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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201561350分に朝日新聞から、「まぶしくないハイビーム 車各社開発、安全機能アピール」というタイトルで、下記趣旨の記事が解説写真付きでネット配信されていた。

 

明るいけど、まぶしくない――。

自動車メーカーが、遠くまで照らせる「ハイビーム」のまま走っても対向車や前方の車の迷惑にならない技術を、次々に開発している。


日本では、対向車に遠慮して「ロービーム」で運転する人が多いが、ハイビームは、夜間の歩行者のいち早い発見に役立つ。

各社は、新たな安全機能としてアピールしている。
 
マツダが、今年1月に大幅改良した「CX―5」などに採用した新技術は、車の前方に付けたカメラが対向車のヘッドライトに反応し、対向車の接近を検知する。

ハイビームを照射するヘッドライトは、左右合わせて8つに分かれており、対向車がいる方向のハイビーム部分だけが自動で消える。

アウディなどが同様の仕組みを実用化しているが、国内メーカーでは初めてだ。


トヨタ自動車が開発した「アダプティブハイビームシステム」は、カメラが対向車を検知すると、ヘッドライト内の遮光板がその方向のハイビームを遮る。

対向車のドライバーは、通常のロービームと同じように感じる。「クラウン」に採用している。

スバル車の富士重工業が4月に売り出した「レヴォーグ」の改良車は、対向車が来たり、前方を走る車との距離が近づいたりすると、自動的にハイビームをロービームに切り替える。

同じ仕組みは、日産自動車の「スカイライン」、ホンダの「レジェンド」、トヨタの「カローラ」などにも採用されている。


100m先まで照らせるハイビームに対して、ロービームは40m。

歩行者の発見が遅れる危険性があり、警察などは夜間の運転中はハイビームが原則という立場だ。

ただ、対向車などが来るたびに切り替えるのが面倒で、ロービームのまま運転する人が多い。


2013年に交通事故で死亡した歩行者の7割は、夜間の事故だった。

 

昨年、大阪府内で夜間に起きた死亡事故67件を大阪府警が調べたところ、7件はハイビームにしていれば防げた可能性があるという。

府警は、ハイビームとロービームをこまめに切り替えて使うよう啓発するステッカーを、ヤマト運輸のトラック1800台に貼ってもらっている。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/DA3S11805904.html?ref=nmail_20150613mo&ref=pcviewpage  

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ハイビームの危険性については、過去に2回、紹介済。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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