







2013年11月16日19時5分にNHK熊本から、また11月16日の本日ニュースとしてテレビ熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前9時45分ごろ、菊陽町武蔵ヶ丘北の住宅街の町道で、地中に敷設されているLPガスのガス管を取り替えるため、小型のショベルカーが道路を掘削していたところ、誤って直径およそ3cmのガス管を破損した。
この事故で、ショベルカーを運転していた土木作業員の男性(65)が漏れたガスを吸い込んで意識不明の重体となり、熊本市内の病院で手当てを受けていたが、およそ7時間後の午後5時すぎ、死亡した。
警察によると、当時、現場では10人が作業をしていて、男性は、ガス管の破損した部分を濡れたタオルで押さえていたという。
警察は、男性が、このとき漏れたガスを吸ったのではないかとみて、さらに詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003110941.html?t=1384636578560
一方、2013年11月17日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。(上の記事と重なる部分は転載省略)
病院に運ばれたが、午後5時過ぎに低酸素性脳症で死亡した。
重機で道路を掘削していたところ、誤って管を切断。ガス漏れを防ごうと掘った穴に入り、酸欠になったらしい。
管は直径3cmで、地下約1mに埋設されていた。
(ブログ者コメント)
ブログ者にとってLPGは窒息性のガスというイメージが強いので、朝日新聞の記事のほうが正しいような気がする。
ただ、kis-netには、LPGの成分の一つであるプロパンに関し、「高濃度で中枢神経に影響がある」と書かれてあるので、「吸い込んで重体となり死亡」というNHKの記事どおりだったのかもしれない。
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/menu.asp
(2014年1月25日 修正1 ;追記)
2014年1月24日18時45分にNHK熊本から、酸欠で死亡していたなど、下記旨の記事がネット配信されていた。よって、タイトルも修正した。
菊池労基署は、工事の安全管理が不十分だったとして、工事を請け負った熊本市東区の会社と現場の責任者を書類送検した。
書類送検されたのは、熊本市東区沼山津の建設会社「T社」と、現場責任者をつとめていた32歳のこの会社の役員。
LPガスは通常は中毒を起こさないが、同署の調べでは、男性はガスを大量に吸い込んだため、酸素が不足する低酸素症になったとみられている。
工事はガスを通しながら行われていたため、ショベルカーの使用は禁じられている状況だったが、現場責任者の会社役員は、危険を認識しながら漫然と作業を進めていたという。
この会社役員は調べに対して容疑を認め、「申し訳ないことをしました」と供述しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004735031.html?t=1390594568815
2013年11月15日2時12分にmsn産経ニュース宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マンホールの下にある下水道管から熱だけを取り出し、その熱で会社や家庭で使うお湯を沸かす-。そんな新しい再生可能エネルギーの利用法が仙台市で実現しようとしている。
市と積水化学工業は今月から、大型スーパーで下水道管の熱を利用して給湯する日本初の実証実験を開始。
東日本大震災後の被災地の新たなエネルギー源としての活用が期待される。
仙台市の下水道管は東日本大震災で、割れたりゆがんだりするなどして全長102kmが破損。被害総額は約718億円に上った。
しかし、震災後の国交省の対策委員会で、「これだけ壊れたのだから単純な復旧はない」(市職員)と、下水道管に新たな価値を付加する構想が登場。
復旧・耐震工事の際に、下水道の熱をエネルギーとして利用できる仕組みを取り付けることが提言され、国の補助金と積水化学工業の技術支援を受けて、仙台市が実証実験に踏み切った。
下水は風呂の残り湯が流され、外気にさらされないことから、冬でも約15~20℃を保つ。
市によると、同様の取り組みは以前から注目され、下水処理場で導入された例はあるが、市街地を走る下水道管を利用するのは初めて。
今後の研究でコスト面や立地条件などの課題をクリアすれば、民間利用も可能という。
実証実験は、同市若林区にある大型スーパー「ヨークベニマル若林店」で8日から実施されている。
近くを走る全長45m、直径約1.2mの下水道管の内部に、耐震工事のためらせん状に補強部材を巻き付ける際、部材の中に「熱回収管」を通した。
この管に不凍液を循環させて下水で液を温めた後、その熱をヒートポンプに送って上水道の水を温める仕組みだ。
市によると、店の調理場などで1日に使用する4600ℓのお湯を十分まかなえているといい、ガスによる給湯と比べて25%の二酸化炭素削減、78%もの費用節約となる。
市は、実証研究での結果次第で「企業などによる導入も視野に入れ、新たな再生可能エネルギー政策として市に普及させていきたい」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131115/myg13111502120000-n1.htm
(ブログ者コメント)
安全に関する情報ではないが、ご参考まで。
本件、情報が多すぎてプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに第2報として掲載します。
(11月18日 18時03分 NHK千葉)
今回の爆発火災では、被害を受けた建物のガラスが、外側に向かって散乱するのが確認されている。
これについて、化学工場のリスク管理が専門の千葉科学大学の長谷川和俊特任教授は、「爆発事故によって生じる爆風は『圧縮波』と呼ばれ、気圧の高いところと低いところがある。ガラスは、初めに伝わってきた高い気圧にさらされるため、ひびが入るなどの被害が出る。その直後に気圧の低い波が伝わると、外側の方が、室内よりも気圧が低い状態になり、ガラスは外側に引っ張られる形になる。爆発の規模や距離にもよるが、こうした要因で、割れたガラスは外側に散乱したのではないかと考えられる」と話している。
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083146971.html?t=1384811382258
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
その後に入手した情報を、修正1として追記します。
(2013年11月22日 朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵))
工場では、回収したエンジンオイルなどの燃えにくい廃油を、再生重油に精製している。
主な手順は、まず計8台の遠心分離機で大小の不純物を取り除く。
その後、ボイラー(ブログ者注;原文のまま)にかけて蒸留して再生重油に精製し、商品として出荷するという。
(2013年11月22日15時32分 読売新聞)
爆発当日の15日、取引先からガソリンを多く含んだ廃油を回収していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
取引先は同社に廃油の中身を説明して引き渡したといい、県警は処理方法に問題があったとみて、22日、業務上過失致死容疑で同社の本社に捜索に入る。
捜査関係者によると、同社は15日、取引先の県内の回収業者から、通常より多い7700ℓ近くの廃油を引き受けた。
この業者は、タンクローリーで引き取りにきた同社の運転手に「ガソリンを多く含んだ油」と説明した上で引き渡したと県警に説明しているという。
廃油は爆発前、爆発元とみられる蒸留施設につながるタンクに入れられた。
蒸留施設で重傷を負った2人は県警に、「爆発前にガソリンの臭いがした」と話しており、県警はタンクローリーやタンクに残っていた油を採取して鑑定を進め、同社社員から回収や処理の経緯について話を聞いている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131122-OYT1T00721.htm
(2013年11月22日18時2分 NHK千葉)
爆発による被害は広い範囲に及び、消防の調査では、現場から2.7km離れた住宅でも窓ガラスにひびが入っているのが見つかるなど、85棟の建物で被害が確認されていた。
消防によると、その後の調査で、窓ガラスが割れるなどの被害が確認された建物は、さらに増え、50の事業所の84棟、住宅13棟、それに学校など公共施設2棟のあわせて99棟にのぼったという。
消防は、被害の全容を把握するため、引き続き調査を進めることにしている。
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083238922.html?t=1385154121342
(2014年12月31日 修正2 ;追記)
2014年12月30日付で毎日新聞東京版から、特管と知りつつ高熱工程に投入していた疑いで支店長らが書類送検されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県警は来月にも、当時の同支店長(43)ら数人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検する方針を固めた。
事故は昨年11月15日、廃油を蒸留処理する工程で、不純物を取り除く遠心分離機が爆発・炎上し二十数人が死傷した。
捜査関係者によると、支店長らはハイオクガソリン8560ℓに軽油の混ざった揮発性の高い「特別管理産業廃棄物」と知りつつ、高熱の発生する蒸留処理施設に流し込んだ疑いがある。
社内規定では、特別管理産業廃棄物を高熱の発生する工程に投入してはならないが、県警は、支店では日常的に同様の作業を行っていたとみている。
廃油処理を依頼した県内の石油運送会社の当時の幹部についても、EC社側と正式な契約を交わしていなかったとして、県警は廃棄物処理法違反の疑いで書類送検する方針。
出典URL
http://mainichi.jp/shimen/news/20141230ddm041040102000c.html
2013年11月15日21時56分に朝日新聞から、11月16日0時35分に毎日新聞から、事故の第一報が、下記趣旨でネット配信されていた。
15日午後4時10分ごろ、千葉県野田市二ツ塚の工業団地内にあるEC社(本社・東京都千代田区)の廃油リサイクル工場「千葉リサイクルセンター」で爆発が起きた、と工場関係者から110番通報があった。
県警によると、同社作業員の男性2人(50歳と52歳)が死亡し、16人が重軽傷を負って病院に搬送された。
調べでは、爆発は工場建屋内にあるリサイクル装置周辺で発生。建屋は屋根や壁が吹き飛んで炎上し、1時間後に鎮火した。
死亡した作業員のうち1人は建屋の2階で見つかった。もう1人は1階でがれきの下敷きになっていたという。2人とも全身にやけどを負い、心肺停止状態で見つかった。
亡くなった52歳の作業員は、廃油を遠心分離機にかけ、不純物を取り除く作業などを担当していた。50歳の作業員は、同じ施設で別の作業中だったとみられる。
県警によると、死亡した2人以外、この工場の作業員ら13人が重軽傷を負ったほか、近くの別の工場にいた3人も軽いけが。
当時、工場内にいた作業員は、県警の調べに、「廃油の精製作業中に煙が上がった。機械を止めたが、タンクが爆発した」と説明しているという。
県警は、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、特別捜査班を16日に設置して原因を調べる。
敷地内には汚泥を処理する施設もあり、放射性物質を含む汚泥も扱っていたが、同社は「爆発では飛散していない」としている。
現場は東武野田線梅郷駅の東約1kmの工場地帯。
野田市消防本部によると、付近の建物では爆風で窓ガラスなどが割れる被害が出た。
工場から5km圏内の住民から爆発について通報が相次いだという。
市消防本部は、隣接する茨城県や埼玉県の消防署にも応援を要請し、計約25台の車両が出動。発生から約1時間で鎮火したが、現場は騒然となった。
同センターには約100人が勤務。関東のガソリンスタンドなどから廃棄されるエンジンオイルなどを回収し、再生油に精製していた。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/TKY201311150223.html
http://mainichi.jp/select/news/20131116k0000m040011000c.html
以下、ポイントとなる続報のみ記す。
(11月16日 18時56分 NHK千葉)
施設内の作業には、廃油に熱を加える工程があることがわかり、警察は「爆発の直前にガソリンが気化したような臭いが充満し、まずいと思って窓を開け、設備を緊急停止したところ爆発した」という従業員の証言などから、引火性のあるガスが発生した疑いもあるとみて、廃油の成分についても詳しく調べることにしている。
施設では、持ち込まれた廃油はサンプル検査をしているということだが、「水分の量を確かめ、においや目視で異常がないか点検するもので、軽い油の成分が混ざっているかどうかの確認は出来ない」と話している。
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083095361.html?t=1384635695856
(11月16日20時34分 朝日新聞)
工場の近くで新たに軽傷者2人が確かめられ、重軽傷者は計18人となった。
http://www.asahi.com/articles/TKY201311160054.html
(11月16日 23時51分 毎日新聞、11月17日22時46分 読売新聞)
同社によると、普段はガソリンスタンドなど1日に400~500の取引先から、主に廃エンジンオイルを回収して精製、再生油にしていた。
しかし13日から事故当日の15日までの回収記録を調べたところ、通常は主に200〜300ℓのエンジンオイルしか回収しない取引先から、14日、7700ℓの引き取りを依頼され、15日の爆発前、この量に近い廃油をタンクローリーで回収して工場のタンクに入れたという。
同社は、「一度にこれだけ大量のエンジンオイルを回収することは考えにくく、回収段階でガソリンなど揮発性の高い油が混ざった可能性がある」との見方を強めている。
廃油はタンクローリーの運転手と工場の社員が目視と臭いで確認したが、記録上は「問題なし」とされていたという。
内規によれば、回収時と施設搬入時に廃油の成分を調べることになっており、社内で経緯を調査している。
http://mainichi.jp/select/news/20131117k0000m040090000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131117-OYT1T00527.htm
(2013年11月17日14時03分 読売新聞)
野田市消防本部は16日、爆風被害が工場から約1km離れた民家で確認されたと発表した。
同消防本部が、工場から半径約1kmの範囲を巡回した。被害は主に工場で、近隣の14企業27棟で壁が崩れたり、窓ガラスが割れたりした。民家の被害は8軒。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131117-OYT1T00219.htm
(2013年11月18日11時0分 千葉日報)
重傷を負った作業員は「作業現場がもやがかった感じがしたので、窓を開けたら爆発が起きた」と同社に説明しているという。
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/166611
(2013年11月18日18時00分 朝日新聞)
火災当日の15日に工場に持ち込まれた廃油の回収作業の際に、担当者がガソリンのような臭いに気付いていたが、そのまま回収し、社内マニュアルで定めたサンプル調査をしていなかったことがエバー社の調査でわかった。
工場の検品担当者のチェックも不十分だった可能性があるという。
通常は扱わない高揮発性の廃油がチェックをすり抜け、火元とみられる精製ラインの遠心分離器に流れ込んだ可能性があると同社は見ており、油の特定や作業手順の検証を進めている。
http://www.asahi.com/articles/TKY201311170286.html
(11月18日 18時03分 NHK千葉)
爆発火災が起きた当時、事故が起きた施設の隣にある金属部品の製造会社で作業に当たっていた37歳の従業員は、「爆発の20分か30分前に、ガスのような、刺激のある臭いを感じました」と話していた。
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083146952.html?t=1384811501107
(ブログ者コメント)
「作業現場がもやがかかった感じ」とか「隣の会社でも刺激臭」と報道されている点、また現場のすさまじい破壊状況から考えると、建屋内のかなりの範囲に可燃性ガスあるいは蒸気が充満し爆発したということかもしれない。
2013年11月16日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後1時45分ごろ、西条市ひうちの車両修理会社「Tトレーラー西条工場」で、同社員の男性(41)がトレーラーの荷台部分の下敷きになっていると、工場長から119番通報があった。
男性は頭を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、男性はトレーラーの装置で車体を持ち上げ、下に潜って整備をしていた。
警察は、何らかの原因で車体が落下したとみて調べている。
(2014年3月21日 修正1 ;追記)
2014年3月20日19時27分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜労基署は、車体が落下しないための予防措置を取っていなかったなどとして、20日、労安法違反の疑いで、この会社と工場長を書類送検した。
書類送検されたのは、大阪市に本社があるトレーラー整備会社「Tトレーラー」と、この会社の西条工場の33歳の工場長。
この事故は、西条工場でトレーラーの下に入って整備をしていた当時41歳の作業員の男性が、突然落下した車体の下敷きになって死亡したもの。
同署によると、空気を送り込んで車体を持ち上げる装置の操作を男性が誤り、その結果、空気が抜けて車体が落下したが、会社側は、車体が落下しないための予防措置を取っておらず、作業の安全を監視する人も配置していなかったという。
調べに対して工場長は、「監視を怠っていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003121671.html?t=1395350125963
(2014年4月8日 修正2 ;追記)
2014年3月21日付の愛媛新聞紙面に、車高を上げる装置のプラグを誤って抜いたなどという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
書類送検容疑は、指揮者を定めて安全支柱などの使用状況を監視させるなどの危険防止措置をとらずに、大阪本社から出張中の男性社員(41)にトレーラー台車の下に入らせて修理作業をさせた疑い。
同署によると、男性社員は一人で作業。車高を上げる装置のプラグを誤って抜き、下降してきた台車に頭を挟まれて死亡した。
工場長は、「男性は自分より経験があり、法令を守って作業してくれるだろうと思っていた」と供述している。
2013年11月15日21時7分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日正午ごろ、大阪市住之江区南港南5の鉄板加工卸「N産業」の工場で、鉄板を運ぶ作業をしていた男性作業員2人が、落ちてきた鉄板の下敷きになった。
同僚が119番通報し、2人は約2時間後に救出されたが、1人は死亡、もう1人も下半身を挟まれ大けがをし、病院に搬送された。警察によると、死亡したのは男性派遣社員(66)、けがをしたのは男性社員(39)とみられるという。
警察が事故の原因を調べている。
警察によると、鉄板は1枚の幅が約1m、長さ約10m、厚さ約5cmで、重さ約1トンだった。
3人でクレーンを使い鉄板を積み上げる作業中にバランスが崩れ、約5枚の鉄板が、うち2人の上に落ちたという。
もう1人の作業員にけがはなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131116k0000m040100000c.html
2013年11月14日8時16分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市では、下水を海や川に放流するために有害な物質を取り除く処理をする際に発生する汚泥を、セメントの材料などに再利用する取り組みを進めている。
福岡市では、水素を燃料とした燃料電池車が再来年から市販されることから、来年度にも、新たに、汚泥から水素を取り出して販売する取り組みを始めることになった。
市によると、汚泥から水素を作って販売まで行うのは、全国で初めてだという。
水素は、中央区の中部水処理センターから出た汚泥を発酵させて集めたメタンガスに水蒸気を反応させて取り出すことにしている。
市では、1時間あたりおよそ300m3、燃料電池車5台を満タンにし、1台あたり500km以上走行できる量の水素の製造を見込んでいて、センターに、水素を販売する「水素ステーション」を新たに設ける予定。
汚泥から生成した水素は、1m3あたり86.7円と、都市ガスから作る場合と比べ1.6円安くなるということで、福岡市では、循環型社会の実現に向けて普及を進めたいとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20131114/3005761.html
(ブログ者コメント)
安全に関する情報ではないが、ご参考まで。
2013年11月15日9時48分にNHK長野から、11月15日7時44分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後5時ごろ、上田市武石上本入にある長野放送の美ヶ原送信所で、点検作業を行っていた松本市の中部電気保安協会職員の男性(63歳)が倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
男性は、救急車で松本市内の病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡が確認された。
警察などによると、男性の左手には感電による傷痕がみられ、服には穴が開いていたということで、警察は作業中に誤って6600Ⅴの高圧電気設備に触れて感電したとみて、当時の状況を調べている。
長野放送によると、送信所では電源設備の交換工事が行われていて、社員や委託を受けた業者などの7人が点検作業を行っていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013072551.html?t=1384556179069
http://www.news24.jp/articles/2013/11/15/07240317.html
(ブログ者コメント)
日テレNEWS24の写真では、山の頂上のような小高い場所に結構高いアンテナ7~8本が林立している。そういった場所にある送信所の模様。
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月15日付の信濃毎日新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察などによると、同日午後4時ごろから、長野放送社員と同営業所職員ら7人で作業。
15日未明に受変電盤のケーブルを交換する前に新ケーブルが高電圧に耐えられるかを点検しており、男性は点検後の片付け中に感電したという。
2013年11月15日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時10分ごろ、出雲市下古志町の空き地で、鉄製などの組み立て式事務所を折りたたむ作業をしていた会社役員の男性(58)が、倒れてきた床面(4.7m×1.8m、重さ200kg)の下敷きになり、搬送された病院で死亡した。
社員と2人で作業をしていたといい、警察で原因を調べている。
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月15日付の山陰中央新報紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
男性が、プレハブ平屋の小屋を別の場所に移動させるため、午前8時半ごろから男性社員(62)と作業し、床板を起こしていたところ、下敷きになったという。
現場は、男性の所有地。
2013年11月15日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前7時35分ごろ、吉田町神戸のO社静岡工場が燃えていると、従業員から119番通報があった。
火は約1時間後に消し止められたが、工場内で作業をしていた男性従業員(19)が両足をやけどし、鉄骨スレートぶき工場内の一室の屋根や壁が焼けた。
警察によると、工場は自動車部品を製造。男性は出火時、屋外にある貯蔵タンクの薬品を容器に移す作業中だったという。
警察は、静電気による発火の可能性もあるとみて、原因を調べている。
(2013年12月6日 修正1)
2013年11月14日付の静岡新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
酢酸エチルを一斗缶に移し替える作業をしていたところ、引火した。
2013年11月14日付で朝日新聞南京都版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
城南衛生管理組合は13日、折居清掃工場で11日夜、白煙を防止するための冷却装置から、冷却水約15m3が雨水の排水路を通って工場外へ漏れる事故があったと発表した。
冷却水は洗車などに使用した水を再利用しており、現在、業者に依頼して成分を分析中という。
11月上旬に装置を点検したメーカーの担当者がバルブを閉め忘れたため、11日午後7時ごろからの運転開始から約2時間半にわたって漏れたという。
(ブログ者コメント)
メーカー担当者のバルブ閉め忘れが原因らしいが、そんなこともあるので、設備管理者としては、運転開始前にバルブの開閉状態を確認しているはず。
確認漏れということだろうか?
2013年11月13日13時23分にNHK高知から、11月13日11時22分に高知放送から、11月14日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前8時50分ごろ、大豊町の製材工場「KO製材」で、作業員の男性(39歳)が木材のチップを運ぶベルトコンベヤーのローラーに巻き込まれた。
男性は右腕を切断する大けがを負って高知市内の病院に運ばれ、手当てを受けたが、およそ20時間後の13日午前5時に死亡した。
「KO製材」によると、男性はベルトコンベヤーに入り込んだ異物を取り除こうとして腕を出したところ、巻き込まれたということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
男性は、製材の工程で出る端材を運ぶベルトコンベヤーに不純物が混じっていないか、1人で点検していたとみられている。
「KO製材」は、高知県からの補助金を受けて大豊町に建設され、ことし8月に稼働を開始した四国最大の生産能力を持つ製材工場で、死亡事故が起きたのは、今回が初めて。
岡田工場長は、「工場が稼働したばかりで大事故を起こしてしまい、大変申し訳ない。トラブルが起きた場合は、必ず機械をいったん止めて作業することなど、安全管理を徹底し、再発防止に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013014181.html?t=1384388144029
https://www.rkc-kochi.co.jp/news/rkc_list02.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月13日付の高知新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
ベルトコンベヤー下部のローラー(直径約40cm)に男性が巻き込まれたのに気付いた同僚が119番通報した。
(2014年3月11日 修正2 ;追記)
2014年3月11日0自23分にNHK高知から、ローラー回転部に覆いがなかったとして工場長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知労基署は、コンベヤーのローラーの回転部分に接触防止の覆いをつけていなかったとして、10日、この会社と工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、工場にある機械のモーターや歯車など、作業員が接触してケガをするおそれがある部分には覆いを取り付けることが法律で義務づけられているが、事故が起きたベルトコンベヤーのローラーの回転部分には、覆いがなかったという。
このため、同署は10日、この会社と、安全を管理する立場にあった58歳の工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
工場では、事故のあと、覆いを取り付けたということで、KO製材では「操業開始以来、安全面は特に注意してきたが、結果として大きな事故を起こしてしまい大変申し訳ない。労働基準監督署の判断を真摯に受け止め、信頼を回復出来るよう努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015859241.html?t=1394487515150
2014年3月11日付で毎日新聞高知版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
容疑は、ベルトコンベアーのローラーに巻き込み事故防止のカバーを設置していなかったとしている。
同署によると、工場長は「ローラーとの接触部分が危険だという認識がなかった」と容疑を認めているという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20140311ddlk39040359000c.html
2013年11月12日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また青森県警HPの「事件事故メモ」にも、同主旨の記事が掲載されていた。
11日午前11時40分ごろ、弘前市蔵主町の県立高校の改築工事現場で、男性作業員(63)が倒れたクレーンで頭を打つなどして、約2ケ月の重傷を負った。
命に別条はないという。
警察によると、解体した重さ約500kgの足場パイプを小型クレーン付きトラックに積載していた際、同小型クレーンが倒れて補助作業をしていた男性に当たり、外傷性くも膜下出血・胸椎骨折・両肺挫傷等、全治2ヶ月のケガを負った。
出典URL
http://www.police.pref.aomori.jp/barrier/jikenjikomemo.html
日本アルキルアルミ社のHPに、以下の情報が掲載されていた。
2003年1月30日(木)に東京消防庁警防部特殊災害課殿が実施された、アルキルアルミの漏洩に起因する火災の水噴霧による消火実験に続き、同年10月2日(木)に名古屋市名東消防署殿が、当社の全面的な協力の下、アルキルアルミの燃焼及び消火実験を実施されました。
今回の実験は、アルキルアルミが輸送中に洩れ出して火災が発生した際に、消防署としてどの様に消火活動を行えばよいのかを探るため、「アルキルアルミの火災危険」について、消防活動に関わる方々に周知していただく事を目的として行われました。
その為、東京消防庁殿の実験にはなかった、各種の消防活動服にアルキルアルミ液を吹きかけた際の、燃焼の様子を観察する実験も行われました。
その結果、通常の消火活動で着用される消防服や、化学災害時に使用される化学消防服は激しく燃焼しましたが、炎の中で消火する際に着用されるアルミ蒸着の耐熱服(アルキルアルミ火災の消火時に当社も着用を推奨している防護服)は、吹き付けられた液が燃焼し終わると同時に燃焼が終了し、他の消防服のように燃え広がる事はありませんでした。
実験の結果はビデオにまとめられて、2004年2月9日(月)に名古屋市高年大学鯱城学園鯱城ホールで開催された第33回火災調査研究発表会で、名東消防署殿より発表され好評を得られました。研究発表の模様は写真をご覧下さい。
尚、実験の詳細な内容や結果につきましては、名東消防署殿に問い合わせ願います。
また、この実験への協力に関して、名東消防署殿より弊社に対し、2004年1月19日に「消防行政協力者」として感謝状が授与されました。
出典URL
http://www.naa.co.jp/focus/f_043.html
(ブログ者コメント)
これまた10年前の情報で恐縮だが、微細粒子水噴霧実験紹介記事と同じページに掲載されていたので、参考までに紹介する。
日本アルキルアルミ社のHPに、以下の情報が掲載されていた。
アルキルアルミ類は周知の通り、漏洩して空気中の酸素に接触すると自然に発火し、また水との接触により、急激な反応を起こし可燃性ガスを発生し、爆発的な火炎を発生します。
その為、消防法では危険物第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)に分類されて、その取扱には十分な注意が必要です。また、消火方法としては、バーミキュライトや粉末消火器(ドライケミカル)等による空気との接触を遮断する以外に現在消火に対する有効な手段はありません。そのため、漏洩して燃焼しているアルキルアルミに水をかけて消火する事は、厳禁とされております。
しかし、弊社の親会社であるアルベマール社(世界最大のアルキルアルミ類の製造会社)では、アルキルアルミ製造プラントのある米国テキサス州パサデナ工場で、アルキルアルミの漏洩火災に対し微細な粒径の水を噴霧することにより、爆発的な反応を起こさないで、比較的穏やかに且つ速やかにアルキルアルミを水と反応させてしまい、消火させる事が可能であることを見いだし、既にそのプラントのみならず顧客のアルキルアルミ取扱場所等では、水噴霧消火設備が設置されております。
この事実を踏まえて、水噴霧による燃焼の制御の可能性を確認するため、東京消防庁警防部特殊災害課殿が、2003年1月30日(木)に、東京都葛飾区にある東京消防庁第7消防方面訓練所(奥戸訓練所)において、同庁消防科学研究所が開発された微細粒径の水を噴霧できるノズル等を使用して、アルキルアルミの漏洩による火災の燃焼の制御実験を実施されました。
実験の実施に当たり、弊社はアルキルアルミの提供を行い、また弊社が開発した水噴霧ノズルを使用しての燃焼の制御実験も実施していただきました。
尚、実験は概ね成功裡に終わりましたが、詳細な実験内容や結果につきましては、東京消防庁警防部特殊災害課殿にお問い合わせ願います。
出典URL
http://www.naa.co.jp/focus/f_034a.html
(ブログ者コメント)
10年前の情報で恐縮だが、ブログ者には初耳情報。参考までに紹介する。
思うに、夏場、屋外で冷却用に使われている「ドライミスト」のようなものを噴霧するということかもしれない。
ちなみに、「ドライミスト」は能美防災㈱の登録商標だが、該社HPの「ドライミスト」を紹介したページには、消火関連の記述はなかった。
http://www.nohmi.co.jp/product/drymist.html
東京消防庁HPにアクセスするなどして調べてもみたが、これ以上の情報は見つからなかった。
有効性は認めても法改正となると難しい・・・ということだろうか?
2013年11月11日18時57分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前8時20分ごろ、神奈川県横須賀市夏島町の航空機部品製造「住重フォージング」のプレス棟で、作業をしていた点検会社員の男性(27)が、突然動き出した大型プレス機に巻き込まれ、頭を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、男性は高さ約5mの大型プレス機の上部にある動力部を点検中だった。
大型プレス機の下部にある作動スイッチ周辺では当時、点検会社の同僚3人が作業していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131111/kng13111118590002-n1.htm
一方、2013年11月12日付で神奈川新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (上記と重複する部分は転載省略)
「スイッチを入れた」と話している作業員がいることなどから、警察は業務上過失致死の疑いで捜査している。
住重フォージングは住友重機械工業の子会社で、精密鍛造品を製造。住重フォ社によると、男性は製造を請け負う協力会社の社員だった。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/casefile/article/1311110006/
2013年11月10日13時37分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
特急の車両火災やレール幅異常の放置などJR北海道でトラブルが続発する背景には、鉄道事業の赤字経営や社員の年齢構成のいびつさなどがあると指摘される。
しかし、JR四国(高松)は同様の環境ながら、北海道より早く導入した高速の振り子特急を安全運行させているのをはじめ、保線分野を含めて大きなトラブルを起こしていない。
その理由を知ろうと、10月下旬、四国を訪れた。
木製の大屋根が特徴のJR高知駅のホームに、特急「南風」が入線した。
1990年から定期運行を開始した、カーブで車体を傾ける世界初の振り子気動車特急。JR北海道の「スーパー北斗」のお手本にもなった。
高知を出発し、土讃線を20分も走ると四国山地の縦断区間に入る。
きつい勾配や連続するカーブは、北海道の石勝線と似ている。カーブが続いても速度を落とさずに車体を傾けて走り、揺れに不安は感じない。
香川県に抜けた後、瀬戸大橋を渡り、JR西日本が管轄する岡山まで走った。
高知市内で会ったベテラン運転士は、鉄道事業の赤字経営、民営化前後に採用を抑えたことで40代の中堅社員が極端に少ない点など「JR四国と北海道で抱える事情は似ている」と指摘した。
ただ、JR北海道で問題視されている本社と現場の意思疎通が不十分な点に関しては、「JR四国には支社がないので、保線所などの現場と本社の距離感は近い。それがJR北海道との違いかな」と話す。
JR四国は、855kmの全路線のうち、採算ラインとされる輸送密度(1km当たりの1日平均利用者数)8千人以上の区間は25%しかない。
ここ3年は、経営安定基金(2082億円)の運用益で鉄道事業の赤字を埋めようにも、埋めきれないほど状況は厳しい。
JR四国は北海道以上に合理化を進め、保線や大規模な車両検査はもとより、JR北海道では自社職員が3日ごとに目視で行う車両の点検や3カ月ごとの綿密な検査も子会社に委託。車両検修担当者は子会社に出向している。
社員の年齢構成は、40代の7.2%に対して50代が53.6%に上るなど、いびつなことから、技術継承がスムーズに進まず、旧国鉄時代を知るベテランが安全運行を支えているのが現状という。
一方、JR四国は、2011年度から幹線の枕木のコンクリート化に着手。
今春時点のコンクリート化率は54%で北海道より13ポイント高い。直線など木製が多く残る区間も数本に1本コンクリート枕木をはさみ、レール幅が広がりにくいようにした。
いったんは子会社に委託した保線作業の一部を昨年、安全重視のために自社直轄に戻した。レールのゆがみや高さを調整する「マルチプルタイタンパー」と呼ばれる自走式の機械を使う作業だ。
子会社委託から2年後にJR四国労組が検証したところ、経験の浅さから現場の技術水準が落ちたことが分かり、JR四国は「計画から施工、確認までを一体的に行う方が良い」と判断した。
また、11年の石勝線特急脱線炎上事故の原因となった車輪の異常摩耗について、JR四国は独自の対策を持つ。
異常摩耗をセンサーで自動検知する装置を瀬戸大橋近くの線路脇に備え、車輪の異常な音を測定すると、その列車の車輪を臨時検査し修正する仕組みだ。
トラブルが多く、維持費がかさみがちな旧国鉄型車両についても、JR四国はこれまでに410両を廃車し、新型に置き換えた。
特に、特急車両の旧国鉄型は20年前に全廃。北海道で旧国鉄型特急39両を今も使っているのと対照的だ。
さらに、北海道で昨年まで原則的に交換しなかった特急気動車のエンジンも、随時、交換している。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/503284.html
2013年11月10日14時36分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時ごろ、兵庫県佐用町櫛田の鉄鋼製造会社「P社上月工場」で、金属製ローラーの旋盤加工作業をしていた社員の男性(30)が、旋盤機で回転するローラー(直径約1.5m、長さ約3m)と形を整えるための刃に挟まれた。
近くにいた男性作業員(32)が機械を緊急停止させたが、男性は腕などを切断され、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は旋盤機でローラーの形を整えて仕上げる工程を担当。
隣の作業場にいた男性作業員が異音に気づき、男性の体がローラーに巻き込まれているのを見つけたという。
警察は、安全対策が万全だったかどうかを含め、事故原因を調べる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131110/waf13111014390007-n1.htm
2013年11月6日16時22分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島労基署は6日、労安法違反の疑いで、鹿児島市の港湾運送会社「KN運輸」と同社の社長(43)を書類送検した。
容疑は昨年6月30日、鹿児島市七ツ島の波止場で作業員にフォークリフトでの作業をさせた際、周囲に立ち入り禁止区域を設けるなどの措置を取らなかった疑い。
近くを歩いていた男性作業員=当時(58)=が、後ろから轢かれて死亡した。
同署によると、社長は「対策が不十分だった」と容疑を認めている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131106/crm13110616230021-n1.htm
2013年11月6日13時59分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
パチンコメーカーの藤商事(大阪市中央区)は6日までに、遊技機に使われる映像の撮影で、同社の21~27歳のイメージガール7人に撮影の演出で使ったセメントが付着し、皮膚に炎症を起こしたと発表した。いずれも軽傷とみられる。
同社によると、7人は10月31日、栃木県内の工場跡地で、泥に見立てたセメントをかぶる撮影をしていた。
セメントは通常のテレビ撮影などで利用されているものといい、同社は「原因は不明」としている。
藤商事には「CR宇宙戦艦ヤマト」や「CR暴れん坊将軍」など、人気のパチンコ台がある。
同社は、「再発防止に向け、あらためて安全管理の周知徹底を図る」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131106/dst13110614040001-n1.htm
(ブログ者コメント)
そういえば、テレビのバラエティ番組でタレントが頭から泥状あるいは粉状のセメントのようなものをかぶっている映像を、何回か見た覚えがある。
しかし、セメントであれば目や皮膚に刺激性があるので、やたらかぶることはできないはず。
http://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jd4.html
歯科用セメントと称して、実はセメントでなかったりすることもあるので、撮影用セメントといっても、普通のセメントとは別物なのかもしれない。
もしそうだとすれば、撮影用セメントを準備したつもりで普通のセメントを準備した?


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。