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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201994日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9960/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9959/

 

 

(2019年9月22日 修正1 ;追記)

 

2019913100分に佐賀新聞から、工場内に流出した量は11万ℓだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

油の流出を巡り、現地で調査をした杵藤地区消防本部(武雄市)は10日、約11万3千リットルの油が工場内に流出していたと発表した。

 

県は工場外に流出した油の量を約5万リットルとしていたが、同消防本部はその量を「不明」とした。

 

同消防本部は8月28日午前、工場からの油流出を覚知。

9月3日に総務省消防庁と合同で現地調査を実施した。

 

その結果、熱処理装置の油槽タンクに入っていた焼入油11万130リットルと、金属加工油2980リットルが工場内に流出したことが判明。

同日夕方には、大町町の防災対策連絡会議で報告していたという。

 

県によると、河川砂防課がS鉄工所に確認し、8基の油槽に入っていた計約9万リットルのうち約5万リットルが流出したという回答をもとに8月29日に「5万リットル」と発表したとしている。

 

これに対しS鉄工所は「誰が対応したか分からないが『約半分くらいが流出した』と答えたために約5万リットルという数字になったと推測している。

消防の調査と同様に、外部への流出量は分からない」としている。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/426676 

 

 

92260分に西日本新聞佐賀版からは、事故時の対応状況や過去と今回の対策などが、現場の図解図や今回対策としての鉄製仕切り板の写真付きで下記趣旨でネット配信されていた。

 

30年前にも大雨で油が流出し、建物をかさ上げするなどの対策を取っていた同社。

想定を超えた今回の大雨に、さらに対策を強化して、補償を含めた対応を町と協議している。

 

大雨当時の状況を含めて検証した。

 

大町工場は車と農機具用のボルトを製造。

油槽があるのはボルトの強度を高める熱処理工場(広さ約5千平方メートル)で、24時間体制で稼働。

8基の熱処理炉にそれぞれ深さ約3メートルの油槽が地中にあり、「焼入(やきいれ)炉」を通ったボルトはベルトコンベヤーで油槽に運ばれて冷却。

さらに「焼戻(やきもどし)炉」に運ばれて再び焼かれる。

どの油槽にも密閉用のふたはないという。

 

大雨当日の828日、雨が激しくなったため同社は午前3時ごろ、油槽へのボルトの投入を止めた。

浸水を防ぐため工場北側に土のうを積み、流出の可能性に備えてオイルフェンスを設置。

その後、熱処理の全工程を止めたが、同5時ごろから油槽に水が入り、押し出された油が漏れて同6時半ごろに敷地外への流出が確認された。

 

工場では19907月にも油が流れ出た。

このため熱処理工場の3カ所の搬出入口にあったビニール製のシャッターを鉄製に変えて強化し、建物を数十センチかさ上げした。

 

それでも今回は熱処理工場の内側が約40センチ、外側は約70センチも水に漬かった。

 

同社は「30年前に講じた対策の能力を超え想定外の大雨だった。水かさが増す勢いがすごかった」と説明する。

 

・・・・・

 

同社は再発防止策として、油槽などを囲む形で熱処理工場内に高さ約90センチの鉄柵を設置。

さらに大町工場の東側と南側に総延長約600メートルの常設オイルフェンスを取り付けた。

 

杵藤地区広域市町村圏組合消防本部は防止策を踏まえ、同社に出していた熱処理工場の使用停止命令を今月6日に解除した。

 

操業を止めていた熱処理炉のうち、2基は16日に再稼働。

10月中旬までに全てが再稼働する見込みという。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/545136/ 

 

 

 

(2019年10月12日 修正2 ;追記)

 

2019109823分に佐賀新聞からは、敷地外への流出量は5万ℓだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

佐賀鉄工所は8日、佐賀県内に被害をもたらした8月の記録的大雨で、杵島郡大町町の大町工場から敷地外へ流出した油が推定約5万4千リットルに上るとする調査結果を明らかにした。

 

同社によると、流出前日の8月27日の点検時の記録を基に、熱処理工場内の油槽8基にあった油の量を約10万3千リットルと算出。

このうち、油槽からあふれて工場内に残ったのが、敷地の面積などから約4万9千リットルだったと推定し、外部へ流出した油の量を算出した。

 

油は焼入油「ダフニークエンチGS70」(出光興産)。

10月2日に県へ調査結果を報告している。

 

9月末時点で、油の流出範囲は約98万平方メートル。

農作物では、水稲約26ヘクタール、大豆約15ヘクタール、施設園芸のキュウリ0・2ヘクタールの規模で油が広がり、水稲は約120トンが廃棄処分になった。

 

油の流出量を巡っては、県は当初、工場外に流出した油の量を約5万リットルとしていたが、杵藤地区消防本部(武雄市)はその後、約11万3千リットルが工場内に流出していたとして、工場外への流出量は「不明」としていた。

 

鉄工所も同様に工場外への流出量は「分からない」としていた。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/437962

 

 

10111824分にNHK佐賀からは、工場周囲に塀も巡らせるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

取材に応じた坂田社長は再発防止策としてこれまでに工場内の油槽に浸水を防ぐ鉄板の囲いを設けたことや、来年の梅雨までに工場の周囲にコンクリートなどの塀を巡らせることを説明し、ことし中に、被害にあった住民を対象に説明会を開き、補償に向けた対応を進める考えを示しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20191011/5080004296.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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