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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20181116198分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

サッカーの国際親善試合キリンチャレンジカップは16日夜、大分市の大銀ドームで、日本代表(世界ランキング50位)とベネズエラ代表(同29位)が対戦する。

 

しかし、試合開始約1時間前の午後6時半時点になっても、両チームの選手、審判が周辺の交通渋滞によりスタジアムに到着しなかった。

関係者によると、日本代表は午後6時に到着する予定だったという。

 

DF槙野(浦和)は午後6時すぎに自身のツイッターを更新し、「これから代表戦。だが、大渋滞でスタジアム入り出来ていない。皆さんの力が必要です。バスを通して下さい。すいません…お願いします!」とつぶやいた。

 

DF吉田(サウサンプトン)も、「大分自動車道スタジアムへ向かうみなさん、右側車線あけてください!」と自身のツイッターに記した。

 

午後6時45分ごろ、ベネズエラ代表と審判は会場に到着した。

日本代表も午後6時50分ごろに会場入り。

当初の予定より、1時間近く遅れた。

 

キックオフは予定通り、午後7時半。

 

出典

「バスを通して下さい」 森保J、渋滞で会場入り遅れる

https://www.asahi.com/articles/ASLCJ3HPHLCJUTQP00S.html 

 

 

112231分に大分合同新聞からは、渋滞した原因など下記趣旨の詳細な記事が、チケット完売なのに空席が目立つ試合直前のスタジアム写真付きでネット配信されていた。

 

大分市の大分銀行ドームで16日にあったサッカー日本代表の国際親善試合で発生した大渋滞は、国内外に衝撃を与えた。

 

選手は会場入りが大幅に遅れ、対戦国の監督は「先進国でこんな事態が起きるなんて」と唖然。

キックオフに間に合わない観客も多かった。

 

来秋のラグビーワールドカップ(W杯)にも影を落としたトラブルは、どこに原因があったのか。


【パトカーの先導で】


「スタジアム入りできていない」、「右車線を空けてください!」
日本代表が会場入りするはずの午後6時ごろ、渋滞で動かないバスから吉田麻也主将ら選手がツイッターで“SOS”を発信した。


結局、パトカーの先導でベネズエラ代表が着いたのは同7時半のキックオフ45分前、日本は40分前。

相当数の観客が試合開始に間に合わず、観戦できなかった人もいた。


「南米ではよくあるが、先進国の日本であれだけの渋滞が起きたのは意外」。ベネズエラのラファエル・ドゥダメル監督は、試合後、そう漏らした。


【警備員とやりとり】


なぜ大渋滞は起きたのか。

 

県警交通規制課によると、確認したのは午後4時半ごろ。

会場近くの「公園西インター入口」交差点を起点に、多方面に車が連なった。

 

同7時半ごろにピークとなり、最寄りの東九州自動車道の大分米良インターチェンジ(IC)は、大分IC付近まで約10km渋滞。

一般道を含めた総延長は21kmに上った。


会場周辺には計4300台を収容する駐車場が分散しているが、ネックとなったのは高速道から最も近い駐車場。

前売りの駐車券を持っていない車が多く、警備員とのやりとりに時間を要した。

 

他の駐車場へ分岐する同交差点がふさがれ、行き場を失った車が周辺に滞留した。


警察官が緊急で交通整理をしたり、警備員も駐車券の確認を簡略化するなどしたが、追い付かなかった。


【日本協会も認める】


大銀ドームでは、2015年にもサッカー国際親善試合(日本対チュニジア)を同条件で開催。

渋滞は最長で3.5kmだった。


今回の試合は3万3000人超が観戦。

県警は、会場に向かう車両に加え、雨で通常より帰宅ラッシュが激しかったのが要因とみる。


県関係者は、「メディアなどで渋滞や駐車場に関する事前説明が足りなかったのではないか」と指摘。

主催した日本サッカー協会も「周知不足だった」と認める。


【ラグビーW杯不安】


大分は02年のサッカーW杯でも目立ったトラブルはなく、観客輸送のノウハウは国内外で一定の評価があった。

そのイメージが損なわれ、ラグビーW杯で来県を予定する国内外の人たちが不安を抱く可能性は否めない。


大銀ドームは、ラグビーでも会場となる。

県などは周辺の駐車場を開放せず、シャトルバス主体の輸送計画を組んでおり、今回と事情は大きく異なる。


とはいえ、「条件次第で相当な混雑が起きることが実証された。最悪の事態を想定して計画を見直す必要がある」と県警。

サッカー協会の輸送計画にアドバイスをしていただけに、トラブルは人ごとで片付けられない面もある。


ラグビーW杯の開催まで302日。

ホスト県の「危機感」が求められている。

 

出典

駐車場 説明足りず サッカー代表戦渋滞

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/11/22/JD0057537168 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

産業安全とは関係ないが、事前の周知不足などで計画が大幅に狂い、多方面に影響を及ぼした事例として紹介する。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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