2013年9月3日1時10分に朝日新聞から写真付きで、また9月3日18時44分に朝日新聞から、9月4日20時8分に読売新聞から、発生状況に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
前線に南から湿った空気が入り込んで大気が不安定になった影響で、埼玉県越谷市や千葉県野田市などで2日午後2時すぎ、竜巻と見られる突風が吹いた。
警察によると、越谷市内で63人がけがをし、うち7人が頭や足の骨が折れる重傷。野田市では1人が軽いけがをした。
建物被害は、4日の調査で、埼玉県で計1003棟、千葉県で295棟
埼玉は越谷市で全壊13棟、半壊・一部損壊883棟、松伏町で半壊・一部損壊106棟、さいたま市で一部損壊1棟。千葉は野田市で全壊8棟、半壊4棟、一部損壊283棟。
埼玉県や野田市消防本部などによると、竜巻は越谷市で発生後、北東方向へ進み、県境をまたいで野田市に至る15km前後にわたって被害をもたらしたとみられる。
東京電力によると、竜巻の影響で、午後2時15分ごろには埼玉、千葉両県の7市町の約6万7千世帯が停電。3日午前1時現在で、越谷市の約3千世帯で停電が続いている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201309020126.html?ref=com_rnavi_srank
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201309030066.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130904-OYT1T00978.htm
2013年9月3日21時6分に、F2クラスの竜巻だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁は3日、越谷市や野田市などで甚大な被害をもたらした突風は竜巻で、竜巻の強さを示す国際的尺度「藤田スケール」(6段階)で4番目に強い「F2」(風速50~69m)だったと発表した。
同庁職員ら延べ52人による現地調査の結果、竜巻の被害は、さいたま市緑区の埼玉スタジアム付近から茨城県坂東市法師戸のゴルフ場付近まで約19kmにわたり、幅100~200mの範囲で確認された。
被害範囲の約19kmは、記録が残る1961年以降で6番目の長さ。
被災地域では、F2の定義となる住宅の屋根の飛散が複数確認された。
国内では,昨年5月に茨城県常総市で発生した竜巻などの「F3」(風速70~92m)が最大で、F2はそれに次ぐ。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130903-OYT1T01078.htm
2013年9月3日13時46分に読売新聞から、竜巻の移動速度に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁は今回の竜巻について、昨年5月に茨城県つくば市などを襲った竜巻とほぼ同じ時速60km前後で移動した可能性が高いとみている。
「時速50kmで走っていた車と渦が並走して、やがて追い抜いていった」。越谷市付近を自動車で走っていた自営業男性(40)はそう話し、同市袋山の主婦(42)も「ずっと遠くに細く見えていた渦が、あっという間に迫ってきた。1分もかかっていないと思う」と証言するなど、多くの住民が今回の竜巻が速いスピードで迫ってきたと振り返る。
気象庁によると、現地では2日午後2時5分頃には竜巻の渦が目撃され始めている。
住民の証言などから、竜巻は発生から消滅までの約10分間に越谷市小曽川近くから野田市岩名付近にかけて北東方向に進み、被害は約10kmにわたっている。
同庁は、竜巻は時速60km前後の速さで進んでいったとみている。
国内では、1997年9月に高知県で時速144kmで移動する竜巻も確認されており、気象庁は「竜巻としては今回は一般的な速さだ」と説明する。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130903-OYT1T00625.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。