2020年8月28日19時54分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時40分ごろ、新居浜市惣開町の「東京ガスエンジニアリングソリューションズ」の現場事務所から、「午前11時前ごろ桟橋に仮設していた鋼材を撤去する作業をしていたところ、鋼材が海中に落下し、作業員3人が一緒に海中に転落した」と海上保安署に通報がありました。
海上保安署によりますと、3人のうち今治市の会社員、秋山さん(男性、63歳)が搬送された病院で死亡が確認されました。
残りの2人は自力で海から上がり、けがはありませんでした。
海上保安署によりますと、3人は液化天然ガス基地の建設現場沖で、長さおよそ10メートル幅およそ40センチの鋼材が並んだ桟橋の上で作業をしていて、鋼材が落下した際に、一緒におよそ4メートル下の海に転落したということです。
海上保安署は、一緒に作業していた人や目撃していた人から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200828/8000007500.html
8月29日12時0分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、救命胴衣などは着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、新居浜市に建設中の液化天然ガスの備蓄基地で、仮設の足場の鋼材が落下し、作業員の男性が死亡しました。
新居浜海上保安署によりますと、28日午前11時頃、新居浜市惣開町に建設中の 「新居浜LNG基地」で桟橋に仮設していた足場の撤去中に、重さおよそ2・3トンの鋼材が落下。
作業員3人がおよそ4メートル下の海に転落しました。
3人は救命胴衣とヘルメットを着用していて、2人は無事でしたが、今治市町谷の会社員・秋山 さん(63)が市内の病院に搬送され、その後、死亡しました。
新居浜海上保安署が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e1a80edafd4bc110b70ee7689bee538d24f827
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
(2021年4月9日 修正1 ;追記)
2021年4月7日19時35分にNHK四国からは、適切な位置に打ち込まれていなかった吊具で背中を強く打ったことが死因だったと読み取れる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、新居浜市の海上の建設現場で作業員3人が海に転落し1人が死亡した事故で、新居浜海上保安署は7日、現場作業の責任者だった元課長を、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は去年8月、新居浜市の液化天然ガス基地の建設現場沖にある桟橋の上で鋼材を撤去する作業をしていた3人の男性作業員が海に転落し、63歳の男性が重さおよそ20キロの吊具で背中を強く打って死亡したものです。
この事故で新居浜海上保安署はきょう、東京に本社がある建設会社「D土木株式会社」の四国営業所で現場作業の責任者だった元課長(47)を業務上過失致死の疑いで松山地方検察庁西条支部に書類送検しました。
新居浜海上保安署によりますと、元課長は撤去作業の際に必要な吊具を固定する器具が適切な位置に打ち込まれているかどうかを十分に確認せず、必要な安全対策を怠ったということです。
調べに対して、元課長は容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20210407/8000009266.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。