2018年11月14日18時8分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時半ごろ、徳島市幸町のホテル千秋閣などが入っている自治会館で、作業員がエアコンの解体作業を行っていたところ、配管に残っていたフロンガスが漏れ出した。
この事故で、ガスを吸った男性の作業員3人が体調不良を訴えて、病院に運ばれた。
このうち、50代の作業員が一時、全身に脱力感を訴えたが、特に異常はなく、いずれも命に別状はないという。
警察によると、建物の5階にある機械室で、作業員がエアコンの解体作業中に配管を切断したところ、配管内に残っていたフロンガスが漏れ出したということで、事故の詳しい原因を調べている。
ガス漏れのあった自治会館は、地上10階、一部11階建てで、徳島県市町村職員共済組合がホテルも経営し、宿泊用の部屋やレストランなどがある。
建物は現在、耐震工事を進めていて、ホテルは今月1日から休館しているが、建物の中には市町村職員共済組合のフロアなどがあり、ガス漏れがあった時間帯には職員など、およそ50人が建物の中にいたという。
建物の中にいた人は無事避難したが、一時、玄関付近には消防隊員や建物の中にいた人が大勢集まり、複数の消防車や救急車が待機するなど、現場は騒然とした。
【フロンガスとは】
環境省によると、フロンガスは、エアコンや冷蔵庫で熱を冷やすための冷媒として多く用いられていて、フロンガス自体は人体に直接の影響はないものの、一度に大量のフロンガスを吸い込んだり、地下室など密閉された空間に漏れたりした場合は一時的に酸欠状態になり、めまいや気分が悪くなることがあるという。
こうしたフロンガス漏れを防ぐため、現在、フロン排出抑制法により、業務用エアコンの所有者に対して定期的な点検が義務づけられているという。
出典
『フロンガス漏れ 作業員3人搬送』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20181114/8020003482.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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