







2023年10月10日17時8分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2021年、鳥取県米子市内の高校で野球部の練習中、ピッチング練習をしていた投手の投げたボールが、他の部員の右眼に直撃し、失明に近い障害を負う事故がありました。
10日、被害を受けた本人らが、鳥取県高等学校野球連盟に対して再発防止の徹底を求め、申入書を提出しました。
高橋・代理人弁護士(本人コメント代読) :
「他の人には自分と同じ思いをしてほしくない。
二度と今回のような事故が起こらないよう、自分の事故を生かして、今後、安全な環境作りに役立てて欲しい。」
2021年3月27日、米子北高等学校のグラウンドで、野球部の練習中に発生した事故。
当時高校2年生の野球部員がティーバッティングをしていた際、近くでピッチング練習をしていた投手のボールが右眼を直撃しました。
その後、右眼の視力は著しく低下し、失明に等しい障害を負ったということです。
当時、被害生徒と投手の距離は27メートルで、投げた球の速さは100キロ近く出ていたとみられるということです。
被害生徒の周りには、防護ネットなどはありませんでした。
この事故の約2週間前にも、バッティング練習でトスを上げていた生徒にバッターの打ったボールが直撃する事故が起きていました。
障害を負った本人と家族らは、10日、鳥取県高等学校野球連盟に対し、事故の再発防止と野球部活動中における安全配慮について、指導を徹底するよう要望書を手渡しました。
代理人弁護士によりますと、今年6月、学校長のほか、当時の野球部の部長と監督が、障害を負った野球部員に対して直接謝罪を行ったということです。
そして、学校側が障害を負った野球部員に対して、損害賠償金を支払う旨の合意が10日に成立しましたが、当然の予防策が施されていれば防げたはずの事故を2度と起こさないよう、高野連への申し入れと事故の公表に至ったとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f2a613adbd0d112e6f0ac2282fa1f0e7a7a20ae
10月11日10時30分に朝日新聞からは、障害を負った男性とキャッチボールをしていた2人はほぼ一直線に並んでいた、男性と受け手との距離は12mなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高橋弁護士によると、男性は21年3月27日午前11時20分ごろ、高校のグラウンドでティーバッティングをしていたところ、キャッチボールをしていた別の部員のボールが右目に当たった。
男性と、キャッチボールをしていた2人の部員はほぼ一直線上に並んでおり、男性と、2人のうち男性に近かった部員は約12メートル離れていたという。
男性の右目はほぼ失明状態になったが、退部はせず、卒業したという。
男性は卒業後の22年11月11日、グラウンド上の安全確保に問題があり、謝罪もないなどとして、学校と当時の野球部長に対し、損害賠償と謝罪、再発防止を申し入れた。
そして今年6月16日、吉川校長と当時の部長、監督が男性に直接謝罪したという。
10日に合意した賠償額は非公表。
吉川校長は取材に、「男性には申し訳なかった。再発防止をしっかり徹底していく」と話した。
男性や両親は、「事実を明らかにして広く世間に知ってもらい、社会の目で見守ってもらうことが再発防止に重要だ」として、公表に踏み切ったという。
https://www.asahi.com/articles/ASRBB73MSRBBPUUB007.html
(ブログ者コメント)
すっぽ抜けたのか?受け損ねたのか?
どちらが先に練習していたのか?
いつも、そんな位置関係で練習していたのか?
その辺の情報がないか調べてみたが、見つからなかった。
2023年10月12日16時17分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、与那国島の南東にある洞窟探検ツアーに参加した客の夫婦と、ガイドの20代の男性、合わせて3人が行方不明になる事故が発生。
ツアー参加者の40代の男性1人の死亡が確認されました。
【画像】洞窟の入り口には草が生い茂り、中をうかがい知ることはできない
ガイドの男性は事故当時の状況について、「急に増水して水面から顔を出すのが精いっぱいの状態となり、3人が離ればなれになった」と話しており、現場周辺では、1時間に21ミリを超える激しい雨が降っていたことがわかっています。
なぜ、このような状況のなか、ツアーは実施されてしまったのでしょうか?
【真っ暗な洞窟…肩まで水につかるコースも】
12日、めざまし8の取材班が、事故が起きた洞窟を訪れると、洞窟前に貼られていた規制線は外れていました。
洞窟の入り口周辺には草が生い茂り、中は真っ暗で様子をうかがい知ることはできません。
ツアー会社のものとみられるパンレットを見ると、洞窟ツアーにはAとBの2種類のコースがあり、Aコースは「ヘッドライトを装着し、狭い通路や神秘的な光景を体感できる王道コース」と説明が。
一方、Bコースは、「絶えず流れ出る山の地下水に浸かりながら奥に進むコース。肩まで水に浸かったり、ほふく前進でしか進めない極狭空間に挑みます」と書かれており、ツアー参加者とみられる人物が、肩まで水につかっている写真も。
洞窟探検の注意書きには、「ケイビング上級者でも圧倒される、このハードなコースは、ケイビング経験者のみ対象となっています」と書かれています。
【専門家「ガイドには大きな責任がある」】
行方不明になった3人のうち、ガイドの男性とツアー客の50代の女性は、11日未明に自力で洞窟から脱出しました。
残る40代の男性は、午前10時過ぎ、洞窟の岩場で横たわる姿を発見。
午後4時過ぎに救助されましたが、心肺停止の状態で、その後、死亡が確認されました。
開始時には雨が降っていたにもかかわらず、ツアーが決行されたことについて、「日本ケイビング連盟」会長の吉田氏はこう話します。
吉田氏:
「現地のガイドが基本的に判断するしかないんですけど、ツアーをする洞窟まで行って決行かどうか決めると。
他の洞窟をずっと探検してきたガイドさんであれば、ある程度の洞窟というものはどんなものかわかっているので、洞窟が増水する場所というのは色々な経験を積んでわかるので、その対応はできたかもしれないですね。
参加者の方は洞窟がどうなっているのか、どこに危険があって、どう判断したら良いのかわからず、ガイドに命を預けて参加するということになるので、ガイドには大きな責任があると思います。」
Q.安全性の担保には洞窟によって違いがあるのでしょうか?
吉田氏
「そうですね、水が増水しても関係なくいける洞窟は少なくはないです。
洞窟というもの自体が、雨水がしみこんでそれにとかされたり削られたりして空間が大きくなり、それが洞窟になる。
だから『地底の川』とも言えるんですよ。
構造的に水が集まっている可能性が高いと。
ただ、そこに水が流れているかどうかはまた別で。
増水してくると、どこに水が増えてくるというのは、なかなか予測できない部分もありますね。」
Q.ツアーガイドが、水位が下がった後、ツアー客の女性は見つけることができたけれども、男性を見つけることができなかった理由は?
吉田氏
「たぶん、天井があまり高くはない場所で、水から顔を出しているか、それ以上か。
水が迫ってきている状態で、ひょっとしたらもう出ようとしたのかもしれないですね。
天井が低い部分で、(水から)顔が出ているところで水が上がってしまうと、そこで寸断されますよね。
確認できなくなる。
そういう状況だったかもしれませんね。
瞬時に、一人、二人というのは、なかなか一人の人間では難しいところはあるかもしれません。」
(めざまし8 10月12日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe641307b403251d7b1037260459516360cbd4bc
10月14日4時0分にYAHOOニュース(八重山日報)からは、町有地の洞窟を無断で使用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ツアーは、町有地の洞窟を無断で使用していたことが13日、八重山日報の取材で分かった。
与那国町と、ツアーを実施したAプロ(東京)は無断使用を認めている。
ツアー客2人を引率した同社の男性ガイド(28)は、事故が起きた洞窟での引率経験は過去に1回しかなかったことも判明。
死亡した男性の死因は溺死と分かり、八重山署はAプロの安全管理に不備がなかったか、業務上過失致死容疑での立件を視野に、事故の全容解明を急ぐ。
事故が起きた洞窟について、事故当時、Aプロの広報担当者は「地権者の快諾を得て、ツアーを実施していると聞いている」と説明していたが、13日、町有地の無断使用を認めたうえで、「自社による独占使用や建物の建設などは行っていない」と、町有地の探検ツアー使用に法的な問題はないとの認識を示した。
町の担当者は同日、「使用許可は出していないし、Aプロから使用料などは受け取っていない。今後対応を協議する」と、無断使用されていたことを認めた。
事故では名古屋市の伊東さん(41)が死亡し、伊東さんの妻(52)と男性ガイドが一時行方不明になった。
捜査関係者によると、3人は探検ツアーの終盤に出入り口へ戻る途中、1人の携帯電話が流され、探しに行って離ればなれになったところで急に水位が高まったと証言しているという。
伊東さんの死因は、解剖の結果、溺死だった。
3人は10日午前10時ごろ、洞窟探検ツアーに出発。
この時点で、すでに洞窟内には水がたまっていたことも、捜査関係者への取材で分かった。
Aプロの広報担当者は、「普段から水がたまっていて、異常なことではない」としているが、男性ガイドは事故現場の洞窟で客を引率した経験は1回だけ。
雨が降った場合に、水位がどのぐらい上昇するか、地下水の流れがどう変化するのかを熟知していたかを含め、ツアーを決行した判断が妥当だったかは、今後の捜査の焦点となりそうだ。
与那国島上空は10日、気圧の谷になり、前日に続いて未明から断続的に雨が降り、午前11時までの1時間に21・5ミリ、正午までの1時間に14・5ミリの雨が降っていた。
Aプロ広報担当者によると、洞窟探検ツアーを開始した昨年11月以降、3人のガイドが交代でツアーを引率し、これまでに100人以上のツアー客が利用したという。
ツアー料金は1人1万2000円だった。
Aプロは、町内にコールセンターや飲食店を開設し、複数の事業を展開していたが、洞窟探検ツアーについては、「御嶽のような聖域であり、町民は近寄らない。観光客が洞窟の中に踏み込んでいくが、いかがなものか」といった不安や疑問視する声が広がっていた。
譜久嶺副町長は、「亡くなられた方には気の毒だが、今回の事故は町の観光産業全体に暗い影を落とす」と懸念した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66f88116ef8a7bec5d99e178f542ceeb6057fcf1
10月18日4時0分にYAHOOニュース(八重山日報)からは、ガイドは当該洞窟の引率経験豊富だった、携帯探しと急な増水という想定外の事態が重なったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガイドは事故が起きた洞窟で多くの客を引率し、内部を熟知していたことがわかった。
では、狭い空間で短時間に何が起きたのか。
アクティビティの多様化とともに、ケイビング(洞窟探検)への関心もにわかに高まりをみせるなか、事故の全容解明が急がれる。
【経験者対象の難コース】
事故が起きたのは、ケイビング上級者向けの「Bコース」。
ツアーを実施したAプロのパンフレットによると、別名「水洞窟」と呼ばれ、絶えず流れる地下水に浸りながら進む。
「肩まで水に浸かったり、ほふく前進でしか進めない極狭空間に挑む」と記載され、ケイビング経験者対象の難コースだ。
今回の客2人はケイビング経験があり、希望してBコースを選択したという。
もう一つの「Aコース」は入門者向け。
今回のガイドはBコースを主に担当し、昨年11月のツアー開始以降、29回探検、約50人の客を引率し、経験豊富だった。
【想定外重なったか】
事故当日は午前3時から断続的に雨が降り、天気図は気圧の谷の存在を示していた。
ツアーを開始したとされる午前10時ごろは、11時までの1時間に21・5ミリ、正午までの1時間では14・5ミリを観測。
雨が止んだのは午後4時以降だった。
関係者によると、探検の終盤で、1人が携帯電話をなくしたことに気づいて、探すために3人が離れているときに、急に水位が高まったとガイドは証言しているという。
携帯探しと、急な増水という想定外の事態が重なった状況がうかがえる。
八重山署では、近く現場検証を行い、3人が洞窟に入ったときの水位、離れた場所や水位を確認。
ガイドの天候判断やツアー決行の適否を含め、安全管理に問題はなかったかを調べる。
世界の洞窟を経験しているベテラン探検家は、「ちょっと雨の降り方が変わるだけで、洞窟内の状態が全く違う事態になることはよくある。川のアクティビティならある程度想定できるが、洞窟内の想定は困難。情報の共有もしにくい。ふだんから集水域はどこか、ひび割れはないか、など状態を確認し、知識を上書きしていくことが必要」と、洞窟探検の困難さを指摘する。
【町有地】
Bコースの洞窟がある土地は、町有地だった。
Aプロの広報担当者は、「町有地を使わせていただいているが、こっそりやっているわけではなく、他の方が使えないように独占的に占有しているわけではない。法律的には問題がないと認識している」との見解を示す。
Aコースは、地権者と契約の上でツアーが行われているという。
糸数健一町長は、今回の事故について苦渋の表情を浮かべ、ツアーの是非についても「ノーコメント」と言及を避けるが、地元住民の間には「神聖な空間なので、洞窟探検に限らず、観光客らには立ち入ってほしくない」という空気が漂う。
Aプロの新谷社長は、今年6月、八重山日報のインタビューに応じ、「観光客が増える状況を作るため、洞窟ツアーをやっている。観光で島に貢献したい」と述べ、洞窟探検を始めた理由を説明。
「洞窟は素晴らしい観光資源だが、ごみが捨てられている場所もあり、残念。地権者の許可を得て、経費を払い、清掃して利用している」と強調していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10208392353adfbee762e909fd01a3ed5c65d618
2023年10月10日10時45分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前5時50分ごろ、京都府宇治市宇治戸ノ内のユニチカ宇治事業所で「大きな噴射音がした」という通報が相次いだ。
京都府警宇治署や宇治市消防本部によると、「爆発音がした」「ジェット機のような噴射音が5分間ほど続いた」などといった通報が、それぞれに数十件寄せられた。
消防車9台が出動するなどしたが、原因は事業所にあるボイラーの配管の破裂とみられ、負傷者はいなかった。
交流サイト(SNS)では、大きな爆発音や事業所から上がる煙を撮影した投稿が相次いだ。
「空から白い浮遊物が降っている」「この世の終わりかと思った」との声もあった。
ユニチカの担当者は産経新聞の取材に、「工場内の発電所のボイラーの配管が蒸気の圧力に耐え切れず破裂したとみられる。詳細な原因は調査中」と話した。
https://www.sankei.com/article/20231010-INYUWEO6XFPWRDVLOUAON6OZUQ/
2023年10月9日20時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日正午ごろ、JR仙台駅で「(東北新幹線の車内で)薬品のようなものに触れ、子どもがけがをした」と119番通報があった。
宮城県警仙台中央署によると、東京都内の40代の男性のバッグから薬品が漏れ、この男性や乗客の男児(5)ら計4人が足や手、尻をやけどする軽傷を負った。
署によると、他に30~40代の男児の両親がやけどを負い、発生した気体を吸い込んだ乗客の30代女性とJR職員の20代男性が体調不良を訴えた。
薬品は地質調査で使うものとみられ、ペットボトルのような容器で持ち運ばれており、署は業務上過失致傷容疑も視野に、運搬方法が適切だったかどうか調べる。
騒動は新青森発東京行きの東北新幹線はやぶさ52号で起きた。
仙台駅に停車する直前、都内の男性は、足元の黒いバッグから薬品が漏れていると他の乗客から指摘され、バッグを持ってデッキに移動。
その際、薬品が通路にこぼれ、自身の両足にもかかってやけどを負った。
さらにその後、トイレに行こうとした男児が薬品で足を滑らせて転倒し、尻をやけど。
助けようとした両親も足首や手にやけどを負った。
ホームで新幹線を待っていた男性によると、新幹線がホームに停車した後、駅員が「煙!」と叫ぶのが聞こえた。
近づくと、ドア付近に置かれたバッグから白い煙のようなものが出ていたという。
JR東日本によると、はやぶさ52号は乗客全員を降ろして運休となった。
東北新幹線の上り12本にも最大55分の遅れが生じるなど、約7300人に影響が出たという。
https://www.asahi.com/articles/ASRB94CH3RB9UTIL009.html
10月9日19時46分に朝日新聞からは、男性は試薬の硫酸が爆発したと話していたなど、発生直後の車内の様子が下記趣旨でネット配信されていた。
・・・
8号車に乗車していた男性会社員(37)は、この日正午前、仙台駅で降車しようとデッキに向かうと、「駅員さんを呼んでください」と言うスーツ姿の男性を目撃した。
トイレから出たばかりで、足元は大きくところどころに穴が開き、足首が見えていたという。
ほかの乗客が乗務員を呼びにいく間、この男性は「試薬の酸が爆発してしまった」と話し、「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」などと繰り返していたという。
別の30代の会社員女性は、帰省先から戻るために新幹線に乗り、座席で寝込んでいるところだった。
見知らぬ乗客から急に起こされ、車外に避難するよう言われた。
乗っていたのは10両編成の6号車。
車内に目をやると、床に液体が広がっているのが見えた。
そのすぐ後に、7号車につながる通路のドアを乗務員が封鎖した。
ドア向こうの通路では、煙のようなものが充満しているのがガラス越しに見えた。
車内には異臭も漂っていた。
「何かが燃えるような、たばこの煙のような臭い。少し刺激があるような感じだった」。
車内を行き来する乗務員はせきこんでいる様子だった。
7号車の方からは、「子どもがやけどした」と叫ぶ女性の声が聞こえた。
他の乗客が「トイレで酸性の薬品の入れ物が破裂し、中身が漏れ出したようだ」と話しているのも聞こえ、すぐに車両から避難した。
・・・
https://www.asahi.com/articles/ASRB953JGRB9OXIE00G.html
10月10日21時35分に朝日新聞からは、男児は尻に「3度」の大やけどを負ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台中央署によると、男児は尻や右手首、右足首に大やけどを負った。
尻のやけどは皮下組織まで達する「3度」と診断された。
30~40代の男児の両親もやけどを負ったほか、発生した気体を吸い込んだ乗客の30代女性とJR職員の20代男性が腕のしびれやのどの痛みを訴えた。
薬品を持っていた男性は入院しており、任意の聴取に「青森県内から薬品を新幹線で運んだ」と説明しているという。
https://www.asahi.com/articles/ASRBB74L8RBBOXIE02S.html
10月9日16時19分にNHK宮城からは、0.5ℓ以内の密閉容器に入れて破損しないよう荷造りした硫酸であれば列車内に持ち込むことができるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は「旅客営業規則」の中で、手回り品として列車の車内に原則持ち込むことができない危険品をまとめています。
危険品に指定されているのは13の品目で、
▼火薬類
▼高圧ガス
▼マッチと軽火工品
▼油紙など
▼ガソリンや軽油などの「可燃性液体」
▼マグネシウムや硝石などの「可燃性固体」
▼リン化カルシウムなどの「吸湿発熱物」
▼硫酸や塩酸などの「酸類」
▼過酸化ナトリウムなどの「酸化腐しょく剤」
▼クロロホルムやホルマリンなどの「揮発性毒物」
▼放射性物質
▼セルロイド類
▼農薬
となっています。
このうち、ガソリンや灯油、軽油、ベンゼンやメタノール、アルコールといった可燃性の液体そのものは、量に関係なく、車内に持ち込むことはできないとしています。
一方、「酸類」「酸化腐しょく剤」、それにクロロホルムとホルマリンなどは、密閉した容器に入れた上で破損するおそれがないよう荷造りした0.5リットル以内のものは、手回り品として持ち込むことができるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20231009/6000025227.html
10月10日17時34分にYAHOOニュース(東北放送)からは、漏れたのは濃硫酸だった模様、専門家はペットボトルで運ぶのは考えられないと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「報道であったいろいろな事象を見てみると、いずれも濃硫酸で矛盾はない」
こう指摘するのは、東北医科薬科大学の薬学部長・吉村祐一教授です。
吉村教授:
「煙が出ている。
服がぼろぼろになったという話しがありますが、腐食性が非常に強いので、洋服とかにかけると綿製品などは簡単に穴が開いてしまいます。
逆に言うと、薄い硫酸だったら、なかなかそうはならない。
ちょっとかけても穴が開く程度なんですけど、ぼろぼろになるというのは、かなり濃い硫酸がかからないと、そういう現象はおこらない」
「通常、硫酸と何かを一緒に運ぶっていうことは、同じかばんの中にというのは危険なのでやらないです。
そもそも、報道であったペットボトルを使ってというのは、我々の中では考えられないやり方です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/338c8decdf27548acde44ae3eb39b30719ea3939
10月12日11時51分にYAHOOニュース(Merkmal)からは、危険物車内持ち込み規則が制定された背景は不明、昔は3kg以内なら車内持ち込み可能だったガソリンも車内放火事件を受け持ち込み禁止になったように規則は必要の都度制改定されるなど、下記趣旨のルポライター寄稿記事がネット配信されていた。
・・・
いったいなぜ、多くの人が利用する鉄道で劇薬の持ち込みが許されているのだろうか。
今回の事故原因とされる硫酸を含む、酸類の持ち込み条件は以下のとおりだ。
1.酸類で、密閉した容器に収納し、且つ、破損するおそれのないよう荷造した0.5リットル以内のもの。
2.薬液を入れた鉛蓄電池で、堅固な木箱に入れ、且つ、端子が外部に露出しないように荷造したもの。
このように条件を守れば、火薬や硫酸を車内に持ち込める。
しかし、この規則が制定された背景や理由は明確ではない。
JR各社の営業規則は、1942(昭和17)年に当時の鉄道省が定めた「鉄道運輸規程」を基に戦後の国鉄が定め、それが受け継がれている。
また、火薬や硫酸は、規程を順守すれば車内に持ち込める一方、ガソリンの持ち込み自体は禁止されている。
以前は、ガソリンも3kg以内ならば“手回り品”として車内に持ち込めるとされていた。
しかし、2015年6月に東海道新幹線「のぞみ225号」で発生した車内放火事件を受けて、ガソリンなど一部の危険物に関する持ち込み規程が見直され、禁止となった。
【持ち込みできるワケ】
そもそも、鉄道運輸規程は危険物の持ち込みをなぜ許容し、国鉄もそれを受け継いだのか――。
この経緯も、今となってはわからない。
国土交通省鉄道局にも聞いてみたが 「今となっては、当時、なぜ一定の条件下でこれらの危険物の車内持ち込みを認めたかは、わからない」 という。
さらに担当者は、現在でもさまざまな危険物が持ち込み可能になっている理由をこう語る。
「規則というものは、必要があって制定されたり、変更されたりするものです。
これまで規程を変更する機会がなかったため、現在まで残ってきたのでしょう。
ですので、今回の事件を受けて、硫酸などの劇物に関する規則が変更される可能性はあります」
今回の事故において 「車内に危険物を持ち込むのは許されない」 との声が、SNSなどでは多く見られた。
だが、この考えが常識となるまでは、長い時間を要している。
かつての日本人は、車内に危険物を持ち込むことにためらいがなく、それが原因で事故が発生していた。
しかも、事故の多くは、持ち込まれた火薬やガソリンに 「たばこの火が引火する」 ケースだった。
車内でのポイ捨て、混雑する車内での喫煙など、モラルのなさと複数の不注意が組み合わさり、事故を引き起こしていたのだ。
【過去の持ち込み事故】
・・・
【個人のモラル頼みは危険】
その後、昭和30年代までは、車内に持ち込まれたガソリンや花火などの危険物にたばこの火が引火した事故が幾度も報じられている。
しかし、その後は、このような事故はまったく姿を消している。
意図的に爆発物を仕掛けた事件は、その後も発生している。
同様の事故が繰り返し発生するなかで、その危険性が周知され、「電車やバスには危険物を持ち込まない」 というモラルが形成されていったと考えられる。
結果、事故がないため、規則を変更する機会は訪れなかったわけだ。
実際、現代では、多くの人は 「たとえ規則で許可されていても、危険物を車内に持ち込まない」 と考えている。
しかし、今回の事故は、そのような“常識”が通用しないことを明らかにした。
これまで、個人のモラル形成が事故を未然に防いできた。
しかし、それに頼るだけでは事故を完全に防げないということも広く認識された。
これを機に、鉄道会社の危険物持ち込みに関するルールが大きく見直されることになりそうだ。
昼間たかし(ルポライター)
https://news.yahoo.co.jp/articles/842aa29372dd6d16dc3bb65e5424ea8c1ae67fae
(2023年10月29日 修正1 ;追記)
2023年10月26日18時5分に読売新聞からは、容器は溶けて原型をとどめていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は仕事で鉱物を採取するため、薬品を青森県十和田市の倉庫からペットボトルのような容器に入れて持ち出したが、容器は溶けて原型をとどめておらず、かばんの一部も溶けていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231026-OYT1T50193/
10月26日18時34分にYAHOOニュース(東北放送)からは、硫酸と硝酸が検出されたが濃度や量はわからなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は26日、鑑定の結果、薬品から硫酸と硝酸が検出されたことを明らかにしました。
濃度や量はわからなかったということです。
警察によりますと、薬品を持ち運んでいた40代の男性は東京都の地質調査会社の社長で、自らが管理する青森県十和田市内の倉庫から薬品を運んでいました。
男性は「薬品をペットボトルに入れて運んでいた」と話していて、硫酸と硝酸は鉱物の採取の際に使うものだと説明しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4c16b8138ee6adb9563ea5440aafa249c50a39
10月27日18時27分にYAHOOニュース(東北放送)からは、耐薬品性表によればPETは濃硫酸に不適、硝酸に含まれている水分も影響した可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東北大学大学院の上田実教授は、「状況から判断すると、硫酸は濃硫酸」と推測したうえで、「強い酸をペットボトルに入れるのはありえない」と話します。
東北大学大学院有機化学第一研究室 上田実教授:
「PETは「ポリエチレンテレフタラート」と言うが、最も酸とかアルカリといった薬品、有機溶媒に弱いプラスチック。
酸を持ち運ぶ時にPETに入れるのはまずありえない」
こちらはプラスチック製品の薬品への耐性を示した表です。
濃硫酸の場合、PET=ポリエチレンテレフタラートは「大きく影響があるため使用に適さない」と評価されています。
上田教授:
「PETはエステルという系統の化合物。
エステルは酸で加水分解という反応が起こって、分解してしまう」
さらに、新幹線の車内には煙が発生していたという情報もあり、これについて上田教授は「硝酸」の中の水分にも注目します。
上田教授:
「硝酸は、濃硝酸であっても「水」を含んでいる。
濃硫酸は水と混合すると熱を発する。
硫酸のペットボトルが溶けて、漏れてきた濃硫酸と(硝酸が)混合することで熱が出たことは考えられる。
漏れてきた濃硫酸が紙とか布のバッグなどと反応すると「脱水作用」が起きるので、それで煙や熱が出たと、一つの仮説として考えられる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fae1907032c6c75ed0921fb702c7c9577322f4b4
(ブログ者コメント)
耐薬品性表は多数、ネットに掲示されているが、表にPETが含まれているものは少なかった。
以下は、少ない中の一点。
PETは10%、50%硫酸には使用可だが、98%硫酸には使用不可と書かれている。
https://www.himac-science.jp/rotor/pdf/chemical_chart.pdf
2023年10月7日12時56分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井県大野市の奥越ふれあい公園で6月、サッカーをしていた小学6年の男子児童が、地面から飛び出たパイプに膝をぶつけ、15針を縫うけがを負っていたことが7日、市への取材で分かった。
市建設整備課によると、男児は6月3日、公園で開かれたサッカー大会に参加。
芝生がある広場で練習していた際、地面から約20センチ出ていたパイプに左膝をぶつけた。
パイプは地面から約1メートルの高さで散水するスプリンクラーの一部で、折れて破損し、先端がぎざぎざになっていた。
周りの雑草で見えにくくなっていたという。
市が事故後に公園内を点検したところ、別のスプリンクラー1台も倒れているのが分かり、男児が負傷したパイプと併せて撤去した。
スプリンクラーが壊れた原因や経緯は不明という。
https://www.sankei.com/article/20231007-CTU44CK77ROQJPNE4BPZYCD55E/
10月7日16時42分にTBS NEWS(北陸放送)からは、先端がギザギザに尖った鉄パイプに膝をぶつけた、児童側は市に対し損害賠償請求を起こしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月3日、福井県大野市にある「奥越ふれあい公園」の広場で、サッカーをしていた小学6年生の男の子が地面からおよそ20センチ飛び出た鉄パイプに左膝をぶつけ、15針を縫う大けがをしました。
大野市建設整備課によりますと、鉄パイプは散水用のスプリンクラーが折れたもので、先端部分がギザギザに尖っていたということです。
市は当時、スプリンクラーが折れていたことを把握しておらず、事故後に撤去しました。
男の子と両親は、市が安全管理を怠ったとして9月、およそ580万円の損害賠償を求める訴えを福井地裁に起こしました。
男の子の左膝は8月上旬に完治しましたが、傷跡が残ったままで、治療のためにサッカーもできず、情緒が極めて不安定になったと主張しています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/765693?display=1
(ブログ者コメント)
写真の右の方に三角コーンらしきものが映っているが、別映像で三角コーンがアップで映されていることから考えると、その場所が現場かもしれない。
2023年10月7日7時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県内の学校で9月27日、生徒44人が校内のエレベーターに30分近く閉じ込められるトラブルがあり、このうち2人が体調不良で救急搬送されていたことがわかった。
消費者庁が発表した。
トラブルがあった静岡市内の学校によると、高校3年の男子生徒ら44人が集会に参加するため定員30人のエレベーターに乗り、1階で扉が開かなくなった。
重量超過を知らせるブザーは鳴らなかったが、扉が閉まった後で正常に機能しなくなったという。
通報を受けて駆けつけた救急隊が扉を開けたが、男子生徒2人が吐き気などの体調不良を訴えた。
2人はその後、回復している。
生徒らは集会に遅れないよう急いでいたという。
同校は「定員オーバーは命にかかわることでもあり、啓発に努めている」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231006-OYT1T50288/
2023年10月7日11時53分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日朝、大槌町で牛舎にいた51歳の女性がクマに襲われ、頭や顔にけがをして病院に搬送されました。
警察によりますと、意識があり、命に別状はないということです。
警察によりますと、7日午前6時半ごろ、大槌町金澤にある農場で、この農場を経営する男性が子グマと見られる2頭を見つけました。
男性が爆竹でクマを追い払うと、親グマとみられる1頭と子グマと見られる2頭のあわせて3頭が近寄ってきたということです。
このうち、親グマとみられる1頭は、男性に近づいたあと、農場の敷地にある牛舎の中に入り込み、悲鳴が聞こえたため男性が確認したところ、51歳の男性の妻がクマに襲われたということです。
男性の妻は頭や顔をかまれるけがをして、病院に搬送されました。
警察によりますと、けがの詳しい状況は分かっていないということですが、意識はあり、筆談で会話ができる状態だということです。
男性にけがはありませんでした。
現場は、山に囲まれた住宅が点在している地域で、3頭のクマは現場からいなくなったということで、警察などが付近の住民に注意を呼びかけています。
岩手県内ではことし、クマに襲われてけがをする人が相次ぎ、県は5月に2016年度以来となる「ツキノワグマの出没に関する警報」を出して、クマの被害に警戒するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20231007/6040019401.html
10月7日12時16分にYAHOOニュース(岩手放送)からは、子グマを爆竹で追い払っていたところ親グマが飛び出してきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日朝、岩手県大槌町で牛の世話をしていた50代の女性がクマに襲われ、けがをしました。
警察によりますと7日午前6時半ごろ、大槌町金澤の山林近くにある牛舎で、夫と2人で牛の世話をしていた51歳の女性がクマに襲われました。
襲われる前、夫が子グマ2頭を目撃し、爆竹で追い払っていたところ、親グマとみられる成獣が飛び出してきたということです。
夫は逃げて無事でしたが、近くで牛に餌をやっていた女性は襲われ、頭と顔をかまれ、けがをしました。
女性は会話はできないものの筆談が可能で、命に別状はないということです。
岩手県自然保護課によりますと、今年度県内でクマの被害にあった人は10月4日時点ですでに32人に上っていて、過去最多だった2020年の29人を上回っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/333fdc37c61ddaa4804bfd63d89bccb3bbfc1529
2023年10月6日19時41分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この夏の猛暑などで、県立学校に配布されたタブレット端末に故障が相次いでいるとして、県教育委員会は6日、緊急の対策会議を開き、端末の選定に問題がなかったか調査に乗り出すことを決めました。
県は、国の「GIGAスクール構想」に基づき、令和2年度から県立高校にタブレット端末を配布していて、その数は28校であわせて1万6500台に上ります。
県教育委員会によりますと、ことし7月下旬に複数の学校から故障の報告が寄せられたため、すべての県立高校で調査したところ、先月までに端末全体のおよそ17%にあたる2859台で故障が見つかりました。
端末は中国製で、故障のほとんどが、この夏の猛暑や経年劣化によるバッテリーの膨張が原因とみられるということです。
県教育委員会は6日に県庁で緊急の対策会議を開き、端末の選定に問題はなかったかや、学校での保管状況について調べ、端末が使えない生徒への対処などを話し合うことを申し合わせました。
県教育委員会は、「今回の事態を重く受け止め、問題を精査して、生徒の学びを継続していけるように対処したい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20231006/8020018753.html
(2023年11月2日 修正1 ;追記)
2023年10月27日10時15分に朝日新聞からは、中国「ツーウエイ社」製のパソコンだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島県教委の榊教育長が26日、記者会見し、「生徒の学びの場に不自由をおかけしており深くおわびする」と謝罪した。
故障機は全て中国の「ツーウェイ」社製で、約1万5千人の生徒に対し、3500台以上が故障で使えないと明らかにし、複数生徒で1台を利用するなど緊急措置でしのいでいるという。
県教委は2020年度に、県立高校など29校に約8億円をかけて1万6500台の端末を配備。
故障は今年7月から急増し、猛暑などでバッテリーに異常が起きたという。
代替機の確保を検討しているが、必要台数が多いためすぐには困難で、複数生徒で正常な端末を共有して使ったり、個人のスマートフォンで代用したりする状態という。
榊教育長は、「故障台数はさらに増える可能性がある。最善の努力をしているが、通常に戻せるめどは立っていない」と説明した。
この問題で榊教育長が記者会見するのは初めて。
覚知から3カ月経過しており、「対応が後手後手になっている面は否めない」と述べた。
この問題を巡っては、後藤田正純知事が「学びの場が保障できておらず、非常に憤りを持っている」とし、県教委に対し、責任の所在を明らかにするよう求めている。
https://www.asahi.com/articles/ASRBV7T9LRBTPTLC00V.html?iref=com_rnavi_arank_nr01
10月31日17時11分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、5月に保管庫から取り出そうとしたところ膨張して黒くなっていた、県教委は消費者庁への報告義務があることを認識していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県教委によると、2021年5月24日、県立城ノ内中等教育学校で、生徒が保管庫からタブレットを取り出そうとしたところ、膨張して黒くなっているのを確認。
保管庫内はすすだらけで、黒く焼けたような形跡があったという。
当時、市町村立校も含めて全てのタブレットを回収して安全性を確認したが、重大な事故があった場合に消費者安全法で義務づけられている消費者庁への報告は怠っていたという。
県教委は「報告義務があるという認識がなかった」と釈明した。
この日の臨時記者会見で徳島県の後藤田正純知事は、「非常に不可解な点が多い。入札経緯の検証を進めるとともに、タブレットの調達を早急に行う」とし、11月補正予算案に調達費用を盛り込む考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3259bc9d2b131f2219f1f6c5a784c747cf39bcc2
11月1日17時32分に毎日新聞からは、タブレットはコロナ対策臨時交付金を使い国が提案する仕様より高性能のタブレットを購入した、購入した年から故障が頻発した、タブレットは使用後に保管庫で充電しながら保管されていた、保管庫の構造などに問題があった可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県教委によると、タブレット端末は2021年4月に県立高校27校、中等教育学校1校、特別支援学校1校の計29校に配備。
新型コロナウイルス対策で国が20年度に地方自治体に給付した地方創生臨時交付金約8億円を使った。
20年に実施した入札に参加したのは高松市の1社のみで、中国メーカー「ツーウェイ」社製の1万6500台が納入された。
児童・生徒に1人1台パソコンなどの端末を配備する国の「GIGAスクール構想」を受け、県教委は国が提案する仕様より高性能のタブレット端末(1台当たり4万8000円)を選んだ。
新型コロナの感染拡大期には、生徒が端末を利用して在宅で授業を受けた例もあり、教育環境維持に貢献した。
端末は5年間使用して更新する予定だったが、配備した21年度に694台で故障や破損が発生。
翌22年度は627台で、修理や予備機で対応してきた。
7月下旬、一部の学校から内蔵電池が膨張する故障の報告が複数あった。
県教委が調査を進めると、23年度は9月までの半年間で2859台に達した。
このうち約8割の2312台は電池膨張が原因だった。
10月に改めて各校へ調査を指示したところ、わずかな膨らみなどが相次いで見つかり、故障機の使用を中止。
一部は代替機を手当てしたが、10月中旬時点で約3500台(約3500人分)が不足している。
・・・
記者会見では後藤田知事に促された県教委担当者が、21年に端末が保管庫内で発火した可能性がある事案などについて説明する場面も。
配備直後から問題が発生していたことが明らかになった。
端末は使用後、教室にある専用の保管庫に収められる。
盗難防止のため施錠し、保管中に交流電源で充電する仕組みだ。
電池メーカーなどで作る一般社団法人「電池工業会」(東京都)のサイトでは、タブレット端末で使われているリチウムイオン電池について、「熱がこもる場所での充電はしない」と紹介されている。
充電時はタイマーが作動するため、過充電の恐れは低いが、30~40台が一斉に充電を始めると発熱し、換気や空調機能のない狭い保管庫内が高温となった可能性が高い。
県教委は故障の原因として、経年劣化と今夏の酷暑を挙げる。
しかし、10月26日に記者会見した榊・県教育長は、保管庫の上部に収納した端末や、校舎南側の教室の窓際に設置された保管庫に収納している端末が壊れる傾向にあると説明。
保管庫の構造や設置場所に原因があった可能性もある。
県教委は今後、専門家の意見を聞いて原因を調査するとしている。
・・・
膨張した電池は薄型の端末本体も変形させているケースが多く、電池交換だけでは対応できない可能性が高い。
メーカーの保証期間は既に切れており、榊教育長は「同じこと(故障)が起こる可能性があるので、修理して使うことは考えていない」と説明。
リースを含め新規調達する場合は多額の予算が必要で、県は11月下旬にも編成する補正予算案に計上する方針だ。
https://mainichi.jp/articles/20231101/k00/00m/040/213000c
(ブログ者コメント)
「ツーウエイ社」とは、聞きなれない会社。
調べてみると、世界的に展開していて、安さがウリの会社らしい。
肝心の品質については、全般的に問題なしという記事が多かったが、中には難あり口コミありという記事もあった。
2023年12月11日19時18分に毎日新聞からは、過度な仕様だったため?調達時の応札は1社だけだった、11月には1000台程度が故障したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「1人1台」と銘打って徳島県立高校などに配備されたタブレット端末に故障が続出している問題は、いまだ補充の見通しが立っていない。
・・・
調達が難航する一因は、端末の性能や数量、納入期限などを盛り込む仕様書が、基本ソフト(OS)を現行の「ウィンドウズ11」系にする以外は固まっていないためだ。
県教委が2020年度に導入した当時の仕様書では、OSや画面サイズ、電池の駆動時間などが示されている。
この時、県教委は、文部科学省が小中学生向けの端末用に作成した仕様書を参考にした。
記憶装置(ストレージ)の容量については倍増(128ギガバイト)し、より高性能のものとした。
応札が1社だったため、後藤田正純知事は「仕様書に過度なものはなかったのか。競争性はあったのか」などと入札経緯に疑問を呈しており、県教委は知事の意向を重視せざるを得ない状況だ。
20年度購入の端末は、メーカー保証(1年)が切れた後に電池トラブルが相次いだため、新規の端末はリース(賃貸)で確保する方針。
契約額は3000万円以上となる見通しのため、調達手続きに世界貿易機関(WTO)のルールが適用されるのも、日程の見通しを難しくしている。
国や都道府県などが一定額以上で調達する際、仕様書の公告から入札まで40日空ける必要があるためだ。
・・・
11月は1000台程度の故障が発生した。
今後も毎月このペースで故障が続くと、24年夏ごろには当初導入した端末が「全滅」しかねない状況だ。
https://mainichi.jp/articles/20231211/k00/00m/040/115000c
(2024年2月22日 修正3 ;追記)
2024年2月22日6時30分に毎日新聞からは、駆動時間が極端に短くなるトラブルも相次いで起こり始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は新年度に向けて代替機の調達を進めている。
しかし、ここへきて、これまでの内蔵電池膨張に加え、新たに駆動時間が極端に短くなるトラブルも相次いでいる。
想定を上回るペースで故障機が増え続けており、新学期からの「1人1台」態勢に暗雲が垂れこめる。
県教育委員会は各県立学校に原則として週1回、故障台数の報告を求めている。
1月下旬に複数の学校から「バッテリーで動く時間が非常に短い端末があり、『故障』に含めるべきか」という問い合わせがあった。
電池の劣化が広く発生している可能性が浮上したため、県教委は同31日、満充電の状態から1時間駆動できない端末も「故障」として報告するよう、各校に通知した。
その結果、2月5日に報告された故障端末数は1226台に上り、電池駆動時間が短い端末が942台もあった。
電池膨張は241台、落下などが43台だった。
同19日の県教委の調査時には、昨年からの故障台数は累計8883台に膨れ上がった。
導入時に調達した1万6500台の53%を超え、予備機を活用しても「1人1台」には7230台足りない。
生徒の約半数は手元に端末がない状況となっている。
県教委は20年度の端末調達時、電池の駆動時間について「8時間以上」と仕様書で求めた。
このため、通信会社幹部らを交えて端末の調達方法などを検討する「徳島県教育DX加速化委員会」(委員長・伊藤大輔副知事)が13日に県庁で急きょ開かれた。
県は問題発覚後に7000台の新規調達を進めているが、端末4000台を追加調達する方針が決まった。
ただ、追加調達分が県へ納品されるのは6月の見通しで、設定などを終えて生徒が使用できるのは7月にずれ込む。
そこで、駆動時間の短い故障端末について、モバイルバッテリーなどを活用できないか探ることになった。
委員会後、委員長の伊藤副知事は、「予算措置が必要なら定例県議会に補正予算案を提案することもある」と含みを持たせており、県教委も近く何らかの対応策を打ち出すとみられる。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20240221/k00/00m/040/244000c
(2024年3月30日 修正4 ;追記)
2024年3月29日22時0分に毎日新聞からは、納入業者が第三者機関に調査を依頼した結果、電池の不良はなく、温度が高くなる場所で保管していたことが原因だと推定されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
端末納入業者の「Y電工」(高松市)は29日までに、第三者機関に依頼した電池調査の結果などを踏まえた見解をまとめ、県教育委員会に提出した。
同社が公表した資料によると、電池の不良は認められなかった。
同社が学校現場を調べたところ、空調を切った放課後の教室や風通しの悪い場所など、温度が高くなる環境下で端末を保管していたことが電池膨張の原因として考えられると結論付けた。
Y電工は2023年11月、電子部品の故障の分析などを手がける「Oエンジニアリング」(東京都)に調査を依頼し、同社が故障機の電池を内部分解した。
その結果、高温の環境下で加速する電解液の「ガス化」が生じており、電池膨張につながったと判断した。
端末は充電可能なリチウムイオン電池を採用している。
電池メーカーなどでつくる一般社団法人「電池工業会」(東京都)のサイトでは、熱がこもる場所や高温になる場所での充電はしないよう呼びかけている。
タブレット端末は「1人1台」と銘打ち、21年に1万6500台が納入された。
このうち9465台(3月18日現在)が故障しており、予備機などを充てても7812台が不足。
5割を超える県立高校生徒らの手元に正常な端末が無い状態となっている。
https://mainichi.jp/articles/20240329/k00/00m/040/330000c
(ブログ者コメント)
どのような環境で保管していたのか調べてみると、徳島県HPに、重ねて置いてあった?上のほうから壊れていったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
令和5年10月26日 教育長記者会見(1人1台端末関連)
・・・
(四国放送)
故障の原因で、経年劣化とよくわかるんですけども、酷暑ってよく教育委員会の方おっしゃいますけど、酷暑だったら我々の携帯もガンガン壊れてるはずなんですよね。
これ本当に酷暑って原因って考えられますか。
(教育長)
タブレットの現状を、各学校に、どういう状況なのかっていうことで、10月13日だったんですかね。
そこから全部の学校を回っていただきました。
タブレットの壊れた状況も担当が見させていただいて、状況の聞き取りも行っています。
そうしましたところ、タブレット端末は保管庫に入れているんですが、保管庫に入れてあった状態を聞き取りをしましたら、やっぱり上から壊れていくんだと。
北側と南側に校舎がありますが、南側から壊れていくんだっていうようなことをお話を伺っておるようです。
やっぱり熱っていうのは、上の方に、南か北だと南側というようなことなんで、タブレットの保管の状態が同じであっても、上から壊れていくっていうことは、かなり熱的に厳しい状況があったんじゃないかという判断をしています。
・・・
(四国放送)
すいません。
このツーウェイ社のタブレットを選択した県っていうのは非常に、多分、ほとんど徳島しかないと思うんですよ。
そういう珍しい選定の仕方を徳島がやって、導入当初から我々何度も知事会見でも質問して、はぐらかされましたけども、結構故障って多くて、いろんな先生方や生徒から不満があって、それ、我々聞いて質問してましたけど。
その時にもっときちんとした対応しとけば、こういうことはなかったと思うんですよね。
やっぱりツーウェイ社もまず選択した経緯もおかしいし、当初から故障が相次いでたっていうことに対し、真摯な対応は教育委員会はできてなかったんじゃないかと僕は思うんですけども、その辺は教育長の責任を含めてどう考えていらっしゃいますか。
(教育長)
入札の手続のお話ですが、入札につきましては、16,500台という大きなロットを調達をしています。
その入札につきましては、入札の手続にきちんとのっとって、公告をして入札をしてという手続はきちんと取れているというふうに思っています。
入札の応札があったのはツーウェイ社、Y電工ですかね。
Y電工が応札をして、ツーウェイ社の端末を学校に入れたということですが、先ほど申しましたように、日本中でタブレット端末をGIGAスクール前倒しになって、義務、小中学校、それとまあ高等学校の一部が、コンピューターの取り合いを、言い方悪いんですけどしていたような状況です。
その中で共同調達という話もあったんですけど、そっちの方はロットが大きいので、スケールメリットを生かしていいものを子供たちに提供したいというふうに考えていました。
結果的に、こういう端末が入って、子供たちや先生方に御迷惑をおかけしてるってことについては、本当にお詫びをしなければいけないと思っています。
ただ、入札の手続。
先ほどお話がありましたように、意図的な入札があったのかっていうようなことについては、そういうことはなかったというふうにお話をさせていただけたらと思います。
なので、今回、次のタブレットを入れるときには、やはり信頼性の高いもの。
じゃあ信頼性の高いものはどういうものかといったら、国内ですぐに故障対応ができるとか、たくさんの人たちが使っておって、信頼性が担保できておると、そういうことも含めて、子供たちに、これだったら安心できるっていうものを提供したいなというふうに思っています。
・・・
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7220972/
(ブログ者コメント)
タブレットを使っている学校は、他県にゴマンとあると思うのだが、そういった学校ではどのように保管しているのだろうか?
報道されていないだけで、結構、故障している?
(2024年5月29日 修正5 ;追記)
2024年5月28日19時35分にNHK徳島からは、納入した業者は無償修理などに応じる意向など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相次ぐ故障を受けて、端末を納入したY電工の責任者は28日、県教育委員会の定例会に出席し、「多大なご迷惑をかけたことをおわびします」と述べました。
その上で、いずれも無償で故障した端末およそ2000台のバッテリーを交換するほか、新たに500台の端末を提供することや、今後、故障した場合に1000台を上限に修理すると伝えました。
県教育委員会によりますと、バッテリーの交換などの時期は今後の話し合いで決めるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240528/8020020343.html
2023年9月15日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13427/
(2023年10月15日 修正2 ;追記)
2023年10月6日8時0分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、規制中のコースを走っていた別車両のカメラ映像によれば警備員や先導バイクは規制する様子を見せなかったという下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
・・・
協会の説明に疑問を抱き、憤る選手からの情報提供で取材をすすめると、事故車両とは別の車も通行規制中のコースを走行していたことがわかりました。
その車は、車窓からの風景などを撮るカメラを載せていて(ドライブレコーダーとは別)、映像を検証すると、協会側の警備などが“ずさん”と言わざるを得ない実態が明らかになりました。
その車の男性によりますと、まず、コースの入口前に立つ警備員と通行規制時前に言葉を交わしましたが、特に詳しい説明がなく、止められた認識もなかったので、コースに向かうと、2人目の警備員もスルー…。
ドライバーの目につく看板なども見当たりません。
次に、コース内の警備員、その次の警備員は、既に通行規制に入っていたと思われるのに、2人ともスルー…。ここでも、通行規制が一目でわかる看板などはありませんでした。
やがて、車は、レース中の選手を先導する何台ものバイクとすれ違いますが、皆、右手を上げて、左側に寄るようなジェスチャーをしただけだったので、男性は「走行するな」の指示までとは思わず、走行を続けたといいます。
また、立ち止まったり、引き返してきたりして、停止を求めたバイクはありませんでした。
そして、道路わきに駐車していた事故車両の横を通過…。
これでは、走行していた車を見て、事故車両の男性が「通行規制が終わり、もう走行してもいい」などと思い込んでしまった可能性が否定できません。
さらに、映像には、追い越しをかけたわけではないのに、猛スピードもあってか、センターラインからはみ出したり、センターライン上を走ったりする自転車が相次ぎ、セイフティーネットとして、反対車線の通行規制が必要だったことが伺えます。
しかし、その通行規制が“ずさん”だとしたら…。
出場していた選手は、一連の映像を見て「ガードマンは全く役割を果たしていない。先導のバイクも手を振って通り過ぎるだけ。運営側、協会に事故の責任があるのは明らか。はみ出した選手の過失が大きいとされるのは、同じ選手として納得できない」と憤ります。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/4675fb8d3a81f809b95f7e75b28f90d425c9d755
(2023年11月2日 修正3 ;追記)
2023年10月30日19時34分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、死亡した選手のいた集団と前の集団は2㎞ほど離れていた、事故を起した車はコース内を複数回往復していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故から1か月あまり。
29日、有識者などを交えて初めて開かれた安全対策検討会で、大会の主催団体が明らかにしたことが。 “空白”の区間。
事故現場からおよそ1.7キロ手前にあるタイム計測ポイント。
ここを第3集団が通過したのは午前11時34分。
そして第4集団にいた五十嵐さんは、11時35分40秒ごろ通過しました。
2つの集団の距離は縮まらず、事故当時は推定でおよそ2分間、距離にしておよそ2キロにわたって、五十嵐さんの前方に先導車両がいない「空白の区間」があったというのです。
さらに、規制がかけられる前、事故を起こした車がコース内を複数回、往復する様子を大会関係者が目撃。
危険回避のため、警備員は自転車と同じ方向の車線に移ったうえ、コースから出るよう運転手に伝えました。
車は、誘導された方向に移動したということですが、事故直前の別の車のカメラの映像には、自転車と反対方向の車線に停まっている様子が。
事故車両はどこかでUターンして、再び自転車の反対車線を走り、事故を起こしたとみられます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be3ce8e59cd6873c629f6702e7ba14f53a4bea9
(2025年4月5日 修正4 ;追記)
2025年4月4日19時17分にYAHOOニュース(HTB)からは、警備体制の強化を求める安全対策検討会の報告書がまとまった、大会中は少なくとも一般車両15台が道路に進入していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
第三者による安全対策検討会の報告書がまとまりました。
安全対策検討会 武藤俊雄座長)
「事故発生箇所を含む対向止め区間等において、事故車両を含む少なくとも一般車両15台が道路に進入しており、事故車両を含む3台の車両を停止させることが出来なかった」
こうした規制区間への車の進入について、報告書では警備体制の不備があったと指摘。
警備員やレースを見守る公式車両の増加・増員を提案しています。
また、レースは片側1車線で行われていましたが、道路全体を使うことで安全にレースができるとも提案しました。
主催者である「ツール・ド・北海道協会」は、こうした報告書を受けて…。
ツール・ド・北海道 高松務理事)
「この中身を受けていったん整理する時間が必要」
ツール・ド・北海道の今後の開催については、報告書の中身を踏まえて検討していくとしています。
提案されたツール・ド・北海道の事故の再発防止策。
レース方式について、事故当時は
・片側1車線で行われていた。
・反対車線はレース中は通行止めになっていた。
これを2車線全てを使ってレースを行う。
ただし、地元住民に大きな影響が出ないよう、区間ごとに交通規制を行う
例えば、一定の距離を通行止めに。 その区間を自転車の集団がすべて通過したことを確認できたら通行止めを解除する、ということを繰り返す。
報告書では、このレース方式を実現するには警備体制の強化が必要。 具体的には警備員やレースを見守る公式車両の増加、増員。
4日の会見では、事故当時よりも5倍から8倍程度、警備員や車両を増やす必要があると説明がありました。
また、地元で生活する人の車が規制前からコース内にある可能性もあるため、そういった車への対応も検討が必要だとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/adc65598380c571f96ef3277c7c1c0bdf6dc6e7b
4月4日19時15分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、検討会の試算では先導車両が40台は必要だったが実際は7台だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・報告書を公表した。
独自ルールの「片側1車線方式」について、「必ず撤廃しなければならない」と提言した。
レースは原則左側1車線で行われ、対向車線については、主催者の「ツール・ド・北海道協会」が交通規制することになっていた。
選手には対向車線に出ることを禁止していた。
報告書によると、乗用車の男性は規制区間内で車を止めてレースを観戦していた。
その後、選手の集団が約2分間切れ、選手が来ない時に走り始めたとみられる。
先導車両はいなかった。
この車を含む15台が規制区間にいて、3台は停止させられていなかった。
試算すると、先導車両は40台は必要だったが、実際は7台だけだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ba70211625c2fe804bffa2dcc2db5fc2b372aa
4月4日17時49分にYAHOOニュース(STV)からは、検討会から提言された内容は今までの体制ではとてもまかなえないと座長が述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
安全対策検討会が公表した最終報告書では、これまでローカルルールで行ってきた「片側1車線方式」が大きな問題点だったと指摘。
今後は区間ごとに交通の遮断を行う「2車線全幅利用方式」への変更や、交通規制の強化などを提言しました。
(ツール・ド・北海道安全対策検討会 武藤座長)
「いままでの体制ではとてもまかなえない内容。
組織的には大幅な出直しをしないと(今後の開催は)実現できない」
ツール・ド・北海道協会は「大会の開催や安全対策について今後も検討していく」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd49589fefe8ebdd79526d42314fb755646cbc23
2023年10月5日20時50分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県鎌倉市のJR東海道線で8月、電車が線路脇の電柱と衝突した事故で、JR東日本は5日、電柱の根元部分のひびから雨水が入って内部の鉄筋の腐食が進み、折れて線路側に傾いたことが原因と発表した。
渡利副社長は記者会見で、「多くのお客さまにご迷惑をおかけしたことを改めて深くおわび申し上げる」と謝罪した。
JR東によると、1980年の設置後、何らかの原因でひびが発生。
架線の引っ張る力で割れ目が開いたままの状態となり、雨水が内部に入り込んだ。
その結果、鉄筋の腐食が徐々に進んで10本中4本が破断するなどし、最終的に線路側に傾いて電車と衝突したと推定した。
昨年5月にこの電柱を検査した際、異常は確認されなかった。
再発防止策として、ひび割れ検査や設計方法を見直すほか、同種電柱の補強工事を実施することを決めた。
JR東はこれまで、設置状況などが似た電柱約8700本を点検。
このうち特に類似する99本を重点的に管理することとし、追加点検で千葉県内と東京都内の計2本にひびを確認した。
既に補強しており、残りも2カ月程度で順次補強する。
けがを申告した乗客が7人に上ったことも明らかにした。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20231005/k00/00m/040/299000c
10月5日18時28分に読売新聞からは、昨年5月の目視点検で細かいヒビ割れを見逃していた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東によると、ひび割れができた時期や原因は不明。
同社では3年に1回、目視で電柱の定期点検を実施しており、今回倒れた電柱は昨年5月に点検していたが、ひび割れは確認できていなかった。
細かいひび割れは目視ではわかりにくく、見逃していた可能性があり、同社はひび割れを見つけやすいよう、水などを吹き付けるなど点検方法を見直す。
事故は8月5日夜に発生。
小田原発横浜行き臨時電車が大船駅構内を走行中に電柱に衝突し、運転士1人と乗客7人がけがをしたほか、乗客12人が熱中症の症状など体調不良を訴えた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231005-OYT1T50250/
10月5日15時38分に産経新聞からは、一時的に大きな荷重が加わり、根元に微小なヒビ割れが発生していた、ヒビ割れが閉じない可能性がある99本を重点管理柱に定めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東によると、折れたコンクリート製の電柱は、何らかの原因で一時的に大きな荷重が加わり、根本に微小なひび割れが発生していた。
ひび割れは荷重がなくなると閉じるが、折れた電柱は常時荷重が加わっていたため、ひび割れが閉じない状態が続いていた。
ひび割れから雨水が浸入し、柱内部の鉄筋が腐食しやすくなったとみられ、鉄筋10本のうち3本が破断していた。
さらにもう1本の鉄筋も腐食が進展していた。
その結果、電柱が折れ、線路側に傾いたと推定している。
JR東は対策として、ひび割れの閉じない可能性のあるコンクリート製の電柱99本を「重点管理柱」と定め、今後、補強工事などを実施する。
https://www.sankei.com/article/20231005-AHQHZ2H3WRKBRLVEQ5JKW4WEH4/
(2024年11月29日 修正1 ;追記)
2024年11月28日13時21分に朝日新聞からは、調査報告書が公表された、倒れた電柱は走行中の電車の数m先に突然現れた、電柱の直撃を受けた車両は天井部が先につぶれて衝撃を吸収する構造を取り入れていたため被害軽減に寄与した可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
あわや電柱が客席部を直撃するところだったことが、国の運輸安運輸安全委員会が28日に公表した調査報告書で明らかになった。
事故は昨年8月5日夜に発生。
乗客約1500人を乗せた小田原発横浜行きの臨時列車(15両編成)に倒れてきた電柱が衝突し、運転士1人と乗客4人の計5人が打撲などの軽傷を負った。
調査報告書で明らかになった運転士の証言などによると、走行中、2~3メートル前方に電柱が突如現れ、先頭車両前面の左脇部分に衝突した。
1両目に座っていた乗客は、衝撃の際、火花が飛んできて背中に当たり、軽いやけどを負った。
車内は一時白く煙ったという。
運転士や乗客が乗っていた1両目は、天井部が先につぶれて衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンと呼ばれる構造を採り入れており、報告書では、クラッシャブルゾーンが「被害軽減に一定程度寄与した可能性がある」と指摘している。
報告書によると、電柱を支える10本の鉄筋がいずれも事故後に折れており、断面がさびていたという。
腐食の状況などから、このうち3本は事故発生前に折れてから「相当の時間が経過した」とし、もう1本も事故発生前には亀裂ができていたとしている。
電柱は架線を引き留めるため常に一定方向に強い力がかかる構造で、風速40メートルの風圧下では設計上の許容値を超える力がかかっていた。
風や地震などの影響で電柱にひび割れが発生し、割れ目が閉じない状態が続くなかで雨水などが入ったため、鉄筋が腐食したとしている。
運輸安全委は、電柱の根本に生じたひび割れから雨水が浸入し、鉄筋が腐食したため電柱が倒れたと結論づけた。
電柱の定期検査は2022年5月に行われていたが、目視での確認だったことから、「検査で横ひび割れが発生していたが発見できなかった可能性がある」と指摘した。
JR東日本は事故後、再発防止策として折れた電柱と同様に、架線を引き留めるために一定方向に強い力がかかる構造の電柱100本を「重点管理柱」に指定。
強度の高い鋼管柱への交換や補強などを今年9月までに終えているという。
https://www.asahi.com/articles/ASSCX1CSTSCXUTIL023M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
11月28日10時0分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、電柱は衝突3分半前に電車とぶつかる角度まで傾いた、根元のヒビ割れは線路に敷かれた小石に隠れた部分にあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
傾いた電柱は事故発生前に風や地震などの影響で、架線から一時的に強い力で引っ張られ、電柱の根元部分にひび割れが起きていました。
そのひびから雨水が入り電柱の中の鉄筋が腐食したため、10本ある鉄筋のうち3本が折れたほか、1本の腐食が進んだ結果、衝突するおよそ3分半前に電柱が電車とぶつかる角度にまで傾いたということです。
また根元部分のひび割れは、線路に敷かれている小さな石に隠れた部分にあり、事故のおよそ1年2か月前に行われた定期検査では、発見できなかったとしています。
運輸安全委員会は、▼電柱の補強や建て替えなどの実施、▼検査方法の見直しなどの再発防止策が必要だとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4ca6a9be0bbee9daaaa74cb7121a6f936ea9612
2023年10月5日15時58分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時15分ごろ、茨城県取手市桑原のビール工場で、商品を保管する倉庫の屋根で太陽光パネルの点検作業をしていた神奈川県相模原市中央区、会社員、男性(62)が、採光用の半透明屋根板を踏み抜き、約8.8メートル下のアスファルトの地面に落下、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警取手署で事故原因を調べている。
同署によると、男性は、点検を委託された電気設備会社の社員で、現場責任者として午前8時半から3人で作業していた。
倉庫内にいたビール工場の従業員が「バキッ」との音に気付き、男性が転落するのを発見。
屋根の作業員を通じて119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/790130075bad64bee9ce011cbeeddd10b8229170
(ブログ者コメント)
報道内容と下記グーグルアースの画面から推定すると、太陽光パネル群の左横に並んでいる白っぽい長方形のものが採光用の屋根板かもしれない。
2023年10月5日17時8分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
陸上自衛隊霧島演習場(宮崎県えびの市)で、訓練中にけん銃の部品が破損し、トリチウムガスが漏れたことがわかった。
警察が発表した。
人体などへの影響はないという。
ガス漏れが起きたのは霧島演習場。
4日午後4時ごろ、自動式けん銃を使った訓練の最中に照準部品が損傷。
損傷した部位から放射性同位元素のトリチウムのガスが漏洩したという。
福岡県警機動隊の男性がけん銃を腰に付けていたところ、落下した。
警察によると、けん銃の照準部品には暗所でも照準することができるようにトリチウム(0.666ギガベクレル)のガスが使用されている。
資源エネルギー庁のホームページによると、「トリチウムの出す放射線は、ベータ(β)線という放射線。人が体の外にあるトリチウムからβ線を受けたとしても、皮膚で止まり、「外部被ばく」はトリチウムではほとんど発生しない」とされている。
警察も、人体や環境への影響はないと話している。
福岡県警では2018年にも訓練場で隊員がけん銃を破損し、トリチウムガスが漏洩する事故が起きている。
この時は、当時の小川洋知事が放射性同位元素等規制法に基づき、原子力規制委員会に報告した。
再発防止策について「放射性同位元素等が含まれない部品等に交換する方向で検討中」としていた。
4日の事故についても原子力規制委員会に報告を済ませ、「再発防止策を検討したい」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/528879aae7cdcd5103902a28a45e9938ac9c1b19
(ブログ者コメント)
2018年の事故については本ブログでも紹介スミ。
2023年10月4日18時55分にFNN PRIME(テレビ愛媛)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伊予市内にある県の研究施設で4日正午過ぎに火事があり、実験をしていた男性職員が顔をやけどする重傷を負いました。
火元はアルコールランプと見られます。
火事があったのは伊予市森にある県栽培資源研究所で、4日午後0時40分後頃に「建物の2階で爆発が起こった」と施設の職員から消防に通報がありました。
火はすぐに消し止められたものの、41歳の男性主任研究員が顔にやけどし、松山市内の病院に運ばれました。
重傷ということです。
研究所によりますと、この男性研究員がアルコールランプを使い、魚の組織標本を作る実験をしていたところ、ほかの実験器具に燃え移ったということです。
爆発ではないとしています。
県栽培資源研究所・加藤所長:
「重大な責任を感じております。県の施設ですし、非常に申し訳なく思っています」
警察や消防が詳しい状況を調べています。
また研究所は改めて職員に対し、器具や火器を取り扱う際の安全対策を指導し、再発防止に努めるとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/595712
10月4日18時18分に毎日新聞からは、ランプが倒れてエタノールが漏れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、愛媛県伊予市の県農林水産研究所水産研究センターの栽培資源研究所で、職員から「エタノールが爆発した」と119番があった。
男性職員(41)が顔などにやけどを負い、病院に運ばれた。
命に別条はない。
県警伊予署や研究所によると、男性職員は2階の研究室で、アルコールランプを使用し、魚の組織を観察するための標本を1人で作製していた。
ランプが倒れてエタノールが漏れ、引火した可能性があるという。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20231004/k00/00m/040/191000c
2023年10月5日8時9分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後、千葉県館山市で市から依頼を受けてスズメバチの駆除を行っていた専門業者の50代の作業員がハチに刺され、死亡しました。
館山市や業者によりますと、3日午後2時前、市から依頼を受けた業者の50代の男性作業員が、館山市洲宮の茂名川沿いの土手でオオスズメバチの巣の駆除作業を行っていたところ、着用していた防護服の上からハチに刺されたということです。
男性はその際、耳と背中の2か所を刺されたと話していたということですが、その後、意識を失って救急搬送され、およそ2時間後に市内の病院で死亡しました。
業者によりますと、駆除の作業の前に川を渡る必要があったため、防護服の上から胸まである胴長を履いていたということで、防護服が突っ張った状態になり、服の上から針が届きやすくなっていた可能性があるということです。
今回の事故を受け、館山市は、工事などを含めた市からの発注業務にあたる業者に対して、安全確保や安全点検の徹底を求めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20231005/1080021978.html
10月5日付でNHK千葉からは、普段は防護服と体の間に隙間があるので針が防護服を突き抜けても体には刺さらないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
キャラ:
「防護服の上から!何かいつもと違う状況はあったの?」
記者:
「この日、駆除をすることになっていたスズメバチの巣は、川の対岸の土手にあったので、川を渡る必要があったそうだよ。
そのため作業員は、防護服の上から「胴長」と呼ばれる、胸の高さまである長靴を履いていたんだ。」
キャラ:
「ふだんは胴長は履く必要がないよね。でも、防護服の上から履いていたのに、それが原因になったの?」
記者:
「業者の話では、胴長を履いていたことで、防護服を引っ張ってしまった可能性があるということなんだ。
ふだんは防護服と体の間に隙間があって、もし針が防護服を突き抜けても体に刺さらないようになってるんだけど、隙間が小さくなって、スズメバチの針が体まで届きやすくなっていた可能性がある、と話していたよ。」
https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/article/016/31/
(ブログ者コメント)
〇ブログ者がしばしば訪れる公園でも、散歩している人を何回か見かけたエリアがオオスズメバチ出現で立入禁止になっていた。
1週間ほど前には表示されていなかったのに・・・。
その間、誰かが刺されたということだろうか?
〇保護具を普段と違う状態で着用していて事故に遭った事例としては下記がある。
『2014年5月1日 茨城県神栖市の鹿島石油で接岸中のタンカーからロープを受け取る作業中に海に転落して死亡、水に濡れると開く浮輪を着けていたがカッパ着用で開かなかった?』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3879/
2023年10月2日14時42分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし10月、和歌山市の紀の川にかかる水管橋と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落し、1週間にわたって市内の4割にあたるおよそ6万戸が断水しました。
新たな部品は、こうした断水を防ごうと、市の企業局が、大阪の水道設備メーカーや京都の金属メーカーと共同で開発したものです。
市の企業局によりますと、この部品は、送水管同士をつなげる部分に蛇腹状のステンレス製の筒で覆い、大地震などで管の接続部分が破損しても断水が起きないようにするということです。
実際の水道管で行った実験では、管の接続部分が20センチ伸びたり、10センチ縮んだり、さらには、水が通る管の中心が5センチずれても、水漏れが起きなかったとしています。
市の企業局は、この設備の特許を出願していて、来月から試験的に市内の「六十谷水管橋(むそた すいかんきょう)」に設置することにしています。
和歌山市の瀬崎・公営企業管理者は、「市民のみなさんに大変なご迷惑をかけた水管橋の事故からあすで2年。この経験を決して無駄にしないために、官民連携で取り組んだこの製品が、安全で安心な水道供給の一助になってほしい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20231002/2040015947.html
10月2日20時0分に産経新聞からは、名称はカバージョイントなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市で令和3年10月3日に発生した「六十谷水管橋」(上水道送水管)の崩落を受け、市は2日、水道管の接合部分をカバーする新たな「カバージョイント」を共同開発したと発表した。
縦横に伸縮する機能を備え、地震などで接合部が外れても柔軟にカバーするという。
市は11月中~下旬ごろに同水管橋に設置して耐久性などについて調査し、結果を受けて活用を進めるという。
紀の川にかかる六十谷水管橋(全長約550メートル)崩落では水道管が破断し、約6万世帯(13万8千人)が約1週間にわたって断水した。
市企業局は崩落を受け、安定給水に向けた水道インフラの維持管理強化を検討。
耐震性や劣化の診断、水道管の複線化などを行ってきた。
令和4年9月からは、大成機工(大阪市)、日本ニューロン(京都府精華町)と共同で、水道管の接合部破損を防ぐ装備を開発してきた。
新たな装備となるカバージョイント(直径90センチ、長さ69センチ)は、蛇腹のように大小の凹凸が設けられたステンレス製のパイプ。
通常時より20センチ伸び、10センチ縮む。
水道管接合部の中心同士が5センチずれたとしても破損せず、漏水を防ぐ。
震度6の地震にも対応が可能で、既設の接合部分のカバーにかぶせて設置するため、施工時に断水することはないとしている。
11月に六十谷水管橋の1カ所に取り付けて約1年間、耐久性などをチェック。
十分な効果が確認された場合、今後は2カ所以上での設置を検討する。
和歌山市役所で共同記者会見した市企業局の瀬崎・公営企業管理者は「崩落の経験を無駄にしないとの思いで、維持管理態勢の強化に努めてきた。(カバージョイントの)開発は上水道の安定につながる」、大成機工の中村社長は「インフラの老朽化防止、整備の一助になれば」、日本ニューロンの岩本社長も「想定外を無くし、国土強靭(きょうじん)化の一助に」と話した。
https://www.sankei.com/article/20231002-QZ7Y7RUBKFNXBF3LFASERRO4Z4/
(ブログ者コメント)
水道橋の崩落事故については本ブログでも紹介スミ。
2023年10月2日16時21分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北見市の公園に雷が落ち8人がけがをして病院に運ばれた事故で、2日午後、気象台が現地を確認しました。
鈴木記者;
「雷が落ちた木は、折れる危険性があることなどから、市が撤去しました。
公園は広々としていて、避難できるような安全な建物などはありません。
いくつも高い木が並んでいます。」
1日午後3時半すぎ、北見市とん田東町の常盤公園の木に雷が落ちました。
公園は北見北斗高校の伝統行事「強行遠足」のゴール地点で、校長などの学校関係者や保護者ら8人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。
2日は、午後2時ごろから網走地方気象台の職員が現地を訪れ、雷が落ちた木の周辺などを確認しました。
網走地方気象台の職員;
「どこにでも起きる現象だと思っているので、今回は常盤公園に落ちてしまった」
落雷があった1日午後3時半ごろの北見市は活発な雨雲が通過し、雷注意報が出ていました。
けがをした人たちは木から2、3m離れた場所にいて、学校側は雷が落ちる前、「雷が危険なため木から離れるよう呼びかけていた」ということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a33db732108701ea53740304bb5c16c9bc0f498
10月1日18時16分にNHK NEWS WEBからは、午後3時すぎに強い雨が降り出したので生徒たちを休憩ポイントで休ませ、雷が鳴り始めたことで行事を中止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の公園は、1日に実施されていた北見北斗高校の伝統行事で、生徒たちが長距離を走る「強行遠足」のゴールになっていて、高校によりますと、当時は教師や保護者などが待機していたということです。
行事では、全日制と定時制の生徒あわせておよそ640人が、最長で71キロのコースを走っていましたが、午後3時すぎに強い雨が降り出したことから、生徒たちを途中の休憩ポイントで休ませ、雷が鳴り始めたことを受けて行事を中止したということで、生徒にけが人はいませんでした。
気象台によりますと、1日の北海道は寒冷前線が通過した影響で大気の状態が非常に不安定だったということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
北見北斗高校の中西副校長は、「急激な雨だったので、まず生徒たちを給水ポイントに避難させた。『雷は木に落ちるので離れてください』という注意喚起をしていた中で起きた事故で、非常に残念です」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231001/k10014212491000.html
10月2日16時39分にYAHOOニュース(HTB)からは、けがをした校長は足から電気が伝わってくるような間隔もあったと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
依田アナウンサー)
どんな状況だったのでしょうか
鈴木記者)
はい。
こちらの切り株木の部分からおよそ2、3メートル離れたところにいた校長先生保護者の方、そして運営のボランティアの方など8人が手足のしびれや耳の聞こえに違和感を感じたそうなんです。
そして、この8人のうち、5人が救急搬送されました。
搬送された方の中には一時意識がもうろうとした方もいたそうです。
学校によりますと、その方は元々設置していた救護用のテントに運ばれまして、待機していたボランティアの医師が応急処置をしたことによって、意識を取り戻したということでした。
8人がけがを負いましたが、命に別条はありません。
そして、けがをした人の中には、北斗高校の校長もいたわけですけれども、校長は足から電気が伝わってくるような感覚もあったと話していたということです。
落雷はどこにでも起こりうる現象です。
https://www.htb.co.jp/news/archives_22773.html
(2023年10月16日 修正1 ;追記)
2023年10月14日14時55分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、電撃を受けた人の体験談など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
被害者2人が衝撃の瞬間をあらためて振り返った。
事故現場の常盤公園は当時、北見北斗高の「強行遠足」のゴール地点で、職員や保護者、同校卒業生らがいた。
急な悪天候となり、落雷を避けるため、公園内の木々からは大勢が離れたり、テント内に入ったりしていたという。
「真っ白な光が広がったのと同時に、ドンという衝撃が来た」。
運営を手伝っていた40代男性は脚を中心に強いしびれを感じ、「落雷だ」と直感したという。
その直後、周囲に3人が倒れているのに気が付き、意識がもうろうとしていた女性に駆け寄った。
男性は「自分で気づいていなかったが、左目が充血していた。腹部と脚部にあざのようなものもできた」。
搬送されて「雷撃傷」と診断された。
病院に1泊して心電図も6時間測定し、異常がないことを確認した。
「まさか雷に打たれるとは。命があって良かった」と安堵(あんど)した。
【死んだと思った】
別の40代男性は「『ズバーン』という音が響き、顔の左側にレモンのような鮮やかな黄色の光が見えた」。
体が吹き飛ばされたような感覚で、地面にあおむけに倒れていた。
「正直、死んだと思った」。
近くで倒れていた人を抱えて運んだが、「その場面は記憶が飛んでいる。当日はずっとボーッとした感覚になった」と振り返る。
雷の衝撃からか、顔の左側に切り傷があったという。
男性は搬送されなかったが、「周囲の人には『体に電気が走ったのが見えた』と言われた。木から数メートル離れていたので助かったのかもしれない。高校生にも被害がなくて本当に良かった」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa55bbebd90c15fa6608307a7d7e6ec2d971d8f
2023年10月11時40分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時半ごろ、泉大津市西港町で、「川の上の橋が崩れて3名が落下した」と、消防に通報がありました。
消防によると、水路の上に敷かれたコンクリートが崩落し、通行人の24歳と65歳の女性2人と、助けようとした男性2人の合わせて4人が、およそ2メートル下に転落しました。
このうち、女性2人が救急車で運ばれましたが軽傷です。
男性1人も軽いけがをしました。
女性2人は、だんじり祭りの見物中で、場所を移動するために、現場を通って事故に遭ったということです。
この通路を管理している泉大津市によると、40年ほど前から設置されていたとみられ、崩落の原因は老朽化とみられます。
市内に同様の通路がおよそ20か所あり、市は緊急点検を行う方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eaa78d636e76fa8d08403be4515cdbe0604a0a3
10月2日15時53分にNHK関西からは、コンクリート板3枚が崩落した、これまで点検は行われていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市が管理する歩道の一部が崩れ、歩いていた女性2人が2メートル下の排水路に転落しました。
また、近くにいて助けようとした男性2人も水路に転落しました。
現場は、縦1メートル、横2メートル余り、厚さ10センチの板状のコンクリートを排水路の上に敷き詰めた生活道路になっていて、このうち3枚分のコンクリートが突然崩れたということです。
市によりますと、崩れたコンクリートはおよそ40年前に設置され、これまで点検などは行われていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231002/2000078369.html
2023年9月30日0時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国立感染症研究所は29日、職員が8月に腸チフスを発症した問題を巡り、感染研の実験室内でチフス菌に感染したと結論づける安全監視委員会の報告書を公表した。
職員は20年以上病原体を扱うベテランだといい、報告書は「そのような者が無意識のうちに発症した事実は極めて深刻だ」と指摘した。
職員は回復しつつあるが、今も入院中。
委員会は外部有識者らで構成され、問題発覚後、感染研に立ち入り調査した。
報告書によると、実験で扱った菌と、職員から検出された菌をゲノム解析したところ、極めて似ていることが判明した。
感染した原因は特定できなかったが、施設が原因の可能性は低く、菌の取り扱いや防護具の着脱、手指消毒などの運用面に問題があったとした。
感染研は、実験室の使用方法を緊急点検し、マニュアルを見直すなどの対策を講じる。
感染研によると、職員は8月2日、最後にチフス菌を扱い、11日に発熱などの症状で医療機関を受診した。
他の職員や家族らの感染は確認されていない。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20230930/k00/00m/040/001000c
9月29日19時28分にNHK NEWS WEBからは、チフス菌などを扱うレベルの実験室は監査対象になっていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国立感染症研究所は29日に、感染の経路などを調査した結果を発表しました。
それによりますと、研究者から検出されたチフス菌と、研究所で取り扱っていたチフス菌の遺伝子を比較した結果などから、感染は実験室内で起きたとみられるとしています。
感染した原因は特定できなかったとしていますが、
▽感染を防ぐための防護服の脱着や除染についてのマニュアルが作成されていなかったことや、
▽病原体を取り扱う区域と、それ以外の区域が明確に分けられていなかったことなどが、
感染につながったと考えられるとしています。
チフス菌などを扱うレベルの実験室は、研究所自身や外部による監査の対象となっていないということで、研究所は、実験室での病原体の扱い方について緊急の点検を行うとともに、実験室の使用マニュアルを作成するなどして、再発防止を図ることにしています。
国立感染症研究所の脇田所長は、「感染研の近隣住民をはじめ、国民からの信頼を損ないかねない極めて重大な事故である。病原体等を取り扱うすべての職員が、再発防止策の迅速な実施に最大限努力する」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230929/k10014211291000.html
(ブログ者コメント)
〇「チフス菌などを扱うレベルの実験室は、研究所自身や外部による監査の対象となっていない」という報道、最も危険な場所こそ監査が必要ではないかと思い、どういうことか?どんな理由からか?調べてみたが、これといった情報は見つからなかった。
〇この報道に接し、武漢のウイルス研究所を思い起こしたのはブログ者だけだろうか?
2023年9月29日8時3分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県日立市は28日、定例記者会見を開き、台風13号に伴う豪雨による市内の被害状況を報告した。
市役所近くを流れる数沢川と平沢川の合流部の越水で、市役所地下の電源設備が浸水したことについて、市側は「庁舎設計時、溢水(いっすい)することは想定していなかった」と説明した。
会見で小川春樹市長は、水害を受け、「専門家による調査・検証で、恒久的な対策を講じたい」と述べた。
9月補正予算では本庁舎の復旧事業に2億7090万円を計上した。
市役所の本庁舎は2017年に完成。
梶山副市長の説明によると、建設前に市民の意見を聴く懇話会で、近くの川の水があふれることを懸念する意見が出ていた。
梶山副市長は「街づくりやアクセスの観点から、最終的にこの選択をした」と、現在の場所に建てた理由を説明した。
また、約70年間で両河川が越水した記録がなかったことや、数沢川を暗渠(あんきょ)(地下水路)化する際に川の容量を1・3倍に拡張したことから、梶山副市長は「あふれる心配はないだろうと当時は考えた」などと釈明した。
市は、このほか、今回の豪雨で、市内67河川のうち中小規模の河川を中心に39河川で水があふれたと報告。
治水対策のため、新たに流域治水基本計画を策定することを決めた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/280478
ちょっと前、9月23日11時0分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、建設準備段階から浸水危険性は何度も指摘されていた、過去に88ミリの雨が降っても氾濫しなかったことを浸水しない根拠の一つにしていたが93ミリの雨で浸水したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風13号に伴う記録的な豪雨で8日、茨城県の日立市役所西側を流れる数沢川が氾濫した。
東日本大震災を契機に、「災害に備える防災拠点」として2017年に建設されたばかりの新庁舎の地下階は120センチの高さまで浸水。
受電設備と非常用発電機が水につかり、一時機能不全になった。
惨状を目の当たりにした小川春樹市長は「想定外の出来事だ」と語ったが、建設準備の段階から、その危険性は何度も指摘されていた。
新庁舎は12年2月の市議会全員協議会で吉成明市長(当時)が、旧庁舎西側の駐車場に建設すると表明した。
複数の候補地から
①自然災害に対する安全性が確保できること
②市の中核的な場所に位置していること
③既存の市有地を活用できること
などの条件に基づいて選定された。
旧庁舎での業務を継続しながら建設用地を確保するため、敷地内を流れる数沢川は流路を付け替えた上で暗渠(あんきょ)(地下水路)化されることになった。
市は新庁舎建設に向け、12年5月から16年11月まで「市民懇話会」を計11回開き、学識経験者や各種団体の代表、市民公募委員など、15人から意見を聞き取った。
震災が庁舎建て替えのきっかけとなったこともあり、耐震性などに多くの時間が割かれた。
一方で、メンバーからは数沢川について懸念の声が複数上がっていた。
市ホームページに掲載された会議録によると、
「近年の雨量は異常。新庁舎の後ろを流れている川からの冠水の心配はないのか」、
「流木が詰まってあふれることも考えられるのでは」
などと指摘している。
市側は数沢川について、1999年10月27日に市役所で観測された1時間当たり88ミリの雨でも氾濫しなかったデータを根拠に、「十分な排水能力がある」としつつ、河川の付け替えに伴い改修する考えを示した。
改修は流域に1時間当たり約50ミリの雨が降り、1秒当たり約40トンの水が流れ込むと想定。
深さ3・3メートル、幅4メートルだった川の断面は、コンクリート製の高さ3メートル、幅5メートルに広げられた。
13年3月、コンペにより新庁舎の原案が選定され、受電設備などが地下に置かれる全体像が明らかになった。
同年7月の懇話会では、メンバーが改めて「(地下階で)冠水などの対策は十分取られているのか」と問いただしている。
市は地下階に雨水貯留槽を設け、ポンプで排出する仕組みを整備した。
しかし、こうした対策は機能しなかった。
市内は観測史上最多となる1時間93ミリの降水を記録し、数沢川は暗渠の入り口手前で氾濫した。
大量の水が流れ込んだ地下の雨水貯留槽はあふれ、受電設備などが浸水、ポンプは動かなくなった。
小川市長は、「職員総出で水を防いでいたが、地下の方は防ぎようがなかった」とうなだれた。
新庁舎建設決定の経緯を知る市の元幹部は、死者・行方不明者31人の被害を出した1947年のカスリーン台風と今回の水害を重ね合わせる。
カスリーン台風では、市役所北側を流れる宮田川の橋に流木などが詰まって氾濫、日立鉱山の社宅などを押し流した。
元幹部は、「暗渠にしたことで流木などが詰まった可能性がある。開渠だったら、水があふれても1カ所で集中することはなく、庁舎の浸水は避けられたかもしれない」と指摘する。
市では原因を調査し、川の改修や排水機能の増強など対応策を検討する。
◇かつては数沢川が流れ込む「弁天池」
日立市役所の敷地は、かつて、数沢川が流れ込む「弁天池」だった。
1939(昭和14)年に日立町と助川町が合併した際、両町の境界付近に近かったこの池を埋め立てて庁舎を建設することが決まった。
79年に市郷土博物館が発行した広報紙で、当時を知る住民が思い出を振り返っている。
それによると、農業用水を目的としたため池で、ほとりに弁天様がまつられていたことから「弁天のため」と呼ばれていたという。
「大水増しもたびたびありました」、「夜中に大雨が降って、畳がもちあがってきて、大水増しに気づいたことがありました。このときは、ため池は満水となり、私の家は床上浸水で、牛たちの腹まで水につかりました」とあり、大雨の際の調整池の役割を果たしていたことがうかがえる。
弁天様は「助川下町弁財天」のことだと思われる。
池が埋め立てられた後も市役所敷地内にあったが2013年、新庁舎建設のため、市役所南側に移転している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/55260ce2841d4799a4e58876f7e7fd9787f3f790
9月29日9時39分に毎日新聞からは、3月に作成したハザードマップでは浸水想定区域に入っていたが対策は今後の検討課題としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は28日、新庁舎建設の際、西側を流れる数沢川、平沢川の氾濫を想定した対策をしていなかったと認めた。
市は新庁舎建設に向け、2012~16年に「市民懇話会」を計11回開き、学識経験者や各種団体の代表、市民公募委員などから意見を聞き取った。
この中で、複数のメンバーが川からあふれる水が地下に流れ込むことについて懸念を表明していた。
総務部長時代、事務局の一員として第1、3~5回の懇話会に出席した梶山副市長が、当時の認識を定例記者会見で説明。
旧庁舎時代から70年間氾濫の記録がなかったことから、「雨水が地下に流れ込む想定はしていたが、川があふれることは考えていなかった」、「(懇話会で懸念の)意見もあったが河川改修により安全性を確認した」と振り返った。
また、3月に作成した内水ハザードマップで市役所周辺が浸水想定区域に入っていたが、対策については「今後の検討課題という段階だった」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20230929/k00/00m/040/049000c
2023年9月29日15時41分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時40分ごろ、名古屋市南区大同町の大同特殊鋼の星崎工場で「薬品が漏れたようだ」と消防に通報がありました。
警察によりますと、20代と40代の男性2人が屋外で作業をしていたところ、薬品が顔にかかり、やけどをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
このほかに、けが人や体調不良を訴える人はいませんでした。
大同特殊鋼によりますと、現場の星崎工場は1937年に建設され、現在はステンレス鋼のほか、チタン合金などの高機能材料の生産を行う拠点だということです。
また、作業員にかかった薬品は、皮膚に接触すると有毒な「フッ化水素酸」だということです。
警察は2人から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230929/3000031984.html
9月29日18時28分にNHK東海からは、ポンプ取り換え後の試運転?時に水で薄められた薬品がかかったが防護服を着用していたので軽症で済んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や会社によりますと、屋外で従業員3人が工場内に薬品を供給するポンプの取り替え工事を行い、正常に作動するかどうかを確認した際に、20代と40代の男性2人の顔に水で薄められた薬品がかかり、病院に搬送されたということです。
薬品は、皮膚に接触すると有毒な「フッ化水素酸」でしたが、従業員はいずれも防護服などを着用していて軽傷でした。
大同特殊鋼は「多大なご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます。原因を究明し、適切な対策を講じてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230929/3000031986.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。