2015年6月16日20時9分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は16日、原則40年に制限されている運転期間の延長を目指す高浜原子力発電所1、2号機(福井県)について、施設内の電源ケーブルの火災対策を見直す考えを明らかにした。
従来検討していた防火塗料の使用を取りやめ、防火性能を持つシートで包む対策に全面的に切り替える。
原子力規制委員会の安全審査の会合で、説明した。
1970年代半ばに運転を始めた高浜1、2号機は設計が古く、規制委が求める燃えにくい素材のケーブルを使っていない。
防火塗料を施す対策はムラなどが生じる恐れがあり、規制委が有効性に疑問を示していた。
ケーブルの使用量は1基あたり数100kmに達し、延焼などを防ぐ対策が運転延長に向けた課題となっている。
規制委は、関電が示した対策について、今後、詳細を確認する
出典URL
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H4I_W5A610C1EE8000/
6月16日20時12分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は16日、高浜原発1、2号機(福井県)の電気ケーブルの火災対策について、防火塗料を塗る方法を断念し、延焼を防ぐ素材の防火シートで覆う方法をとる方針を示した。
原子力規制委員会の審査会合で、明らかにした。
新規制基準は、火災対策として、燃えにくいケーブルを使うか同等の性能の対策をとることを求めている。
1、2号機は古い原発のため、難燃ケーブルを使っておらず、関電は先月の審査会合で防火塗料を塗る方法を示したが、規制委から確実に塗れるかや管理できるかといった指摘を受けていた。
関電によると、防火シートに変えても、工期や費用に大きな変更はないという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6J5VT8H6JULBJ018.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。