2015年6月9日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
磐田市は8日、同市大原の上大原集会所で7日、敷地内に設置されている高さ約10mのホースタワーの頂上付近のロープが外れ、掛けていた消防用ホースと金属製フックが下にいた男性2人を直撃し、重傷を負ったと発表した。
このうち、74歳の男性は頭部の陥没と腕を複雑骨折する重傷。もう1人の81歳の男性は頭部を8針縫うけがを負った。
市によると、2人は、地元であった環境美化活動の後、可搬ポンプを試運転し、使用したホースをタワーに掛けていた。
タワーは1990年、使用後の消防用ホースを乾燥させるために設置し、自治会が管理していた。
落下した金属製フックは長さ約30cm、幅約5cm、重さは数kg。ロープはナイロン製で太さ約3cm。
定期点検はしていなかったとみられる。
市は、市内の約150カ所に設置されている全タワーを使用禁止にした。
点検し、不用なタワーの撤去を検討する。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150609/CK2015060902000094.html
6月9日付で毎日新聞静岡版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
磐田市は8日、上大原公会堂(同市大原)で消防用ホースの乾燥に使っているホースタワー(高さ約12m)の頂上付近からホースが落下し、下にいた男性2人が腕の骨を折ったり、頭を縫ったりするけがをする事故が7日にあったと発表した。
市危機管理課によると、7日午前8時10分ごろ、上大原自治会所属の74歳と81歳の男性2人が、ポンプの試運転に使った消防用ホース(約20m)を乾燥させようと金属製のフックをホースに引っかけ、ロープを使ってタワーの頂上付近に引き上げていたところ、ロープが突然切れてホースとフックが頭上に落ちてきた。
同課によると、ホースタワーは合併前の旧磐田市が1990年ごろに設置したものだが、実質的な管理・運用は自治会任せで、定期点検は行っていなかった。
今後、旧磐田市内に約150基あるタワーについて点検するとともに、当面の使用を禁止するよう、各自治会に通知する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20150609ddlk22040136000c.html
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6月9日 静岡新聞
消防用ホース落下 磐田で2人けが
http://www.at-s.com/news/detail/1174203294.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。