実に不公平だ」

 

出典

<スリーマイル島原発事故40年 終わらぬ悪夢> (下)潮流に背

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201904/CK2019040802000187.html 

 

 

 

 

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2019471740分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前9時40分ごろ、千葉県君津市の君津共同火力発電所で「高い所から男性2人が転落した」と、119番通報があった。

 

警察や消防などによると、作業用の足場を組んでいた49歳と30歳の男性作業員が、何らかの原因で高さ30mほどの足場から転落した。

2人は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

 

現場では当時、作業員5人ほどでクレーンを使って資材をつり上げていて、死亡した2人は転落防止のベルトを着けて足場の最上階にいたという。

 

警察などが詳しい事故原因を調べている。

 

出典

高さ30m足場から転落 火力発電所で作業員2人死亡

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000151663.html 

 

 

472054分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、2人は発電設備を点検するために造られたやぐらの上で、機材が転落するのを防ぐ鉄柵を設置する作業をしていた。

 

やぐらの上にはほかにも作業員が数人おり、地上には鉄柵を運ぶためクレーンの運転手が1人いた。

 

2人は安全帯は着用していた。

 

君津共同火力によると、隣接する日本製鉄の製鉄所で発生するガスを主燃料に発電し、製鉄所や東京電力エナジーパートナーへ電力を供給している。

 

出典

発電所で作業員2人転落死 千葉・君津、高さ30メートルから

https://www.sankei.com/affairs/news/190407/afr1904070013-n1.html 

 

 

472043分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、2人は発電所内のボイラー施設の外側で、搬入した機材が落ちないようにするため、他の作業員数人と鉄柵を設置する作業をしていた。

 

事故当時、2人は腰に命綱となる安全帯を着けていたという。

 

出典

発電所のボイラーから30メートル転落 男性2人死亡

https://www.asahi.com/articles/ASM474VL6M47UDCB008.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下はテレ朝映像の1コマ。

大規模仮設足場の最上階から転落した模様だ。

 

 

安全帯着用との報道だが、現に転落したことから考えると、腰に巻いていただけかもしれない。

 

 

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201946日付で毎日新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

体育の授業で前屈運動をした際、指導教諭に体を強く押されて腰に重傷を負ったとして、奈良県立郡山高校(同県大和郡山市)の元生徒の男性(18)が5日、県を相手取り、治療費など約663万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴した。

 

訴状によると、昨年4月25日、柔軟体操で前屈した際、教諭が頭が膝に付くまで両肩を強く押し続けた。

 

激痛が治まらず、男性は1カ月後に病院で腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニアと診断された。

7月に手術を受けたが現在も通院中で、長時間座るのが困難という。

 

記者会見した男性は、「教諭の行為で僕の人生は一瞬にして狂ってしまった。元の体を返して」と話した。

 

県教委の担当者は、「体育の授業中にけがをしたことは把握している。訴訟については訴状が届いていないのでコメントできない」と話している。

 

出典

提訴 前屈で重傷、元生徒が県に損賠求め 奈良の高校

https://mainichi.jp/articles/20190406/ddn/041/040/036000c 

 

 

45190分に奈良テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年4月、県立郡山高校の体育の授業で当時高校3年の男子生徒が柔軟体操をしていたところ、男性教諭に身体を強く前へ押された結果、重度の椎間板ヘルニアになったなどとして、当時生徒だった男性らが県におよそ660万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
 
「教諭本人は家に一度も来ず、正式な謝罪はいまだありません、これから先が不安でしかたありません、僕の人生を台無しにした体育教師を許せません、元の体を返してください」

訴えを起こしたのは18歳の男性とその保護者だ。

 

訴状によると、男性は県立郡山高校3年だった去年4月、柔軟体操の「前屈」をしていたところ、後ろから来た男性教諭に「痛い」と言ったにも関わらず、強く身体を押された。

 

男性は足および腰の強い痛みにより、去年7月から休学せざるを得なくなり、国公立大学を志望していたにも関わらず、センター試験、2次試験を受験できなかったという。

 

出典

『県立高校卒の男性 柔軟体操でヘルニア発症』

http://www.naratv.co.jp/news/20190405/20190405-05.html 

 

 

 

 

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2019441213分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

おととし、大阪の病院で手術を受けた男性の体内にワイヤーが放置され、転院先の病院での別の処置の際、ワイヤーが心臓に刺さって死亡していたことが分かった。
警察が経緯を詳しく調べている。

去年2月、大阪・都島区の明生病院に入院していた寝屋川市の鈴木さん(男性、69歳)が、栄養をとるために血管内に入れていたカテーテルを抜く処置を受けた直後に死亡した。


警察によると、体内にはカテーテルを入れる際に使われ、本来は抜き取らなければいけない、長さおよそ1mのワイヤーが残されていて、遺体を詳しく調べたところ、その先端が心臓に刺さっていたことが分かったという。


鈴木さんは亡くなる3か月前のおととし11月に、寝屋川市のN病院でカテーテルを入れる手術を受けていたという。


警察は、抜き忘れたワイヤーが体内に放置されたまま、一連の医療行為が行われていたとして、業務上過失致死の疑いで、2つの病院の医師から話を聴くなどして詳しく調べている。

入院中の男性が死亡したことについて2つの病院のうち、大阪・都島区のM病院が会見を開いた。
この中では楠田院長が冒頭、「病院として申し訳なく思っている」と謝罪した。


会見にはカテーテルを抜く処置を行った古川医師も同席し、「カテーテルがうまく抜けなかったため、不審に思って胸部のX線検査を確認すると、ワイヤーが入っているのが分かった」と説明した。


そして、「ワイヤーはカテーテルを入れた後すぐに抜くのが常識だ。入ったままの状態では不整脈や感染症のおそれがあり、見つけた段階で抜くのは当然で、適切な処置だった」と述べた。


そのうえで、「私が行った処置の結果、何らかの原因で患者が死亡したので、警察の捜査に全面的に協力したい」と述べた。

N病院を運営する医療法人「K」は、「体内にワイヤーを残してしまったことは間違いなく、私たちに非がある。本人を含めご家族には大変申し訳ないと思っており、今後は、警察の捜査に協力して結果を待ちたい」とコメントしている。

 

出典

体内にワイヤー放置 患者死亡

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190404/0014136.html 

 

 

441928分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、亡くなったのは寝屋川市の無職、鈴木さん(当時69)。

 

鈴木さんは17年11月、床ずれの治療でN病院(同市)を受診した際、肺炎と診断されて入院。


脚の付け根から栄養を補給するため、担当医がカテーテルを静脈に挿入した際、誘導に用いた長さ約1mのワイヤを抜き忘れたという。

 

鈴木さんは18年1月末、M病院(大阪市都島区)に転院。

同2月、同病院でカテーテルの導入部位を変えようと抜き取った際に容体が急変し、死亡した。

 

司法解剖の結果、死因は静脈内に残っていたワイヤが心臓を貫通し、周囲にたまった血液に心臓が圧迫される「心タンポナーデ」だった。

 

出典

ワイヤ抜き忘れ患者死亡 大阪の2病院、府警が捜査

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43317400U9A400C1AC1000/ 

 

 

 

 

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201944650分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

秋田市保健所は3日、同市のスーパーの産直コーナーで有毒のスイセンがニラと誤って販売され、同市の60代女性が食べて食中毒を発症したと発表した。

 

保健所は同市の生産者の男性に回収を命じた。

女性は快方に向かっている。

女性は先月下旬、Gマート手形店の産直コーナーで、「ニラ苗」と表示されたビニールポット入りのスイセン苗を1個購入。

 

2日朝、葉を刻み、チャーハンの具材として調理し食べた。

間もなく嘔吐の症状が出て、保健所に連絡。

調査の結果、スイセンと判明した。

生産者の男性は先月16日以降、手形店のほか、泉店、外旭川店の計3店の産直コーナーにスイセン苗9個を陳列、販売した。

 

購入者全員と連絡が付き、女性以外の健康被害は確認されていない。

生産者の男性は保健所の聞き取りに対し、「ニラだと思って栽培していたものがスイセンだった。申し訳ない」と話した。

保健所は、スイセンには嘔吐や下痢などの症状を引き起こす有毒成分ヒガンバナアルカロイドが含まれ、葉がニラ、球根がタマネギと類似しているとして、注意を呼び掛けている。

 

出典

『スイセンをニラと販売、秋田市のスーパー 女性、食中毒に』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190404AK0001/ 

 

 

46日付で秋田魁新報からは、販売されていたポット入り苗の写真付きで、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

スイセンは、嘔吐や下痢などを引き起こす有毒成分ヒガンバナアルカロイドを含む。

 

厚労省によると、2008~17年の10年間でスイセンによる食中毒が47件発生しており、有毒植物の食中毒としては最も多かった。

他県では死亡例もある。

植物の生態に詳しい東京都薬用植物園の中村耕主任研究員は、スイセンの葉はニラと似ており、「見て判別するのは難しい」と説明。

スイセンが無臭なのに対し、ニラは特有の匂いがあるため、「匂いを確かめると分かる場合がある」と話す。

県生活衛生課によると、県内で有毒植物による食中毒は平成に入って12件ある。

 

山菜のシドケ(モミジガサ)やニリンソウと誤認し、有毒のトリカブトを食べて発症したケースが9件と最も多く、このうち2人が命を落とした。

 

このほか、アジサイの葉やチョウセンアサガオの実が原因となった事例もあった。

 

時期は4~6月に集中した。

本格的な山菜シーズン到来を前に、特に気を付けたいのがシドケやニリンソウと、トリカブトの誤認だ。

 

トリカブトは茎や葉、根など全体に猛毒のアコニチン系アルカロイドを含み、重篤な中毒になりやすいとされる。

秋田市民市場(同市中通)で山菜などを取り扱う「藤原商店」によると、シドケは例年4月中旬に出回り、5月上旬までがピーク。

今年は雪解けが早かった影響などで、シーズンが昨年より1週間ほど早いという。

藤原代表は、シドケとトリカブトは葉の形がよく似ている上、山林の同じような場所に群生していることがあり、混同しやすいと指摘。

「見つけても、(シドケだと)自信がないなら手を出さない方がいい」と注意を促す。

東京都薬用植物園の中村主任研究員によると、ニリンソウとトリカブトも葉の形が似ているが、花の色で見分けられるという。

ニリンソウは3~5月に白い花、トリカブトは8月以降に紫色の花を咲かせるとし、「白い花を確認して採取するとよい」としている。

県の担当者は、「食用と確実に判断できない場合、『採らない、食べない、売らない、人にあげない』を徹底してほしい」と強調。

有毒植物の危険性に気を配りつつ、自然の恵みを存分に味わってほしいとしている。

 

出典

『春の有毒植物に要注意 スイセンとニラ誤り食中毒、死亡例も』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190406AK0008/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○本ブログでは、畑にニラを採りにいってスイセンを採ってしまい、食べて中毒になった事例を過去に何件か紹介しているが、店で売られていたものを食べての中毒は初めてだ。

 

○この生産者の方、なぜ間違ったのだろう?

ニラ栽培の経験が浅かったということだろうか?

 

 

 

 

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201945014分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後8時20分ごろ、福岡市博多区の市営地下鉄中洲川端駅で、停車した姪浜発福岡空港行きの空港線の列車から煙が出ていると、駅員から119番通報があった。

 

市交通局は空港線と箱崎線の全区間の運転を約3時間見合わせ、約4万3000人に影響した。

 

現場に到着した消防隊員は煙を確認できなかったが、市交通局によると、3両目の屋根上の機器から煙が出た形跡があったといい、原因を調べている。

けが人はなかった。

 

この列車に乗っていた女子大学生(18)は、「中洲川端駅に着く直前にボンと音がして、同時に衝撃を感じた。どこかにぶつかったのかと思った。駅に着いて外に出ると煙が充満していた。灰色の煙でひどい臭いがした」と話した。

 

同駅は九州最大の歓楽街・中洲にあり、火災警報や消防車で一時騒然とした。

 

出典

福岡市営地下鉄で一時運転見合わせ 車両から発煙の形跡

https://www.asahi.com/articles/ASM446T53M44TIPE03D.html 

 

 

45151分に西日本新聞からは、原因は避雷器の不具合だったという下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

市交通局は5日、車両の屋根に取り付けた避雷器に焦げた跡が見つかったと明らかにした。

 

屋根や床下など他の場所から異常は見つかっておらず、交通局は避雷器に何らかの不具合があったとみている。

 

焦げ跡があったのは、6両編成のうち、進行方向の福岡空港側から数えて4両目の屋根にある避雷器。

架線から電気を取り込むパンタグラフの近くに備えられている。

 

外を運転中に落雷した場合、車両の電子機器を守るため電流を避雷器に逃がす仕組みになっている。


3月28日の目視による点検では異常は見つからなかったという。

 

出典

福岡市営地下鉄発煙 避雷器不具合か

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/500120/

 

 

45216分にNHK福岡からは、他の同じ避雷器も点検するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

トラブルを起こした車両は、3両目の屋根に取り付けられた避雷器に電流が流れたあとが見つかり、一部が溶けたようになっていた。


福岡市は、避雷器が不具合を起こした具体的な原因を特定するためメーカーに協力を求め、詳細な調査を行うことにしている。


また、トラブルを起こした車両だけでなく、同じ避雷器が設置されている18編成のすべての車両で、緊急点検を実施するという。

 

出典

地下鉄トラブル「原因は避雷器」

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190405/0004086.html 

 

 

45日付で福岡市交通局のHPには、避雷器に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「避雷器」とは,落雷等により地下鉄車両に過大な電圧がかかった場合に車両の機器等を保護するために,車両屋根上に設置しているもので,1編成当たり4個設置されています。

 

出典

『車両不具合による運休にかかる原因について』

https://subway.city.fukuoka.lg.jp/sp/news/detail.php?id=786 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下はNHK映像の1コマ。
指をさされているのが避雷器。

 

 

 

 

 

 

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20194550分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後5時20分ごろ、苫小牧市真砂町の北海道電力苫小牧火力発電所で、1号機(出力25万KW)のボイラーにつながる配管から重油が漏れて出火、付近の断熱材の一部を焼いた。

警察などによると、けが人はいない。

 

北電によると、所内を巡回していた従業員が、重油が漏れているのを見つけて1号機の運転を停止し、消防に通報。

発電所の従業員が消火器で消し止めた。

 

警察などは、漏れた燃料が断熱材にしみた際に熱を持ち、発火したとみて調べている。

 

北電は「電力供給に支障が生じる状況ではない」としている。

 

出典

北電・苫小牧火発で火災 1号機配管から重油漏れ

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/293480/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

北海道電力からのプレスリリース中、フロー図の中に漏洩箇所が示されている。
それによれば、燃料油のヘッダーから漏れた模様。

https://www.hepco.co.jp/info/2019/1238721_1803.html

 

 

 

キーワード;自然発火?

 

 

 

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201944183分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後3時半ごろ、宮崎市フェニックス自然動物園で、オスのチンパンジー1頭が飼育施設から逃げ出した。

チンパンジーは園内を動き回ったが、職員が麻酔で眠らせて、およそ1時間後に捕獲した。

当時、動物園は親子連れなどでにぎわっていたが、園内にいた人たちは職員の誘導でレストランなどの建物の中に避難し、けがをした人はいないという。

フェニックス自然動物園は日本で2番目に多い14頭のチンパンジーを飼育していて、3月24日に動物本来の能力や行動を見ることができる新しい飼育施設がオープンしたばかりだった。

園によると、逃げ出したのは「ゲンキ」という名前の31歳のオスのチンパンジーで、ふだんは穏やかな性格だという。

見つかったとき、「ゲンキ」は体中が水に濡れていたことから、園ではおりの代わりに幅6m、深さ1.2mの、水を張った堀で囲ったエリアから逃げ出したとみている。

逃げ出したチンパンジーを見た40代の女性は、「気づいたらチンパンジーが滑り台の下に座っていて、きょとんとした表情のまま、私の真横を通り過ぎていきました。いま思い出すと怖いです」と話していた。

宮崎市フェニックス自然動物園の竹田副園長は、「泳げないチンパンジーが堀を渡ることは想定しておらず、来園者に不安を与えて申し訳ありませんでした。園として今後の対応を考えていきたい」と話している。

 

 

※副園長は以下のような話しもしていた

 

・この動物園で初めて産まれたチンパンジー。

 

・なんらかの形で落ちたのか・・・飛び込んだのか・・・

 

・チンパンジーは基本的には水が大嫌いで泳げないが、最大深さ1.2mにつき、立って歩けない距離ではない。水に入るとは想定外だった。

 

出典

動物園でチンパンジー一時脱走

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190404/5060002980.html 

 

 

491756分にNHK宮崎からは、電気柵の下の隙間をすり抜けて堀に落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月4日、宮崎市フェニックス自然動物園で、オスのチンパンジー1頭が飼育施設から逃げ出して、およそ1時間後に園内で捕獲された。

けがをした人はいなかったが、親子連れなど少なくとも300人以上の来園者が建物に避難する騒ぎになった。

この飼育施設を含む新しいチンパンジーの園舎は5億7000万円をかけて整備され、先月24日にオープンしたばかり。

逃走したチンパンジーは体中がぬれていて、幅6mの水を張った堀から逃げたとみられている。

さらに、市が観察用のカメラに写っていた、チンパンジーの影の動きや水面のさざ波を調べたところ、逃げたチンパンジーは、別のチンパンジーが木に似せたコンクリートに登った後、素早く降りる動きをしたのに驚いて、誤って水に落ちたとみられるという。

チンパンジーは泳げないことから、堀に近づかないよう、水際には電気の流れる柵が設置されていたが、柵の下側には、およそ40cmの隙間があり、この隙間をすり抜けたと推測されているという。

この問題について、宮崎市の戸敷市長は9日の記者会見で、再発防止のため施設の改修を行う方針を示した。

市では、電気柵の隙間をすり抜けられないようにしたり、チンパンジーが登る「木」の位置を水際から離したりする改修が考えられるとしている。

 

出典

脱走チンパンジー 驚き転落か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190409/5060003013.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、堀が映されている4日放映の1コマ。

 

 

 

以下は、かすかに電気柵が映っている9日放映の1コマ。

 

 

 

堀に落ちたが電気柵があるため戻れず、やむを得ず堀を渡った・・・ということかもしれない。






 

 

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201944日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前2時半ごろ、長野市松岡のごみ処理施設「市資源再生センター」にある資源化施設棟で煙が充満しているのを施設職員が気付き、119番通報した。

 

警察などによると、鉄骨造り(地上4階、地下1階)の施設棟内のピットに一時保管していた不燃ごみなどが燃え、市消防局などが消火作業に当たっているが、同日午後1時半現在、鎮火していない。

けが人は確認されていない。

同センターは1996年に完成。

市内全域から不燃ごみや資源ごみを回収している。

 

市生活環境課によると、火災の影響で、4日に予定していた市中心部などの集積場計369カ所での不燃ごみや瓶の回収を中止した。

同課の担当者は、同日昼の時点で鎮火していないことや、鎮火しても安全確認に時間がかかることから、回収再開についての「見通しは立っていない」と説明。

回収できない状態が続く場合は「地域の役員や有線放送を通じて、家庭での不燃ごみの保管を呼び掛ける」とした。

同課によると、出火当時、施設棟は稼働しておらず、同センターは無人だったが、火災報知機が鳴り、職員が駆け付けて火災に気付いた。

 

ピットは、回収車から不燃ごみなどを降ろす場所。

選別前や破砕前の鉄類、ガラス、プラスチック類などが一時的に保管されていた。

出火原因は今のところ不明だが、集積所で回収する際と、同センターに集められた時点で、職員が出火しやすいスプレー缶が交じっていないか目視で確認し、取り除いているという。

消火には、市消防局の消防車など計15台が出動。

放水活動を続けたが、4日昼の時点でも白や灰色の煙が施設棟から立ち上っている。

市消防局は「放水しても大量に堆積したごみに次々と燃え移り、鎮火に時間がかかっている」とした。

現場は犀川近くにあるが、周辺には住宅も多く、風向きによっては煙が住宅近くまで流れた。

近くの水野さん(男性、70歳)は、「化学物質が燃えて有害なガスが出ていないか」と心配していた。 

 

出典

『長野のごみ処理施設「市資源再生センター」で火災 きょうの回収中止』

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190404/KT190404FSI090005000.php 

 

 

45日付で中日新聞からは、水道管の流れが変わったため周辺住宅の水道水にサビが出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前2時35分ごろ、長野市松岡二の市資源再生センターで、火災報知機が鳴っているのに職員が気づき、不燃ごみを仮置きする貯留槽内から煙が出ているのを確認して119番した。

 

市生活環境課によると、貯留槽には破砕される前の不燃ごみが置かれていた。

 

この火災の消火活動に現場付近の消火栓が使われ、周辺住宅の水道にさびが混じる影響が出た。

市上下水道局によると、消火栓につながる水道管内の水の流れが変わり、管のさびが剥がれた。

担当者は「50件ほど苦情が来た」と明かすが、復旧のめどは立っていないという。

 

出典

不燃ごみ250トン燃える 長野市資源再生センター

https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20190405/CK2019040502000010.html

 

 

46日付で信濃毎日新聞からは、消火が難航している理由など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日未明に発生した火災は、5日も鎮火しなかった。

市消防局は24時間態勢で消火活動を続ける。


同局によると、火災が起きているのは硬いプラスチック製品やガラス、金属など、不燃ごみを一時ためるピット内=図。

 

消火活動が長引いているのは、約250トンあるごみの内部が燃え、放水が届きにくいのが理由とした。

 

火災による停電のためか、ごみを搬出するクレーンも作動せず、上部のごみを取り除けない他、ピットの下部に排水溝があるため、ごみを水没させて火を消すこともできないという。

消火活動には、5日までに消防隊員延べ約200人、消防団員延べ約60人を投入。

消防車の放水に加え、15分間でおよそ40トンを放水できる施設備え付けのスプリンクラーも稼働しているが、火はくすぶり続けている。

市は、影響が長期化する可能性があるとみて、ピットの代わりに不燃ごみをためる仮置き場の設置を検討。

市内の複数箇所で想定し、民間事業者に打診を始めた。 

 

出典

『長野のごみ施設火災、鎮火めど立たず 13日まで不燃物の回収中止』

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190406/KT190405FTI090028000.php 

 

 

47155分にNHK信州からは、発生3日後に消し止められたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防が24時間態勢で消火活動を続けた結果、発生から3日あまりたった7日午前8時になって消し止められた。

警察と消防によると、この火事でけがをした人はいなかったという。


記者会見した長野市消防局は、出火の原因について「ピットにたまっていた不燃ごみの中にライターかスプレー缶など発火を誘発するようなものが含まれていて、上に積まれたごみで圧力がかかって火が出たのではないか」との見方を示した。

出典

ごみ処理施設火事 3日ぶり鎮火

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190407/1010008266.html 

 

 

48日付で信濃毎日新聞からは、重機でゴミをかき回しながら放水したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防によると、6日午後に発煙がなくなり、同日夕から大型重機でごみをかき回しながら放水を続けた。

 

鎮圧状態が10時間以上続いたことから、鎮火と判断した。

消火活動では男性消防団員2人が、のどの不調を訴えて治療を受けた。

 

一方、燃えたごみの中には本来、別に分けて回収するはずのスプレー缶やリチウム電池などがあったといい、警察は「何らかの可燃性の物品」から出火した可能性があるとみている。

出典

『長野のごみ処理施設火災が鎮火 不燃ごみ当面民間委託』

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190408/KT190407FTI090015000.php 

 

 

48日付で中日新聞からは、紛れ込んだライターなどが発火源かもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防は、貯留槽内に紛れ込んだライターやスプレー缶などが発火につながったのではないかとみて、出火原因を調べている。

 

施設内のクレーンや照明機器の配線設備などが被害を受けたため、不燃ごみや瓶などの収集再開のめどは立っていない。

 

出典

不燃ごみ火災、78時間ぶり鎮火 長野市資源再生センター

https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20190408/CK2019040802000081.html

 

 

491754分にNHK信州からは、市長が分別徹底を呼び掛けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日の定例の記者会見で長野市の加藤市長は「スプレー缶や電池など発火につながるごみの混入が原因とみている」としたうえで、「電池などは施設の火災原因となるので、市民の皆様には改めて分別の徹底をお願いしたい」と述べ、市民に対し協力を呼びかけた。

 

出典

火災 市長「ごみ分別の徹底を」

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190409/1010008306.html 

 

 

 

 

 

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2019431352分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

首都圏の駅のホームで、ベンチの向きが線路と「平行」から「直角」に変わり始めている。

 

ベンチから立ち上がり、まっすぐホームに落ちてしまう酔客の行動パターンに着目し、JR西日本が2015年に開始し、注目された取り組み。

 

歓送迎会や花見のシーズンを迎えた首都圏でも威力を発揮しそうだ。 

 

京成電鉄では青砥駅(東京都葛飾区)で2月末、上下線ホームにある全てのベンチが直角の向きに一新されるなど、京成高砂やお花茶屋などの8駅で、3月末までにベンチの向きを変えた。

 

今後、酔客の転落が多い駅から着手し、69ある駅のほぼ全てで変更する方針だ。

 

ホームドアを設置できているのは日暮里と空港第2ビルの2駅だけで、京成の広報担当者は「ベンチの変更なら安くて早い」と説明する。

 

酔客の行動パターンは、JR西が2014~15年に検証した。

駅構内のカメラ映像を基に、転落したり列車に接触した136人分の行動パターンを分析した。

 

突然線路に向かってまっすぐ歩きだし、そのまま転落するケースが約6割を占め、千鳥足でホームの端を歩き、足を踏み外すのは約1割にとどまった。

 

この調査結果を受け、関西地方からベンチの向きを変える動きが広がった。

 

首都圏では、東武鉄道が昨年2月から変更に乗り出した。

 

これまでに完了した南栗橋、久喜、北越谷などの8駅は、いずれも終点駅。

和光市駅を除いてホームドアがなく、ベンチに座っていた酔客が突然立ち上がって転落することがあったという。

 

「ベンチの向きを変えた後は転落が減り、一定の効果を感じている」と広報担当者。

志木駅でも変更する計画がある。

 

鉄道各社は、ホームドアがない駅を中心にベンチの変更に動いている。

 

JR東日本は新宿、品川、新橋の各駅で実施。

京王は府中や南大沢など10駅で、小田急は下北沢や小田原など15駅で変更を終えた。

東京メトロは「全ての駅にホームドアの設置を進めたい」としている。

 

国交省によると、ホームからの転落は6割が酔客。

ホームドアの設置には1駅あたり少なくとも数億円かかり、コスト面が導入のハードルになっている。

 

出典

ホームのベンチ、平行から直角へ 酔客の転落防止 首都圏でも

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040390135245.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

JR西日本での取り組み状況は、2016年9月に本ブログでも紹介している。

 

 

 

 

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20194360分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

信号無視したり、横断歩道のない場所を渡ったりする「乱横断」による事故が後を絶たない。

 

福岡県内で増加傾向にある歩行者の死亡事故の一因になっているほか、北九州市で起きたバイクと高齢歩行者の衝突事故では3月、歩行者側が重過失傷害容疑で立件されている。

 

身体能力や認知能力が低下する高齢者の乱横断が問題視されており、県警や識者は警鐘を鳴らす。

 

事故は昨年11月、北九州市小倉北区の交差点で起きた。

 

警察によると、70代の男性が赤信号を無視して横断歩道近くの道路を渡ったところ、青信号に従い走ってきたバイクと衝突。

バイクの運転手は転倒し、頭部に約1カ月の重傷を負った。

歩行者の男性も足の骨を折る大けがをした。

 

警察は歩行者側にも大きな過失があると判断。

歩行者の男性を重過失傷害容疑で、バイクの運転手は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検した。

 

県警交通企画課によると、歩行者の信号無視が事故原因となり、過失の重い「第1当事者」になったケースは昨年、県内で12件あったが、重過失傷害容疑に問われるのは異例だという。

 

同課のまとめでは、県内で昨年発生した交通事故の死者数は136人で、前年に比べ3人減少。

このうち、道路を横断中にはねられて死亡した歩行者は51人となり、前年より10人増えた。

 

横断歩道の前後30m以内ではねられた人が8人(前年比5人増)に上り、横断歩道が近くにあるのに利用しない乱横断が増えていた。

 

大阪大大学院の篠原一光教授(交通心理学)は、高齢者にとっての危険性について、「身体能力が衰えると、横断歩道まで行くのが面倒になり、楽なコースで渡りたくなりがち。視野が狭くなるなど認知機能も低下している場合は危険を確認できないまま横断してしまう」と指摘。

ドライバーにとっても乱横断は予想外の動きで、気づくのが遅れやすいという。

 

交通企画課の長田統括管理官は、「歩行者も刑事責任を問われる場合がある。身を守るため、乱横断は危ないという認識を持ってほしい」と呼び掛けている。

 

出典

高齢者の「乱横断」事故相次ぐ 信号無視、横断歩道ない場所渡る…立件も

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/499344/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

北九州市の信号無視歩行者書類送検事例は、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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