2015年6月7日8時20分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電車の運転士らに熱中症とみられる症状が相次いだため、JR東海は、乗務中に水分を補給した際に義務づけていた報告を不要にした。
今月から在来線で始めている。
JR東海の乗務員は停車中に水分補給が認められているが、飲んだ場合、乗務中の無線報告と業務終了後の報告書の提出が義務づけられていた。
飲んだ時間や場所、理由や乗客の苦情の有無も記していた。
ところが5月下旬、東海道線で運転士や車掌が熱中症とみられる症状で搬送され、電車が緊急停止して乗客が閉じ込められるなどの事態が続いた。
このため、報告を不要にして水分補給を促すことにした。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6554GVH65OIPE021.html
2015年6月10日23時11分に朝日新聞から、報告が義務づけられていた理由について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「遠い昔はパンを食べながら(乗務しているの)が見つかって、お客様に指摘された」。
JR東海の柘植社長は10日の定例記者会見で、乗務員が水分補給をする際に報告を義務づけてきた理由を問われ、こう振り返った。
乗務員のパンやジュースの飲み食いは、「鉄道の歴史上、ずっとあった。乗務中は乗務に専念しなくてはならない」。それで水分補給についても厳しく対応したと説明し、「車を運転中の携帯電話がだめなのと同じだ」と語った。
ただ、同社では5月下旬、熱中症とみられる症状で運転士や車掌が相次ぎ救急搬送されたため、方針転換。
乗務中に水を飲んだら報告書を書くなどのルールをやめ、駅に停車中に水分補給を促すことにした。
柘植社長は、「熱中症との兼ね合い」としている。
一方、クールビズを導入する企業が増え、ノーネクタイ姿のサラリーマンが当たり前になった今でも、同社は運転士や車掌らに夏場のネクタイ着用を義務づけている。
これについて柘植社長は、「接客という観点から、変えるつもりはありません」ときっぱり答えた。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6B6QL3H6BOIPE03B.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。