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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月17日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
北海道電力は17日、伊達石油火力発電所2号機(35万KW)で排ガスの除去装置に不具合が発生し、同日午前8時半から発電を停止したと発表した。
同機の運転停止で、17日のピーク時の供給余力は105万KWから70万KWに減るが、北電は「ただちに支障をきたす状況ではない」としている。
伊達2号機は損傷した給水ポンプの修理を終え、16日にフル出力での運転を再開したばかり。

北電によると、トラブルがあったのは、ボイラーで燃焼した後の排出ガスから、静電気の力で灰を取り除く電気集じん装置。
17日午前3時45分頃、装置の不具合を知らせる警報が鳴り、出力を段階的に落として原因を調べたが分からず、停止した。
灰を集める機能が働いておらず、内部の点検などを行っている。

北電は、運転を停止している泊原子力発電所1、2号機(各57.9万KW)をカバーするため、火力発電所のフル稼働を続けている。
伊達2号機も昨年12月に行う予定の任意点検を繰り延べているが、2月17日には水蒸気を冷却する配管に穴が開いたため、発電を停止。

20日に再開したが、4日後に給水ポンプが損傷して抑制運転が続くなど、昨秋からトラブルが続いている。

 
出店URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120317-OYT8T00508.htm
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2012年3月17日0時35分にヤフーニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後6時半ごろ、大牟田市四山町の全農エネルギー有明石油基地で、「労災事故でけが人がいる」と、119番通報があった。
タンカーから石油タンクにガソリンを送る配管の修理をしていた会社員(66)ら男性5人が軽いやけどを負った。

警察によると、5人は16日朝から5人で配管の修理をし、事故直前から溶接作業をしていた。

事故後、警察が調べたところ配管は壊れておらず、火災の発生もなかった。
管の中に残っていた気化したガソリンに何らかの理由で引火した可能性もあるとみて、原因を調べている。

 
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120317-00000005-mai-soci
 


(2012年3月31日 修正1 ;追記)
 
2012年3月17日付の熊本日日新聞紙面に、毎日新聞と骨子は同じだが、小爆発だったと書かれた記事が掲載されていた。
 
16日午後6時20分ごろ、全農エネルギー有明石油基地から市消防本部に、「爆発があった」と119番通報があった。
配管を修理していた下請け会社の社員(66)ら20~60代の男性5人が病院に搬送されたが、首や頭などにやけどなどの軽傷で、命に別条はない。
 
同本部によると、火災や建物の損傷はなく、爆発は小規模だったとみられる。気化したガソリンなどに引火した可能性もあるという。

 
警察によると、5人は停泊中のタンカーから石油タンクにガソリンを送る配管を修理するため、溶接作業をしていた。
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2012年3月17日付で毎日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後2時20分ごろ、岡山大薬学部2号館1階にある実験室から出火、職員が「薬品から火が出た」と119番通報した。
部屋にあった器具の一部を焼いたが、男性教授と学生3人が消火器を使って消し止めた。
けが人はなかった。


岡山大によると、60代の男性教授が、実験室で薬品の廃棄処理作業を行っていたところ、誤って水素化リチウムと水が接触し発火したという。近くにあったメタノール入りのポリバケツに燃え移った。
水素化リチウムは水と激しく反応する性質があるという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/archive/news/2012/03/17/20120317ddlk33040630000c.html
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2012年3月15日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後0時40分ごろ、柏市豊四季の工事現場で、クレーン車を運転していた男性作業員(57)から「クレーン車が倒れ、家を壊してしまった」と110番通報があった。

警察によると、同日正午ごろ、一般住宅の新築工事現場で、男性作業員がクレーン車(12トン)で木材(約200kg)を吊り上げたところ、クレーン車が横転し、アーム部分が隣接する平屋建ての空家に倒れこんだ。 空家は屋根が幅約6mにわたり崩落したが、けが人はなかった。
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2012年3月15日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午前9時50分ごろ、大崎市役所の2階にある子育て支援課相談室から出火、同室の壁やカーペットなど8m2が焼けた。約30分後に職員が消火器や消火栓からの放水で消し止めた。煙を吸った職員3人が軽傷を負った。
 
警察によると、コンセントにつながれたままのパソコンの分配器が溶解しており、警察は分配器やコンセントが過熱し出火した可能性があるとみて調べている。
 
出火当時、庁舎内にいた来庁者23人と職員312人は、庁舎前の駐車場に避難した。
市長は「火災発生を申し訳なく思う。施設の安全確認に一層注意したい」と述べた。

 
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2012年3月15日0時12分に毎日新聞から、15日6時8分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
九州新幹線で13日起きた架線トラブルの原因について、JR九州は14日、列車への送電を止める安全装置「保護接地スイッチ」の不具合が原因だったことを明らかにした。
スイッチ解除やその後の送電再開に手間取るなどミスや経験不足が重なり、立ち往生が約6時間半と長引いた。

トラブルは13日午後4時ごろ、久留米-筑後船小屋間の下り線を走行中の「さくら557号」の運転士が架線にビニールが引っかかっているのを発見したことから始まった。
運転室にある保護接地スイッチを押して送電を止めた。「異常時は列車を止める」という原則通りの対応。しかし、スイッチが解除できなくなって混乱した。
 
同社によると、スイッチを入れると車両上部の金属板が起き上がり、架線から電流を車内へ取り込むパンタグラフの上部に接触し、ショートが起きる。架線の電流が止まり、他の列車が近づけなくなる。
危険防止で入れたスイッチを解除しようとしたところ、金属板が下がらなくなった。

午後6時10分過ぎ、運転士が車両の屋根に登り、ハンマーでたたいて下げて解除した。
スイッチの不具合を想定したマニュアルがなく、現場の判断でハンマーを使用したという。

解除までに約2時間かかったことで車両のバッテリーが低下。今度は安全のために下げていたパンタグラフが上がらずに電気を取り込めず、自力走行が不可能になった。緊急時の小型バッテリーは積んでいなかった。
後続の救援列車が到着後、連結して動き始めるまでも約1時間半かかった。

全線開通1年の12日の記者会見で同社は、九州新幹線の「1列車あたりの平均遅延時間は30秒」と発表。在来線特急の81秒から大幅に改善する安定運行だと胸を張ったばかり。

全線開業以来、人身事故や自然災害以外で長時間の運転見合わせは今回が初めてで、JRの本部長らは14日の会見で「スイッチが解除できないことやバッテリーが上がることは対応マニュアルにも無く想定外だった。全線開業からまだ1年で経験不足があり、対応の手順の確認などに時間がかかった」と社員教育や復旧対策を充実していく考えを示した。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120315k0000m040111000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013699752.html
 
 
また、3月16日21時23分に朝日新聞から図解付きで、原因判明の旨、ネット配信されていた。
 
JR九州は16日、安全装置の故障の原因を発表した。
スイッチ作動時に流れた高圧電流で高熱が発生し、部品の銅製の板が溶けて接着し、動かなくなったためという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0316/SEB201203160024.html
 
 
一方、3月16日23時55分に時事通信からは、山陽新幹線では数年に1回程度あるトラブルで対応済という情報がネット配信されていた。
 
JR九州は16日、運転士が列車を緊急停止させた際に使用した車両の屋根の金属製スイッチが溶着し、元に戻らなかったため、運転再開できなかったとする調査結果を発表した。
トラブルがあった列車で、スイッチは8両編成のうち2両の屋根に各1カ所あり、うち2号車のスイッチの一部が溶けていた。

JR西日本によると、山陽新幹線ではスイッチの溶着が数年に1回程度あり、対応策を定めている。
JR九州は、記者会見で「溶着の経験がなく、知らなかった。今後は必要な教育、訓練をしていく」と述べた。

 
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012031601060
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
システムを構成する全ての設備について、その設備が故障した場合の対応マニュアルを作っておくことは、現実問題、できない相談だ。
ただ、しばしば故障する設備、その設備が故障すると致命的なダメージを受ける設備については、対応マニュアルを作っておいたほうが安心できる。
この点、山陽新幹線では、過去のトラブルの知見があったので対応方法を定めていた。
 
九州新幹線開業に当たっては、先輩であるJR東海、JR西に教えを乞いに行ったと思うが、こういった小さな点まで情報として得ることは無理な話しだ。
JR九州としては、一つ一つ経験を積み重ねていくしかないのだろう。
 
JRグループとしての失敗知識データベースなどがあれば、そこから未経験トラブルを学ぶことができるのだが、そういった動きはまだないのだろうか?

 
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2012年3月13日付の朝日新聞尾張知多版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
津島労基署は12日、板金工事業者(68)を労安法違反の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。
 
同署によると、事業者は昨年9月、男性従業員(63)が蟹江町で建設会社事務所の外階段の塩化ビニール製の屋根を取りかえる工事をした際、所定の危険防止をしなかった疑いがある。
従業員は屋根を踏み抜いて約3.5m下に転落し、頭を打つなどして死亡した。
 

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2012年3月12日23時1分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
東京都稲城市大丸の工事現場で男性作業員が土砂の下敷きとなって死亡した事故で、警察は12日、死亡したのは土木作業員の男性(70)と発表した。

警察によると、現場では区画整理に伴う下水管工事が行われていた。
男性は、下水管を埋めるため掘られた穴の中で、崩れた土砂に巻き込まれたという。


現場はJR南武線南多摩駅の北西約200mで、民家や工場が立ち並ぶ地域。
警察が詳しい事故原因を調べる。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120312/dst12031223010027-n1.htm
 
 
 
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2012年3月13日11時00分にNHK岡山から、また3月13日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午後11時半ごろ倉敷市の中国電力玉島発電所1号機で、水を沸騰させてタービンを回す蒸気をつくる配管の一部がこわれて水が漏れているのを社員が見つけた。

これを受けて中国電力では1号機の運転を停止して12日朝9時から修理にとりかかっているが、原因の特定が進まず、運転再開の見通しはたっていないという。

玉島発電所は石油を燃料とする火力発電所で、去年9月の定期点検では配管に異常はみられなかったという。
中国電力では「早期の運転再開に向けて点検修理を速やかに行っていく」とコメントしている。

 
1号機は電力の需要が少ないため、2月24日から運転を停止。
11日に運転を再開するため、起動作業をしていた社員が漏れを発見した。
水がポタポタ漏れ出ている状態だという。
 
1号機は1971年に運転を開始。99年3月にもボイラー内の配管で漏水が生じ、約1週間かけて配管ごと取り替えたという。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023661422.html
 
 
なお、中国電力HPには、以下のような趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
 
玉島発電所1号機は,起動過程において,ボイラーからの漏水を発見したため,運転を停止し,本日,点検を行いました。
点検の結果,ボイラー内部の配管の一部が損傷していることを確認しました。
今後,早期の運転再開に向け,速やかに点検修理を実施してまいります。


 

出典URL
http://www.energia.co.jp/press/11/p120312-1.html
 
 
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2012年3月13日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
豊後大野市の自営業の男性(55)方から11日午後8時ごろ出火、自宅に隣接する木造平屋の倉庫140m2が全焼した。
 
倉庫内でエンジンをかけていた車のマフラー熱で、近くに置いていたコルク製の板(縦180cm、横90cm)に火がつき、いったんは消火したが、板から倉庫の壁に燃え移った可能性が高いという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
排ガスがコルク板の自然発火を促進したか、あるいはコルク板にマフラーが接触していたために着火源になった可能性がある。
もし後者であれば、2012年2月4日に掲載した凍結水道管解凍ヒーターによる火災事例に相通じるところがある。
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2012年3月12日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
11日午後6時半ごろ、八街市のゴム製造会社「M化成工業」八街工場から出火、鉄骨トタン造り倉庫の一部を焼いた。けが人はいなかった。
 
警察によると、倉庫内にあったビニールを溶かす機械が火元とみられる。
近隣住民が出火に気付き、119番通報した。
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2012年3月12日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午前9時45分ごろ、大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」にある喫茶店「カフェブレーク」から煙が出ていると、地下街の防災センターから消防に通報があった。
 
消防などによると、改装工事中の店内で、作業員が煙排出用の金属ダクトを切断したところ火花が散り、煙が発生したという。
 
店周辺には一時、白っぽい煙や焦げたにおいが漂い、消防が「火災ではありません。安心してください」と拡声機で通行人に呼びかけた。

 
 

(ブログ者コメント)
 
ダクト内にこびりついていた油分のカスかなにかが発火したのだろうか?
しかし、仮にそうだとしても、喫茶店の煙排出用ダクトに油分が存在することは、事前に危険予知できた筈。
消防が「火災ではない」と呼びかけた点といい、分かりにくい事例だ。

 
 
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2012年3月11日8時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
北海道広尾町で10日朝に起きた民家火災で、広尾署は、亡くなった二人がこの家に住む無職男性(97)と妻(91)だったと発表した。
同署は引き続き死因と出火原因を調べている。

妻は足腰が弱く、外出時は歩行器を使っていた。男性方からは、消防署へ自動的に火災連絡が入る「災害弱者緊急通報システム」による通報があったが、地元の広尾消防署が確認に手間取り、消防車の出動が10分ほど遅れた。

同署によると、同システムは同町内の高齢者家庭など91戸に設置しており、10日午前6時3分に男性方の火災を知らせる自動通報があった。
しかし誤作動が多く、近所からの119番もないことから、同署は消防車を出動させず、署員2人を男性方に向かわせた。
同署は同時に、近所に住む男性の親戚に安全確認を依頼した。

同署は、署員が到着した同15分に火災を初めて確認。消防車が同16分に出動したが、古い木造住宅で火の回りが早く、夫婦を救出できなかったという。

消防車の出動が遅れたことについて、同署は「通報システムが導入されて十数年たつが、これまでの通報はいずれも誤作動で、出動前に確認が必要と思った。予断があったと言われれば仕方がない」と話した。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120311-OYT1T00044.htm
 
 
また、3月11日19時23分にNHK札幌からは、誤作動のやや詳しい内容が、下記趣旨でネット配信されていた。

広尾消防署によると男性の住宅には、火災の発生を自動で消防に伝える通報システムが設置されていたが、10日は「火災発生」ではなく「センサー異常」という誤った情報が通報されたという。
これを受けて、消防はすぐに出動せず署員が直接、家を訪ねて火事を確認した。
この結果、消防車が到着するまでに通常の5分より大幅に遅れて17分かかったという。

広尾消防署長は「初動が遅れたことは大変申し訳なく、通報システムを点検したい。通報にはすぐに対応していきたい」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003636731.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□これまでの誤作動は、全て「センサー異常」表示が出る誤作動だったのだろうか?
そうだとすれば、今回の対応で止むをえないところがある。
しかし、しばしば「火災発生」表示も出ていたなら、無駄足でも出動すべきだった。
 
□そもそも、「センサー異常」表示は、どのような時に出るものなのか?煙感知器なり熱感知器の感知部分が故障した際に出るものなのか?
もしそうなら、故障した際は「火災発生」表示を出すようにすべきではないのか?それがフェイルセーフ設計というものだ。
このシステムは、消防庁がモデル事業として進めているものらしいが、全体の問題として、そういった点を消防庁はメーカーに確認し、対策につなげることが望まれる。

 
(消防庁が音頭を取っているらしき通知;第2 2(2))
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi1404/140426syoubou95.pdf
 
(システムの概要はおそらくは下記;16ページ~)
http://www.fri.go.jp/pdf/shiryo/shiryo_no74.pdf
 
 

(2012年3月23日 修正1 ;追記)
 
2012年3月19日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、「センサー異常」=「火災発生」の意味だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
広尾消防署によると、システムは2010年3月に更新され、火災を知らせる音声は「センサー異常」と変わった。
署員は、更新時に説明を受けて知っていた。
 
町によると、システムは火災、ガス漏れ、防犯のいずれかのセンサーを接続できることから、音声は「センサー異常」と流れる仕様になっている。
ただ、広尾町では火災報知機に接続しており、「センサー異常」=「火災」だったという。
 
札幌市では、火災を知らせる緊急通報が入った場合、自動でつながる電話で呼びかけて応答があってもなくても、消防車を出動させている。
一方、広尾町では、どのように対応するか、明確ではなかった。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
これは仕様がよくない。
「センサー異常」などと聞く人に誤解を与える表現ではなく、たとえば「異常発生」といった表現にしておくべきだ。
どのような議論を経て、この表現に決まったのだろうか?
いや、議論そのものがなかった可能性もある。
 

 
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2012年3月11日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午後10時20分ごろ、廃棄物処理会社「K」のさつま町にある工場で、関係会社員の男性(29)が横転したフォークリフトの下敷きになっているのを別の作業員が見つけた。
男性は胸を打つなどして死亡した。
男性は、この日夕方から廃棄物を運ぶ作業をしていたという。
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2012年3月10日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午後1時55分ごろ、鹿角市尾去沢のプラスチック製造業「M製作所」の工場内で、社員の女性(48)が作業中に右手の小指を切断するけがをした。
 
警察によると、ドリルでプラスチック部品を削っていたところ、巻きこまれたという。
 
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2012年3月9日20時14分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前11時30分ごろ、長崎市北浦町の下水道の工事現場で深さ2mほどの穴に土砂が崩れて流れ込み、土木作業員の男性(60)が土砂の下敷きになった。
男性は駆けつけた消防に救出され病院に運ばれたが、およそ1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。


警察によると、9日は男性を含む作業員4人が午前9時半ごろから下水管の設置工事を行っており、事故当時は重機で掘った穴に男性1人が入って作業をしていたという。

現場は茂木中学校近くの海岸ぞいの道路で、警察では他の作業員らから話を聞いて事故の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033599342.html
 


(2012年3月30日 修正1 ;追記)
 
2012年3月10日付の長崎新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が掲載されていた。
 
下水道管設置のために掘った穴(幅約1m、長さ約11m、深さ約2m)の中で、男性が排水処理のためのポンプを置こうとしたところ、背後の土砂が高さ約1m、幅約1.5mにわたり崩落した。
土砂の崩落を防ぐ「土留め」をしていなかったのが原因という。

 


(2012年10月3日 修正2 ;追記)

2012年10月2日15時13分にmsn産経ニュースから、10月3日付で毎日新聞長崎版から、会社などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長崎労基署は2日、土砂の崩落を防ぐ措置をしなかったとして労安法違反の疑いで、建設会社「H組」と作業指揮者の男性(51)を書類送検した。

容疑は3月9日、長崎市北浦町の下水管敷設工事現場で、掘った穴の土砂が崩れる危険性があったにもかかわらず、のり面を鉄板で固定したり防護網を張るなどの措置をしなかった疑い。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121002/crm12100215140016-n1.htm
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2012年3月9日2時6分にmsn産経ニュース広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8日午前9時35分ごろ、尾道市因島の「U造船」因島工場内で、会社員の男性(66)が天井から吊り下げたクレーンで船舶部材(約35トン)を移動中に、別の船舶部材に挟まれた。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
 
警察によると、男性はクレーンの誘導をしていたという。
警察で詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120309/hrs12030902060003-n1.htm
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2012年3月8日3時0分に朝日新聞から、図解付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。

4号機は一昨年11月から定期点検に入り、シュラウドと呼ばれる炉内の大型構造物の取り換え工事をしていた。1978年の営業運転開始以来初めての大工事だった。

工事は、原子炉真上の原子炉ウェルと呼ばれる部分と、放射能をおびた機器を水中に仮置きするDSピットに計1440m3の水を張り、進められた。ふだんは水がない部分だ。
無用の被曝を避けるため、シュラウドは水の中で切断し、DSピットまで水中を移動。その後、次の作業のため、3月7日までにDSピット側に仕切りを立て、原子炉ウェルの水を抜く計画だった。


ところが、シュラウドを切断する工具を炉内に入れようとしたところ、工具を炉内に導く補助器具の寸法違いが判明。
この器具の改造で工事が遅れ、震災のあった3月11日時点で水を張ったままにしていた。


4号機の使用済み核燃料プールは津波で電源が失われ、冷やせない事態に陥った。プールの水は燃料の崩壊熱で蒸発していた。
水が減って核燃料が露出し過熱すると、大量の放射線と放射性物質を放出。人は近づけなくなり、福島第一原発だけでなく、福島第二など近くの原発も次々と放棄。首都圏の住民も避難対象となる最悪の事態につながると恐れられていた。


しかし、実際には、燃料プールと隣の原子炉ウェルとの仕切り壁がずれて隙間ができ、ウェル側からプールに約1千トンの水が流れ込んだとみられることが後に分かった。
さらに、3月20日からは外部からの放水でプールに水が入り、燃料はほぼ無事だった。

東電は、この水の流れ込みがなく、放水もなかった場合、3月下旬に燃料の外気露出が始まると計算していた。


http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html?id1=2&id2=cabcadai
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
4号機の核燃料プールについては、当時、原子炉本体よりも深刻な状態だとメディアで報じられていた。
それが、こんなことがあって間一髪、大破局を免れていたとは・・・。絶句である。
 
歴史に「if」は禁物だが、もし、シュラウド切断工具が所定の寸法で出来あがっていたらどうなっていたか?
震災がれき受入れ反対運動など、したくてもできないような惨状を呈していたかもしれない。
 
一般に、大事故というもの、小さなミスの積み重ねで起きるといわれているが、この事例に限り、逆だった。その点で珍しい事例だ。

  


※キーワード;福島第1原発




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2012年3月8日付の朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後7時40分ごろ、神戸市の川崎重工神戸工場付近の住民から「爆発音が聞こえた」と119番通報があった。
 
駆け付けた消防署員らが工場内の船舶用ディーゼルエンジンから白煙が上がり、窓ガラスが100枚以上割れているのを見つけた。けが人はなかった。
 
消防などによると、エンジン内の圧力が上がり、圧縮された空気が爆発音をあげて外部に噴出したらしい。
近所の男性は「ドーンと雷のような音がした」と話した。
 

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2012年3月8日付で毎日新聞京筑版ならびに朝日新聞京筑版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
九州電力は7日、豊前発電所の専用岸壁に係留中の韓国籍タンカー(4366トン)から発電用燃料のC重油約2400ℓが海に流出したと発表した。
船員のバルブ操作ミスが原因。発電所の操業や環境への影響はないとしている。

九電によると、同日午前9時半ごろ、船員が重油を陸上のタンクに移す作業中、誤って船内の汚水などを溜めておくタンクにつながるバルブを開けたため、重油が船内タンクに流出してあふれ出し、甲板の排水溝から海に流れ出たという。

重油は約20m四方に広がったが、オイルフェンスを張っていたため拡散せず、同日夕にすべて回収した。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2012/03/08/20120308ddlk40040390000c.html
 
 
一方、3月8日付の西日本新聞からは、上記2紙とは違った状況だったと、下記趣旨でネット配信されていた。
 
タンカーは発電所の油タンクに重油を移す作業をしていた。タンカーの船員が甲板下の貯蔵タンクから重油をパイプで吸い上げる際、配管の弁を閉め忘れ、重油が甲板にあふれて海に流出したという。
同支社は記者会見をして、事故の概要を説明した。「再発防止に向けて安全指導をしていきたい」としている。

 
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/290672
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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