本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013年9月2日22時5分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力学会は2日、福島第1原発事故に関する調査委員会(学会事故調、委員長・田中知東京大教授)の最終報告書案の概要を公表した。
政府、国会、東電、民間に続く5番目の事故調報告。
事故原因について「津波の浸水」が主因とし、地震での損傷は否定した。
電力会社寄りだったとされる事故前の学会の組織運営については「学術的に中立の立場を守る努力が足りなかった」との反省も盛り込まれた。
主な事故原因とした津波について、報告案は「リスクが大きいことが認識されていたものの、『発生確率が低い』として取り扱われなかった」と説明。
地震の影響については「緊急停止し、健全性が保たれた」として、政府、東電両事故調と足並みをそろえた。
海洋への漏洩が問題となっている汚染水処理について、多核種除去装置(ALPS)の活用を提案。ALPSでも除去が難しいトリチウム(三重水素)は、自然の海水に含まれる濃度まで薄めて海へ放出することを求めた。
一方、事故直後の原子炉の状態について、政府が「炉心溶融」の表現を避け続けた事例を指摘。
社会に混乱が広がることを極度に恐れて政府幹部が混乱する「エリートパニック」現象が起こったと分析した。
学会事故調は、原子力の専門家ら約40人で構成し昨年6月に発足。2度の現地調査などにより事故原因などを分析した。
学会員からの意見を踏まえ年内に報告書を正式にまとめ、政府や電力会社に提出する。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130902/dst13090222100025-n1.htm
※キーワード;福島第1原発
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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