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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20239271230分にYAHOOニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年3月、三重県亀山市辺法寺町の東名阪自動車道でトラックなど5台が絡み、3人が死亡した多重事故で、119番を受信した亀山市消防本部は、通報した男性が通信指令員と通話中、後続車にはねられて死亡したとして、事故現場にいる通報者の安全確認を対応の手順書に明記したと発表した。

通報中の事故防止策の一環として、桜井義之亀山市長が26日の記者会見で明らかにした。

事故は3月27日午前2時25分ごろ発生した。

この男性は中型トラックの運転手で、軽ワゴン車に追突事故を起こしたとして車外で119番していたところ、後続の大型トラックにはねられた。

亀山市消防本部によると、通信指令員は事故の状況などを聞き取り、軽ワゴンに乗っていた2人の救護を依頼した。

一方、背後で大きな音がするなどの異常を察知しなかったためとして、男性に避難や安全確保を促すことはなかった。  

桜井市長は26日の記者会見で、「対応に問題はなかった」としつつ、「3人が事故で死亡したことは遺憾。教訓を踏まえ業務を充実・強化する」と述べた。

再発防止策として、手順書に安全確認を盛り込み、対応訓練や研修でも周知する。

ただ、確認の義務付けはしないといい、亀山市消防本部は「対応手順をマニュアル化すると、指令員が想定外の事態に対応できないおそれがあるため」とした。

総務省消防庁によると、119番の通報者に対して、安全確認を指示する規定はなく、県内の各消防の対応もさまざまだ。

伊勢道が通る津市消防本部は、二次被害防止のため、通報者の安全確認を対応マニュアルに以前から明記している。

松阪市と伊勢市の消防本部は明文化はしていないが、一般道からの通報も含めて、まず通報者の安全確認を行うよう通信指令員に指導しているという。

消防庁は通報者の安全確保に関する全国調査を行い、今年度中に再発防止策をまとめる。

関西大の永田尚三教授(消防行政)は、「消防は地域間格差が激しく、対応に差が出やすい側面がある。全国で明文化すべきだ」と指摘した。

事故を巡っては、県警が事故現場で実況見分を行い、男性を含む4台の運転手4人が前方への注意義務を怠った可能性があるとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの容疑で捜査している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f72883429dd93da9dd91cc293efdc8a87c3a506  

 

923840分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、8分間にわたる消防との通話中、消防は一度も安全な場所への退避を促していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【応急手当て・確認を次々要請】

三重県亀山市で3月に起きた東名阪道多重事故で、119番した男性が8分間に及ぶ消防との通話中、後続車にはねられ死亡した。

遺族に今夏、開示された通信記録によると、消防の通信指令員はこの間、高速道路上にいる男性に負傷者の応急手当てなどを次々と要請。

路肩など安全な場所への退避は促していなかった。

【記録】「危ないです」で途切れた通信記録、そのやりとり

 

【全国調査実施】

総務省消防庁によると、119番の通報者に対し、安全確保を必ず指示すると定めた統一ルールはない。

同庁は、この事故を重くみて、8月下旬、全国の消防本部を通じて同種事例の有無を確認する調査に乗り出した。

「通信指令員が安全確保指示をしなかったことにより、通報者が後続車にひかれた」ケースについて、事故になりかねなかったヒヤリ・ハット事例を含めて収集し、今年度中に共有して再発防止を図る考えだ。

事故で亡くなったのは大阪市平野区の運転手角田さん(当時53歳)。

走行車線で中型トラックを運転中、前方を時速約30キロで走り、さらに減速した軽ワゴン車に追突し、車を降りて携帯電話で119番した。

亀山市が遺族に開示した通信記録によると、市消防本部の通信指令員は角田さんの無事を確認後、軽ワゴン車に乗っていた2人の様子を見るよう求めた。

2人が頭から出血していると聞くと、「止血してほしいんですけど」と要請。

2人の氏名の聞き取りやガソリン漏れのチェック、車種や色の確認など、次々と指示や質問をしていた。

 

【通話8分間】

8分間の通話中、指令員が角田さんに車線上からの退避を促すことはなかった。

通話の終盤、角田さんが負傷者2人に「(車を)出たら危ないです」と注意する場面でも、指令員は車のナンバーを質問。

その直後、通話は「もしもし。もしもし」という指令員の呼びかけで途切れた。

三重県警は、この時点で、後続の大型トラックに角田さんがはねられたとみている。

通信記録を情報公開請求した角田さんの妻(51)は、「亀山消防には『通話中の口調は冷静そうだった』と説明されたが、動転していたはず。『あなたは安全な場所にいますか』の一言があれば、あの人は生きていたかもしれない」と訴えた。

関西大の永田尚三教授(消防行政)は、「事故を起こした以上、救護義務を果たす必要があるが、今回は通報者は119番した時点で最低限の義務は果たしている」と指摘している。

亀山市消防本部は事故後、通信指令業務のマニュアルに、通報者自身の安全確認を追記したとしている。

 

◆東名阪道多重事故

3月27日午前2時過ぎ、上り線の走行車線で、停止寸前だった軽ワゴン車に中型トラックが追突、さらに大型トラックが突っ込んだ。
中型トラックを降りて、119番していた角田さんが死亡し、軽ワゴンの2人が負傷。
大型トラックの積み荷が散乱した下り線でも追突事故が起き、2人が死亡、3人が負傷した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/381b73abe61f73e6a87a8f91a5fd1d69f4969595

 

92880分にYAHOOニュース(伊勢新聞)からは、三重県の全消防本部は現場通報者の安全確保を促すよう手順書に明記するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

一見勝之三重県知事は27日の定例記者会見で、亀山市の東名阪自動車道で通報者を含む3人が死亡した多重事故を受け、通報者の安全確保に関する規定を手順書に明記するよう、市町の消防に求める考えを示した。

県によると、県内では9つの消防本部が、現場で119番をした人の安全を確認したり、安全の確保を促したりする項目を手順書に記載している。

残る6つの消防本部では、同様の項目を盛り込んでいない。

一見知事の指示を受けた防災対策部は、消防に指導や助言ができると定めた消防組織法に基づき、全ての消防本部に明文化を求める方針。

県消防学校には、カリキュラムに盛り込むよう、既に指示した。

一見知事は会見で、手順書に具体的な対応が記されていないことによる「現場への負担」に懸念を示した上で、「明文化することで、通信司令員が対応に迷わないようにすることが大事」と述べた。

一方、亀山市消防本部による通報者への対応が適切だったかどうかを問われた一見知事は、「詳細については警察が捜査している。私の方から具体的なコメントは控えたい」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50de4f025a2ad24fcf59a10244e5bbad65a47e48

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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