2018年5月14日21時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島県阿南市は14日、個人情報を含む文書を、廃棄のための運搬途中に紛失したと発表した。
2012年度に福祉課で受け付けた「有料道路障害者割引申請書兼ETC利用申請書」と車検証の写し計5枚で、50~80代の男女3人の名前や住所、電話番号などが記載されていたという。
11日午前、市福祉課の職員が、保存期間が過ぎた文書を詰めた段ボール箱49箱を2トントラックの荷台に載せた。
職員3人で市内の処分場に運ぶ途中、運転していた職員が、箱のふたが開いて書類が飛んでいくのに気付いた。
トラックで来た道を戻る一方、ほかの職員も加わって徒歩や自転車で周辺を捜索。
警察に拾得物として届けられた1枚も含め、26枚を回収した。
12、13日も職員が周辺を捜し1枚を回収したが、5枚が見つからなかったという。
同課は、名前などが書かれていた3人に謝罪するという。
同課によると、段ボール箱はふたの部分を差し込んで閉じていたが、粘着テープで封をしたり、荷台をネットで覆ったりはしていなかったという。
市は、再発防止に向け、運搬方法の見直しを検討するという。
出典
『風で飛ばされた個人情報 荷台から散乱、5枚を紛失』
https://www.asahi.com/articles/ASL5G3VHXL5GPUTB008.html
(ブログ者コメント)
同じようなトラブルは、今年3月に宮城県でも起きている。
『2018年3月1日 宮城県大河原町で暴風警報発令下、町職員が庁舎外の倉庫に国民年金関係の書類を台車で運んでいたところ、強風でファイルのバインダーが外れ、飛散して10枚近くを紛失』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8112/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。