2015年5月22日17時3分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月22日16時16分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時前、千葉県館山市の館山港に停泊していた砂利運搬船「光徳丸」で、作業をしていた男性2人が意識不明になっていると、消防に通報があった。
警察によると、60代と20代の男性2人が病院に搬送されたが、いずれも死亡が確認された。
2人は、バラストタンクという船のバランスをとるためのタンクの中で、油圧パイプを交換するため溶接作業をしていたということで、作業中に火柱があがったという。
また、館山港を管理する館山港港湾管理事務所によると、船内で火災が発生したという連絡があったという。
警察などによると、タンク内で油圧パイプの油漏れがみつかり、2人が修理のため溶接作業をしていた。
タンク内からは一酸化炭素が検出されており、警察は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとして捜査している。
港湾管理事務所によると、船は館山市の海運会社のもので、土砂の陸揚げのために、同日朝から停泊していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086833591.html?t=1432331078428
http://www.sankei.com/affairs/news/150522/afr1505220026-n1.html
関連記事のURL
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052201001842.html
http://www.asahi.com/articles/ASH5Q42GSH5QUDCB00L.html
(2015年9月17日 修正1 ;追記)
2015年9月15日12時59分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし5月、館山市の港に停泊していた砂利運搬船「光徳」で、船のバランスをとる「バラストタンク」にある油圧パイプの交換作業を行っていたところ、火災が発生し、作業員の男性2人が一酸化炭素中毒で死亡した。
木更津労基署が調べた結果、ガスの火を噴射して油圧パイプを切断する作業をした際、パイプ内の油を完全に取り除かずに作業を続けたため、油に引火して火災が起きた可能性が高いとして、同署は、市内の船舶修理会社「極洋船舶工業」と55歳の取締役を、労安法違反の疑いで14日、書類送検した。
同署の調べに対し取締役は、「危険だという認識はあったが、そのまま作業を続けてしまった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084956891.html?t=1442348400323
9月15日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
警察は、配管のつなぎ目のボルトをアセチレンガスの溶断装置を使って焼き切ろうとした際に出た炎か火花が作動油に引火して爆発、火災が起きたとみて、詳しい原因を調べている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。