2020年8月28日12時44分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことしに入っての死者の数が32人と、早くも去年1年間の数字を上回った県内の交通死亡事故について警察が状況を分析したところ、車のスピードが時速40キロを超えた場合に死亡事故が集中していることがわかりました。
26日、金沢市の県道で、乗用車が建物などに衝突して横転し、運転していた80歳の男性が死亡しました。
ことし、県内で交通事故で亡くなった人は32人となり、去年1年間の死者数31人を早くも上回りました。
警察が、ことしの死亡事故について、直前にドライバーがブレーキを踏んだりハンドルを切ったりした時のスピード、「危険認知速度」を調べたところ、時速40キロ以上だったとみられるケースが22件と、全体のおよそ7割を占めました。
中でも、ことし大幅に増えた(去年同期は1件)車両単独の死亡事故、9件についてみてみると、「危険認知速度」が40キロ未満だった事故は1件にとどまり、調査ができなかったケースなどを除く残り6件の事故すべてで時速40キロ以上のスピードが出ていたとみられることがわかりました。
警察庁などによりますと、統計的にも「危険認知速度」が時速40キロを上回った場合に、死亡事故が増える顕著な傾向がみられるということです。
警察は、ことし、県内で死亡事故が急増している背景についてさらに分析を進めるとともに、安全運転の呼びかけやスピード違反の取締りなどを強化していく方針です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200828/3020005847.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは、過去に以下のような情報も紹介している。
(2012年11月15日掲載)
『2012年11月8日報道 交通事故防止上、車の速度が時速30kmであれば10人中9人が助かる』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2451/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。