2014年8月20日21時35分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月21日付で毎日新聞千葉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時20分ごろ、千葉市花見川区犢橋町の市道にあるマンホールで、作業員が落ちて流されたと、一緒に作業していた男性から119番通報があった。
作業員は誤って転落、流されたとみられ、県警と消防などは約100人体制で捜索したが、行方は分かっていない。
マンホールを管理する同市中央浄化センターによると、流されたのは会社員の男性(28)。
男性は、同市がマンホールの維持管理を委託する民間業者の作業員で、事故当時は計4人でマンホールの清掃をしていた。
警察によると男性は、マンホールの中に架けたアルミ製のはしごに足を掛けて頭だけを地上に出して排水管の清掃作業をしていた。
他の作業員が気付いたときには、姿が見えなくなっていた。
マンホールから地下の水面までは約4.3mあり、水深は約1.5mで、流れが速いという。
同日午後2時10分ごろには、現場から約6.5km下流の花見川終末処理場(同市美浜区)で、男性のものとみられる白いヘルメットが発見された。
会社の内規では、危険な場所では安全帯を身に付けることになっているが、男性は着用していなかったという。
県警と消防は周囲のマンホールと水路の下流域を捜索し、男性の発見を急ぐ。
同センターの担当者は、「現在は安否確認を最優先に進めている。原因を究明し、このようなことが二度と起こらないようにする」と話した
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/209860
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20140821ddlk12040115000c.html
2014年8月21日11時17分にmsn産経ニュースからは、男性が死亡したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は21日までに、マンホールから約6.5km離れた下水の処理場で遺体を発見し、不明になっていた男性(28)と確認した。
誤って中に落ち、流されて溺れたとみて、死因や事故原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140821/dst14082111170009-n1.htm
(2015年4月22日 修正1 ;追記)
2015年4月20日付で千葉テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月20日18時19分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、男性がマンホール内での作業中に墜落して死亡した事件で、千葉労基署は、墜落の防止策をとらなかったとして、男性の上司と勤務先の会社を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、「N社」と44歳の上司で現場の責任者だった男性。
この事件は去年8月20日、N社に勤めていた当時28歳の男性作業員が千葉市花見川区のマンホール内で作業していたところ、バランスを崩して墜落し、下水管内に流されたもの。この翌日、男性作業員は約6km離れた終末処理場で遺体となって発見された。
同署によると、現場のマンホールは地上から水面まで約4mあり、副総括の上司には、作業員に安全帯を使用させるなど、墜落防止の措置をとる義務があったとしている。
深さが2m以上の場所で作業を行う際は、労働者が落ちないように命綱をつけることなどが義務づけられている。
上司の男性は容疑を認めていて、「安全帯が人数分は無く、準備しなかった」「能率優先で対策が疎かになった」などと話しているという。
出典URL
http://www.chiba-tv.com/info/detail/4423
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084188791.html?t=1429566251345
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。