2017年1月25日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2017年2月4日 修正1 ;追記)
2017年1月28日12時27分にNHK札幌から、滑走路を早く出ようと急いでいてブレーキが遅れた?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、第1報ともども、タイトルも修正した)
国の運輸安全委員会の調査官は、「オーバーラン」にあたるという認識を示した。
この全日空機は、着陸後、滑走路の先端で曲がって誘導路に入るよう指示されていたが、機体が先端に至ったときに、通常よりもかなり速い時速40kmほどのスピードが出ていたと見られることが、航空関係者への取材でわかった。
当時、新千歳空港では、雪のため2本ある滑走路のうち1本が閉鎖され、残りの1本に発着機が集中していた。
機長はトラブル後の聞き取りに対し、「後続機が続いていたため、着陸後、なるべく早く滑走路を出ようとしていた」などと話していたという。
機体の制動装置に異常はなかったということで、国の運輸安全委員会は、ブレーキ操作に遅れがなかったかどうかなど、関係者への聞き取りや機体のデータの分析などを進めて、原因を詳しく調べている。
出典
『滑走路先端で時速約40キロ』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170128/3435901.html
1月27日17時46分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
パイロットが、会社側の聞き取り調査に対し「誘導路へ早く出るため急いでいた」との説明をしていることが27日、関係者への取材で分かった。
オーバーラン直前、パイロットはブレーキをいっぱいまでかけていたことも判明。
車輪がロックしたとみられる。
当時は着陸地点の反対側の滑走路端にある誘導路しか使えず、着陸後にいったん減速した後、2000m近くを地上走行する必要があった。
急いで走行した上、誘導路付近の路面が凍結していたため減速が足りず、オーバーランした可能性がある。
出典
『新千歳オーバーラン 走行急ぎ減速不足か 路面凍結も影響』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0362287.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。