2015年6月8日12時37分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし1月、高知市で当時小学1年生の男の子がバックしてきたごみ収集車にひかれて死亡した事故で、バックの警報音を切って収集業務にあたる状態を放置した過失は重大だなどとして、男の子の両親ら遺族6人が、業務を委託している高知市や、ごみ収集を行う高知市再生資源処理協同組合などに対し、あわせておよそ7300万円の損害賠償を求める訴えを高知地裁に起こした。
この事故は、ことし1月5日、高知市鴨部の市道で当時小学1年生の男児(当時6歳)がバックしてきたごみ収集車にひかれ死亡したもの。
訴状によると、事故当時、ごみ収集にあたっていた職員は、収集車をバックさせたときに鳴る警報音を切り、安全確認が不十分な状態で収集車を運転して、自転車に乗っていた男児をひいたとしている。
そのうえで、市と組合に対して、「職員が警報音を切った状態で運転していたことを漫然と放置していて、過失は重大だ」としている。
男児の父親は、NHKの取材に対し、「事故の説明を求めたが、市は『責任はない』の一点張りだった。責任の所在をはっきりさせたいと思い、提訴に踏み切った」と話している。
高知市は、「訴状は確認できたが、弁護士と相談した上で対応を検討したい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015368911.html?t=1433799593161
2015年1月6日8時18分に高知新聞から、事故当時の状況に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時半ごろ、高知市鴨部の市道で高知市針木東町、鴨田小学校1年のA君(6)が、バックしてきたごみ収集車にひかれた。A君は全身を強く打っており、間もなく死亡が確認された。
警察は、収集車を運転していた団体職員のB容疑者(45)を、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕。容疑を自動車運転処罰法違反(過失致死)に切り替え、事故原因を調べている。
現場は、鴨田小のプール横の市道。
警察などによると、A君は現場近くにある祖父の家から鴨田小学校2年の兄と自転車で遊びに出掛けたといい、事故当時も自転車に乗っていたとみられる。
B容疑者が収集車をバックさせ、ごみステーションに近づこうとしたところ、A君をひいたという。
B容疑者は、高知市から資源・不燃ごみの収集や運搬の委託を受けた高知市再生資源処理協同組合の職員で、当時は1人で業務中だった。
「車をバックさせていたらゴンという音がした」と話しているという。
警察によると、高知市内では2013年6月にも、自転車に乗っていた中学1年の男子生徒が、ごみ収集車にひかれて亡くなる事故が起きている。
出典URL
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=331511&nwIW=1&nwVt=knd
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。