







2023年4月15日16時30分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時ごろ、松茂町の今切川で、「男性が川に浮かんでいる」と警察に通報がありました。
男性は小松島市に住むセメント輸送会社の社員、志尾さん(69)で、救急隊に救助され、徳島市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、志尾さんは、川で見つかる30分ほど前まで、近くの岸壁につけたセメント輸送船の上でセメントを船から陸上のタンクに移す作業を同僚4人と行い、作業を終えて現場を離れようとしていました。
その後、同僚が船から下りようとしたところ、志尾さんが川に浮かんでいるのを見つけたということです。
船は岸壁から数メートル離れ、はしごで渡れるようになっていたということです。
現場の川は、徳島空港から南西に1キロほど離れ、工場などが建ち並ぶ地域を流れていて、警察は当時の状況や原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230415/8020017265.html
2023年4月14日10時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
小学校でサッカーのゴールポストが倒れ、4年生の男児(当時10)が下敷きになり死亡する事故が6年前にあった福岡県大川市で、市教委が遺族らと協力し、学校での安全を確保するための注意点などをまとめたリーフレットを作成した。
5千部作り、まず南筑後地区の小中学校の全教職員2400人に配布する。
「学校事故から6年 子供の安全みんなで守ろう!」と題したリーフレットにはQRコードが印刷してあり、読み取ると、理科、体育科、図画工作科、家庭科のそれぞれの点検表を見ることができる。
例えば体育科では、サッカーゴールや鉄棒、すべり台など対象ごとに、「支柱にぐらつきはないか」などの点検項目を示している。
「学校安全」に向けた取り組みは、点検する「安全管理」、指導や学習の「安全教育」、研修や地域との協働といった「組織活動」の三つに整理している。
今回作成したリーフレットは、第1弾と位置づける「安全管理編」だ。
6年前の事故は、市立川口小で1月13日に発生。
市は、その日を「学校安全の日」と定め、翌年から毎年、安全を考える授業を行うなど、学校から事故をなくす取り組みを続けている。
この事故をめぐる損害賠償請求訴訟では、学校の安全配慮義務違反を認めた判決が確定。
昨年6月の判決後の記者会見で、亡くなった男児の父親(43)は学校安全に向けて発信していきたいと語っていた。
その後、大川市の内藤教育長らが父親ら遺族と話し合い、協力してリーフレットを作ることに。
校長会も含めて内容について協議を重ね、完成した。
男児の父親は、「元気であれば子供は高校2年生。当時の同級生が今も遊びにきてくれる。この子らの笑顔をなくさないよう、今回の一歩を大切にし、大きく広げていきたい」と話す。
大川市教委では、今年後半に第2弾「安全教育編」を、来年に第3弾「組織活動編」を発行する予定。
今後は、南筑後地区だけでなく、県全体など配布先も広げたいとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASR4F7HCDR4FTGPB001.html
(ブログ者コメント)
〇どのようなリーフレットなのか、市教委HPなどで探してみたが見つか
らなかった。
〇ゴールポスト死亡事故については本ブログでも1報2報3報として紹介している。
(キーワード「大川市の小学校」で検索可能)
2023年4月13日11時1分にYAHOOニュース(女性自身)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日夜、日本中のどこかで建設や道路工事などが行われているが、不安定な足場や大型機械など、さまざまな危険があるゆえ、死傷事故が起こることも少なくない。
直近では、4月2日に兵庫県神戸市の工事現場で、建設会社社員の男性(58)が横転したショベルカーの下敷きになって死亡するという事故があった。
そんななか、“驚きの体験談”を告白したTwitterでのツイートが注目を集めている。
とあるユーザーが《上司に聞いたやばい話》として、手書きの絵を投稿。
工事現場の作業員が、ショベルカー操縦者の死角にいたせいで、誤ってショベルに首だけをもぎ取られてしまったという内容が描かれていた。
あまりに衝撃的な内容に、たちまちのうちにツイートは拡散された。
しかし、これに反応した別のユーザーが、さらに衝撃的な内容をリプライ(返信)したのだ。
《これ、された事あります。
奇跡的に腰椎5本折れただけで済みましたが、潰された時、内蔵が「うにょん」て移動したのがわかった。
直後、引き摺られて「あ、死んだ」「えっ?生きてる?」って。
その場から走って逃げたら、5m先くらいで倒れました。
腰折れてるから、そらそうだ》
このリプライをしたのがノズさん(@akiornoz)。
本誌は、このノズさん本人に、当時の状況などについて、詳しく話を聞くことが出来た。
(以下、カッコ内は全て本人によるコメント)
「事故に遭ったのは、’13年の夏。
当時は34~35歳くらいで、土木作業員をしていました」
ちょうど10年ほど前に起こったという、工事現場でのショベルカーによる事故。
ノズさんの作業していた付近には、ショベルカー(以下、重機と記載)が2台と、それを操縦するオペレーター2人、さらにもう1人の作業員がいたという。
「3メートルくらい積み上げられた土山の上で、重機がベルトコンベアの投入口に土を入れる作業を行っていて、もう一台の、下に居る重機がその土山に土をまく、という作業をしている現場でした。
自分ともう1人がその間に入り、ゴミ等を除去する作業に従事していたんです。
すると、下にいた重機のオペレーターから『こっちはあらかた片付いたから、向こう(土山のほう)に行ってくれ』と指示されました」
ノズさんは指示に従い、土山のほうへ移動する。
これが、事故の引き金となってしまった。
「移動した直後の出来事で、土山の上のオペレーターも、入ってきたとは思って無かったみたいです。
重機の作業員にも、ショベルカーのアームの死角になって自分の姿は見えていなかったと思われます。自分と同じ作業をしていたもう1人の従業員は、少し離れた所で集めたゴミの仕分けをしていて、こちらには全く気づいていませんでした」
ノズさん本人も、自身に迫っていた危険に気づくことはなかった。
すると突然、後部から重機のバケツで、被っていたヘルメットを叩かれたという。
「『ゴンッ』という、ヘルメットを叩かれた音がして倒されましたが、何が起こったのか分かりませんでした。
直後に腰の辺りからバケツで掬われて、『うにゅん』と内蔵が押し上げられて移動する気持ち悪さを感じました。
そのまま『ズササササ』と体を引きずられるのが分かって、『あ、死んだ』と思いました」
【腰椎が5本折れ、重機のツメで腎臓が損傷……】
一体、どのようにして助かったのか。
ノズさんはこう続ける。
「自分の身体が細いのと、下の土が柔らかったので、バケツの爪の間から身体が抜け、下の土に埋まって助かりました。
『この場にいたら、もう一度やられる』と思い、走って逃げようとしましたが、5メートルほどのところで倒れてしまいました。
そのときは腰が痛すぎて唸るしか出来ず……。
そうしていると、事故を起こした重機のオペレーターが倒れている自分を見つけて、駆け寄ってきて発見されました。
集まってきた人達にも話しかけられましたが、『あー!あー!』と叫ぶことしか出来ませんでした」
すぐに現場近くの国立病院に運ばれ、鎮静剤を打たれてから話せるようになり、付き添いの現場関係者にようやく事の顛末を伝えた。
「まさか、皆、自分がバケツで掬われたとは思って無かったようで、顔を青ざめさせて『よく生きていたな』と言われました。
レントゲン撮ったところ、腰椎が5本折れているのと、バケツのツメが腎臓を引っ掛けたみたいで、出血していたそうです。
最悪の場合、下半身不随と自分でおしっこが出来なくなるかも知れないから覚悟しておいて下さい、と医師には告げられました」
奇跡的に、その最悪の事態は免れることになる。
「腎臓は幸い、出血も止まっていて、大事には至らないってことで、何もせず終わりました。
腰椎のほうは、髄膜を少し押していましたが、神経損傷などは無く、ただの骨折ということで、首から下腹部までのギブス処置で済みました。
入院していたのも、ICUで9日間、一般病棟で5日間の、合計14日間です。
退院したのは9月になって直ぐだったんですが、ギブスは1ヶ月半ほどしていたと思います。
その後、脇下から下腹部までのコルセットを作って貰って、そのまま半年ほど、年内は休業させてもらいました。
その間も、会社の社長から『知り合いのところでガードマンの仕事頼んでやるから、ボチボチでええから仕事慣らしていこう』と言っていただいたので、ゆっくり復帰させていただきました」
【面倒くさくてもルールは守って】
ある程度の休業期間も経て、同じ仕事に復帰したというノズさん。
果たして、後遺症などはないのだろうか。
「後遺症に関しては、退院してから1年間ほどは尿意を感じてトイレに行っても、出しかたが解らない感じで出せないときがありましたが、今は普通に元通りです。
ただ、右足から発汗しなくなりました。
冷や汗は出るんですが、夏場とか、全身汗だくになって服がびしょ濡れになっていても、右足だけカラカラに乾いています。
後遺症はそれくらいですね」
決して重い後遺症はなく、今は五体満足だと語った。
だからこそ、今回のツイートを投稿したのだという。
「自分は、事故の前と同じ様に五体満足で現場復帰して、以前と変わらず仕事しているので、今回のツイートを見て軽くリプライ送っただけなんですが……。
皆さんから『生きてて良かった』と多く言っていただいて有難かったです。
今の工事現場では、ショベルカーなどの重機の可動範囲に作業員が入るのは厳しく制限されています。
自分の様な事故が起こって、未然に防ぐ為に取られた処置だと思います。
自分は運良く何とも無かったけど、十中八九死ぬ事故なので。
面倒臭いルールが設けられていても、現場のルールは守って安全に作業して欲しいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4ea2e63e649e5e5f4fbd1382509158bb57c770
2023年4月12日9時8分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県熱海市の国道で三輪自動車「トゥクトゥク」が歩道に乗り上げ3人が死傷した事故から、まもなく1カ月。
11日、警察などが現場診断をして、再発防止策を検討した。
熱海は坂の多い人気の観光地で、トゥクトゥクの運転方法を知ると、事故の背景が見えてくる。
【3人死傷事故の現場で感じたこと】
3月15日、熱海市東海岸町の国道135号線で、大学生がレンタル店で借りた「トゥクトゥク」が歩道に乗り上げ、歩行者3人をはねた。
この事故で埼玉県の19歳の男子大学生が死亡し、80代と20代の男性がケガをした。
事故から約1カ月。
トゥクトゥクを貸し出したレンタル店は、事故以降 休業を続けている。
雨宮記者:
「どうして事故が起きたのか。
再発防止に向けて、現場の形状や見通しなどを確認する現場診断が行われています」
現場診断には、警察や県、それに交通安全にかかわる地元の団体など19人が参加した。
参加者:
「(トゥクトゥクは)右カーブから左カーブに入り、左へ(ハンドルを)切らなきゃいけない時に、たぶん切りすぎて(歩道へ)入ってしまった」
参加者:
「(四輪)車のつもりで路側帯に合わせて行ってしまうと、後ろのタイヤが段差に当たってしまう」
参加者は現場付近を見てまわり、ガードレールの設置や観光客への指導など、事故の防止対策について話し合った。
参加者:
「(レンタル店は)ただレンタルするのではなくて、指導や講習的なものが必要かなと思います。
ガードレールを要所要所につけるべき」
参加者:
「普通車とトゥクトゥクの操作性を熟知してもらわないと難しいと思う。
(現場の国道は)見た目はそれほどカーブがきつくなく見えても、実際に運転してみると、S字カーブがきつい」
警察は、レンタル店に対して、トゥクトゥクの操作の難しさや危険性について、観光客への説明や講習を求めたいとしている。
県警交通企画課・岡澤管理官:
「歩道への逸脱なので、歩道と車道の境界にあたる防護柵あれば助かったかもしれない。
追突が非常に多いポイント。
警察のソフト面の対策として、姿を見せて注意喚起する対策も熱海署を中心にやっていかなきゃいけないと感じている」
県警によると、現場付近では2018年から4件の事故が起きていて、県警は県と協議しながら必要な対策を進めていきたいとしている。
【トゥクトゥクの運転 どう違う?】
タイなど東南アジアで見かけるトゥクトゥク。
運転方法は車やオートバイと、どう違うのだろうか?
宿泊客の送迎にトゥクトゥクを活用している河津町のホテルに聞いた。
ホテル四季の蔵・井野さん:
「ハンドルはオートバイと同じように、右手がアクセルになっています。アクセルは手動です。
ブレーキはフットブレーキです。
ふだん、普通の車や小さいバイクを運転している人だと、トゥクトゥクは違和感があって、操作を間違える可能性があります。
ホテルによると、トゥクトゥクのタイヤはオートバイと異なり、地面と接触する面積が大きいことから、ハンドル操作に力が必要で、運転は慣れないと難しいという。
井野さん:
「非常に(ハンドルが)重たいので、うまくぐっとタイミングを見て力を入れないとうまく操作できないところがトゥクトゥクにはある。
坂の下りのカーブは非常に速度も遅くしますし、細心の注意を払って運転しています。
ブレーキとハンドル操作が、トゥクトゥクの難点です。」
【トゥクトゥクで観光客送迎 ホテルの工夫】
このホテルではトゥクトゥクを1年前に導入したが、ドライバーには3カ月間の練習期間を設けた。
また、トゥクトゥクは普通自動車免許を持っていれば運転することができるが、ホテルでは大型二輪の免許を持っている従業員3人にのみ運転を認めている。
井野さん:
「最初の3カ月は試乗期間で、(運転に)慣れるために3カ月用意して、その後からお客様を乗せるようにした。
経験のない方が運転して、急に何人も後ろに乗って、それではハンドル操作はどんどん難しくなるし、ブレーキもきかなくなるでしょうし、非常に難しいと思う。」
【旅先で慣れない道と乗り物 再発防止にむけて】
事故を起こしたトゥクトゥクのレンタル業者は、普通運転免許を取得して3年以上がたっている人には10分ほどの操作方法のレクチャーをして、貸し出していた。
熱海の事故では1人の命が奪われ、2人がケガをした。
繰り返さないために、原因究明と再発防止策が求められる。
11日の現場診断で、再発防止策としてあがった意見を確認しておこう。
・車道と歩道の間へのガードレールの設置
・トゥクトゥクに乗る観光客への危険性の説明や適切な講習
・警察による事故防止に向けた注意喚起
熱海は起伏の多い街だ。
旅先での慣れない道と、ふだんは乗らない乗り物。
観光客が熱海でトゥクトゥクを運転する際には、慎重な操作が求められる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c78ce24295a7bc50569b63e4d3fb7b55c3412ca8
2023年4月13日17時58分に四国放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜、徳島県徳島市の吉野川橋アンダーパスで、走行中のトラックが積んでいたパワーショベルが高さ制限ゲートに衝突し、ゲートが壊れる事故がありました。
ぐにゃりと折れ曲がったゲートとトラックから落下したパワーショベルが衝撃の大きさを物語っています。
事故があったのは、徳島市上助任町の吉野川橋南詰のアンダーパスです。
警察によりますと、12日午後9時ごろ、中型トラックが走行中、積み荷のパワーショベルが橋の手前に設置された、高さ3.6メートルの制限ゲートに衝突しました。
鉄製のゲートは大きく損壊し、アンダーパスは4時間近くに渡って通行止めとなりました。
ゲガ人はいませんでした。
(河野記者)
「事故から一夜明け、現場では、損壊したゲートの復旧作業が行われています」
吉野川橋のアンダーパスでは、これまでも同様の事故が度々起きています。
2019年6月には、吉野川橋北詰めでクレーン付きの大型トラックがゲートに接触。
傾いたゲートを後続のトラックが通過できずにゲートをひきずり、反対車線の車に次々とぶつかる多重事故に発展しました。
ゲートとの接触事故は過去15年間で34件発生しています。
アンダーパスを管理する県は、対策として2021年、吉野川橋北詰にセンサーで車高超過を検出する装置を導入しました。
車高超過の車両に対し、警告音と電光掲示版で、注意を促します。
吉野川橋北詰めでは、この装置の設置後、ゲートとの接触事故は起きていません。
(徳島県東部県土整備局・津山次長)
「南岸につきましても、レーダーの設置等含めた有効な対策の検討を進めている」
今回の事故を起こした男性は取材に対し、「あまり通ったことのない道で、当たるとは思わなかった」と話しました。
(津山次長):
「アンダーパスを通行される方は、通行前に必ず積み荷も含めた高さを確認していただきたい」
https://www.jrt.co.jp/news/news999xehukqk5sk16xmp
(ブログ者コメント)
2019年6月の事故は本ブログでも紹介している。
『2019年6月3日 徳島市の県道アンダーパスでクレーン付きトラックが高さ制限ゲートに衝突、倒れたゲートが後続トラックの荷台にめりこみ、その状態で走ったため8台に次々と衝突(修2)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9720/
2023年4月13日13時0分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後9時ごろ、佐世保市の「ハウステンボス」で、園内の運河を巡るクルーズ船「カナルクルーザー」から乗客の男性が転落しました。
男性は近くにいた職員によって救助されて市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体になっています。
警察によりますと、当時、クルーズ船には、転落した男性を含めて7人の乗客と乗組員1人が乗っていたということです。
ハウステンボスによりますと、クルーザーは定員51人、全長14.6メートルで、およそ6キロのコースを巡り、夜景が楽しめることから人気を集めているということです。
また、転落した周辺の運河の深さは2.5メートルほどだということです。
警察は、関係者から事情を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。
また、今回の事故を受けて、ハウステンボスは安全が確認できるまでクルーザーを運休するということです。
ハウステンボスは「お客様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけして心よりお詫び申し上げます。転落されたお客様の1日も早い回復をお祈りします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230413/5030017684.html
4月14日17時50分にNHK長崎からは、監視カメラの設置や屋外座席に座る人を対象にライフジャケット着用を義務付けるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受けて、ハウステンボスの運営会社は14日、再発防止策をまとめ発表しました。
それによりますと、乗客の状況をリアルタイムで監視するため船に4台のカメラを設置し船長が確認するほか、乗船する人のうち屋外の座席に座る人を対象に、ライフジャケットの着用を義務付けるということです。
ハウステンボスでは、こうした対策を講じたうえで、週明けの17日からクルーズ船の運航を再開する予定だということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230414/5030017697.html
長崎県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボス(HTB)の遊覧船「カナルクルーザー」から男性が運河に転落した事故で、県警早岐署は17日、意識不明の重体となっていた男性が病院で死亡したと明らかにした。
男性の死亡を受けてHTBは、17日に予定していた運航再開を18日に延期した。
署によると、死亡したのは台湾から団体ツアーでHTBを訪れた男性(42)。
12日夜の事故当時、遊覧船の最終便に乗り、後部デッキ席付近から運河に転落した。
ツアー客と一緒ではなく、1人で乗船したとみられる。
署は、死因や転落原因などについて調べを進める。
船は全長14・6メートル、全幅4メートルで定員51人。
時速5~6キロでゆっくりと運河の一部を巡る。
1992年の開業時から来場者の遊覧や移動手段として運航され、乗客がけがをしたり亡くなったりした事故は今回が初めて。
運航再開後は、安全対策として、後方を含めた船内4カ所にカメラを設置し、後部デッキ席利用者には腰巻き式ライフジャケット着用を求める。
HTBは「亡くなられた方のご家族や来場者の心情を考慮した。ご冥福をお祈りします」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/831d0f525f68928d4faf0342461ca1477a2efcae
2023年4月12日18時19分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後0時半すぎ、東海村にある三菱原子燃料東海工場の社員食堂の調理室で、料理を保温する保温機器の電源が入らなかったため調理師がコンセントを確認したところ、変色しているのを見つけました。
火などは出ておらず、その後、消防が調べたところ、コンセントの表面が変色していることから火災と判断したということです。
当時、保温機器は、カレーが入った鍋を温めていたということです。
三菱原子燃料は何らかの要因で電流が多く流れショートした疑いがあるとみて詳しい原因を調べています。
茨城県内の原子力関連施設では去年9月からぼや程度の火災が相次いだため、先月には、県が事業者を対象に火災予防研修会を開いています。
こうした状況から三菱原子燃料では、社員への注意喚起を行っていたということです。
三菱原子燃料の橋本執行役員は、「住民にご迷惑をかけ、申し訳ありません。真摯に反省し、再発防止策を最優先に行っていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230412/1070020550.html
(ブログ者コメント)
〇どの程度の変色か情報は見つからなかったが、この程度でも消防は火災と判断するとは知らなかった。
〇製造現場ならいざしらず、食堂にある保温機のコンセントが変色したぐらいで消防に通報する事業所はあまりないのではないだろうか?
あったとしても、報道されることは、まずないだろう。
この点、原子力関連施設ゆえの特異性を感じた。
〇茨城県内の原子力関連施設では昨年9月からボヤ程度の火災が相次いでいるという件、調べてみると、結構、起きていた。
以下は、そのうちの1件。
駐車中の車の火災事故情報を最近目にすることが多くなったということもあり紹介する。
(2023年4月11日7時42分 東京新聞 写真付き)
日本原子力研究開発機構は十日、核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)の非管理区域で従業員の自家用乗用車が燃える火災があったと発表した。
けが人や放射性物質の漏えいはなかったとしている。
県内の原子力施設での火災は、今年に入り四件目。
原子力機構によると、所内にある地層処分基盤研究施設の東側駐車場で同日午前六時三十五分ごろ、従業員の乗用車の左前部から煙と炎が上がっているのを別の従業員が発見。
所有者の従業員が消火器で初期消火し、消防が午前七時十分に鎮火を確認した。
原因は調査中。
ひたちなか署は事件性はないと判断した。
同研究所では二月にも、管理区域の屋内で、ケーブルが熱で溶ける火災が発生している。
相次ぐ火災を受け、県などが三月末に原子力機構も交えて火災予防研修会を開いたばかりだった。
県庁で記者会見した同研究所の照沼技術主幹は、「個人の車ではあるが、原因を追究して、二度とこのようなことが起こらないよう対応していく」と述べた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243375
2023年4月11日16時4分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原燃(青森県六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場で部屋の照明が消え、国際原子力機関(IAEA)の核物質監視が一時的にできなかった問題で、原子力規制委員会は11日、原燃の検証は不十分だとして調査報告書を再提出させることを決めた。
規制委は、部署間の連携に関する原因分析が不十分な上、照明の維持管理の責任を負う部署も明示されないなど、再発防止策は具体性を欠いていると指摘した。
14日には増田社長から直接、意見聴取する。
1月28日の保守点検の際、使用済み核燃料を扱う部屋の一つで照明が約2時間にわたり全て消え、カメラで燃料移動の監視ができなかった。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243462
※トラブル発生当時、2023年2月22日付で産経新聞からは、電源盤メンテナンスのため11カ所ある照明のうち8カ所を消灯すると事前報告していたが6か所の電球が切れていた、同じ日に敷地内で消防車が燃えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原燃の使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で今年1月、国際原子力機関(IAEA)の監視対象区域となっている一部施設の照明が全て消えるトラブルがあったことが22日、原子力規制委員会の報告で明らかになった。
規制委によると1月28日、原子力発電所から出た使用済み燃料をせん断、溶解する前処理建屋内にある部屋で、電源盤のメンテナンス作業中に照明が全消灯した。
この部屋は保障措置上の監視対象になっており、IAEAが同日午前10時から約2時間、監視できない状態となった。
日本原燃は建屋内にある11カ所の照明のうち8カ所を消灯して保守点検することをIAEAと規制委に事前報告していたが、メンテナンス前に6カ所の照明が電球切れになっていたことも判明。
監視カメラの記録を確認する核物質管理センターは1月30日にトラブルを把握したが、規制委には報告しておらず、2月9日にIAEAから規制委と日本原燃に指摘があったことで発覚した。
再処理工場は、使用済み燃料からプルトニウムを取り出す施設。
IAEAは核物質が平和利用以外に扱われていないか監視を行っている。
日本原燃の再処理工場では、全消灯トラブルが起きた同じ日に敷地内の消防車が燃える火事があった。
https://www.sankei.com/article/20230222-XCECDSUBPVILZGCBXYCG347IXU/
2023年4月11日19時24分にYAHOOニュース(北日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時15分ごろ、富山市の常願寺川にかかる富山地方鉄道の鉄橋近くで、上市駅から電鉄富山駅へ向かっていた普通列車が作業員と接触しました。
この事故で、滑川市栗山の清水さん(19)が病院に運ばれましたが、頭を強く打ち、意識不明の重体です。
列車に乗っていた乗客10人と運転士に、けがはありませんでした。
現場では当時、清水さんを含めた複数の作業員が線路の枕木を交換する保線作業を行っていたということです。
事故の影響で、富山地鉄は越中荏原駅と越中三郷駅との間で一時、運転を見合わせ、およそ2時間30分後に運転を再開しました。
現場は見通しのよい単線区間で、警察は事故の原因を調べています。
富山地方鉄道では、通常、線路の保線作業はどのように行っているのでしょうか。
KNBは、11日の事故発生時と同じ、線路の枕木を交換する作業を3月に取材していました。
3月15日、事故が発生した現場近くで行われていたのは、線路を支える枕木の交換作業です。
現場管理者:
「まもなく接近!支障物確認!」
列車が接近すると、現場の管理者が声をかけます。
警笛を鳴らし、スピードを落としながら、列車は作業を行っている現場を通過。
作業員は、列車からは一定程度、離れていました。
現場管理者:
「間合い10分!」
列車の通過を確認し、作業を再開。
この日の取材では、安全確認の手順に問題はみられませんでした。
富山地鉄の関係者によりますと、「きょうの作業は監視員が2人いて、事故発生時にはダイヤの乱れはなかった。原因は分からないが、安全対策に足りない部分があったと考えている」と話していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/314140e0bd57e09d46d60f388d6b589ad51e6666
4月11日19時11分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、線路に砂利を入れる作業をしていた、6人とも作業していて、気づいた運転士が非常停止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時15分ごろ、富山市の富山地方鉄道の越中三郷駅と越中荏原駅の間で、線路内の保線作業をしていた滑川市の会社員、清水さん(19)が走ってきた電車と接触しました。
清水さんは頭を強く打っていて病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
富山地方鉄道によりますと、当時、線路内では清水さん含め6人が線路に砂利を入れる作業をしていました。
通所は列車のダイヤを確認して線路の外に出るはずですが、何らかの理由で6人とも作業を続けていたということです。
運転士が作業員たちに気づいて非常停止しましたが、清水さんの背中と列車の左前方が接触したということです。
清水さんは列車に気づくのが遅れたとみられ、警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b87f40a1a7f092e31a547736e62022e61d114e14
4月12日5時1分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、運転士は線路内に残っている清水さんを見つけ警笛を鳴らしブレーキをかけたが間に合わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、他の作業員5人と線路の高さを調整するため、枕木の下に砂利を敷き詰める作業に従事していた。
運転士は線路内に残っている男性を見つけ、警笛を鳴らしブレーキをかけたが間に合わなかった。
同署は男性の退避が遅れたとみて、事故原因を調べている。
同社によると、作業は男性を含め4人が砂利を敷き詰め、残る2人で列車が来ないか確認していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5703f7331d1d88f5536bfcbeecc12f6cb9217ac
4月12日19時16分にYAHOOニュース(北日本放送)からは、見張り役が退避指示を出すタイミングが遅れた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
富山地方鉄道によりますと、事故当時、清水さんを含めた作業員4人は、敷石を使って線路の高さを調節する作業をしていました。
また、その近くには列車が近づいてくる2、3分前に線路から離れるよう作業員に促す見張り役が2人いたということです。
永井記者:
「電車が近づいてくると、調査官などはこのように腕を水平に上げて、自分が安全な場所にいるということを運転手に示しています。
これは、普段の作業員も行うことになっています」
富山地方鉄道は、事故当時、見張り役の2人から線路から離れるよう促すタイミングが遅れ、清水さんやほかの作業員の退避が遅れたということが事故原因の1つとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b426a53ffc1f11718e404a54e6a3e52525db32cc
(ブログ者コメント)
3月15日の北日本放送取材映像を見ると、列車は退避した保線作業員の横を、時速30km程度だろうか、ゆっくりと通りすぎていた。
あの程度のスピードであれば、線路上に残っていた作業員を視認後、すぐに停まれたような気がするのだが・・・。
2023年6月8日5時1分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、2人いた見張り員は2人とも作業を手伝っていた、そのようなことが常態化していた、運転士に注意喚起するための「作業中」看板も掲示していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
【安全対策求め改善指示】
4月11日に富山市水橋常願寺の富山地方鉄道本線で、19歳の男性作業員が線路の補修作業中にはねられた死亡事故で、現場作業員ら6人は、電車が25メートル前に迫るまで接近に気付かず、1人が「電車!」と叫んでから逃げていたことが、7日分かった。
同社によると、適切な退避合図がないなど複数の規定違反があり、1人が逃げる途中で車体と接触した。
北陸信越運輸局は同日、安全管理見直しを求める「改善指示」を行った。
【見張り員が作業、看板なし】
富山地鉄によると、事故当時、作業員4人と、電車の接近を警戒する見張り員2人がレールの修正作業を行っていた。
見張り員1人が大声で「電車」と叫んだ時点で約25メートルまで迫っており、6人は直後に線路横に逃げ始めたが、1人は逃げ切れなかった。
同社担当者は、「電車の衝突までは一瞬で、それぞれが逃げるのに精いっぱいで、はねられた社員を助ける時間はなかったと思う。大変申し訳ない」と述べた。
一方、電車の運転士は現場の約100メートル手前で作業に気付き、時速78キロからブレーキを掛けて減速していたが、接触を避けられなかった。
【退避合図行われず】
富山地鉄の規定では、電車が作業地点に到達する3分前、見張り員が合図を出し、2分前に退避を完了する。
しかし、事故当時は退避しておらず、「実質的に退避案内がなかった」(同社担当者)という。
見張り員2人は電車の監視に専念することが求められるが、2人はレールの修正作業を行っていた。
「少しでも手助けをしたい」などと話しており、北陸信越運輸局は「軽作業を行うことが常態化していた」と指摘した。
同運輸局は7日公表した保安監査結果で、このほかにも複数の規定違反があったと指摘した。
作業地点から前後200メートル離れた位置に、運転士が見やすいよう「作業中」と書いた看板を掲げる必要があるが、設置していなかった。
見通しが悪い地点で配置が必要な「中継見張り員」も置かず、電車乗務員に線路内作業を周知する規定も守られていなかった。
同運輸局によると、事故原因に関しては、国の運輸安全委員会が調査を進めている。事
故から1年後に報告が行われる予定。
【北陸信越運輸局「教育を」 】
北陸信越運輸局は改善指示で、富山地鉄の安全管理体制を見直し、7月7日までに措置を報告するよう求めた。
関係規定が形骸化していないか実態を検証し、事故防止要領を見直すことや、安全意識を徹底し、教育を行うよう要請した。
一方、富山地鉄は7日、運輸局の指摘事項を改善するとして再発防止策を発表した。
見張り員が監視に専念し、今回携行していなかった合図旗を携帯させるとした。
運転士向けの作業中看板設置や「中継見張り員」配置も徹底するとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06596b0e5f80c9bf88933b23bb506463007b39c6
(2024年6月9日 修正2 ;追記)
2024年6月7日11時34分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、当時の部長など3人が書類送検された、監視役の2人は保守作業と兼務していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山労働基準監督署は6日、富山地方鉄道と当時の部長など社員3人を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、法人としての富山地方鉄道と、当時の60代の技術部長、50代の稲荷町テクニカルセンター所長、そして50代の保線グループ長の社員3人です。
富山労働基準監督署は、保守作業を行わせる際、電車との接触をさけるために必要な監視装置の設置、または電車との接触を避けるため監視する人員の配置を講じていなかった労働安全衛生法違反の疑いがあるとしています。
現場には6人がいましたが、このうち死亡した男性を含む4人が保線作業にあたり、ほか2人が電車との接触を防止する監視にあたっていたものの、この2人は保守作業と兼務していたため、本来の監視に専念できていなかったとみています。
この事故をめぐっては、富山県警も業務上過失致死の容疑で富山地方鉄道の社員を書類送検しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8add488a7a4b8f68266037b17cf9f9920bfed1db
(2025年3月28日 修正3 ;追記)
2025年3月27日21時6分にYAHOOニュース(富山テレビ)からは、運輸安全委員会が調査報告書を発表した、会社は保線作業時にはヘルメットハンマーを装着させる等の対策をとるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は見張りに専念する作業員がいなかったことが原因とする事故調査報告書を発表しました。
報告書では、事故原因は見張りに専念する、「列車見張員」が配置されておらず、列車接近の合図が行われなかったとしています。
また、保線作業時の安全教育も徹底されていなかったと指摘し、安全管理体制の強化を求めています。
これを受け富山地方鉄道は、事故前まで行っていなかった従業員への研修を年2回行うとともに、保線作業時の専従の見張員を必ず2名確保することや、列車が来る3分前にヘルメットをノックして接近を知らせる「ヘルメットハンマー」を新たに装着させるなど、列車の接近を伝える体制を強化する対策を発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d49cedee9cf0c4c21977a32bc2894eb9071890f
(ブログ者コメント)
・報告書は下記参照。
https://jtsb.mlit.go.jp/railway/rep-acci/RA2025-2-2.pdf
・P36/55には以下の記述がある。
『本件列車見張員は「補助作業に集中していたため、時刻を一回も確認していなかった」と口述していることから、補助作業を行っているうちに、作業に集中し、その結果、本来の列車見張員の業務を失念し列車の接近 に気付かなかったと推定される。』
・p37/55には下記趣旨の記述がある。
『・・・・本件列車見張員については、同作業指示書において、「締結装置の確認及び枕木(原文ママ)位置の確認」等の別の作業項目でも担当係員とされており、 本件列車見張員が別の作業を行っている間は、本件作業責任者が列車見張員の業務を行わざるを得ない状況になること から、実際には本件作業責任者が列車見張員を兼務する体制となっていたと推定さ れる。
もっとも、本件作業責任者も、他の作業に従事しており、列車見張員としての業務をしていなかったと考えられる。』
2023年4月11日19時10分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、京都府舞鶴市の踏切で、電動車いすに乗った男性が列車にはねられ死亡した事故で、国の運輸安全委員会の調査官が11日、現場を訪れ、原因究明の調査を始めました。
この日午後、運輸安全委員会の調査官が、事故が起きた舞鶴市の京都丹後鉄道の踏切を視察しました。
この踏切は、遮断機も警報機もついておらず、10日、横断しようとした林さん(86)が列車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、林さんは当時、電動車いすに乗っていたことから、踏切の手前にあった盛り土が死角になり、列車の接近に気が付かなかった可能性があるということです。
運輸安全委員会の足立主管鉄道調査官:
「立ってる人より視線が低くなると思いますので、その意味で少し影響があるのか、踏切がどう見えるか分析していきたいと考えております」
国土交通省によりますと、遮断機も警報機もない踏切は全国に約2500か所あり、死亡事故が相次いでいるということです。
事故の原因について運輸安全委員会は、1年以内を目途に、調査結果をまとめるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a319907e80f1bcba505598fe7f45769e4b9b97
4月11日21時52分にNHK NEWS WEBからは、地元の人は列車が近づく音が聞こえないことがあるとも話した、遮断機も警報器もない第4種踏切は全国的に以前から問題になっているが費用や地元合意などのハードルが高いため進んでいないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
現場は、遮断機や警報機のない「第4種踏切」と呼ばれる踏切で、警察は、林さんが踏切を横断しようとした際に列車にはねられた可能性があると見て調べています。
事故を受けて、国の運輸安全委員会は11日、2人の鉄道事故調査官を現地に派遣し、詳しい原因の調査を始めました。
・・・
現場の踏切には、通行する人に左右の確認や一時停止を求める標識が取り付けられていますが、近所の人からは警報機などを取り付けるよう求める声が聞かれました。
現場近くに住む81歳の男性は、「以前、遮断機や警報機をつけてほしいと地元から要望したこともある。自分自身も気をつけているつもりだが、周囲の人で声をかけあいながら渡るしかない。死角になっている部分もあるので、警報機だけでもつけてほしい」と話していました。
また、朝、散歩する際に踏切を渡っているという女性は、「列車が近づく音が聞こえないことがあり、気がついたら、すーっとそこまで来ていて、こわい思いをすることがある」と話していました。
また、別の男性は、「地域の人たちは、みな、危ないと認識しながら渡っている。これまでも、人が渡っているのに気付いて電車が止まることもあった。安心して過ごせるよう、遮断機とまでは言わないが、警報機だけでも設置してほしい」と話していました。
【専門家「優先順位つけて対策していく必要」】
今回、警報機も遮断機もない「第4種踏切」で事故が起きたことについて、鉄道の安全対策に詳しい工学院大学の高木亮教授は、「高度経済成長期以降、危険な踏切をなくそうと鉄道事業者も努力してきたが、都市部が優先されていて、利用者の少ない地域では第4種踏切が残っているところが多い。解消には、費用の問題に加えて、地元の住民の理解を得られないケースもあって、簡単ではない」と指摘しました。
そのうえで「警報機や遮断機の設置にかかる費用を公的な補助で賄う方法もあるが、自治体の財政が厳しい中では簡単ではない。すべての場所で対策をするのは現実的ではないので、交通量や列車の本数、子どもや高齢者が利用する施設が周りにあるかなど、状況に応じて優先順位をつけて対策していく必要がある」と話しています。
【踏切の分類と現状は】
踏切は、警報機や遮断機が付いているかなどで分類されていて、
▽両方が設置されている踏切が「第1種」、
▽警報機はあるものの遮断機はない「第3種」、
▽両方とも付いていない「第4種」などに分かれています。
鉄道事業者は、「第4種」の踏切を廃止したり、警報機や遮断機の設置を進めて第1種踏切に切り替えたりする対策を進めていますが、総務省のまとめによりますと、踏切の廃止で通行が不便になることや、警報機の音への抵抗感から周辺の住民の理解が得られなかったり、遮断機などの設備費用の問題などを理由に、なかなか対策は進んでいないということです。
【「第4種踏切」京都丹後鉄道での実態と対応】
総務省の調査によりますと、「第4種踏切」をめぐっては、毎年、亡くなる人が出ています。
総務省では解消に向け、鉄道事業者や行政などに地域での議論や合意の形成を促すよう、国土交通省に勧告しています。
国土交通省のまとめでは、第4種踏切は令和3年度末の時点で全国に2455か所設置されていて、京都丹後鉄道では106か所ある踏切のうち、18か所が該当します。
京都丹後鉄道の鉄道施設を管理する第三セクター「北近畿タンゴ鉄道」によりますと、今回事故があった踏切では、平成16年にも横断中の軽車両と列車が接触し1人が死亡する事故が起きたということです。
近畿運輸局によりますと、第4種踏切については、廃止や、遮断機などを備えた第1種踏切への切り替えを推進しているということですが、廃止するには利用する住民の同意が得にくく、切り替えるには費用がかかり、さらに道路の管理者と自治体との調整にも時間がかかることなどから、なかなか進んでいないのが現状だということです。
近畿運輸局は、「事故原因の調査結果をもとに、再発防止に向けて適切に対応していきます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230411/k10014035771000.html
2023年4月11日12時43分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前、富山市の金属製品の加工工場で、ブラジル人の従業員の男性が、金属プレスの作業中に右手を挟まれ、中指を骨折する重傷を負いました。
事故があったのは、富山県富山市で自動車や空調機器などの金属部品の製造・加工を手がける、K社富山工場西工場です。
警察によりますと10日午前8時45分ごろ、この工場で派遣社員として働く、ブラジル国籍のダエネカスさん(29)が、農業用トラクターに使われるホイールを金属プレス機に装着していたところ、誤ってホイールの下に右手が挟まりました。
警察によりますと、ホイールは直径約80センチ、重さが60キロ近くあり、ローラー式のコンベヤーに載せてプレス機に装着させることになっていますが、誤って右手が入ってしまったということです。
この事故で、ダエネカスさんは右手の中指を骨折する重傷です。
警察によりますと、ダエネカスさんは普段から1人でこの機械の作業を担当していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/886940eb44538413596a5023759a2f3529879548
2023年4月10日16時43分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時20分ごろ、三重県度会町火打石の林道で、近くに住む60歳の会社員の女性が1人で散歩をしていたところ、猟犬4頭に襲われました。
警察によりますと、女性は耳をかみちぎられるなどの大けがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
女性を襲った猟犬4頭はいずれも中型の雑種で、地元の猟友会のメンバーの67歳の飼い主の男性が、別の1頭を合わせた5頭でイノシシの駆除にあたっていました。
猟犬の鳴き声が聞こえたため男性が駆けつけたところ、けがをした女性を見つけ、車で携帯電話の電波が届く場所まで移動し、通報したということです。
町によりますと、町内ではイノシシなどが農作物を食い荒らす被害が出ていたため、猟友会に駆除を依頼し、男性にも許可を出していたということです。
また町内では、ふだん害獣の駆除が行われる際に、住民に対し、特に周知はしていないということです。
男性は現場となった林道付近の山に、これまで何度も駆除のために訪れていたということで、NHKの取材に対し、「なぜ犬たちが女性をかんだのかはわかりませんが、女性には申し訳ないです。けがからの回復を祈っています」と話していました。
警察は、飼い主の男性に話を聞くなどして、安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べています。
三重県猟友会によりますと、県内ではおととしにも、鳥羽市で狩猟中の猟犬が旅館の敷地内に入り、観光客にけがをさせる事故が発生したということで、猟友会は「ハンターに猟犬の管理の徹底を呼びかけ、再発防止に努めたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230410/k10014034101000.html
4月10日21時49分に読売新聞からは、頭部にも骨が見えるほどの傷を負った、飼い主の男性は犬が獲物と勘違いしたと思うと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県度会町の町道で9日午前、散歩中の女性(60)が猟犬に襲われて重傷を負った問題で、県伊勢保健所の職員は10日、同町に住む飼い主の男性(67)宅を訪れて、発生時の状況や猟犬の飼育状況などの聞き取りを行った。
県警伊勢署も、業務上過失致傷容疑も視野に、男性から事情を聴いている。
男性は9日午前10時半頃から、度会町火打石で雑種の2~16歳の中型犬(体高約60センチ)5匹を連れて、イノシシなどの駆除を実施。
同11時20分頃、猟犬がほえて合図したため、男性が確認すると、4匹が女性を襲っていたため、引きはがして119番した。
女性は頭と腕をかまれて片耳を失ったほか、頭部には約10センチ四方の傷があり、骨が見えるほどの状態だったという。
伊勢保健所衛生指導課の職員が10日、猟犬7匹を飼う男性宅を訪ねて、飼育環境を視察し、9日の状況を聞き取った。
男性は「犬が猟で獲物と勘違いしたと思う」と説明。
10日に犬を獣医師に診せた上で、狂犬病の検査を受けさせたとし、結果は1週間後に判明する見通し。
予防注射などは済んでおり、現段階で、飼育に関しては手続きや法律上の問題はないという。
犬のかみつき事故などを管轄する県食品安全課によると、けがを負わせた猟犬は殺処分にはならない。
動物愛護法に基づき、再度しつけて、猟に使うことができるという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230410-OYT1T50343/
2023年4月8日0時47分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後5時25分ごろ、大阪府吹田市西の庄町の「アサヒビール吹田工場」の倉庫で、エレベーターの点検作業をしていた男性から「8メートルぐらいの高さから転落した」と119番があった。
男性はエレベーターの縦穴内に落ちていたところを消防に救出されたが、直後に容態が急変して心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認された。
大阪府警吹田署によると、亡くなったのは、エレベーター会社社員の松阪さん(41)=堺市北区。
倉庫内の大型エレベーターで異常を検知し、点検作業などをしていたとみられる。
松阪さんは、一緒にいた他の作業員が別の現場に向かったため、転落時は一人で作業しており、本人が119番した。
倉庫2階に止まったエレベーターの上部で倒れており、消防が駆け付けた際には呼びかけに応じていたという。
同署は詳しい事故の状況とともに死因を調べる。
https://www.sankei.com/article/20230408-Z3U55NMX4RI7VGDIPZJSUNP27I/
2023年4月7日18時26分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時半ごろ、新居浜市惣開町にある住友化学愛媛工場新居浜地区のプラントから、作業をしていた男性がけがをしたと消防に通報がありました。
消防が駆けつけた時、機械の下敷きになっていた男性はすでに救出され、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
亡くなったのは住友化学の下請け会社の会社員で新居浜市篠場町の近藤郎さん(41)です。
警察によりますと、このプラントは養鶏で使う飼料の添加物を作る工場で、近藤さんは数人で高さ1.8メートル、重さ2.4トンの機械を台車で移動する作業をしていたということです。
警察は、機械が倒れた原因など、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20230407/8000015652.html
4月7日18時14分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、熱交換機を移動させていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市内の工場で7日、移動させていた機械の下敷きになり、男性会社員が死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは新居浜市篠場町の会社員・近藤さん(41)です。
事故が発生したのは新居浜市にある住友化学愛媛工場の新居浜地区のプラントで、7日午前9時50分頃に消防を通じて警察に通報がありました。
近藤さんは孫請け企業に務め、台車に乗せて移動させていた熱交換器が倒れて下敷きになったということです。
搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、機械を運ぶ際にバランスが崩れたと見て、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/770298bb189a85a21133ec50bb5be220a2096c82
2023年4月6日7時56分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年3月に起きた福島県沖を震源とする地震で、釜石市民体育館の鉄骨を支えるボルトが折れる事故がありました。
釜石市の事故調査委員会は、建設工事中にもボルトが破損する事案があったにもかかわらず、十分な対応が行われなかったことなどが原因だったとする報告書をまとめました。
去年3月、釜石市で震度5弱を観測した福島県沖を震源とする地震で、釜石市民体育館の屋根の鉄骨の接合部分を止めるボルト4本が折れて落下し、市は事故調査委員会を設置して原因を調べてきました。
調査委員会が先月まとめた報告書によりますと、体育館では、工事中にも屋根の鉄骨の接合部分を止めるボルトが破損する事案が発生していたということです。
この時、施工業者から「このままでは工事の安全が保たれない」と申し出がありましたが、設計業者や市は迅速な対応を行わず、関係者の間で十分な協議がされなかったということです。
報告書では、建築基準法上の違反はなかったものの、市や業者間のコミュニケーション不足を指摘し、再発防止策として、工事中に突発的な事案が起きた際には、迅速な対応と協議ができる体制を整えることを求めています。
事故のあと、体育館は休館となっていましたが、設計業者と施工業者がおよそ1000万円を負担して補修工事を行い、去年9月に再開しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230406/6040017301.html
※去年3月28日付で釜石市のHPには、事故箇所は主要構造部ではなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
去る3月16日未明に発生いたしました福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震により、当市においても震度5弱を観測いたしました。
これを受けて、市内の各施設の被害状況を早急に調査した結果、鵜住居町の釜石市民体育館におきまして、屋根を支える非構造部材の一部箇所において、鉄骨をつなぎとめるボルトが破断・落下していることを確認しました。
事故箇所が主要構造部ではないことから、今すぐの崩落の危険性はないのもと思われるものの、市といたしましては、市民をはじめとする利用者の皆様の安全を第一に考え、当面施設を休館することといたしました。
現在は、事故調査委員会を設置したうえで、体育館の建設にあたった設計、施工業者を交えて原因の究明と、今後の対応策の協議を行っているところであります。
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022032800012/
2023年4月7日10時49分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌・白石警察署は6日、札幌市白石区流通センターの会社の敷地で男性がフォークリフトを整備中に足を挟まれ重傷を負う事故があったと発表しました。
警察によりますと、6日午後5時過ぎ、1人でフォークリフトを整備していた男性が車体と荷物を持ち上げるリフトの間に足を入れたところ、突然フォークリフトが動き出し、そのまま足を挟まれたということです。
男性は搬送時、意識はありましたが、右足首を切断する可能性がある重傷を負ったということです。
警察は、男性が作業手順を間違えたのが原因とみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28765dc34ed2714a53617fb15f5a2d51c13c0e75
4月7日8時2分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、リーチと呼ばれる部分に右足を挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後5時ごろ、1人でフォークリフトの点検作業をしていた30代の男性従業員がけがをしたと、同僚が救急通報しました。
警察によりますと、男性は荷物を持ち上げるために稼働する「リーチ」と呼ばれる部分に右足を挟まれたとみられ、搬送時、意識はありましたが、右足首の切断の大けがとみられています。
まだ男性本人から話を聴ける状況にないため、これ以上の詳しい状況はわかっていません。
現場の会社は、フォークリフトなどの販売、リース、メンテナンスなどを行っていて、警察は、男性の状態が安定するのを待ち、事故の原因や会社の安全管理体制などを調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe5ecf947fc647cccdbf7d30844652928c1606c
(ブログ者コメント)
「リーチと呼ばれる部分に挟まれた」と報じられている件、調べてみたところ、そんな名称の部位は見当たらなかった。
ただ、立ったまま操作する「リーチ式フォークリフト」の説明で、マストとツメが前後に伸び縮みするという記事が見つかった。
もしかすると、手前に動いてきたマストと運転台の間に挟まれたということかもしれない。
当該記事(フォークリフト専門店のHP)は下記参照。
https://p-c-s.co.jp/blog/rental-180521
2023年4月6日11時58分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後9時30分ごろ、愛知県東海市東海町の日本製鉄名古屋製鉄所内にある富士スチールワークの工場で、50代くらいの男性作業員が、クレーンと大型のコイルに挟まれ、死亡した。
東海署によると、事故があった工場では、別の場所で製造された工業用コイルを、機械などを使って梱包していた。
コイルの重さは約11トンで、事故当時、工場内では亡くなった男性を含めて7人が作業していた。
同僚男性が、コイルを移動させるために動いていたクレーンの方に向かう男性を目撃。
止めに行ったところ、男性がクレーンとコイルの間に挟まれているのを発見した。
https://www.chunichi.co.jp/article/667347
4月6日7時38分にNHK東海からは、死亡した作業員はクレーン操作担当だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日夜9時半頃、東海市東海町の日本製鉄名古屋製鉄所構内の大型の工業用コイルをこん包して出荷する工場で、作業員の男性がコイルとコイルを移動させるためのクレーンに挟まれているのを同僚が見つけました。
作業員の男性は50代くらいで、病院に搬送されましたが、1時間あまり後に死亡が確認されました。
警察によりますと、クレーンは2本のアームでコイルを固定し、天井のレールに沿って移動させるもので、男性はクレーンの操作を担当していたということです。
警察が男性の身元の確認を進めるとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230406/3000028519.html
2023年4月5日18時12分にYAHOOニュース(びわ湖放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、甲賀市西部学校給食センターから、「人が、コンテナの下敷きになっている」と消防に通報がありました。
警察によりますと、事故当時、重さが200キロある、給食を入れるためのコンテナが何らかの理由で動き出し、コンテナの修理をしていた男性1人が止めに入ろうとしましたが、コンテナが倒れ、男性は、その弾みで下敷きになったということです。
この事故で、コンテナの下敷きになった甲賀市甲賀町の設備業・原口さん69歳が病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
甲賀市によりますと、西部学校給食センターでは、今月11日から学校給食が始まるのを前にメンテナンスが行われていて、原口さんは、委託を受けてコンテナのキャスターの修理を担当していたということです。
警察は、コンテナが動き出した理由など、事故の原因について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35709e2701310a2e00f3ed4092f29ce1b459481a
4月5日17時16分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、コンテナと一緒に90cm下に落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、滋賀県甲賀市水口町山上の市西部学校給食センターで、同市甲賀町櫟野、設備業の男性(69)が給食用のコンテナ(約200キロ)の下敷きになっているのが見つかった。
男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
滋賀県警甲賀署によると、コンテナは食器運搬用で、男性はコンテナの車輪の修理をしていた。
何らかの理由で台の上にあったコンテナと一緒に90センチ下に落下し、下敷きになったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e380e7917761cb5f68f861cc23d3b36ca5c3bca
(ブログ者コメント)
200kgもあるコンテナ。
どのようなものか調べたところ、川崎市中部学校給食センターのHPに、配送車から2人がかりで降ろされているコンテナの写真が掲載されていた。
甲賀市のコンテナも同じようなものかもしれない。
2023年4月4日19時34分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後5時18分ごろ、糸島市前原中央で「建物が崩れて中から助けてという声がする」と消防に通報がありました。
警察によりますと、解体作業中のビルの一階で作業をしていた男性の足に鉄の支柱があたり、身動きがとれなくなっていたということです。
男性は救助され、福岡市内の病院に搬送されたということで、意識はあり、命に別状はないということです。
現場は、郵便局や銀行、それに飲食店が建ち並ぶ糸島市の中心部で、JR筑肥線の筑前前原駅から北東におよそ400メートルの場所です。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230404/5010019828.html
2023年4月4日18時9分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後2時15分ごろ、新潟市西区黒島の天然ガスなどを取り扱っている会社の敷地内で、ヨウ素を抽出する高さ10mほどの建物脇に男性が倒れていると消防に通報がありました。
倒れていたのは、この会社の従業員の40歳男性で、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、高さ10mほどの建物には登れるようにはしごのような足場が付いていて、倒れていた男性の周りにはヘルメットとバインダーが落ちていたということです。
警察は、男性が作業中に転落したとみて、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6d83ece0361bde8f92973599931f32072b002b
4月4日18時30分にTBS NEWS(新潟放送)からは、ヨウ素抽出タワーと呼ばれる大型のタンクのそばで発見されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の化学メーカーの工場で、4日午後2時ごろ、従業員の男性が倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で亡くなりました。
警察は、周囲の状況から、男性が高所作業中に転落したと見ています。
事故があったのは、新潟市西区にあるTアーステック黒埼事務所の敷地内です。
警察によりますと、4日午後2時ごろ、この会社の従業員が地面に倒れている40代の男性従業員を発見し、消防に通報しました。
男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男性が倒れていた脇には、高さ10メートル以上あるヨウ素抽出タワーと呼ばれる大型のタンクがあり、また、男性が倒れていた付近には、メモやヘルメットが落ちていました。
警察は、周囲の状況から、男性がタンク上部での作業中に誤ってタンクの足場から転落したと見ています。
警察は、詳しい事故の状況や原因について調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/416312?display=1
(ブログ者コメント)
グーグルアースで調べてみたところ、当該工場で高さ10m以上のタンクといえば、これしか見当たらなかった。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。