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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201985日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9882/

 

 

(2019年8月14日 修正1 ;追記)

 

201988130分に佐賀新聞から、折れた松の状況など下記趣旨の記事が、折れた松の写真付きでネット配信されていた。

 

唐津市の「虹の松原」を走る県道で、マツが折れて車と衝突し1人死亡した事故を受け、佐賀県や市、国など関係機関の会議が7日、唐津市であった。

 

折れたマツの調査結果について、空洞があり、雨水や風などの影響を受けた可能性があることが示された。

 

安全確保のため県が市教委に申請した沿道のマツ254本の伐採について協議したが、結論には至らなかった。

 

会議は非公開で行われ、約2時間にわたった。

 

会議後の会見で、県は折れたマツを緊急調査した樹木医の中間報告を示した。

 

折れた部分は下の幹より太く、空洞があったとし、折れた要因については、雨を含んで木の上部が重くなり、風などの影響で負荷がかかったとみられることなどが報告された。

 

また、空洞部にシロアリの巣の痕が確認されたが、「生木を食するシロアリではない」、「折れたマツは見た目は異常なかった」などの説明もあった。

 

市の畦田経済観光部長は、「254本の中で折れた木と同じような状況の木があるか、資料の提出を(県に)求めた」と説明。

 

また、9日に民間団体や住民代表らを交えて会議を開くとし、「今日の資料を公開し、市民の意見を聞いて(安全確保と松原の保全についての)方向性を判断したい」と述べた。

 

県道の安全管理について県唐津土木事務所の川口所長は、「適正に実施してきた」とした上で、「事故を機に安全対策をもう一歩進める必要がある」との認識を示した。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/411054 

 

 

 

(2019年12月23日 修正2 ;追記)

 

20191220180分にNHK佐賀からは、路肩に出るなどしている松の70%が倒木のおそれありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし7月、唐津市の「虹の松原」を通る県道で、倒れた松の木に車が衝突して小学生が死亡する事故が起きたことを受け、松原の保全などを検討する会議が開かれ、路肩にせり出すなどしている松のおよそ70%が「倒木や枝折れの可能性が高い」とする樹木医の診断結果が報告されました。

専門家やNPO、それに地域の代表など35人が参加して開かれた20日の会議では、道路を管理する県の唐津土木事務所の担当者が樹木医による松の木の診断結果について説明しました。

それによりますと、路肩にせり出すなど注意が必要な327本の松を5段階で診断した結果、危険度が最も高く「非常に高い危険性があり、倒木や枝折れの可能性が高い」とされた木は、およそ70%にあたる228本で、中でも13本は病害虫がいて周囲の木に影響がおよぶおそれがあるとして、「早急に伐採が必要」だと報告しました。

出席者からは、「伐採ありきというのが前面に立っているが、その前に対応策があるのではないか」とか、「安心して人や車が歩けて、松の保全活動もできる対策を考えてほしい」などという意見が出ました。

虹の松原での松の伐採には、文化財保護法に基づいて唐津市教育委員会の許可が必要で、唐津市は会議で出た意見も踏まえて年明けに庁議を開き、最終的な市としての方針を決めることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20191220/5080004727.html 

 

 

 

(2020年2月22日 修正3 ;追記)

 

20202212014分にNHK佐賀から、危険性が非常に高い13本が伐採されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受け、道路を管理する県の唐津土木事務所は、樹木医による診断で、危険性が非常に高く病害虫が周囲の松に悪影響を与えるとされた13本について「早急に伐採が必要」だとして、文化財保護法で判断の権限を持つ唐津市教育委員会に伐採の許可を求めていました。

唐津市はこれまでに安全と保全の両面から伐採は妥当と判断し、21日、教育委員会が文化財保護法に基づいて、県の唐津土木事務所に伐採の許可を出しました。

唐津土木事務所は、「伐採の日時はまだ決まっていないが、地域の人たちには事前に伝えたい。今後、速やかに対応していく」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20200221/5080005094.html

 

 

22630分に佐賀新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。 

 

市教委は、昨年12月10日に提出された樹木医の診断結果と同土木事務所の見解を踏まえて、許可文書を出した。

 

病害虫被害がある13本の伐採を許可し、条件については、文化財の保全に万全を期すこと、終了後は写真などの資料を添付した報告書を提出することを挙げている。

 

唐津土木事務所は、「市が妥当と考え許可を出したと受け止めている。許可が出た以上はすみやかに対応したい」と述べた。

 

市は14日、峰達郎市長が議長を務める市政戦略会議を開き、「13本の伐採は妥当」との結論を出していた。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/491524

 

 

(2021年8月21日 修正4 ;追記)

20217162130分に朝日新聞からは、倒れた松の伐採申請が事故の6年前に出されていたが、市教委は許可しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県道を管理する県唐津土木事務所によると、この6年半前の1212月、事故の原因となった松を含む26本について、「道路上空を横断するような形状で、自重による倒木の恐れがある」と、市教委に伐採を申請した。

海岸線に沿って松林が虹のような弧を描く虹の松原は国の特別名勝で、伐採には市教委の許可が必要となる。

市教委は136月、「しばらくは松の生育を観察しながら対応したい」として、申請を不許可に。

土木事務所は、この申請前にも、車の通行に支障があるとして129月までに19本を伐採しており、市教委は「伐採終了の報告から時間が経過していない」と、不許可の理由を説明したという。

市教委生涯学習文化財課の中山課長は、当時の伐採基準について、「道路から高さ4メートル以内の松を切っていた」と説明し、倒れた松は「その基準と違っていた」と話す。

土木事務所によると、道路からの高さは5メートル超だったとみられる。

19年の事故後、土木事務所は危険と判断した松数百本の伐採を申請。

市教委は、樹木医の診断結果を踏まえ、特別名勝の範囲内にある325本のうち、「病害虫の被害があり、早急に伐採するべきだ」と県が判断した13本に限って伐採した。

峰達郎市長は198月末の記者会見で、「安全性は保ちつつ、景観のため、できる限り残せる部分は残していきたい」と発言していた。

男児の母親は取材に対し、「事故が起きるまでの6年半、放置された。怒りしかない」と話している。

https://www.asahi.com/articles/ASP7J6Q8PP7JTTHB008.html 

 

一方、20218201047分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、再発防止策として巡視強化したはずだったが、委託先の建設会社が巡視を怠り、かつ虚偽報告していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

佐賀県唐津市の「虹の松原」で2019年に倒木が原因で小学生が死亡した事故を受けて、県が態勢を強化したはずの松原の巡視業務が、実際には一部行われず、県唐津土木事務所への報告書にも虚偽が記載されていたことが分かった。

業務委託先の市内の建設会社が取材に認めた。

「虹の松原」内の県道では197月、倒木の松が原因で、車の助手席に乗っていた小学生の男児が死亡した。

この事故を受けて、それまで週1回だった徒歩による松原内の巡視を、土木事務所が週2回に強化し、往復約10キロで行うことになっている。  

ところが、建設会社の話では、半分しか行わなかったケースがこれまでに複数回あった。

同社が請け負っている他の県道での緊急の作業などに回っていたという。

巡視はリーダーとなる松の目視役と、交通誘導員、作業員の31組で行っている。

リーダーが土木事務所への報告書を書いていたが、一部しか実施しなかった日も、全てしたように記載していた。

上司のチェックは受けず、リーダーが土木事務所に提出していたという。

建設会社の幹部は「人手不足もあり、現場に任せきりにして社内のチェックが甘かった。反省している。今はきちんと指導している」と話している。

今回の事態について、土木事務所は「確認中」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e62dd848cdef06d659a65d5002cd332b7320564

 

202184816分にYAHOOニュース(佐賀新聞)からは、建設会社への委託費などが下記趣旨でネット配信されていた。

建設会社への委託内容は、虹の松原線の巡視のほか、旧唐津市の県道の保全で、20年度の委託費は3565万円。

少なくとも5年以上にわたって、この建設会社に巡視業務を委託しているという。

点検日は巡視者と補助員、交通誘導員の31組で県道沿いの約10キロを歩き、目視でマツの変化を確認している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95a2dba8061e9c952247db69bbf669bc7adf9c5c

 

(ブログ者コメント)

虚偽報告の件は、事故の再発防止策が形骸化していた例として紹介する。

 

(2021年10月1日 修正5 ;追記)

2021101630分に佐賀新聞からは、調査結果が発表された、不正業者は2ケ月の指名停止になった、他の路線を含めて委託されていたので今後は個別発注するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

佐賀県は30日、唐津市の虹の松原の県道で2019年7月に起きた死亡事故を受け、再発防止策で強化していたマツの巡視点検について、業務委託先の業者が一部怠るなど不正を繰り返していたとする調査結果を発表した。

20年10月以降、一部区間のみの実施が計11回あった。

県は、業者を10月1日から12月14日まで指名停止処分にした。

県の調査では、20年11月以降の全74回の巡視のうち、9回が一部区間の実施だったことが判明。
半分程度で切り上げ、報告では全区間での実施を装っていた。

県の承諾を得ずに別業者に巡視を再委託したケースが29回、巡視日などに関する虚偽報告は49回あった。

過去の契約分でも、20年10月に巡視の一部未実施が2回あったが、事故以前の分で未実施は確認されなかった。

他の路線の維持管理を含めた委託内容になっていたため、再発防止策として、今後は虹の松原線の巡視に限定した発注や、抜き打ち検査をする。

巡視には9月から別の業者が同行しており、10月からは、この別の業者に切り替わる。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/747982 

 

 

  

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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