本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018年11月14日17時16分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
唐津市の唐津赤十字病院に入院していた60代の男性が椅子から転倒して左目を失明したとして、男性の遺族が損害賠償を求めた裁判で、病院側が遺族に解決金を支払うことで和解が成立した。
訴状によると、おととし10月、唐津赤十字病院に入院していた当時65歳の男性が、シーツ交換のため椅子に座っていたところ、転倒して頭を打ち、左目を失明した。
男性の遺族は、看護師が転倒を防ぐ注意義務を怠ったとして、病院を運営する日本赤十字社に2440万円あまりの損害賠償を求めた。
佐賀地裁は今月、「貧血状態だった男性が姿勢を保てなくなる恐れがあることは予見可能だった」などとして和解案を提示し、14日開かれた和解協議で和解が成立した。
解決金の金額は明らかにされていない。
男性は転倒から1年5か月後にガンで死亡していて、遺族の代理人の弁護士は、「解決金は合理的な金額で、病院は事故に対して遺憾の意を示しており、勝訴的和解だと受け止めている」と話している。
唐津赤十字病院の池田事務部長は、「看護師の注意が足りなかったことは遺憾に思っている。和解案は病院としても納得のいくものだった」と話している。
出典
『入院中に転倒し失明 病院と和解』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20181114/5080001943.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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