本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年1月28日13時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
航空機が空港で離着陸時にオーバーランするなどした際、大事故となるのを防ぐために設定された滑走路端安全区域(RESA)が、全国の97空港のうち73空港で「長さ90m以上」とする基準を満たしていないことが、27日、国交省への取材で分かった。
北海道・新千歳空港で19日にオーバーランした全日空機はRESAで停止、機体の大きな損傷やけが人はなかった。
同空港のRESAは192mと基準を満たしており、被害軽減に効果があることを示した。
国交省は対策を話し合う検討会を発足させており、3月までに整備促進策をまとめる。
用地拡張ができない場合は、滑走路の短縮や、航空機を強制的に減速させるシステムの導入を検討する。
RESAは、滑走路両端の過走帯の、さらに先にある。
全ての滑走路に90m以上を設けるとする国のガイドラインが、平成25年に制定された。
しかし、昨年末時点で基準を達成していないのは、全国73空港の計75滑走路。
羽田A滑走路のように先に海があったり、広島や高松のように山岳丘陵地帯にあったりして、設置スペースが確保できない空港も多いという。
出典
『滑走路オーバーラン防止区域、73空港で基準未満 設置スペース確保できない
ケースも多数』
http://www.sankei.com/affairs/news/170128/afr1701280014-n1.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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